つい・すと 昔話5

昔話5 私と真琴さん  私は首都圏の大学に合格した。高校を卒業して、私は北の大地から脱出して(嫌いではなかったけれど、女子中高生には退屈だった)再び上京した。  四月に入ってすぐ、私は入学者説明会に出席するために大学にい

もっと読む

つい・すと 昔話4

昔話4 私と千晶さん  私が千晶さん達と出会ったのは、小四で同じクラスになったときだった。  それまでも女の子の友達はたくさんいて、その友達と同じように千晶さんも私の友達になった。多少、私が強引だった気もするけれど、別に

もっと読む

つい・すと 幕間

幕間 あるマンションにて  水晶には、二人のニンゲンが映っていた。  右はオンナ。左はオトコ。……いや、「まだ」オトコと言った方が正しいかな。二人は海の岩場に腰掛けていた。  とても雰囲気はよかった。「まだ」オトコの方―

もっと読む

つい・すと 昔話2

昔話2 俺と千晶 「ちーあーきー。あーそーぼー」  俺と千晶との最初の記憶といったら、この言葉だ。それこそ、公園で会う度に言っていた。  そしてたいていの場合、俺と千晶は砂場で遊んでいた(稀にマコトも加わっていたが)。千

もっと読む

エデン32

『私からの提案としては、以上です』  エデン32。  文明崩壊後の世界で、人類の生存を確保するために人工的に作ったシェルターの名前だ。  エデン32、エリア1、部屋番号1、通称大会議室。  そこで、四人の男女が、マザーか

もっと読む

記憶のカケラ

プロローグ 「ああ・・・だ、だれ? あっ! いやっ! いやぁぁぁっ!」  女が悲鳴を上げる。  気がつけば男に組み敷かれ屹立を挿入されていた。  すでに男は激しく動いており、濡れきった秘肉は屹立を受け入れてしまっている。

もっと読む

魔本物語 転章

転章 「うふふふ!ああ!やっぱりいい!一気に風格が出てきたわ。さすが私のおまんことあなたのチンポね!」  アルフィーナは、魔本に押し付けられた、チンポが入ったままのマンコの拓を嬉しそうに眺めていた。 「……よかったわね。

もっと読む

魔本物語 第7話

第7話 「アルフィーナ様~♪おマン茶の準備ができました~♪」 「ダメ!全然ダメよ!もっといやらしく!もっと嬉しい感情をこめて!簡単でしょ?」 「いや……。うまく真似てるつもりなんだけど……それに私に感情が無いって知ってる

もっと読む

魔本物語 第6話

第6話 「ですから、本来はいているはずを下着をなぜつけておられないのかと聞いております。後できれば、股の陰毛が、ぼうぼうの上、所々はげていることも説明して頂けますか?」  宮庁官は、激怒するのではなく、冷静に質問を投げか

もっと読む

魔本物語 第5話

第5話  なぜなら、……目の前にいる新しいメイドというのは、メイド服を着た魔本だったからだ。 「これからよろしくおねがいしま~す。アルフィーナ様」  あっけにとられ、何も言えないでいると、宮長官は予定通り、新人の仕事をチ

もっと読む

魔本物語 第4話

第4話  とある国の王宮の一室、そこで、姫と数人の貴族が会議をしていた。だが、その雰囲気は重苦しい。  その理由として、進めている議題が行き詰っていたからだ。だがそれより何より室内の中心にいる人物が、かなり不機嫌だという

もっと読む

魔本物語 第3話

第3話 「ごめんなさい! ひっく! ごめんなさぁあいい! もうしないからあぁ!!」  まったく泣き止む様子のないアルフィーナを見た男たちは、何とか泣き止ませることはできないかと、方法を考え出した。  すると、おマンコに手

もっと読む

魔本物語 第2話

第2話  今宵も、国の誇りと褒め称えられた姫は、魔本によって操られる。自らが描いたみだらな物語の主人公として。 「は~い。アルフィーナちゃん。気持ちよかったかな? 衆人観衆が見てる中、いきなりおしっこ噴出すなんて。はした

もっと読む

魔本物語 第1話

第1話  とある昔、平和な国があった。  聡明な王、気品あふれる優しい王女、忠誠心あふれる優秀な家臣たち。  何の憂いも、問題も無いこの国で最近あるうわさが流れていた。 「深夜、鏡を除くと、淫魔が写り、はしたない姿を見せ

もっと読む