神崎くんの能力 電車で見つけたお姉さんを堕としてみる

~電車で見つけたお姉さんを堕としてみる~

 僕が登下校に使っている駅はローカルな無人駅だ。ただ、朝と夕方の混雑時だけは駅員が一人だけいる。とは言え、混雑と言っても、都心の駅のようにラッシュになるような事はないので、駅員はいつものんびりとしていた。

 電車が着く。ドアが開き、人が降りてくる。そして、僕はその電車に乗り込み、家路につくわけだが、今日はたまたまキレイなお姉さんとすれ違った。ブラウン系の地味だか上品そうなスーツを着て、黒いエナメルのハイヒールがお姉さんの足を長く見せいている。長くてちょっとメッシュの入った髪をまとめており、うなじがちょっと色っぽく感じた。顔を見ると、化粧が少々濃い目だ。まつ毛が長く、アイメイクがうまいのか、目がパッチリしている。

 唇は小さめだが、下唇が少しだけ厚い。青みのかかったピンクの口紅の上には、しっとりと濡れたようなグロスがのっており、多分、癖だと思うが時折それを舐める仕草は、ちょっぴり僕の下半身を刺激した。それが僕を電車に乗らせなかった理由だ。

――今日は大変だったわ。システム障害なんていつもの事だけど、今日のは・・・、でもすぐに復旧したし、私もお客さんに怒られなかったから――

 お姉さんの思考が僕の頭に入ってくる。僕はお姉さんに声をかけた。

「すいません、お茶でも如何ですか?」

 突然、年下の男にナンパされたOLのお姉さんは、最初キョトンとした。

――何?ナンパ?冗談じゃない(ちょっと可愛いんじゃない)でも、こんな子に今更(たまには若い男の子と遊びたいわ)でも(ほんと、この子可愛い)――

「どうですか、何ならお食事でも結構ですけど」

――相手は子供っぽいし、食事なんかしても楽しくない(でも男の子と二人きりならとても楽しい)それじゃあ、私、男に飢えてるみたい(男が欲しい)いや、私には彼氏もいるし(でも、この子の方が彼よりも可愛いし)ナンパされてついていくほど軽い女じゃないわ(でもどうしても、この子と二人きりになりたい)えっと、わたし(この子が好き)そうね、可愛い(抱きしめたい)とっても(キスしたい)大好き(愛してる)――

 お姉さんの顔が紅潮し、うっとりとした瞳で僕を見つめる。

「何なら二人きりになれるところに行きましょうか?」

――二人きりになれるところって・・・ホテル?そんな会ったばかりの子と・・・(行きたい)・・・(ホテルに行って、この子を抱きたい)――

 思考が止まった。これは心が混乱している時に起こるんだけど、今、お姉さんの心は空白になってる。相反する思考がぶつかっていると脳がおかしくならないようにリミッターをかけて、思考の流れを止めてしまうんだ。急にびっくりしたり、眠る瞬間とかにも同じことが起きるんだけど、こういう時に無理やり流し込んだ思考は、とても強力に精神に残るようになる。だから、

(この子を愛してる、抱いてキスして、エッチしたい。誰よりもこの子を愛している。今すぐにエッチしたくて、もう我慢できない)

 こんな感じの思考を流した場合、

「いいわ、二人きりになれるところに行きましょう・・・」

 とお姉さんの方からギラギラした目で誘うようになるわけだ。

 僕はお姉さんとぴったりと寄り添うように腕を組み、駅を出て行く。傍から見れば、ホステスが若いツバメを連れているかのようにも見える。それがラブホテルなんかに入っていくもんだから、特に目立って仕方ない。ただ、僕の能力で、僕たちを見た人に僕の顔の印象を消してしまえば、後から面倒なことにはならないから心配はない。

 ホテルの部屋に入った途端、お姉さんは僕を抱きしめ、唇をあわせてきた。甘い息と口紅の匂いが心地よい。どうやら煙草は吸わないらしい。煙草を吸う女とキスすると、息が煙草臭くて、僕は嫌いだ。お姉さんはそうではなくて助かった。

 それにしても、お姉さんのキスは上手い。僕はこの能力で今までに色々な女性を手にいれてきたが、お姉さんのキスの技術はトップクラスだ。僕は一度、百戦錬磨の熟女に本気で狂わされたことがあるが、その時には適わないにしても、お姉さんはそれに近い。キスだけで身体全体が溶けてしまいそうだった。

 唇の柔らかさ、舌のヌメっとした感触、それが僕の口腔内の粘膜を優しく刺激する。僕はお姉さんの思考を読むことすら忘れて、ひたすらお姉さんのキスを貪り続けた。蛭のように唇を吸いあい、緩急をつけて舌を絡ませ、いったいどれだけの唾液を交換しただろう。手を変え品を変え、僕たちはキスだけで30分も時間を費やした。

 一旦、キスを止めると僕はメロメロだったが、お姉さんはもっとメロメロだった。当然ながら口紅は全て僕が体内に吸収してしまった。それでもお姉さんの唇は魅力的で、特に長い時間貪りあったために腫れぼったくなってしまって、僕ならずとも男なら情欲を覚えるに違いない。

「あなたのキス上手よ、いけない子ね、お姉さんをこんなにするなんて・・・」

 少し擦れた声が妙に色っぽい。たぶん、普通の男子高校生なら、この声だけで射精できるかも知れない。でも、冷静に考えてみると歳は二〇代真ん中から後半ぐらいの普通のOLのお姉さんが、こんなに色っぽいのもちょっと妙だ。お姉さんのことを検索してみよう。

 名前は田口美恵、○×証券勤務。へぇ、証券会社なんだ。電話でお客さんの売買注文を受ける仕事か。えっと、彼氏は・・・二九歳で同じ会社の社員。あれ、それと、アメリカ人で五九歳と不倫。・・・そうか、このアメリカ人に調教されてるのか。

 美恵は大学卒業後、○×証券に入社、二年後、今の彼氏とつきあうようになって、結婚も本気で考えるようになってる。実際に彼からプロポーズされたけど、ちょうどその頃、アメリカの親会社から不倫相手が転勤してきてる。

 初めて不倫相手に食事に誘われた時、恵美は自分では制御できないほど欲情した。本人は気づいてないけど、薬か何か盛られたんじゃないかな。そして、最初、嫌悪感を抱いていた不倫相手に抱かれ、滅茶苦茶狂わされたようだ。その後、正気に返った恵美は不倫相手との関係を止めようと何度もしているけど、彼に強引に抱かれる度に狂わされている。それが続く物だから、彼とのセックスが物足りなく感じるようになり、今では身も心も不倫相手に捧げて、彼とは別れようとまで思っているみたいだ。

 若いのにキスが上手いのも、このアメリカ人の不倫相手に教え込まれたんだろう。脳に残っている若い頃の彼女の姿と今を比べると、洋服や化粧まですっかり変わっているみたいだ。

 恐るべし、アメリカ人。

 でも、こういうのは好きだ。性の快楽で洗脳された女を、それよりも強い快楽で洗脳し返すなんて、何て興奮するのだろう。彼氏と別れたがってるみたいだけど、今度はそのアメリカ人とも別れたがるようにしてあげるよ。

 僕はとりあえず、恵美の性感帯を恵美の脳のライブラリから検索し、アメリカ人によって開発された場所を残らず攻めてやることにした。先ず、抱きしめて頬に優しくキスをする。そして、そのままキスを耳にずらしていく。

「あン・・・」

 耳は恵美にとって、最も弱い部分だ。耳たぶを甘く噛んだり、耳を吸ったりする。

「だ、だめぇ・・・あぁン、うン・・・そこ、やめ・・・」
「耳、感じるでしょ?」
「いやぁ・・・」
「感じてるはずですよ」
「あぁ・・・感じ・・・る」

 僕は耳を攻めながら、恵美の服をゆっくりと優しく、一枚一枚丁寧に、まるで皮を剥いでいくかのように慎重に脱がせる。全てを脱がし終えると、小ぶりだが整った胸が揺れている。胸は女性にとって、メジャーな性感帯だ。ただ、どちらかと言えば、胸は性感帯であるという知識によって、感じているような気がするだけの女性も多い。恵美もそうなのだが、胸を優しく揉まれると、包まれているような感覚がして安心するようだ。乳首に軽く刺激を与えるように、胸を揉むと、「はぁぁぁ・・・」というため息にも似た喘ぎ声が漏れた。耳の刺激を弱めると、目がトロ~ンとなって、全身から力が抜けていくのがわかる。

 恵美の性感帯は胸ではなく、わき腹だ。わきの下も感じるらしい。いや、感じるようにさせられた。例のアメリカ人はわきの下からわき腹にかけて舐めるのが好きらしい。わきの下の匂いが好きだと恵美は理解しているようだ。

 僕は鼻でわきの下をつつくように刺激する。つつくたびに、あっ、あっ、と喘ぐところが可愛らしい。そして、舌で激しく舐めると、

「あ、あ、あっ!う~ん、ぁはあ・・・いぃ・・・あぁン!それぇ!いぃあぁぁ」

 と、激しく首を振りながら喘ぎはじめる。さっきまではキレイに束ねてあった髪が、そのために乱れてきた。
 僕は恵美の髪をほどいた。そして、顔をジっと見つめて、

「キレイですね」

 と真面目な顔で言う。それだけで、恵美は顔を真っ赤にして、うつむいてしまう。冷静な時に考えると、馬鹿みたいだが、こういう時の女性には効果があった。

 僕はうつむいた恵美の顔を強引に僕に向かせて、瞳を見つめる。欲情で曇った瞳は、僕を求めているのがわかった。だから、自然と唇と唇があわさる。優しく包み込むようなキス。そして文字通り恵美を包み込むように抱きしめる。優しく、壊れてしまわないように抱き、そしてキスをする。

 恵美の身体が少しだけ震える。軽くイったようだ。精神的な繋がりだけでイかせれば、肉体的な繋がりでイく時は激しいだろう。

 しばらく、僕は恵美の唇を味わっていた。弛緩している恵美は、ただ弱い喘ぎ声を漏らす以外は人形のようだった。それがいつの間にか、僕のズボンの中に手を入れ、ギンギンに硬くなった肉棒をあやすに触っている。

 あまりにキスが甘美だったので、僕はその事に気づかず、突然下半身から湧き上がる心地よい感触に驚く。恵美の指は僕の弱いところを知っているかのように、時には激しく、時には優しく攻めてくる。このままキスを続けていれば、僕は恵美の手に発射してしまうだろう。

 唇を離すと、恵美の瞳は肉食獣の瞳に変わっていた。

「こうすると気持ち良いでしょ・・・、お姉さんに任せて・・・」

 恵美は僕の首筋に吸い付く。それだけで僕は一瞬、我を忘れた。下半身から湧き上がる快楽と、首筋を這う濡れて柔らかい唇が僕から思考能力を奪っていく。無論、それに溺れる僕ではない。

「好きよ、愛してるわ・・・」

 しかし、そう言われると、溺れたいという感情はギリギリのところまで来ていた。

 不利を悟った僕は、能力を使って逃げることにした。恵美の思考にあのアメリカ人のイメージを送り込む。

 すると、僕の首筋を這っていた唇の動きが止まった。そして、僕を濡れた瞳で見上げる。

――ご主人さま、ごめんなさい。私、こんな子供に溺れていたわ。私はあなただけの物、私はあなただけの所有物――

 しかし、指が止まることはない。

――指でイかせれば満足するはず。一度イっちゃえば――

 どちらかと言えば、僕の精力は若いだけあって強いので、一度イッてしまったとしても、何度でも要求しそうだが、とにかく恵美はそう思い、指の動きを激しくした。

 さすがの僕もこれには我慢できない。しかし、逃げようにも、恵美がそれを許してくれず、

「イきなさい、どこにも逃げられないわ・・・あなたは私の指でイくの」

 と暗示をかけるように囁いてくる。確かに、それを続けられたら僕は無様に恵美の指で出してしまうだろう。僕は恵美の股間に手を伸ばす。

 既にびしょびしょに濡れた秘貝は、僕の指を待ちかねたようにパックリ開いていた。この時、僕はかなり追い詰められていたので、最初から持てる技術を総動員して、恵美の秘所を攻め立てた。

――何、すご・・・いぃ!ダメ、感じる、何で?どうして、こんな・・・、あぁ!――
「あっ、あっ、だめぇ、あぁン!あっ、あっ、はぁぁあぁ!い・・・い、い、いぃ」

 恵美の指は止まり、僕の肉棒は解放された。

「あぁ・・・い・・・い・・・イく・・・イっちゃ・・・やめて、ねぇ、だめぇ!イっちゃうからぁ」

 僕は指も止めた。

「え?何で?」

 すると恵美はびっくりしたような顔をしている。突然、僕の指が止まったからだ。

「やめてって言ったでしょ?」
「そんな・・・」

――イきたい・・・して欲しい・・・何でやめちゃうの・・・して――
(お願いすればいい)
――え、何?――
(お願いする。彼にもっとしてと)
――・・・それは、でもして欲しい、でも――
(お願いすればしてもらえる)
「お願・・・」

 そこでアメリカ人のイメージを送る。

――あ!だめ、ご主人さまを裏切っちゃう、私はご主人さまだけの(して欲しい)したい、でもご主人さまは(欲しい)・・・ダメ、わたし、したい。して欲しい――
「お願い、もっとして」
「じゃあ、あなたは僕だけの物になりますか?」
――え?でも、私はご主人さまの物――
「そうでなければ、してあげないよ」
――いや!して欲しい。でも、ご主人さまは――
「んじゃしない」
「いや、して、お願い。そうじゃないとわたし・・・」
「じゃあ、僕だけの物になる?」
「・・・なる。なります。ご主人さま、お願いします、美恵はご主人さまだけの物です」

 元々、恵美は例のアメリカ人に調教されているから、こういうセリフになるんだろう。ご主人さまだけの物か。例のアメリカ人にそう教えられたんだろうな。僕はあまりそういう趣味はないんだけど、美人のお姉さんにそう言われる事は悪い気がしない。

「あぁ!!いぃ、ぃい!イく、イく、イくぅぅ!」

 僕は指を動かす。それから、恵美がイくのは簡単だった。激しく身体が硬直した後、ぐったりと倒れこんだ。

「・・・ごしゅひんらまぁ・・・いひ・・・ごしゅひんらまぁ・・・」

 美恵は幸せそうな顔で、余韻を楽しんでいる。僕は恵美の口元に、僕の肉棒を出した。

「はひ、ごしゅひんらま・・・んご・・・じゅぷ、じゅぷ」

 たぶん、アメリカ人に調教されたのだろう、恵美は自分からそれを口に含む。身体は力が入らないようだが、首から上だけを動かし、ディープスロートした。先ほどは爆発寸前だった僕のだが、少し休憩したので、恵美の巧妙なフェラチオも我慢できる。

 それにしても、アメリカ人恐るべし。恵美のフェラチオはそこらの素人では真似のできないほど技巧に優れていた。喉の奥まで使って咥え込んだと思えば、舌が絡み付いてくる。まるで硬く鍛えた鉄を、その舌や口腔だけで溶かそうとしているかのように、恥も外聞も捨てて肉棒に奉仕する。そして、それを心底喜んでいるようだった。

 僕の能力を使えば、どんな女でもメス奴隷にすることはできる。しかし、例のアメリカ人は薬を使ったとは言え、普通の人間でよくここまで仕込めた物だと関心する。調教の奥の深さに少々感動を覚えた。

「ごしゅひんらま、ろませてくらはい、ごしゅひんさまのせーえき、のまれて」
「え?」

 僕は恵美から肉棒を抜いた。じゅぽんという音がする。

「ご主人さまぁ、恵美に精液を飲ませて下さいませ」

 完全に奴隷になっている。まぁ、良いか。一つ抜いておこう。

「わかった、飲め」
「嬉しい、ありがとうございます」

 恵美は慌てたように貪りつくと、僕の肉棒をしゃぶり始めた。これまで、色々な女を相手してきたが、恵美はトップクラスだ。フェラチオされれば、射精できないなんて事はない。僕は簡単に恵美の口の中に射精した。

「・・・」

 恵美の喉が上下する。僕の精液を嚥下しているのだ。

――美味しい、熱くていっぱいで・・・ご主人さまの若い精液・・・とっても美味しい――

 目が完全にイっちゃってる。頭の中もドロドロになってて、既に性的快楽の追求することしか存在しない。元々マゾ調教を受けている人だから、一度箍が外れると後は堕ちていく一方だ。だから、

「ご主人さま、今度は恵美の淫らなおマ○コに挿れて下さい」

 とか、勝手に言うようになる。何か向こうから勝手に言われると、ちょっと引いてしまう僕だが、だからと言って、放っておくのも僕の若さが許さなかった。

「股を開いて、よく見えるようにしろ」
「はい、ご主人さま」

 美恵は細く引き締まった白い足を大きく開くと、既にこれ以上ないぐらい濡れそぼった秘貝が顔を出した。ピンクぽいが少し黒ずんでいるのは、使い込まれている証拠だろう。いつもはアメリカ人のデカい奴で狂わされているに違いないと思うと、ちょっと興奮する。

 僕のはさっき出したばかりなので、それほど元気はない。すぐに挿れる事は難しいようだ。僕は仰向けになって、

「挿れて欲しいなら、勝手に挿れて良いよ。僕は何もしないけどね」

 とちょっと冷たく突き放す。すると美恵は瞳を輝かせて、僕の上に乗っかり、ふにゃふにゃの肉棒を挿れようとした。

「・・・ん・・・ン・・・入らない」

 そりゃそうだ。勃起してないんだから。

「いやぁ、大きくなってぇ」

 恵美はそう言いながら、僕の肉棒をしごく。焦っているらしく激しいので、ちょっと痛い。あまり効果がないと見ると、

「ねぇン、ご主人さまぁ、チ○ポ大きくして下さいぃ・・・」

 と今度は媚びたように僕の耳にキスをする。そして肉棒をしごく指も、ゆっくりとソフトになっていく。

「はぁ・・・ねぇ・・・ハァん・・・おっきいチ○ポぉ、もっと大きくぅ」

 耳を舐める。ベタベタしているが、それが気持ち良い。

「美恵に大きなチ○ポぉ・・・お願いぃ・・・そしたらぁ、ご主人さまも気持ちよく・・・」

 耳元で年上のお姉さんに色っぽく囁かれては、僕の肉棒も我慢ができないようだ。それに指と手の平を使って、とってもいやらしくしごくから、いつの間にかギンギンになってる。

「あぁン、おっきいぃ・・・ン・・・んふぅ」

 美恵は僕に馬乗りになって、挿れはじめた。最初、眉をしかめてたけど、ヌルンって一気に入ってしまったら、うっとりした顔になって僕を見つめる。

「あ・・・あン・・・熱い・・・ご主人さまのチ○ポ・・・熱いわ・・・」

 騎乗位で腰を振る美恵は、色惚けした雌奴隷そのものだ。自分で自分の胸を揉み、激しく腰が上下に動く。焦点があってない視線は宙を彷徨い、半開きの唇からは涎を垂れ流しているが、本人は気づいていないようだ。

「ん・・・あ・・・いぃ・・・あン・・・」

 座位のような格好になって、恍惚の表情をして喘いでいる美恵を抱き寄せ、その半開きの唇を自分の唇で塞ぐ。途端にネットリとした舌が絡み合い、彼女の腰は一層激しさを増した。僕はそれを止めるように強引に抱きしめ、舌を激しく動かす。

――あぁン、いぃ、気持ちいぃ、もっと、もっと――

「恵美、気持ちいいか?」
「はい、気持ちいい・・・ですぅ、もっとぉ」
「前の主人より気持ちいいのか?」
「え?」
「僕の他に主人がいるだろ?そいつより気持ちいいのか?」
「それは・・・」

 下から激しく突き上げる。

「あぁン!はい、気持ちいいです、ご主人さまが一番気持ちいいです!!」
「なら、もう前の主人は必要ないだろ?」

 僕は彼女の携帯電話を取り、

「今からそいつに電話して、新しい主人ができた事を言え」
「そ、そんな・・・」

 恵美の顔から血が引く。

「できないのか?」
「それは・・・」
「できないなら、ここでさよならだ」

 僕は腰の動きを止めた。

「いや!止めないで、いやぁ」
「なら電話しろ」
――そんな、ご主人さまに電話したら・・・でも、ご主人さまが・・・――
「嫌か、仕方ない」

 僕は彼女から肉棒を抜こうとする。

「いや!お願い、お願いだから」
「なら、電話」
「・・・はい、わかりました」

 美恵が携帯をかける。ここで僕は能力を使う。

(電話で自分が感じていることを言うと、とても気持ち良くなる。電話で喘ぎ声を出し、ご主人さまに犯されている事を詳しく報告すればすれほど、快感を覚える。これまで感じたことがないぐらい感じるようになる)
「あ、もしもし・・・ご主人さま・・・美恵です」

 僕は下から突き上げる。

「ぁあン!いえ、何でもありません(さぁ、新しい主人を紹介しろ)あの・・・わたし・・・あたら・・・いえ、何も」

 なかなか言いづらいようだ。

(ほら、新しい主人を紹介すると、もっと気持ち良くなれる、気持ち良くなりたいだろ?)
「はい、なりたい・・・いえ、あの、ご主人さま、わたし、新しいご主人さまができました、あぁン!!何?いや、気持ちいい!!」
(さぁ、もっと、奴に教えてやれ)
「あぁ、あぁ、わたし、わたしぃ、今、セックス・・・セックスしてもらってるのぉ、あン!気持ちいい・・・イぃン!あ、あぁ、そう、そうです、今、ご主人さまにぃ、セックスしてもらってますぅ。ン、うン、気持ちいいです、はい、とってもぉ、え、あなた?」
(奴は嫌いだ。嫌いで嫌いで仕方ない。ほら、あてつけに、自分が感じてることを教えてやれ、奴なんかより新しい主人の方が気持ちいいって)
「あぁ、ぁ、いいの、そうよ、いい!あんたなんかより、全然、若くて、逞しくて、堅いの、そう、あんたのフニャっとした物よりも、全然・・・あぁ、あン、あン、そう、あたし、ご主人さまにぃ・・・違うわ、あんたなんかご主人さまじゃないもん・・・あぁン・・・ご主人さまぁ、もっと突いてぇ」

 相当気持ち良いらしい。美恵の頭がガクンガクンと上下する。

「はぁン!あン、あン!ごしゅひん・・・さまぁ、イくぅ、イっちゃうぅ、あン、あン、いぃ・・・いぃ・・・あぁン・・・いぃの・・・イきそう・・・いィ・・・イく・・・イく、いぃ、イくぅ」

 美恵が高ぶってきているのを確認すると、今度は正上位に移行し、激しく突くことにした。そろそろ僕もイきたかったし、さすがの僕も限界だ。美恵は携帯を落とし、激しくむせび泣く。頭の中にはもう例のアメリカ人はいない。

「ぁあ!あぁン!、そんな・・・激し・・・イく、イっちゃう、ねぇ、ねぇ、ダメ!ご主人・・・あぁ、あぁ、ぁぁぁあ、イくぅぅぅ、イっちゃぅの、ねぇ、イく・・・ンぁ、ああぁぁ!イ!!」

 美恵はガクンガクンと身体を痙攣させる。膣内が収縮をはじめ、僕の肉棒を絞めつけた。

 じゅぽ!

 僕は肉棒を出し、恍惚の顔をしている彼女の顔に、白い液体をたくさんぶちまける。粘り気のある濃い精液だ。それを恵美は無意識に舐めとった。

 その後、唇と舌で僕の肉棒を掃除させ、一生僕の奴隷になると誓わせた。

< つづく >

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