またまた、そのいち 《 1 》 (あ……っ!?) 高校からの帰宅途中、いつもの電車に乗る詩央(しお)の腰に、誰かの手の平がぺたりと触れた。 夕方の帰宅ラッシュアワー、ぎゅうぎゅうの満員電車の中だ。なにかの弾みでも起き
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ふらっぴんぐ・すり~ぱ~ その後の、さん
その後の、さん 《 7 》 ―――― そして『私』は、夢と現実とを重ねる。 「ふうっ、は……あ、ああ……あっ…」 ベッドの上、舞華は二人に責められていた。 「舞華ちゃん、やっぱり、きれ~だねえ」 そう言いながら、里
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その後の、に 《 4 》 ―――― そして『私』は、今日も夢を見る。 夢の中、舞華はひとり、公園のベンチに座って、本を読んでいた。 豊かな木々の緑の合間からのぞく空は晴れ渡り、葉をゆらしながら通り過ぎる風が、気持ち
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その後の、いち 《 1 》 ──―― 夜。『私』は、奴隷になる。 『うんっ、ん……んぁ、……んんっ』 口の中いっぱいに占める生臭い感じのするそれを、舞華は夢中になって唇で吸い、舌でなぞりあげ、頬の内側でこすりあげた。
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後編 《6》 「ああ、が……っ、うううっ……!」 思いの外、痛みはなかった。それでも自分の下半身が収縮し、その侵入者に対して反応をしていることが分かった。 ギリギリと引きつるその中を、熱を持った杭が脈打ちながら突き刺
もっと読むふらっぴんぐ・すり~ぱ~ 前編
前編 《1》 放課後、カバンを背に下駄箱に向かう正田 春人(しょうだ はるひと)に、後ろから声がかけられた。 「ハ~ルく~ん! ちょっと待ってよ~」 ちょっと舌っ足らずな、子供っぽい声だ。 制服の裾を揺らしながら、
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