催眠術師 鋭次01 (12)(13)

(12) パンティを脱がしてもらう途中

「イッてしまったようだな」
 鋭次が、つまらなさそうに、梨華に対して言う。梨華は、スースーと息を整え、じっとしている。
(さて。そろそろ、メインディシュをいただくとするか!!)
 鋭次は、ベッドの上でぐったりしている梨華を見ながら、料理の方法を考えていた。
「次は、パンティを脱がしてやろう!!」
 鋭次が、大きめの声で横たわっている梨華に言った。梨華が、パンティを押さえ、嫌そうな素振りを見せる。
「どうした。嫌なのか?」
 鋭次が、優しく問う。
「ああ・・・鋭次様に、これを脱がされると、私は・・・」
「そうか。しかし、お前は何しにここに来たんだ? ん?」
 再度、梨華に問いかける。
「はい。鋭次様に、”処女を貰っていただくため”に来ました」
「そうだろ。だったら、パンティを脱がなきゃ、だめじゃないか!! さあ、自分で言うんだ!!」
 恥ずかしがる梨華に、促すように言い、リモコンの再生ボタンを押す。
「鋭次様・・・。梨華のパンティを・・・脱がして下さい。お願いします」
 言った後に、恥ずかしそうにうつむいている。
「いいだろう。今から脱がしてやるよ。ただし、脱がし終えるまで抵抗するな!! わかったな?」
 リモコンの再生ボタンを押す。
「はい。鋭次様。パンティを脱がしていただくまで、梨華は、抵抗いたしません」
「よろしい。それでは、上向きになって寝るんだ」
 梨華をベッドに寝かせ、パンティに指を近づける。

 梨華の白いパンティに、鋭次の手が伸びる。鋭次の手は、パンティのデルタ地帯に近づいていった。パンティが、先ほどからびしょ濡れになっているため、あの部分もくっきりと分かる。
 パンティの上から、探るように撫でまわす。ピクン!! と、なる梨華の顔を見ながら、感じる部分を探る。鋭次は、豆状の物体がパンティの下に感じ取れた。
(ふっふっふ! ここか・・・)
 鋭次は、いやらしく、にやつきながら、梨華に言った。
「抵抗しないんだよな?」
 リピート再生ボタンを押す。
「はい。鋭次様。パンティを脱がしていただくまで、梨華は、抵抗いたしません。あっ!! そこは・・・」
 鋭次が、パンティの上から、クリトリスを撫で始めた。パンティが濡れているため、直接触わられている感じがする。
「あーーん。許してーー」
 梨華が、甘い声を出して、助けを求める。しかし、鋭次は、
「ここか? ここか?」
 と、梨華の表情を覗き込みながら、執拗なまでにクリトリスを撫で続けるのだった。
「いや・・・」
 顔を見ながら、感じる所を撫でられる恥ずかしさに梨華は、顔から火の出る思いで、ただひたすら耐えるのだった。しかし、いつまでも撫でられ、いつになったら、やめてもらえるかわからない状態である。梨華は、この状態をやめてもらう為に、切実に言った。
「鋭次様。お願いですから、もうパンティを脱がして下さい。お願いします・・・」
 パンティを脱がせてもらえば、抵抗出来ない状態から、脱出出来ると思っているため、そのように言った。
「いいだろう。そろそろ脱がしてやろうと思っていたんだ」
 鋭次の口からその言葉が出た時は、ホッとしたが、それもつかの間、
「ただし、半分だけだ!!」
 と、付け加えられた。
(どういう事?)
 梨華は、鋭次が何を言いたいのか、解らなかった。

「まず、片方の足だけ脱がしてやるよ。それから、少ししてから、全部脱がしてやるよ。それでいいよな?」
 まだ、片足にパンティが残っている間は、触られるかもしれないが、それも、しばらくすれば、全部脱がしてもらえる。クリトリスを撫で続けられる地獄から解放されるのである。
 梨華は、そのように思い、二つ返事で答えた。
「はい、鋭次様! それでいいです!」

「よしよし。それでは、まず、片足だけ脱がしてやろう」
 そう言って、鋭次は、梨華のパンティを脱がし始めた。膝のあたりまで脱がしてから、左足だけ持ち上げ、左足からパンティを外した。その後、ずれ落ちかかっているパンティを右足の股の所まで引き上げた。そして、優しい声で、梨華の耳元で言う。
「もう少ししたら、全部脱がしてやるからな」
 梨華は、ホッとして、
「はい。鋭次様。ありがとうございます!」
 と、なぜか、お礼まで言っている。しかし、ここで、鋭次の声が、再びいやらしくなった。
「パンティを脱がし終わるまで、抵抗しないんだよな?」
 何か、面白そうに言っている。梨華は、
(また、触られるのね。)
 と、思いつつも、リピート再生ボタンを押されると、再び、
「はい。鋭次様。パンティを脱がしていただくまで、梨華は、抵抗いたしません」
 と、言うのだった。梨華が、とても無防備な状態であると知ったのは、この後である。

(13) 無防備なパンティを脱がしてもらう途中

 ”片足だけ、パンティを着けている”と、いう事実だけで抵抗出来ない。
 実際には、パンティを着けているというより、足にまとわりついているだけである。
 それだけで、また触られるということになるが、今、重要なのは、触られる場所である。
 今は、先ほど片足だけパンティを脱がされたため、大切な所は、まる見えになっている。
 鋭次は、梨華の足を少し開かせ、ゆっくりと手を下半身に近づけた。
「このパンティを着けている間は、まるで、着せ替え人形だな!! 抵抗しないんだからな・・・」
 右足に絡みついているパンティを、ポンポンと叩いて、いやらしく笑いながら言う。
「ゆっくりと可愛がってやるぜ」
 梨華は、その言葉を聞いて、声を出した。
「そんな・・・約束が違います・・・」
「なんだ? 何か約束したか?」
 梨華の言葉に、不機嫌そうに返事する。
「片方の足を脱がしてくだされば、少ししたら、全部脱がしてくれるって、言ったじゃないですか!!」
「それが、どうしたんだ?」
「どうして、”ゆっくり可愛がる”って、言うんですか?!」
 梨華は、怒った口調になっている。
「ほほぉー。そのことか」
 鋭次は、怒ってる感じの梨華に対して、何事もないように言った。
「だ・か・ら、少ししたら、脱がしてやるよ」
「”少し”って、どれくらいなんですか?!」
 梨華は、納得がいかないらしく、口調が尖ってきた。
「そうだなあー。梨華、お前次第だよ」
「えっ? 私・・・次第・・・ですか?」
「そうだ。お前次第だ。”少し”と言ったが、時間は言っていない。1分かもしれないし、1時間かもしれない。お前が、おとなしくしていれば、2・3分したら、脱がしてやる。 しかし、声をあげたり、怒ってたりすると、1時間も2時間もかかってしまう。 全て、お前次第という訳だ。わかったか?」
「・・・・・」
 梨華は、どうしたらいいのかわからなくて、じっと黙っている。
「別に、”黙れ”と言ったわけではないぞ!!」
 黙っている梨華に対して、声を荒らげた。
「ごめんなさい・・・」
 大きな声に驚き、自分が今まで怒っていたことを思いだし、鋭次に、謝った。
「鋭次様。ごめんなさい。梨華が、間違っていました・・・。おとなしくしていますので、よろしくお願いします」
 とうとう梨華は、観念しておとなしくなった。
「そう。わかればいいんだ」
 鋭次は、満足そうに梨華を見下ろした。

「それでは、少し可愛がってやるとするか・・・」
 梨華に聞こえるような声で言い、覚悟させる。下半身のきれいなヘアに指を伸ばし、優しくヘアを撫でる。
「あっ!!」
 恥ずかしい所を撫でられ、思わず声が出る。しかし、”声を出すな”と、言われたので、その後はすぐ声を出さないようにした。しかし、次の瞬間、思わず声が出てしまう。
「あーーー!!」
 クリトリスを直接触り始められたのである。先ほどまでのパンティの上からではなく、今度は、直接触られている。こちらの方が、敏感に感じるのは言うまでもない。必死に声を押し殺そうとしているが、どうしても高い声が出てしまう。
「どうした? おとなしくしているんじゃなかったのか?」
 鋭次が、嫌味っぽく言う。
「あぁ・・・でも・・・あーーー!!」
 梨華が、返事をしている時に、クリトリスをクリクリすると、身をよじって声をあげた。
「声を出している間は、いつまでも可愛がってやるからな」
 梨華に聞こえるような声で言い、困らせる。
「あぁ・・・そんな・・・ あんっ! あんっ!」
 その後もしばらく、梨華に犬の鳴き声のような声を出させ続けるのであった。

「あーーん。あーーん。あんっ! あんっ!」
「だいぶ、濡れてきたようだな」
 鳴き続ける梨華に、次なる試練を言いわたす。
「次は、いよいよ、ここだ!!」
 梨華が、(えっ?)と、問おうとした時、今まで、クリトリスを撫でていた指が、一本入れられたのである。
「あーーー!! そこは!!」
 梨華が、大きい声を出す。
「どうしたんだ? 大きな声を出して!! いつまでも可愛がって欲しいのか? ここがどうしたんだ?」
 ゆっくりと指を抜き差しし、いやらしく質問する。
「そこは・・・そこは・・・」
「どうした? ちゃんと名前があるだろう? きちんと言うんだ!」
 今度は、少し早く指を抜き差しし、恥ずかしい部分の名称を言わせようとする。
「あーーん。そんな・・・言えません・・・」
 顔を真っ赤に染めて答える。
「なんだ、23才にもなって、そんなことも知らないのか!?」
 鋭次が、馬鹿にしたように説明する。
「ここは、”オマンコ”って、いうんだ!! お前の”お願い”を叶えてやる為に、今夜、お前と俺とが、つながる所だ!! わかったか?!」
 重要な一言も、付け加える。
「あぁ・・・そんな事・・・」
 このホテルに来た理由を思いだし、思わず困惑する。
「俺の大きいものを入れる前に、少し慣れてもらわないとな」
 そう言って、もう一本、指をねじ込む。二本の指で、素早く抜き差しを繰り返す。
「あっ あっ あっ あっ」
 梨華の呼吸が早くなる。
「どうした? 気持ちいいのか?」
 なおも、ねじるように指を抜き差しし、表情を覗く。
「あーー いいの。いいぃ・・・」
 梨華が、夢見心地の中でつぶやく。
(そろそろだな・・・)
 梨華が、イキかけているのを見て、指の抜き差しをやめる。
(あんっ?! 終わりなの?)
 気持ちのいい事を中断されて、少し不満気味な梨華であったが、鋭次が、何やらごそごそとしているのも気になった。
 上向きに寝かされている梨華に、鋭次はベッドの上に立ち、仁王立ちになって、全身を見せた。鋭次は、完全に裸であった。そそり立った、20センチ砲が、グロテスクに映る。
 しかし、それを見た梨華は・・・

 この後、ビデオテープでは、カットされるのであるが、ここで、鋭次は、梨華に強い催眠術をかけるのである。
「お前は、俺のモノを見ると、入れて欲しくなる!! 欲しくて、欲しくて、たまらなくなる!!」
 見た瞬間、生理的にそうなるようにして、強いキスによって、梨華は、暗示をかけられた。

 再び、同じ位置に鋭次は立ち、梨華に見せつけるように立った。
「あぁ。なんて、大きいの・・・」
 梨華は、グロテスクなものを見て、ため息をつく。
(早く、あれを、入れて欲しい・・・)
 梨華の中に、激しい衝動が走る。鋭次は、そんな梨華の衝動を知ってて、わざとらしく質問する。
「どうした? 指より、こっちの方が欲しいか?」
 梨華は、鋭次のモノをちらっと見て、欲しくてたまらないのだが、恥ずかしくて答えることが出来ない。
「どうした? 我慢は身体によくないぞ。お前のして欲しい事を全部言うんだ! 楽になるぞ!!」
 鋭次は、梨華に対して、助け船のように言い、リモコンの再生ボタンを押した。

< つづく >

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