見習い退魔師ユカリ 16

16.蘇る淫魔

 おじいちゃんに憑依した魔王の触手ペニス、母の陰核が巨大化したクリペニス、そしてインマ君の触手本体が擬態したペニス。いずれ劣らぬ逞しい女泣かせのオチンチンは、家の庭で露出過剰なミニスカセーラー服を着て仰向けに寝そべり、オマンコ丸出し大股開きの痴態を晒した私をローテーションで交替しながら犯しました。女性器とアナル、そして口を犯しては媚薬ザーメンを吐き出す3本のペニスに蹂躙された私は、ビクビクと体を痙攣させながら際限なくアクメに昇り詰め、次第に思考能力を失い悪夢の中でぼんやりと、触手に嬲られて死んでいく自分の運命を諦めていました。

 でも私はちっとも不幸じゃありませんでした。どんなに誤魔化したって、女の子は「イク」のが一番で、絶頂するのが幸福なんです。インマ君に取り憑かれて、イキそうなのにイカせてくれない「尼殺し」を来る日も来る日も味わわされた私は、絶頂を解放される素晴らしさに完全に堕ちてしまいました。

 退魔師を目指して厳しい修行に励み、チャラチャラした同世代の女子を軽蔑して、品行方正な優等生だった私は全く仮の姿だったんです。露出過剰なミニスカセーラー服で学校の階段をゆっくりと上がり、パンチラ、ブラチラ、さらにはマンチラまで見せ付けて、性欲のたまった男子の目線を一身に集め、オカスになってあげるエッチな女子が本当の私。「尼殺し」でイキたい願望に心を奪われ、学校では机やトイレの備品に擦り付け、通学自転車のサドルでも何度もイキ、飼い犬にマンコとアナルを舐めさせて激しく極めてしまう恥知らずでど変態な私が、イキ過ぎて命を失うならば本望だと思うんです。

「やれやれ、最強の退魔師と聞いとったが、呆気ない堕ちっぷりよのう。香澄さん、後で又たっぷりかわいがってあげるから、アンタのクリチンポでユカリちゃんを成仏させてやりんさい。この子はオシリが大好物じゃ、かわいい顔してヘンタイの血は争えんわい」

「ユカリねーちゃんのオシリを開発したげたのはボクでーす。気が狂っちゃう前に、タップリウンコ食べてあげなきゃ」

 ――ああ、オシリ......どヘンタイなユカリは、オシリでイキながら、死んでくの......あん、又よ、又オシリでいっちゃうう!!

 薄れてゆく意識の片隅でぼんやりと聞いた、魔王とインマ君が私のオシリを開発してくれた話。そう、魔物達が開発して「くれた」おかげで、普通の女の子なら一生知らなかった筈のアナルでイキ狂う最高の歓びを知ったんですから、最早思い残すことはありませんでした。本当に全身が震えおののき痙攣しながらのアナル絶頂は、悪魔のもたらす快楽であり、オシリで激しくイキながら、最後に残った意識も消えてしまう、その寸前でした。凜々しい声が私の耳に届いたのは。

「ユカリ、今です! 討ちなさい! 臨兵闘者……」
「皆陣裂在前!」

 それは肥大化したクリトリスが化けたクリチンポで私の陵辱に参加し、恐らくこの世のものとも思えぬ快楽に悩ましい声で喘ぐばかりであった、母香澄が気力を振り絞って私に届けたメッセージでした。昏い意識の闇に落ちる寸前に、奇跡的に届いた声に応え、私も母と一緒に素早く唱和すると目の前には油断した3本のチンポが。私は何も考える余裕もなく、気合いを入れて気を発したちまち消えてゆく魔物の触手を不思議な気持ちで眺めていました。

「ユカリねーちゃん、ひどいや。ボクもっといっぱい、ねーちゃんの出す汁を食べたかったのにな」

 自分が消えてゆく寸前だと言うのにのんびりした口調のインマ君も、私が取り戻した必殺の気を浴びて、陽光の下に置かれた雪のようにアッサリ消滅していきました。すぐには事態が飲み込めなかったんですけど、完堕ちしたフリをしてチャンスを伺っていた母は、私を3本のペニスで輪姦するのがクライマックスと見て、自らも参加しながら魔物達の油断を狙っていたんです。すると、案の定魔物達は油断して、私を拘束していた触手縄の亀甲縛りも、手出しを封じていた結界も緩んでいたため、母の決死の訴えでまだ能力を残していた私の気を活用して魔物を退治。まず一番に葬ったのは、おじいちゃんのペニスに寄生して操っていた魔王で、直撃されて何も言い残すこともなく消えていったのです。

 本体が退治されたため、母のクリペニスを維持していた極細触手もアッサリ消滅。「インマ君」として他とは独立して私を調教していた生意気な淫魔も、最早私の敵ではありませんでした。

 こうして、母の失踪から始まった、魔物を統べる魔王との対決は無事解決。おじいちゃんと母と私の3人で暮らす平穏な日々が戻って来ました。入り婿で大伴家に入ったおじいちゃんがコンプレックスを抱き、母や私を性の対象として見ていたことは大きなショックでしたが、魔物に関わった間の刺激的な記憶は魔物退治と同時に消滅すると言う法則が救い。見ちゃったんですけど、普通の包茎ペニスに戻ったおじいちゃんは、ちょっとエッチだけどとても優しいおじいちゃんに戻ってくれました。

 おじいちゃんも母も、何事もなかったかのように過ごしており、退治された魔物が起こした事は記憶に残らないと言う法則が働いているようで一安心です。私だけは魔物を退治した当事者として全て記憶が残っており、あれは本当にあった事なのか、と首を傾げたくなる事もしばしばです。学校に破廉恥なミニスカセーラーを着て行き、男子の目線を集めて露出の快感を味わってしまった恥ずかしい記憶も、みんなの記憶には残らない筈なので何とか我慢出来ます。ただ自分が確実にエッチな女子である事はよく理解出来ました。オナニーの悪癖もやっぱり密かに毎日こなさないと眠れません。処女じゃなくなったため、膣内に指を入れる行為も解禁し、今私のオナニーは凄い事になってます。おじいちゃんが見たら、心臓発作を起こすんじゃないでしょうか。ど変態マゾなユカリの本気オナニーは、読者の皆さんの想像にお任せします。

 変態丸出しの激しいオナニーと、もう一つの悩みのタネは魔物退治で欲情するのがさらに酷くなった事。修行で母やおじいちゃんが見てる前で小物の魔物を退治して見せるのですが、終わるとすぐトイレに駆け込まねばなりません。笑って見送る彼らも、私のスカートの中がボタボタと汁がこぼれてしまう失禁状態になってる事はもうわかってるでしょう。それは魔物感度の高さを示すのですから。でも、実は母乳までビュッと出しちゃってるのはヒミツです。

 そんな私ですが、長いスカートの真面目な格好で学校に通う優等生ぶりは以前の通りです。だから、その日の朝、私が体調不良で学校を休むと言い出したら、とても心配されました。学校を休んだ事など1日もありませんでしたから。おじいちゃんは「好きな男の子でも出来たんじゃないか」と見当違いな事を言ってましたけど、私にはある予感があったんです。おじいちゃんの言葉は全くの見当違いとは言えません。

 トイレにこもった私は、排泄する体勢で力みました。でも出て来たのはウンコじゃありません。別の穴からゾロゾロと出て来たのは、何と小さな触手の群れです。予感通り、私は魔物の子を出産したのでした。思えば、クロに犯されたあの夜、淫夢で私はエッチな少年に中出しレイプされましたが、あれは本当にインマ君に種付けされたんだと思います。だって、生まれたばかりの赤ちゃん触手はインマ君ソックリの行動を取ったんですから。

「ママー、ママー」

 そうピイピイ言いながら触手達は二手に分かれ、私の体に居場所を作っていきます。股間に残った触手群は、クリトリスを見つけて器用に包皮をどかせるとキュッと巻き付いて鋭い快感を与え、残りの触手はカワイイお子様チンポに擬態して、アソコに寄生を開始します。その心地良さでドクンと愛液が溢れ、触手達は喜んで食べに集まりました。

 ――こんなちっちゃなオチンポで良くなっちゃうなんて、私ってイケないお母さんだわ

 おっぱいの方へ這い上がって行った触手達は、連日の母乳も出ちゃうオナニーでプリプリのグミのようになった両乳首に巻き付いて刺激を与え、たちまちボタボタと噴出し始めた母乳を消化し始めました。

 ――よしよし、イイ子ね。タップリ飲んで大きくなるのよ

 こうして生まれたばかりの「インマ君」の子に授乳しながら、優しく満ち足りた気分を味わった私は、この子達と一緒に生きてゆく決心を固めていたのでした。

< おしまい >

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