◆第一章.それは運命的な出会いでした。 コーヒーチェーン店、カフェパウ駐車場。 カーティス・グリーンは持ち前のツイストパーマを掻きながら、フレンチローストコーヒーが注がれたタンブラーに口をつける。 寝覚めの悪いあた
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手のひらサイズに収まる肢体。背中に生えたモルフォ蝶のような青い羽。
青いボブカットが少女のようなあどけない顔立ちを縁取り、つぶらな瞳には溢れんばかりの涙を溜めている。
彼女の容姿は、例えるならそう、妖精だった。
人を操る右腕を移植された男、カーティス・グリーンの物語。
今度のターゲットは、国家権力!?