第五話:海水浴編(上)サトミ、トモコ、アオイ
サトミ
「ケンしゃん…エッチ…」
ぱたん。
「うん?」
サトミの寝言と寝返りで、起こされてしまった。
サトミを見ると、横で仰向けになって、何も掛けずに寝ている。俺はベッド横の電話でルームサービスを頼む。…股を開いてあそこを堂々と見せてると、百年の恋も冷めるぞ。
でも、朝の光に照らされた女の身体はきれいなもんだ。サトミのあそこに手を伸ばすと、すぐに濡れてくる。少し入れるか。サトミを起こさないようにそっと覆いかぶさると、挿入する。
「うん…っ」
「もうちょっと寝てて良いぞ」
「うぅん…エッチ…」
さすがに、身体の中で動いてりゃ起きてくるか。
「キスしてやろうか?」
「して…」
唇を奪うと、舌を絡まさせる。サトミがやめたがらないので、突き上げながらキスを続けていたら、先にイかれてしまった。
ベッドに座って朝食を食ってる間中、サトミはご機嫌だ。
「エッチで起こされるの、いいですね」
「ペニスで女の子を起こすのもなかなか良かったよ」
「彼氏にやってもらえたらいいんですけど…ケンさん相手のときみたいに都合良く濡れないですからねぇ…」
「サトミが起こしてやれば良いじゃん。アキはファラで起こしてくれることあるけど、ありゃいいぜ」
「へー!アキは前は、口とかありえないって言ってたんですよ~。そっか、あのアキがね~。やっぱ、ケンさんとすると色々できるようになるから、ラッキーですよ」
「親子丼とかな」
「それは逆にアキだけです。私は母さんと一緒なんて嫌ですよ!」
サトミが服の下に着込んだ水着は白で飾りの紐がいっぱいのついたものだった。白いから清純で、ストリングズがファッショナブルらしいが、充分エロイので良しとする。
トモコ
集合時間にターミナル駅に行ったらアオイがもう来ていた。大学の外で白衣なのは珍しい。
「う~っす。早いな。その白衣はどうしたの?」
「研究室から直接来た。ヤスオがコンタミ起こしたってヘルプ、夜中にメーリスに流れてたでしょ」
「あー、あれはさっきまで気づかなかった」
とりあえず、アオイを抱きしめると背中をさすり…
「サトミとヤってて電源切ってたからさ」
尻をつかんで、撫で回す。こいつの身体は一級品だから、愛でたくなるのだ。
「でっ、そのサトミを紹介するわ」
というわけで、アオイを離すと、学部時代の後輩でおしりがチャーミングで、今は地方で分譲住宅を売っていて、昨日は俺のペニスを離さなかったサトミと、研究室の同僚で白衣の下はエロいバディで研究室で俺の性欲をいつも処理してくれてるありがたいアオイを互いに紹介する。
「なんでそういう紹介になるんですか?」
「分かりやすいだろ?」
「少なくとも私の分は間違ってない」
「だろ?あとサトミは海水浴場選びとか、いろんな手配とかやってくれた」
「アキが車の手配とか、ほとんどやってくれましたよ~。あ、アキっていうのは…」
「知っている。こないだケンとアキさんとで水着を選びに行った」
「そうなのよ。で、アキが家庭教師してるトモコちゃんって子を連れてくることになってるから」
「あらま、その子もシちゃうんですか?」
「そのつもりだけど、エロい話は俺が振るまで自重してくれる?」
「おはよーございまーす」
元気に声をかけて来たアキが連れて来てるのが、噂のトモコちゃん。
「かわいー!」
「でしょ!でしょ!」
「うわー。マジでアキの言ってた通りの大和撫子だわ。ねえねえ、髪触っていい?」
なのだが、自己紹介もする前にアキとサトミが勝手に盛り上がってる。確かにかわいい。白いワンピースに麦わら帽子。腰まで届く黒い髪。歩き方も優雅なら、自分を差し置いた勝手な盛り上がりに戸惑う様も愛らしい。アキ、グッジョブ!
「あー、自己紹介とかは車に入ってからにしよう。どうせ路駐でしょ?」
「行きましょう。でも、メーターにお金入れといたんで15分は大丈夫ですよ~」
「うをー!髪サラサラ!や、わ、ら、か~い!」
移動中にアキやアオイに耳打ちして、後部座席で二人っきりになる時間を確保する。
「またたきしないで」
で、毎度ながらケータイのメモ帳を開いて始める訳だが、今回は少し趣向を凝らそうかと思う。
「トモコさん、俺がトモコさんにエロいことをしようとしたら、いつでも喜んで受け入れてください」
「ハイ…」
ここから始まるのは同じだ。俺のエロい要求に従わせるのも、体をすぐ反応させるのも、エッチに積極的になるのも、妊娠を心配しないのも同じ。他の用事との調整の仕方、他の男とのエッチとかは、今は省く。アキ達を待たせてるしな。
「俺のエロい要求にトモコさんが答えてくれるのは、変だと思いますか」
「変です。ありえません。常識的に考えて」
「とりあえず俺がエロいことをしたがったら、トモコさんがそれに答えたくなったりするのは、恋愛感情とかそうものとは関係ありません。変といえば確かに変です」
「ハイ…」
「トモコさん以外にも俺のエロい要求に無条件で従う女の人がいるかもしれません。変だと思いますか?」
「多分…」
「トモコさんもそういう他の女の人も、変は変ですから、俺や、トモコさんの同類じゃない人、あるいは俺が気にしなくていいと言った人以外には必ず隠してください」
「ハイ…」
つまり、俺が股開けつったら喜んで開くのは同じにして、ただそれを自然に受け入れるっつーのは後回しにしたわけだ。どうなるかな?
あ、あと一個追加しよう。
「俺がトモコさんにエッチなことをしているときは、質問に正直に答えてくださいね~」
「ハイ…」
車を出て、アキ達と相談する。
「トモコさんは後部座席に載せて、アキと俺の間に座らせておきたいんだけれど、サトミかアオイに運転お願いできないかな?」
「私は寝不足だから止めといた方がいい」
「は~い!私が運転します!」
「なら、運転はサトミに任せるわ。アオイは助手席で休んでもらおう」
トモコちゃんをアキとの間に挟んだら、とりあえず行動に出る。といっても脚を撫で回させてもらうくらいだが。エロくないと思われたら面倒くさいので、ちゃんとスカートの中にも手を伸ばす。うん、スベスベしてて気持ちよい。
トモコちゃんが驚きながらこっちをこっちを見上げてくるので、ウインクしてあげる。はにかんで目を逸らすなんて可愛いじゃない。
「じゃあ、すぐ出発しますね」
サトミが喜々として車を発進させる。サトミが運転好きだとは知らなかったな。
「後部座席の人もシートベルト着けてくださいね~」
発進前にいえよ…とりあえず、トモコちゃんから手を離す。
「トモコさん、あなたのことはみんな知らないから、トモコさんから自己紹介してくれないかな?ちなみに私はアオイで、そこにいるケンと同じ研究室で修士課程やってる。アキとは一回一緒に買い物がしたことあるけど、サトミとは今日初めて会った」
「あ、はい。私はルター記念女学院3年のトモコです。先月18になりました。アキさんには週2で大学受験に向けて勉強を見てもらってます。今日はアキさんのお誘いで…」
とりあえず、高速に乗るまではトモコちゃんと皆は普通にエロくない自己紹介とかして仲良くさせておく。アキとトモコちゃんがお互い誉めあってくれるので、楽だ。でも、トモコちゃんが注目を集めていると、ちょっかいが出しにくい。
とりあえず、お尻の後ろに手を伸ばしたり、背中をさすったりするけど、これでは俺が不満だ。
…正攻法でいくか。
「いやいや、アキから聞いてたけど、トモコちゃん本当にスタイル良いですよね。男としてはこんなセクシーな女の子は放っておけないなぁ」
「え、いや、あの…」
とりあえず、スカートの中に右手を突っ込むと内股を撫でる。
「な!その、なっ!え?」
「長い黒髪もほんと、男をそそらせるよね~」
人が見ていなかったときと反応が違うけれど、気にしない。髪をかきわけて左腕を腕の下を通して、服の上から左胸を掴む。
「きゃっ!」
「スレンダーに見えて普通に胸あるねー?C?」
「あ、Cです…けど…」
「Dくらいに成長すると、もう2割モテるよ~まだ18だし頑張ってみたら?」
「いや、もてるとかそういう問題じゃ…」
顔が真っ赤で可愛い。素直じゃないのもたまには良いねぇ~
「トモちゃん、もしかして困ってる?」
アキが心配そうに聞いてきた。
「こ、困ってるっていうか…」
「ごめん!もしかしてケンさんに触られるの嫌だったりする?」
「嫌っていうか…」
「ケンさん!すぐ手を離し…」
「アキ、ちょっと待って!」
アキ達とは受け入れ方が違うからな。そりゃ気になるわな。
「トモコちゃん。俺が水着の下に手を伸ばしたら、怒る?」
「え?」
ボトムの縁に沿って手を滑らす。
「怒るっつーなら止めるよ?止めて欲しいなら止めろって言えばいい。俺止めるから」
「…」
「触られるのが嫌だったなら、謝るよ。触られたくない娘に触る趣味は無いから」
「…」
水着の上から、股を撫でる。
「じゃあ、水着の下な」
水着の下に手を突っ込みヴァギナをそっと覆う。ちょっとだけど、ちゃんと湿ってるな。
「トモコちゃんは処女?はっきり答えて」
「処女です…」
顔は茹で蛸のように真っ赤だ。
「アキ、そのせいだよ。経験が無いから、受け入れないといけない事が多すぎてテンパってるんだ。一回エッチすれば素直になるって」
「良かったー」
アキは本当にホッとしている。
「トモちゃんに良かれと思ってしたことがセクハラになったかと思って…あ~ビックリした」
セクハラじゃくてレイプだがな。
「皆さんと同じって…きゃっ」
ちなみに、今の音は中に指を一本入れた事への初々しい反応。今朝のサトミなんかペニス入れてもむにゃむにゃ言ってただけだからな。
「うちら3人もケンにエロいことされるのに目がないのよ。ここのサトミさんも昨晩はケンとずっとエッチしてたし」
「え?なに?気が散るから、運転中に名前呼ばないで」
「すまん」
ずっと様子を見てたアオイが軽く説明する。サトミがなぜか喋らないと思ってたら話を聞いてなかったのか。一心不乱に前方を見つめているのは怖いぞ。ちゃんとサイドミラーも見ろ。
「だから、まっ、トモコさんも慣れるよ。きっと」
トモコさんはまだアオイのアドバイスを素直に受け入れられる状態では無いようだが。
「ま、そういうことで。18で処女ね~さすがはルー記。大学デビューで捨てる気だったとか?」
「す、捨てるとか…そういうのは結婚相手に…」
「へ~。固いねぇ。じゃあ、結婚するまでは俺としかエッチしないのか~こりゃ、責任重いな」
「トモちゃん、ケンさんに一杯かわいがってもらいなさいね」
トモコさんはアキに頭をなでなでされる。
「アキさ、トモコちゃんの胸に直に触れる方法って無いよね?」
「う~ん。そうですね。脇の下からも手は入らないですし…首筋からガバって行けばいいんじゃないですか?それが無理ならトモちゃんがワンピース脱ぐしか無いかな」
「じゃあ、よっこらせ」
おっ、届いた。もみもみする。
「トモコちゃん、本当にキレイでセクシー。こりゃ、エッチしなくても彼氏にゃ困んないよ。まあ、浮気はされるかもしれないけれど」
ほっぺや首筋にもチューしてあげよう。
「しかし、反応無いね。俺はトモコちゃんが喜んでいるの知ってるから良いけど、旦那さん相手にこうだと、旦那さん自信無くしちゃうよ?」
さっきから、トモコちゃんは茹で蛸状態で、一言も喋らない。下はもう指2本入れられてるし、ビショビショなのだが。
「未来の旦那様のために、ちゃんと開発してあげないといけないね」
唇を奪い、舌も奪う。おお、絡ませてきた。ぎこちないけど、初々しくていいね。目もやっととろけてきたかな。下もなんとか3本入るようになった。
「そろそろ下の準備ができて来たようだがら、そろそろ本番にしようか」
トモコちゃんのサンダルを脱がせてから、よいしょっ、と脚を掴んで俺の方に引き上げる。
「はい、膝立てて。肩はユキに預けといて」
後部座席で横にさせると、ワンピースをめくりあげる。おっと、縞ビキニか。
トモコちゃんは恥ずかしすぎて顔を手で隠している。でも、
「下を脱がすがら、腰あげて」
と言われると、素直に腰を浮かせてくれるのだが。ヴァギナを露出させると、髪が引っ張られないようにまとめてたユキが口を出してくる。
「トモちゃん、こんなに濡れてるんだから、そんな痛くならないよ。ね、安心して。あと、ペニスは見といた方がドキドキするから見ときなさい」
そういいながら、トモコちゃんの手を顔からのけてしまう。ナイスだ。こっちもその方が興奮する。すぐ下を脱がなければ。
…なんかこちょこちょトモコちゃんに耳打ちしているな。
座席の上に膝立ちになり、上におおいかぶさると、トモコちゃんが久しぶりに声を出した。
「あ…あの…」
「うん?どうした?」
「優しく…して下さい」
「分かった」
もう一回キスを奪う。
「優しくしてやるから。深呼吸して、落ち着いて楽しみな」
トモコちゃんが深呼吸を終えてから、ゆっくりと挿入する。
「きゃっ!」
「痛い?」
「ちょっと…ひゃっ?」
「半分入ったからね」
「は…イ…」
「とりあえず、全部入れちゃおう」
「う…」
優しくすると言いつつ、入れちゃった方が早そうなので入れとく。
「全部入ったよ。痛い?」
「少し…なんか切れたみたいな…」
「引いていいかな?」
「痛っ!」
「ごめんごめん。引くのは止めとこ」
濡れてても痛いもんは痛いか。仕方ない。入れっぱなしでいこう。とりあえず、手を握ってあげたり、首筋を舐めてあげたりしてあげる。
「う…ん…」
「俺に抱きついてごらん」
ぐに、と抱きついてくれたので、背中をさすってやる。
「今日は痛くても、すぐに気持ちよくしてやるから」
耳元で囁いてあげる。身体の反応が薄いなら、耳から脳に働きかけてやらんと。
「その…」
「トモコちゃんとっても可愛いから、何回でもシてあげる。安心しな」
「あの…」
「いっぱいシて欲しいでしょ?」
「優しくしてくれます?」
「優しくしてあげるよ」
「だったら、何回でもシてください…」
言わせるのは良いねぇ!と思ったら…唇を奪われて、舌も絡ませられた。まあ、こいつは他の技は知らんからな。
エロイ台詞と、拙いながらも積極的な舌使いのおかげで、無事、トモコちゃんの中に射精できた。
アオイ
砂浜に到着すると、レジャーシートを広げ、パラソルを設置する。完璧だ。
みんな服を脱いで、水着になる。
…こりゃ、ちょっとどころでなく壮観な長めだ。
背は高くないし、痩せてもいないけど、普通に可愛らしいサトミは白くてストリングスのついたビキニのおかげで、中々セクシーである。
アキの赤くてキラキラした水着は巨乳の上半分をむき出しで強調してエロい。
スレンダーなトモコの腰まで届く黒髪と縞ビキニと組み合せのギャップも良い。
ボン・キュ・ボンなアオイは乳首と局部しか隠さない黒いマイクロビキニで…
「皆さん、日焼け止め塗ってます?私はもう塗ったんですけど、一応持ってきました~焼く人にはオイルもありますよ」
俺とアオイ以外は済ませてきてたようだが、アオイが
「私はせっかくだから焼こうかな」
と言い出したので、サトミの持って来てくれたオイルを皆で塗ってあげることにした。
「どんなもの食べたらこんな身体になるんですか?」
「じゃがりこ、とかかな」
「こいつは生まれつきエッチな身体なんだよ。水着の下は俺がやるから残しといて」
「ハイハイ。でも、水着の下なんてほとんど無いですよ?」
「いいんだ。男のロマンの問題だから」
ひっくり返して塗り終わったときのアオイの感想は「4人だと早いな。楽だし」だった。
「次は俺に日焼け止め塗ってくれる?」
「それくらい自分でやればいいんじゃないですか?」
「女の子に塗ってもらうのも男のロマンなの!」
という訳で、4人の水着美女に日焼け止めを塗ってもらう。…やっぱりいいものだ。
「じゃあ、水着の下は私がやろう」
「…いや、そこまで隅々にやらんでいいぞ、アオイ」
「先に乳首を立たせようとしたのはお前だ」
「すぐ立ったくせに」
「こっちもすぐに勃ってるぞ」
「テメー犯すぞ」
そんなことされると興奮して抱き寄せてしまうじゃないか。
「ハイハイ。勝手にやっててください」
という訳で、アキ達がかぶせてくれたレジャーシートの下で、アオイの身体を堪能させてもらうことにした。
サヤ
軽く水遊びをして身体を濡らした後に、ビーチボールをすることになった。つーても、誰かが落としたら罰ゲームと称して俺が(性的に)いじりに行ったり、俺がいじっていると誰かが俺にビーチボール当ててきたりするんで、まともに続かないが。
そんなキャッハウフフな遊びをしていたら、
「あなた達!」
邪魔された。ちょっとはしゃぎ過ぎたかな?
< つづく >