星蘭高校科学部実験ファイル ファイル001

ファイル001<美沙>

 カチャカチャカチャ・・・

 氏名・・・石川 美沙(イシカワ ミサ)
 年齢・・・27歳
 職業・・・星蘭高校 職員
 薬品タイプ・・・ZX00936
 効果・・・入力済み紋章の付いた白衣に強く反応。それを着用した者が目の前に現れた際、自分が重病を負った患者と思い込み、治療に関わる全てをその白衣を着た者に頼るしか解決策がないと信じる。その者が発する『診察』及び『治療』を名目とする要求には絶対服従。羞恥心よりも治療の為という思いが先に立ち、いかなることでも受け入れなければならない。その者が現れた際、顔や声の認識は不可能である。また同様にその周囲の人間達の顔や声を認識することも不可能となる。その者が『診察又は治療の終了』を告げると、10分間ほどの深い眠りにつき、起床後はその者による診察及び治療の記憶は全て消去されている。この効果は継続性のものであり、以後その者が現れる度に繰り返し同じような状態になる。

「これでよし・・・っと」
 そう言いながら星蘭高校2年の佐々木 誠は操作中のパソコンのエンタ―キーを押した。

 ここは星蘭高校内の科学部部室である。
 星蘭高校は科学専攻分野では国内はおろか、国際的にも有数の秀才を輩出しており、さらに科学部はその学内でもトップクラスの人間が集う場となっている。

 佐々木 誠はその科学部の中でも異才とうたわれており、彼の独創的な発想はいずれ世界の科学界に大きな影響を及ぼすのではないか・・・という噂も取り沙汰されているほどだ。

 今彼が目の前で取り組んでいるのは、そんな彼の独創的な開発欲の賜物であろうか。
 ただし、彼の中のかなりダークな欲望を叶えるために発揮した開発欲からなる賜物なので、その餌食となる対象者は彼によりどこまで陵辱されることになるのであろうか・・・。

 その発明品とは液体の飲用薬品であり、どこをどういう回路で繋がってそれがどのように作用してこの薬品を生み出すのかは、目の前の装置があまりにも複雑すぎて彼にしか分からないが、その効能は、事前にパソコン内で設定した対象者に対して、そこで設定した効果を溶かし込んだ薬品を対象者に飲ませることで、そのインプットデータのままにコントロールできる・・・という代物である。
 彼にとってもまだ試作段階といったところのようで、まずは身近な対象からということにしたようである。

 その最初の実験台となった石川 美沙は、今年の春からこの星蘭高校の事務系職員として赴任してきた。
 水泳のインターハイで入賞経験を持つ体育会系美女で、セミロングの髪型が良く似合うシャープな顔立ちと、運動で鍛え上げられたメリハリのあるプロポーションに、男子学生一同がその男性的欲求をかなり刺激されている存在である。

 さて、誠はその完成した薬品を市販の栄養ドリンクの空き瓶に詰め、部室を後にし、実験対象である美沙がいる事務室に向かった。

 夕方6時過ぎの学内は、大方の教員や事務員は帰宅しているが、最近赴任したばかりで仕事を覚えることに張り切っている美沙は、この時間も一人で事務室に残っていることが多い。

「失礼します。石川さん、今日も残ってますね。そう思って持って来ましたよ、これ」
「あ、佐々木君、いつもありがとう。効くのよねー、疲れてきた時のその一本」
 誠は栄養ドリンクの蓋を外してから、美沙に手渡した。
 ただし、今日のドリンクはいつもの市販栄養剤ではない。先ほど出来上がったばかりのスペシャルドリンクなのだ。

 この日のために、誠はかなり前から栄養ドリンクの差し入れを繰り返してきた。
 故に、今ではそれが半ば習慣的になっており、美沙の方もいささかも不審がらずにそのスペシャルドリンクを飲み干した。

「うーっ、効くー。なんか、味は同じだけど、いつもより刺激的な感じ」
「それだけ今日は疲れてるってことでしょう。今日はまだ仕事するんですか?」
「まぁね、帰ってもこれといってやることないし、早く仕事に慣れなきゃいけないしね」
「頑張りますね。僕ももう少し研究発表用のレポート仕上げてから帰りますよ」
「佐々木君もすごいよね。3年生達を差し置いて、学校一の天才って評判だよ」
「世界一って言ってくださいよー、なんてね。ま、そういうことで今日はこの辺で」
「うん、ありがとね!今度いつものお礼にお茶とお菓子でも用意しておくね」
「はーい」

 そんな他愛も無いやりとりを残して、誠は事務室を後にして再び部室に戻った。
 そして、用意してあった紋章入りの白衣を身にまとう。
 その紋章とは誠が勝手にデザインした簡素なもので、その画像をパソコン内に取り込んで、薬品に反映させてある。

「服用後20分か・・・そろそろだな」
 白衣をまとったまま、再び事務室へと向かった。
 この白衣は、科学部のユニフォームのようなものなので、それを着たまま誰かとすれ違っても、それに違和感を覚える者は誰もいない。

 事務室をドアの窓越しに覗くと、やはり美沙はまだ一人で作業をしていた。
 誠は先ほどとは違って、今度は無言でドアを開け、室内に入った。
 直後、美沙は誰かが入って来たことに気付いて、誠の方を見た。そして紋章入りの白衣を見てしまった・・・。しばしの沈黙・・・。
 その後、美沙の表情が明らかに先ほどまでのはつらつとしたものから一転して、不安そうな表情になり、
「先生・・・私、治るんでしょうか?」
 いきなり彼女の方から、先ほどまでの会話とは全く噛み合わない言葉を、誠に向かって発してきた。
 そう、彼女は今、誠を誠として認識していない。では誰なのか、それも定かではない。
 ただ単に『自分の重病を治せる唯一のお医者様』という認識しかないのだ。
 インプットしたデータのままに、紋章入りの白衣を着た者の顔も声も誰だかは判定できないのだ。
 しかし、今の彼女にはそんなことはどうでもいいことであり、とにかくすがるべき人間が目の前にいる・・・という事実だけが重要なのだ。

「美沙君、だいぶ不安みたいだね。では、僕の研究室で診察してあげよう」
「はい、是非お願いします」
 誠は自分の開発品の効果に満足を感じ始めている。
 これがどこまで彼女の身体に浸透しているものなのか、これからそれを調べようというのだ。

 研究室・・・すなわち科学部部室の奥には小部屋があり、仮眠用のベッドが一台置いてある。そしてなんとこんな小部屋のために小さなトイレまで備え付けてあるのだ。学内でも一目置かれている科学部は、学校側からも特別待遇を受けており、日曜日や夜遅くまで研究をしている学生のために、こんな部屋も与えてくれている。
 もちろん、中から鍵もかかるようになっているし窓も無いので、一旦入ってしまえば外部からその部屋の中に誰かがいるという確認ができなくなる。

 その小部屋に今、誠と美沙が入ってきた。
「では美沙君。『診察』のためにそのベッドに座って」
「はい」
 美沙はインプットデータにより、『診察』及び『治療』というキーワードには絶対服従という思考回路になっている。
「じゃあ、まず触診から入ろう。君の病気は全身に転移しているから、全身くまなく『診察』と『治療』をしなくてはならないんだ。わかるね?」
「はい・・・」
 さらに不安を高めた表情の美沙。
「でも大丈夫。僕なら治せるから。でも『治療』のために、とても辛い思いをさせるかもしれないけど、頑張れるね?」
「はい、頑張ります」
 すがるべき唯一の存在を前に、とても従順になっている。
「では、『診察』のためにパンツ一枚の姿になって、ベッドに横になりなさい」
「(えっ・・・そんなに脱ぐの!?・・・でも、これは私の病気を治すためのものだから・・・)」
 一瞬の躊躇を見せたが、自分を自分で納得させたようで、薄手のセーターからブラウス、そしてジーンズを脱ぎ、ブラを外した。
 今や美沙はやや小麦色の健康的な肢体に綿生地で上品なレースがフロント部にあしらわれている小さなショーツだけの姿になった。

 27歳とはいえ、水泳で鍛えぬかれた身体はまだまだ引き締まった若々さを十分に保っており、両乳房ともにツンと上向きの乳首を支える十分な張りのある膨らみを有していた。
 美沙は、恥ずかしそうにしながらも、その格好のままベッドに仰向けで横たわった。
 彼女の両乳房は、仰向けになっても高級地鶏の卵黄よろしく、その膨らみを誇ったままだ。さすがに抜群のプロポーションである。
「では『診察』を始めるよ。両手は、そう、身体の横に置いておきなさい」
「はい・・・」
「ではそのままいくつか質問するからね。『診察』に必要なことだから、きちんと答えなきゃだめだよ」
「はい、分かりました」
「美沙は処女かな?」
「(!?・・・なんでそんなことを聞くの?でも・・・診察の為だし答えなきゃ・・・)いえ・・・処女ではないです」
「まぁ、もう27歳だもんな。おっと、これは失礼。では、今彼氏はいるかな?」
「いえ・・・今はいません」
「どれくらい一人身なのかな?」
「(もう・・・先生、変な質問ばかり・・・)一年くらいです」
 誠は不審がる美沙の表情を見透かしたように、
「変なことばかり聞いて済まないね。でも、君の病気は性習慣と密接な関係があるんだよ。この前の『診察』の時にも話したよね?忘れちゃったかな?」
「(えっ・・・そっか、私の病気は性的な問題が多いのね・・・嫌だな・・・)あ、はい。もちろん覚えてます」
「だから、恥ずかしいかもしれないけど、僕もきちんと知っておかないと『治療』に入れないから頑張って答えてね」
「はい、わかりました(先生も頑張ってくれてるんだから、恥ずかしいけどしっかり答えなきゃ!)」
「ご協力ありがとう。では、一年もいないとなると、今まで性欲はオナニーで抑えてたのかな?これは『治療』のために大事な質問だよ」
「(ヤー・・・恥ずかしいよぉ・・・) ・・・はい」
「一週間中で何日くらいかな?」
「えっと・・・4日くらいは・・・」
 美沙の顔は既に真っ赤になり、額にうっすらと汗をかいている。必死で羞恥心と闘っているのだろう。
 黒々とした陰毛がうっすらとその黒い影を覗わせている、白い綿生地のショーツ一枚の姿で、どこも隠すことなく仰向けに寝かせられ、オナニーの回数まで自発的に答えさせられている美沙の姿に、誠は異様な興奮を覚え、これからの陵辱お医者さんごっこにさらに拍車をかけた。

「美沙君、君は週4日もオナニーに耽っているんだね。やはりかなり感染が進んでいるらしいね。これは早急な『治療』が必要なようだ」
「(先生・・・イヤ・・・恥ずかしい、言わないでー)」
「ではさっそく『診察』のための触診に入ろう。胸からいくから力を抜いているんだよ」
「・・・はい」
 誠は一気に両乳房を両手で包み込むようにして、揉み始めた。
 張りのある乳房は、誠の手を跳ね返すかのように弾力があり、実に揉み応えのあるものである。
「あうぅ・・・」
「おや、ずいぶん症状が進んでいるね。いいかい?君の病気はこうやって性感を感じる場所を刺激して、その感覚から分泌される脳内ホルモンを十分に出してあげないといけないんだ。その脳内ホルモンが君の病気の特効薬なんだよ。それしか『治療』の方法がないんだ。だから、今みたいに恥らうという抑制が働いていると、『治療』にならないんだ。もし君が本気で君の病気を治したいなら、恥らうという君の病気を進行させる性の抑制力を外して、思い切り感じまくるしかないんだ。僕は真剣に治そうとしているんだよ」
 かなりいい加減でこじ付け的な解説だが、そんなことはどうでもいいのである。
 今の美沙は、薬の作用により、それら全てを信じて疑わないようになっているのである。
「あ、あぅぅ・・・(そんなぁ・・・私の病気がそんなに進んでいるなんて・・・そしてそれを治す為には、この恥ずかしさを取り払わなきゃならないなんて・・・なんて辛いの・・・でも先生は真剣に私のことを考えてくれてるし・・・あぁ、ホントはこんなに気持ちがいいのを、隠さずに表に出さなきゃいけないなんて・・・)」
「さぁ、美沙君、まだ触診だけど、これも『治療』になるんだよ。一緒に頑張ろう」
「あぁん、うぅ・・・は、はい・・・先生と一緒に、がっ頑張りますぅぅ・・・ああっ!」
「そうだよ、そうやってこの<恥ずかしい>というこの病気特有の苦しみと闘うんだ」
 誠は乳房を揉みしごくペースを速め、更に人差し指で乳首も同時に刺激し始めた。
「ああぁっ!・・・あんっ!」
 今や美沙は両目をキュッと閉じ、眉間にシワを寄せて、その快感を一生懸命表に出そうとしていた。
 この小部屋では、どんなに声を上げようとも外には漏れない。何せ外は科学部部室であり、部室のドアもしっかりと施錠してあるし、見回りの警備員は夜10時以降じゃないと回ってこない。回ってきても、施錠確認と窓から中を覗き込む程度で去っていってしまう。ここはまさに学内の陸の孤島なのだ。

「美沙君、ようやく本気で『治療』を受ける気構えになってくれたようだね」
「は、はいぃ・・・あぁぁん・・・」
「では最も感染が進んでいると思われる部分を『診察』しようか。両膝を立てて、大きく脚を開くんだよ。恥ずかしがったりしたら、また病気が進行するからね」
「あぁ・・・はい・・・」
 一度快感を表に表現したことを先生(誠だが)に優しく受け入れられた安堵感と、病気克服の為の羞恥心破棄という自発意識のもとで、美沙の両脚はなんの躊躇いも無く大きく左右に開かれた。
 白い綿生地に覆われた股間中心部分・・・そこはさすがに一日の生活の中で程よく汚されているようであり、表からも薄らと濃黄色のシミが滲み出しているし、何よりも先ほどからの性感マッサージにより、その濃黄色のシミの更に下、最も中心に近い部分に、今濡れたであろうシミが浮き出てきていた。

「美沙君、『診察』のためにこれから私は君の股間に顔を押し付けるからね。じっとしているんだよ」
「えっ!?(そ、そんなぁ・・・先生、ダメェ・・・そこはまだ洗ってもいないのに・・・)」
 美沙の許可を得ることもなく半ば強引に、その開かれた股間へ鼻を押し付けるように顔を埋め、思い切り匂いを嗅ぎまくり始めた。
 鼻を突く美沙の体内からの分泌物臭に、誠は更に性的興奮を高めた。
 彼は<若さ>という生き物特有の爆発的エネルギーを、幼い頃から内向的な研究欲だけに費やしてきた。故に、性への関心もかなり屈折したものになっており、明るく楽しいセックスだけでは、その欲求が満たされないのだ。
 女体の完全なる征服、対象のプライバシーの剥奪・・・そういったことに特にこだわりを発揮する性癖になってしまっているのである。
 こんな相手に照準を当てられた美沙は、正に気の毒としかいいようがないが、今の彼女は果たしてそれを陵辱とは受け取っていないようである。

「!!・・・先生、イヤァ・・・(ヤダーッ!そんな汚いところ・・・嗅がないでーっ!)」
「美沙君、恥ずかしさと闘うのは本当に辛いよね。でも僕は『治療』のために、敢えてもっと恥ずかしいことをするよ。不本意だが、君とのセックスだって『治療』のためなら辞さない覚悟なんだ。僕だって君の前でこんなことをしたり、下半身を露呈しなきゃいけないかもしれないなんて、とても恥ずかしいんだ。わかるよね?」
「・・・(先生とセックス!?そんな・・・でも、でも・・・病気のためだし・・・こんな恥ずかしさを先生も共有してくれているのよね・・・)」
 美沙はギュッと目を閉じ、必死で己と闘っているようだ。果たして、
「先生・・・先生だってそんなに恥ずかしいのに、勝手言ってごめんなさい・・・私、自分自身や、頑張ってくれている先生のために頑張ります!もうどんなことにも恥ずかしがったりしないように、自分と闘います!」
 美沙の陥落である。
 今回の試薬の成果がここまで強力だとは、誠自身も会心の心持であった。
 今の美沙は、これから誠が行おうとする全ての変態行為を、自ら全力で受け入れようとする従順な性奴隷そのものであった。

「よく言ってくれたね。『治療』のために一緒に頑張ろう」
「はい!」
「じゃあ、次は『治療』のための検査に入るからね。たくさん恥ずかしいこともあるけど、克服しよう」
「はい、頑張ります!」
「では、このパンツを脱がすからね。美沙君だけでは恥ずかしいだろうから、僕も白衣の下は全裸になろう。それなら少しは気が楽だよね」
「はい、ありがとうございます(先生がそんなにしてくれるなんて・・・何だか嬉しい)」
 誠は美沙の汚れたショーツに手をかけ、スルスルと足先へと下ろしていった。美沙もそれを助けるかのように脚の位置を変えて、脱衣行為をスムースにしてくれている。
 美沙の股間付近は、量こそは適量だが、見事に黒光りした陰毛が輝いていた。
 その繁りは、下半身前部のデルタ地帯からその下のスリット部分まで薄らと続いている。
 そのスリット部分の陰毛が先ほどからの刺激で、妖しく濡れ輝いているのは言うまでも無いが・・・。

 ほんの数十分前までは、お互いに顔と名前くらいしか認識していない、ましてや恋愛感情も性的欲求も感じていない(誠は一方的に持ち合わせていたが)関係だったのに、既に白衣の下は全裸になって、興奮の度合いを示すかのように屹立した男根を顕わにしている誠と、何の疑いも持たずに今や自ら全裸でいることを厭わずにベッドに横たわっている美沙・・・。この環境の変化は驚くべきものがある。

「さぁ、それでは『治療』のための検査はまず体力測定からだよ。美沙君はずっとアスリートだったわけだから、これには自信あるよね」
「はい、でももうアスリートではないですけど」
 この異常な環境にもずいぶんと慣れてきたと見え、会話にも余裕が生まれ、少しはにかんだ笑顔も見せながら応答する美沙。
「じゃあ、まずは腕立て伏せからだ。君なら15回くらいはできそうだね。ベッドの上で構わないから、やってみよう」
「はい」
 そう言いながらベッドの上で起き上がり、腕立て伏せのスタート体位へと身体を移行させていく。
「そうそう、そんな感じで手をついて、両足はベッドの端まで開こう」
「はい、こんな感じですか」
「いいね、では腕立て開始!1、2・・・『治療』のための検査資料として、ビデオ撮影するからね。さぁ、続けて」
「撮影もですかぁ・・・(でも、恥ずかしがっちゃダメ!頑張らなきゃ)」
 腕立てを続けつつ、自分に言い聞かせるようにはにかみ笑顔で撮影を受け入れる美沙の姿に、誠は大いに可愛らしさを感じていた。

 ビデオの中に次々と収録されていくのは、全裸で腕立てに励む美女の姿。それもたわわな乳房を一回一回ベッドに押し付けてそれをまた跳ね返して・・・そして股間部分は、普段こんなロケーションで秘密の部分を露呈しないであろうと思われる体位で妖しく光る密壷をしっかりと捉えている。

「では次はブリッジできるかな。背骨の柔軟性を見せてもらおう」
「あ、はい・・・では」
 よっと小さな気合を込めて、美沙は仰向けから大きく仰け反り、両手両足を大きく開いた状態から見事なブリッジを築き上げた。
 美沙の足方向でビデオを構えている誠の眼前に、彼女の黒々としたデルタ地帯が競り上がるように迫ってきた。正に最高のエロティックな光景である。

「見事だね。じゃあ、最後に腹筋力だよ。ただしここでは『治療』のために、恥ずかしさとちょっとした痛みと闘いながらやってもらうよ」
「え・・・あ、はい!(よーし、恥ずかしいなんて言ってられない・・・がんばろっと!)」
「ではそのまま仰向けで、両膝を上げて、そうそこから両足を大きく開いて・・・そうだよ、僕に股間をしっかり見せるんだ。恥ずかしさと闘って!」
 仰向けで両手を頭の後ろに回し、膝を曲げたまま脚を上げて、それを大きく開かされた。
 美沙からはその股間部分と丁度同じ高さに先生(誠)の顔が見える。
 通常なら相当な屈辱だが、彼女はそれを自分で納得して行っているのだ。
 さらに誠は白衣のポケットから、予め用意していた小さなクリップに長い紐が付いたものを取り出した。
 それをなんと、美沙のスリットの内側に潜んでいる両ビラに一方ずつ挟み、左右に引っ張りながら、紐の両端をベッドサイドのパイプに結びつけたのだ。
 これにより、美沙のピンク色のオ○ンコがぱっくりと口を開けた形で誠の眼前に露呈されたことになる。

「美沙君、こんなことされて、痛いし恥ずかしいだろう。でも今の君なら大丈夫だね?」
「あぁ・・・はい(そうよ、こんなことで恥ずかしがっちゃダメ!)」
「よし。さぁ、腹筋開始!」
 何とも変態的な格好で、腹筋に励む美沙。
 科学部部室内の小さな小部屋で、オバカな企画モノAVの1シーンでもあるかのような光景が繰り広げられている。
 回数をこなしていくうちに、筋肉が疲労してきて、腹筋部分がブルブルと痙攣を始める。
 その振動に合わせるかのように、彼女のオ○ンコ内部もヒクヒクと蠢き、両端の紐も振動を受け取っている。
 それら全ての一部始終を、誠は遠距離からまたは至近距離からビデオテープ内に収めているのだ。これこそ彼の女体征服欲、プライバシー剥奪欲の現れであり、この欲求は益々エスカレートしていく。

「よし!よく頑張ったね。いい子だ。次の検査もこの調子で乗り切ろう」
「はい!」
 やはり根っからの体育会系女性なのだろう。一度決意を決めれば、あとはそれを明るく乗り切ろうとするガッツが感じられる。
 誠の生体実験において、最高の被験者であるかもしれない。

「次はもっと恥ずかしいかもしれないけど、『治療』のためには欠かせない検査だ。検尿と検便だよ」
「!?(はぁ・・・やっぱり・・・私、病院の検査でこれが一番嫌いなのよね・・・)」
「どうせ気張ると両方同時に出ちゃうだろうから、この大きな洗面器に跨ってしようね」
「え!?先生、ここでするんですか?(そんなぁ・・・)」
「そうだよ。普通はトイレに行かせてあげるけど、美沙君は羞恥心と闘わなきゃならないからね。僕は一尾始終を見届けるよ。『治療』のためだ。出来るね?」
「・・・はいぃ・・・(エーン・・・頑張らなきゃいけないのは分かるけどぉ・・・こんな格好でこんなところで、先生に見られながらなんて・・・出るわけないじゃない・・・)」
「頑張れるよね!美沙君!」
「えっ、あっ、は、はいっ!(もう!よーし、こうなったら絶対治してみせるんだから!)・・・頑張ってここでします!」
 そう言って、美沙はベッドの上に置かれた一回り大きな洗面器を跨いでしゃがみこんだ。
 そして、そのまま目を閉じ、口もギュッと真一文字に閉じて下半身に力を込める。
「そうだよ。強くなったね。これならいい『治療』に入れそうだ。例えオナラが出ようとも決して怯んじゃだめだよ。一人でトイレの中でしてると思って、思い切り力むんだ」
「(そう・・・私は今一人でトイレの中でしてるの・・・一人で・・・ふぅんっ!)」
 一瞬彼女の表情筋が一気に収縮したかと思うと、勢いよくオシッコが噴出され始めた。それとほぼ同時に、やや控えめなガス漏れ音が鳴った。しかし彼女はその羞恥心を払い除けるかのように、さらに力む方に気を向けている。

 いきなり便を出せ・・・と言われても、そうそう出るものではないらしい。
 開始から約5分。あれからさらに数回の排尿と、数回のオナラを繰り返し、顔を真っ赤にしながら額に汗をにじませ力みつづけている美沙。
 誠は女性の自然排便姿を拝むなんてことは当然初めてなので、女性のプライバシー剥奪欲を大いに掻き立てられ、異常な興奮状態にあった。
 当然その一尾始終を漏らすことなく映像に収めている。

 それから間もなく・・・丁度肛門付近に照準を当て、ズーム撮影していたところ、いきなり肛門が大きく腫れ上がったかと思うと、次の瞬間・・・その中央からまさに何かが生まれ出でるかのように、茶褐色の異臭を放つ物体がメリメリとひり出されてきた。
 さすがに体育会系美女だけに、食欲も旺盛なのだろう。
 それを物語るかのように、見事な質量を誇ったまま洗面器の中に落下した。
「すごいのが出てきたねぇ、おっとこれは失言かな?でもよく恥ずかしさに耐えて出したね。偉いよ」
「やーん・・・先生・・・頑張ったけどやっぱり恥ずかしいよぉ・・・」
「でも、頑張れたんだ。これからももっと恥ずかしさに耐えられるよ。では僕はこれをそこのトイレで分析してくるから、君はそのウェットティッシュできれいに拭いておきなさい」
「はい・・・」

 誠はずっしりと重い洗面器を持って、併設のトイレに入っていった。
「(それにしても・・・あんなに綺麗な顔立ちをしているのに、こんなに臭いものを出すなんて・・・女ってものは想像もつかない生き物だな。うー・・・くさっ!)」
 もとよりそんな汚物で分析などする気もない。早々にトイレに流して小部屋に戻った。
「キレイに拭いたかい?」
「はい・・・」
「分析の結果、尿にも便にも異常はなかったよ。よかったね」
「よかったぁ・・・再検査とか言われたらどうしよう・・・って思ってました」
「ははは・・・まぁ、後日また検査する時もあるだろうけどね。とりあえず検査はこれで終了。ここからいよいよ今日の『治療』に入るよ」
「はい・・・(いよいよ治療かぁ・・・どんなことされるんだろ・・・ちょっと不安だけど、ここまできたら恥ずかしがらずに頑張らなきゃ!)」
 ここまで羞恥心を排除してきたのだから、もうかなり肝が据わった感がある美沙になっていた。
 誠は<頃合よし>と、それを見透かして、
「では、さっき話したように、これから快感の脳内ホルモンをたくさん搾り出すんだ。だから、僕も頑張って『治療』に協力する方法を選択するよ。僕と美沙君で思い切りセックスするんだ。今の君なら、喜んで僕を迎え入れられるよね?」
「・・・はい!(こんなに頑張ってくれた先生となら、何回でもセックスできるもん!)」
 最初の不安な顔などどこへやら・・・満面の明るい笑顔で元気よく肯定の返事を返した。
「(フフフ・・・美沙、そんなに従順に喜んで僕を受け入れてくれるんだね。嬉しいよ)・・・では、さっそく始めよう。まずは僕のコレ(男根を指差して)を大きくしてくれないとできないよね。フェラチオ・・・当然してくれるよね?」
「もちろんです!先生どうぞ」
 ベッドの上に座ったまま、両手を広げて誠を自分の方に誘う美沙。その表情は幸せそうにも見えた。
「ではお願いするよ」
 そう言って、誠も彼女の口に自分の一物を近づける。

 ハム・・・チュバチュバ・・・レロレロ・・・ングッ・・・
 色々な艶かしい音を口内から発しながら、唾液まみれの男根を念入りに舐めまくる美沙。
 やはりそこはこれまで数人の男性と性行為を繰り返してきた27歳の女性である。
 女性との性行為が希薄な誠など、イチコロで昇天させられてしまう勢いだ。
「(ううぅぅ・・・なんて気持ちがいいんだ・・・これが美沙のフェラチオの快感か・・・うぉっ!もうだめだ!発射しそうだ!)・・・う、美沙君、君の熱意に僕が負けそうだ。『治療』のためとはいえ、僕も恥じらいを捨てるよ。まずは君の口の中で一回果ててもいいかな」
「は、はい・・・先生のもこんなに大きくなって・・・いいですよ、どうぞ私の口の中で出しちゃってください」
 その受け入れの言葉とほぼ同時に、堪えきれなくなった誠の一物が美沙の口内で勢いよく爆発した。
「プハァ・・・先生・・・すごい勢い・・・」
「ハハハ、失礼失礼・・・でも全部飲んでくれたんだね。嬉しいよ。これで『治療』にも益々力が入るよ」

 誠の若い男根は、一発果てた程度ではその屹立した勢いは全く萎えていないどころか、益々勢い盛んになっている。
「では美沙君。一緒に最高の『治療』にしよう」
「はい・・・先生」
 誠は全裸の美沙をベッドに横たえ、両脚を抱えて大きく開かせ、既にグチュグチュに濡れている彼女のスリットの奥深くへ一気に挿入させた。
「ハゥっ!・・・あああぁぁぁっ!・・・せ、先生・・・あぅっ!・・・気持ちいいですぅっ!」
 美沙は誠の若く激しいピストン運動に貫かれながら、大きく仰け反り、そしてその快感を全身で表現していた。
 平常の美沙であれば、一学生にこんな痴態を見せるはずもないし、ましてやこんな小部屋に二人きりになる事に対しても拒否感を示したであろう。
 それが今や快感と幸福の絶頂にあるかのような態度を示しているのだ。現に彼女はそれを実感しているであろう。
「あああっ!!・・・先生、もうダメェっ!イッっちゃうぅっ!!・・・あっあっああっ!」
「うぅっ、美沙君、僕ももういきそうだ・・・このまま『治療』のために中で果ててもいいかな?」
「あっああぁぁ・・・は、はい・・・今日は安全日だから・・・だ、大丈夫ですぅ・・・」
「では、一気に今日の『治療』の締めくくりとするからねっ、思い切り快感を感じなさい」
 そして誠は一気にピストンの勢いを強め、さらに美沙の全身を強く抱き締めた。
「あああああっっ!!・・・・」
 美沙の激しい喘ぎが無言の喘ぎになった・・・どうやら昇天したらしい。
 同時に誠の腰の動きも緩慢になり、ほぼ同時に彼女の体内で果てたようである。

 その後、しばらくベッドの上で美沙の身体を拭い、彼女の体内に溜まった精液が逆流してくるのを処理して、元通りの服を着るように命じた。
 そして、二人で再び事務室に戻った。
「では美沙君、さぁ、自分の席について。今日はよく頑張ったね。とてもいい『治療』だったよ。今日はこれで『終わり』だよ」
「はい・・・先生どうもありが・・・と・・・う・・・あれ?・・・・・・・・・」
 お礼の言葉を言い終えると同時に彼女は机に頭を落として、深い眠りについてしまった。
 これも薬の効果である。誠が『今日は終わり』というキーワードを発すると、10分間ほど深い眠りにつき、目覚めた時には一切の『診察』及び『治療』行為に関わること、すなわち、誠が着た紋章つきの白衣を見た時点からの記憶が消去されるようになっている。
 
 美沙が眠りについたのを確認して、誠は彼女のジーパンのフロント部分を大きく開き、脚を少しだけ開かせ、ショーツの中に彼女の右手を差し込んで、そのスリット深くに指を挟み込ませた。
 丁度、オナニーに耽りながら眠ってしまった格好を作り出したのである。
 彼はそのまま事務室を後にした・・・。

 10分後・・・。
「ん?・・・あ、あれ?・・・私・・・(!?)・・・やだっ!私ったら、こんなとこで・・・そんな・・・誰にも見られてないわよね」
 目覚めた美沙は、自分の異常行為に慌てふためいて、ショーツの中から手を抜き、まだ濡れている指先で急いでジーパンのジッパーを上げた。・・・と同時に事務室のドアが開き、巡回の警備員が入ってきた。
「あ、まだ仕事中ですか?ご苦労様ですー」
「あ、い、いえ、もう帰りますから・・・」
 意味もなくしどろもどろになっている美沙を不思議がりながら、警備員は出て行った。
「はぁ・・・私どうかしてるよ・・・ここのところちょっと頑張りすぎたかな・・・(なんか、身体もすごく体力使ったって感じで疲労してるし)・・・そろそろ帰ろっと」

 誠と過ごした異常で熱い時間のことは、彼女の記憶から消去されていた。
 バックを抱えて校庭を門に向けて歩いていく後姿を、誠は3階の照明を落とした科学部部室の窓から見送っていた。
 傍らのパソコンでは、美沙の体力測定から検尿、検便に至る異常な痴態が画面上で上映されている。
 さてさて、この鬼才の次の発明はどのようなものであろうか。
 そして、その毒牙にかかるのは誰であろうか・・・。

< つづく >

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