200×年2月PM3:50 駅裏コンビニ内 あっ、久しぶりだね!僕のこと覚えてる? そう、大介だよ! 5年前、君が転校して以来だねぇ・・・なつかしいね! こっちに帰ってきてたんだね。 って君、なんだかすごく格好
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僕と生徒の秘密 第4章
第4章 「ただいまぁ」 「こんばんわ」 教室のドアが開くと同時に、いつもの明るい声が聞こえてくる。 その声に顔を上げると、山村あすかと瀬野崎加奈が並んで教室に入ってきたところだった。 今日は普段よりも少し早めの到着
もっと読む僕と生徒の秘密 章間1 山村あすか
章間1 山村あすか 「帰りました」 木製のドアを開け、広すぎるリビングに入ると、フワッと暖かい空気に迎えられる。 外の寒さが嘘のようで、首に巻きつけた白いマフラーを外す。 「おかえりなさい、あすかさん」 奥のキッチ
もっと読む僕と生徒の秘密 第3章
第3章 ふわふわとした、不思議な感覚。 眠っているような、そうでないような・・・ ・・・遠いところから誰かの声が聞こえてくる。 なんだかとてもいい気持ちになる・・・そんな声・・・ 「・・・加奈、君は目が覚めたら勉
もっと読む僕と生徒の秘密 第2章
第2章 僕は奴隷となったあすかにご褒美をあげることにした。 「あすか...僕の目を見て...」 「あ...」 目を合わせると、あすかの体から全ての力が抜け、表情からは生気が失われる。 深い催眠状態に入ったようだ。
もっと読む僕と生徒の秘密 第1章
第1章 僕の名は桐山大介。 去年高校を卒業し、ろくに仕事もせず、個人塾でアルバイトをして暮らしている。 そんな僕だけど、実は人に言えない秘密があった。 『催眠術』 一般にそう呼ばれているモノがそれだ。 幼少の頃
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