第三の眼 第二章

第二章~陥落、そして~

 ぴちゃ、にちゃぴちゃぴちゃ
 教室に不釣合いな淫らな音が響いていた。
「うん…美里、気持ちいいぞ。んっあぁ…」
 すでに美里が俺のモノを銜えてから、数分が経った。
「美里は、フェらが上手いな。こうして、今までも男を落としてきたんだろうな」
「うぅっ うううう うっっうううん うん」
(違う。私はそんなんじゃない)
 と言いたかったが、自分の口に入っているモノを放すことが出来ず、何を言っているか分らなかった。
「おいおい。話すときぐらいしゃぶるのを止めたらいいじゃないか。それとも、俺のモノが恋しくてはなせないとか?本当に淫乱だな」
「うううっ ううん ううっつっっんううん」
(違う。私はこんな汚いモノ恋しくなんか無い)
「うん?早く、ご主人様の精液が欲しいって?わかった。じゃ、いくぞ。全て飲み込めよ」
「ううん ううん ううん~~」
(いやぁ 嫌ぁ やめて~)
 ドクドクドクドク ドクドク ドク
 ゴクッ ゴクッ ゴクッ ゴホッ ゴホ ゴホッ
 飲みきれなかったのか、むせたのか、少量の精液を吐き出した。
「あ~あ、吐き出しちまったか。美里、俺の精液はお前にとって最も大切なものだぞ。 一滴も無駄にするな。ほら、床に落ちた精液を早く舐めろ」
「くっ…」
 美里は床に落ちた精液を舐めるために這いつくばって、ぺろぺろ舐め始めた。
 やがて、全て綺麗になめ終わると、
「も…もう、帰してください。お願いします」
 美里が懇願するような目で俺に話しかけた。
「うん、俺もそろそろ帰ろうかと思ったが…俺は精液を全て飲み込めといったはずだ。しかしお前は、こぼしてしまった。この罰を受けてもらわないとな」
「そ…そんな…」
「悪いのはお前だぜ。あそこで精液を全て飲み込んだら、お前は今頃帰れた筈だ。自分が悪いんだから、しっかり罰を受けろよ」
(まぁ、飲み込んだとしても、帰すつもりは無かったんだがな…)
「じゃあ、反省の言葉を言って貰おうか。
 わたしは、ご主人様に全て精液を飲めと言われたのに、飲めなかった愚かな奴隷です。
 ご主人様の精液は命よりも大切な物のに粗末に扱った事は死に値する罪です。
 ご主人様。どうか、この愚かな奴隷に罰をお与えください。ほら、言え」
「ま…また…そんなことを…」
 パチィン!
 俺が美里の尻を平手で叩く。
「ひゃぅうっ」
「ほら、言えよ」
「わ…わたしは、ご主人様に全て精液を飲めと言われたのに、飲めなかった愚かな奴隷です…」
 パチィン!
「気持ちがこもっていない。やり直し」
「わ…わたしは、ごひゅ人様に…」
 パチィン!
「噛んだから、やり直し」
「わ、わ、わたしは、ご主人様に全て精液を飲めと言われたのに、飲めなかった愚かな奴隷です。
 ご主人様の精液は命よりも大切な物のに粗末に扱った事は死に値する罪です。
 ご主人様。どうか、この愚かな奴隷に罰をお与えください。」
「よし、言えた御褒美だ。」
 パチイィィィン!
「あぅぅう」
 今までで一番の音が響き、美里の尻は真っ赤に染まっていた。
 変な声を叫んで恥ずかしかったのか、少し頬を赤めながら、
「ば…罰は受けたから、帰らせていただきます」
 と、言って、服を着ようとしたが、
「はぁ?今のはお前が反省の言葉をいえなかった罰だ。精液をこぼした罰はこれからだ。じゃあ、股を開いてもらおうか。」
「い…いやぁぁっぁぁっぁぁ」

 美里はM字開脚になり、あそこが丸見えになった。
「美里、お前もしかして、尻を叩かれて感じてるんじゃないだろうな。あそこがヒクヒクしているぜ。まあ、いいや。そろそろ入れさせてもらうぜ」
 俺のモノを美里のあそこへとねじ込んでいく。
 俺は間髪いれずに、根本まで突いた。
「ふぁぁぁあ」
「くっ、中々気持ちいいぜ。締め付けてやがる」
 俺はさらに腰の動きを加速した。
「あぁぁ、奥に、奥にあたって、あぁぁっ」
 パン パァン パァン
 肉と肉のぶつかり合う音が教室に響き渡る。
 誰かに気づかれるかもしれないほど大きい音だったが、二人にとってはどうでもよかった。
「はぁぁん、ああん くふぅん いい いい ちん○いいの~」
 俺もそろそろ限界に来ていた。腰を動かしながら、
「み…美里、中か外どっちにだしてほしい」
 なか…そと…快楽に溺れる中でその二つの言葉から意味を理解した。
「中はだめぇ~。そ…そと…そとに出してぇぇぇぇ」
「そんな頼み方じゃ駄目だろ」
「あぅん、ご…ご主人様、そとに…そ…あぁ 出してください」
「美里は中がいいのか…じゃあ、中に出すぞ。美里、一緒にイクぞ」
「ご主人様、あかちゃんができちゃう。おねがぁぁぁいごひゅじんさまぁ。や…やめてぇぇぇぇぇぇ」

 ドピュッ ドピュッ ドピュッ
「いやぁぁぁっ。ひぃぃぃぃ、中が熱い 熱いよ。あぁぁぁ」
「はぁはぁ、気持ちよかったぞ。美里」
「そんな…あかちゃんが…」
 中に出された事により放心状態になった美里。
「じゃあな。後片付けしておけよ。今日の出来事は誰にも言ってはならないし、紙に書いて知らせるのもだめだ。わかったな」
 ガラガラ ガラガラ
 戸を開け閉めして俺は帰った。
 ちょうど、時間は18時のことだった…

―高級住宅街―

 俺の家はこの住宅街にある。
 俺の家は普通のサラリーマンの家と比べるとそれなりに豪華だが、周りの住宅街と比べるとすこしおちる。
「ただいま~」
「おかえりなさぁ~い。陽君」
「だから、その陽君っていうのやめてくれないかな。恥ずかしいんだけど」
「だってぇ~陽君は陽君なんだもん」
「分った分った、陽君でいいよ」
「今日はごめんね~ 優衣ちゃんが風邪をひいちゃって行けなかった。どうだった」
「まあまあだった。優衣は大丈夫?それと、姉ちゃんは?」
「もう、大丈夫みたい。亜紀ちゃんは部活で帰ってくるのおそいんだって」
「ふ~ん。じゃあ、俺は自分の部屋に戻るから」

 ・・・・・・・

「ふぅ~、ほんと疲れるな」
 俺の母親・涼子はネジが一本抜けているのか口調がゆるい。
 30代中盤だが、身長は低く見た目は10代でもいけそうで、まさに幼妻って所か。
 亜紀は俺の姉貴、優衣は俺の双子の妹。
 亜紀はテニス部で容姿も美しく、ファンも大勢いるみたいだ。
 優衣は見た目もまだまだ幼く可愛いという言葉が似合う。
 ちなみに、俺の父親はそれなりの大企業に勤め、いつのまにやらアメリカ支社の社長になっている。
 年に2週間ほどしか帰ってこず、母親はいつもに寂しそうである。

 食事を終え、風呂へ入り、ベッドへ潜り込んで今日は就寝した。
 さて、次はこの家族か…それともクラスメイトか…
 どちらもいづれは俺の手の…中に

< 第二章完 >

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