第五幕 中編
「うっ・・・・あ、朝なの?」
私はこの部屋にたった1つある窓から入る光で目覚めた。
私は体中を襲う虚脱感から昨日あったおぞましき凌辱が本当にあったことだと伝えてきた。
「おいおい、よく見ろよ。
今は朝じゃなくて夕方だぜ・・・・・・ずいぶん朝寝坊なこったな」
またあの男!断りもなく女性の寝顔を見ないでください!と言おうとふり返った、しかしその言葉は私の口からは出てこなかった。
振り向いて、目に入ってきたあの男の姿は以前とはかなり違っていた。
体中がボロボロで右腕も肘から先がなかった。
「なっ・・・!?」
「ああ、この格好のことか? この城の奪還と俺を浄化しようと聖炎隊が2人と約二千人の大部隊で攻めてきやがったんだ。 まあ、こっちもストックしておいたブラッド・デビルが大分やられちまったが 相手の方も三分の二以上は減らしてやったから、目的を阻止したこっちの勝ちだな」
「でもそのケガでは、もう戦えないでしょう?
いさぎよく降参してはいかがですか?」
私はたっぷりと嫌味を込めて言ってやった。
「プクククッ、それって嫌味のつもり?
吸血鬼は不死身だと習わなかったのかな?・・・・・見ていろ」
そう言って、あの男は目を閉じた。
すると男の体中の傷口から闇のオーラが吹き出し、瞬く間に傷が治っていった。
十秒とたたない内に傷は消え去り、失っていた右腕も元通りになっていた。
「ほら!どうだ?
傷を簡単に治せるんだ。
たとえ、朝でも太陽に当たらなければ苦労もなく、簡単に再生できるんだぜ。
お前の仲間もすぐに挽肉にしてやるよ・・・・おっと女の場合は同じ牝奴隷だな」
その言葉に憤りを覚え、反論しようとしたとき、ドアがノックされた。
ドアを開け、入ってきたのはリリーだった。
「失礼します。 ご主人様、御食事の用意ができました。 隊長の御食事ももう少しで出来上がるので、もう少々お待ちくださいませ」
「わかった・・・・・元隊長さん、お前の分は夜のために多めに用意するように手配しておいた・・・・せいぜい気張ることだな・・・・・くっくっくっくっ・・・・」
あの男はそう言うと部屋から出ていった。
「くぅ・・・・あっ・・・・」
伯爵は途中の廊下で壁に寄りかかっていた。
「ご主人様、戦いが終わってから処女の血を召し上がっていない上に今はまだ太陽が沈んでいません。 なぜあのような無茶を?灰になってしまいますよ?」
「調教中は絶対に弱みを見せちゃあいけない。 調教っていうのは相手を下においてこそ発揮するもんだからな・・・・・」
そう、伯爵の傷は普通の吸血鬼ならすでに灰になっていても不思議はないほどの深くひどい傷であった。
彼が子供の姿で普通の吸血鬼以上の魔力が満ち溢れていたからこそ生きているのである。
「しかし、あのジジィとオッサン・・・・・結構いやらしい手を使ってくるな・・・・」
「はい、あの2人は自分勝手すぎて問題になっていましたから・・・・」
リリーは伯爵に肩を貸しながら歩いていく。
「たしかに、大型ゴーレムを数体陽動に使い、一番の実力者は敵の頭を狙う・・・・ 効果的な戦い方だが、数の多い戦いでは指揮官が抜けるのは問題がある」
伯爵は一息つきながら観察した感想を口ずさむ
「ゴーレムは造物主の簡単な命令しか受け付けない。 しかも、でかいから周りが配慮して動くしかないが、うちの連中の動きと反応は人間を越えてるから、のろまなゴーレムの攻撃は当たらねぇ。 人間はいい標的だな・・・・・たぶんそのことを知っていたな、あの2人・・・・」
「だがしかし、城を落とすときは効果的だな。 城は動かないし、でかいゴーレムはそう簡単には壊れないしな。 止めるに止められないか・・・・その上で俺を足止めするというわけだ」
伯爵は大広間につき、奪った玉座に座った。
「ゴーレムはなんとか破壊できたし、相手の数も減った。 これで城を破壊されて太陽に灼かれることはなくなった」
伯爵の座った玉座の前のテーブルには顔を青白くした少女が投げ出された格好で放置されていた。
「人数を集められると鬱陶しいな。 さて、どうするかな・・・・・・・そういやぁ、敷地内に散らばってたゴミ共はどうした?」
「はい、中庭の一角に集めておきました」
リリーは玉座の横に佇みながら返答した。
「よし、そいつらを利用して連中の戦力を削って遊ぶとしよう。 ゴミ共に呪詛の三十番を掛けてブラッド・デビルのエサにしろ」
「呪詛の三十番というと、感染式催眠呪詛ですか? 約30分で20人に感染していく奴を?」
「ああ、そうだ。 ついでにいろいろと仕込むとするかな・・・・・術式八番パターンEの“環となりて待て”と術式四番パターンD“近づきし者に刃の洗礼を”を組み込んでみるか・・・・・。 結構大がかりになるから大型魔法陣Hの七を用意しとけよ。 出来上がったら城の外、100メートル付近に仕掛けるとしよう」
伯爵は悪戯を思いついた子供特有の笑顔で語り続ける。
と、そのとき、饒舌な伯爵の体がふらついた。
「ご主人様、そろそろ御食事をいたしませんと灰になってしまいます」
「そうだな・・・・・・それじゃあ、少し食すとするか・・・・・・・」
伯爵はテーブルの上に横たわる少女の頭をわし掴み、ノドを出させた。
「それでメニューは?」
「はい、今日のメニューはこの城の三姉妹が元王女の末子サリー・ククルアン・ジョスターナ様でございます」
青ざめた少女はガタガタと震えていたが声は出なかった。
まるで生まれたての子ウサギのようだった。
その姿は儚く、今にもかき消えてしまいそうだ。
儚いモノを踏みにじる瞬間はなんとも言えない甘美なるときだ・・・・。
「ふふふっ、心配するな、痛みはない。 お前はなんにも感じることもなく死ぬんだ。 狂うこともなく静かに、暗闇に沈んでいくように・・・・・。 ただ、ただ、離れゆく現実感と共にお前は死ぬ。 寂しくはないぞ、すぐに父君や母君、大勢の家臣達に会えるんだからな・・・・・」
そう言うと伯爵は元王女の首筋にかじりつき、血を啜り始めた。
すぐに憔悴していた伯爵の体が一瞬で精気を吹き出し、元王女は目と口を大きく見開き、頬は紅潮していく
「はははははっ、流石は処女の血だ! どんどん力が沸いてくるぜ!」
伯爵はしばらくの間、力み続けた。
「よし、もうしばらくしたら施術を行う。 ニーナも傷を回復したら手伝うように言っておけ」
「はい、わかりました、ご主人様」
リリーは受け答えると広間を後にした。
「さてと、俺も食事を終わらせるとするかな・・・・」
伯爵が顔を向けると、すでに王女としての仮面を捨てた一匹の牝が発情と期待の眼差しを向けていた。
「ふふふっ、気分が変わったぜ。 どうせ死ぬんだったら、この世の最高の快楽を味わってからにしてやろう。 あの世とやらでどんなにすごかったか、両親へのいい手みやげにするんだな」
伯爵は再び哀れなる元王女の首に己が牙を伸ばすと同時に触手を作り出しまだ幼さの残る体に女としての傷をつけ始めた。
一方、その頃ネリアは・・・・・・・。
「遅い・・・・」
ぽつりっ、とつぶやいていた。
「いくら吸血鬼が夜型だとはいえ、遅すぎる。 人間は主に昼型なのだから、来るなら早めにきてくれないと・・・・」
全くこれだから闇夜の眷属は・・・・・となにかブツブツ言っていた。
寝不足は肌にも悪いから早く寝たいのだが、迂闊に寝ていたらなにをされるかわかったもんじゃない・・・・。
ん・・・気配が・・・・上から・・・・・?
すぐに上を向いたが、なにもいなかった。
「フゥッ」
「わっ!?」
急に後ろから耳に息を吹きかけられた。
慌ててふり返ったがそこには誰もいなかった。
「あははははっ、こっちですよ、こ・っ・ち♪」
上から声がして振り向いても、やはり誰もいない。
私は部屋を見回そうと顔を下ろした。
「バアッ!!」
「ひゃいっ!?」
私はその不意打ちに、心の準備が出来ずに無様にしりもちをついてしまった。
私は急いで立ち上がろうとしたが・・・・・いかん、腰がぬけてしまった・・・・・・・情けない・・・・・・。
「あはははははっ!!! 相変わらずいい反応してますねぇ、隊長?」
「うっ・・・・」
反論したいが、腰をぬかしてしまった手前、なにも言えない・・・・・・。
「ど、どうやら、人外になっても性格は変わらないようですね、ラップル」
見上げるとそこには薄い藍色の髪を左右でまとめた隊内最年少の少女、ラップル・サイモンが立っていた。
教団最年少の団員で戦闘が出来るのは、このラップルだけだ。
そして一番の問題児でもあった。
この子はとにかく、人を驚かすのが好きなのだ。
かく言う私も何度驚かされたことか・・・・・・。
実は人外になって少しは変わるかな?と思っていたのだが・・・・・・。
「今夜はあなたが相手ですか?」
「そ~で~すッ♪ さ~て時間も押してきていますし、さっさとやりましょうか」
「いくらなんでもそんなテンションで出来るわけないでしょうッ!」
「大丈夫♪ そんな心配は指二本で解決です♪」
ラップルが言いながら指をパチンッと鳴らした瞬間、
「はうっ!くぅ・・・・かふぅあッ・・・うぅん・・・・」
体が急に火照りだし、立っていられずに膝を折ってしまった。
「エヘヘッ、どうですか? 今まで受けてきた快楽の奔流は・・・・・っていうか、不思議に思わなかったんですか? 眠りから目覚めたとき、一切の余韻や疲れがないことに・・・・」
「!!!」
確かにラップルの言うとおりだ・・・・。
目覚めたときはすっかり体調が戻ってるし、頭の中もすっきりしていた。
「これもご主人様のはからいですよ。 “簡単に堕ちてしまってはつまらないし、堕とす瞬間・・・・幕引きは俺、自らが直々にやってやる“っとね・・・・・・・。 そう言うわけで私達は下準備にというわけです。 これでいきなりの激しいプレイも大丈夫ですよ」
ラップルは快楽の余波で身動きの出来ない私をベッドに運びこんだ。
「脱がすのも面倒なんで、手っ取り早く溶かしちゃいますね」
私は快楽の余韻に翻弄され、意味が解らずラップルを見つめた。
「解らないって顔をしていますね・・・・・今見せてあげますよ♪」
すると突然ラップルの服は水のように溶け出し、瞬く間に彼女の体の一部になった。
「ふふふふっ、私は元から服は着ていないんですよ。 私がご主人様から頂いた名は“ジェリー”・・・・・ラップル・ジェリー・サイモン。 細胞の自由融解、自在形成、さらに・・・・・・」
彼女は体を変形させつつ、おしゃべりをしながら私の服に手だか触手だかわからないモノを触れさせてきた。
「なっ!?」
彼女の触れた部分があっという間に溶け出した。
「・・・・酸濃度の変化、融解物の吸収などがご主人様から頂いた私の能力です♪ どうですか? これだと簡単に裸にできてとっても楽なんですよ。 ああ、隊長の綺麗なお肌には傷もつけませんからご安心を」
そう宣言するとラップルは自分の体を大きく拡げて私を包み込んできた。
「くぅ、はぁう・・・・・」
透明な水玉の中に閉じこめられ、私の服は一瞬で溶かされた。
それだけではなく、包み込んできたラップルの体は人肌程度の温度を保ちながらいやらしく私の体を擦ってきた。
「ふあぅ・・・くあぁ・・・・んん・・・」
快楽の残り香から再び火をつけられ、じわじわと快感のボルテージが上がっていくのがわかる。
「ふふふっ・・・・隊長の体、汗の味がして美味しいですよ・・・・。 そろそろ中も洗ってあげちゃいます♪」
「ひぅんッ!?」
ラップルの体の流れが変わり、私の股間を集中的に擦り始めた。
「うあっ!・・んん!・・・ひぅ!・・・んあぁ・・・」
ラップルが作り出す快楽の流れは劇的に快感を増幅していった。
「んんあっ!・・・ふぅっぐ!・・・くうぁっ!・・・・」
おかしい・・・・・さっきから何度もイっているのに体がさらなる快感を求めてる!?
以前ならすでに気絶しているほどイってるのに・・・・・。
「一応、言っておきますがトラップワードに引っ掛からなければ大きくイけませんからね。 それまでは小刻みにイき続けてドンドン蓄積されていきますから」
まるで心の中を読んだかのようにラップルが注意してくる。
「あ、なんで解るのか?って顔ですね♪ ん~?あえて言うなら“女の感”ですかね♪」
ふぁう、ば、化け物の感じゃなくて?
「あ、今なんか失礼なこと考えましたね? お仕置きですよ♪お・仕・置・き・♪」
その言葉と同時にラップルの体の流れが変化した。
私の両手首、両足首、太股、両肩に圧迫感が発生し、除々に体が開いてきたのだ。
「ほ~ら♪ご開帳♪ごっ、かっ、いっ、ちょっ、うっ♪」
私の体が開いていくと同時に、私の体を包んでいたラップルの体が薄く、細くなっていった。
私は脱出しようともがいたが、快感と予想以上の力でビクともしなかった。
まるで透明な縄で縛られてるみたいだ・・・・。
「ふふふっ、これで御自分でもよく見えるでしょう。 外側の洗浄も終わったことだし、次は中の洗浄をしちゃいます♪」
「えっ!?んむぅっ!!??」
宣言と同時にラップルはキスをしてきた。
私は驚愕と快感で対応ができず、ラップルの舌を深く差し込まれてしまった。
「んぐぅっえ!?」
ラップルの舌で私の舌は押さえ付けられ、唾液を強制的に飲まされる。
しかし、その唾液は普通の唾液よりずっと粘性が高く、意思のあるかのように私の食道を通過していく。
「ふふふっ、今流し込んでいるのは唾液でもある私の一部なんですよ。 このまま中をきれいにしちゃいますからね。 壊れないでくださいよ?」
ラップルのお腹の辺りに別の口が出てきて話しかけてきた。
その間にもラップルの体の一部はどんどん中に侵入してきた。
「そろそろいいかな?」
ラップルは口を離した。
「うえええっ!!うえええっ!!」
私はラップルの体の一部を吐き出そうと力んだが、逆に周りの内壁に逆らうようにラップルの体の一部は奥に進んでいった。
「イギィッ!!」
ラップルの体の一部は胃を通過し、さらに内臓まで進んできた。
「んふふふっ、どうですか?
中から内臓を犯されるのは?」
「エウッ!!だ、だして!中からだしてぇ!
お、おねが、いううう!!」
「んふふふふっ・・・・・い・や・で・す・♪ そろそろ出て来る頃ですね」
「んんん!!!ふぅっぐぅぅ!!!!」
ラップルの体の一部はすでに直腸の中にきており、私の肛門から出ようと必死に蠢いている。
「あ~あ、素直に出さないとかわいそうじゃないです・・・・・・か!!!」
ズブリュゥッ!!!!
「ひぎゃあ!!!」
ラップルは勢い良く私の肛門に変化させた指を突き入れてきた。
「んふふふっ・・・・これで出てこれますねぇ・・・・・」
そのままラップルは指を曲げながら引き抜いた。
「はぅうっ!!!!」
と同時に私の肛門から透明な水飴のようなものがズルズルと這いだしてきた。
私はそれを切ろうと括約筋に力は入らずまったくもって切れなかった。
「やっとでてきた♪握手♪握手」
ラップルは出てきた自分の一部と楽しそうに握手を交わした。
「隊長もしますか?握手・・・」
「し、しません!!」
「あらら・・・・そんなこと言うと・・・・」
「ひぃうっ!!!」
「ほら、すねて引っ込んじゃいましたよ。
もう一回引きずり出しましょうね」
「ぐぅぅぅぅぅぅ・・・・・」
ラップルは再び肛門に指を突き入れ引っ張り出してきた。
「あれ?また引っ込んじゃいましたね・・・・相手をしてもらってうれしいのかな? それともお外がいやなのかな?・・・・・・隊長はどっちだと思いますか?」
無邪気な笑顔で聞いてきてはいるがそれはあきらかにワザとやっているようにしか見えなし、聞こえない。
私はその遊びに感じた違和感を振り払うようにラップルの質問を無視した。
「隊長も気に入らないようですね・・・・・・・あっ!そうだ。 こうすればたぶん両方気に入りますよね」
「きゃうっ!」
ラップルは私の性器に新たな自分の一部をのせて、まだ腸内に残り続ける自分の一部とくっつけた。
すると、
「ひうぅぅぅぅ!!くあうううう!!!あくぅっう、ぎいぃぃぃぃぃ!!!!」
ズムリュ、ジュム、ズヂュゥ・・・・・・
女陰唇に張り付いた方が直腸内に残った方を引っ張り出そうとし、逆に直腸内の方は女陰唇に張り付いた方を引き込もうとしてきた。
しかも、両方とも一進一退で引き合うということはなく、行っては戻り、戻りは行っては、をくり返している。
「んふふふ・・・・・どうやら気に入ったみたいですねぇ・・・・・。 でも、そろそろ私も直接感じたいから次にいきましょうね・・・・・・」
ラップルは私の拘束を解き、元の姿に戻った。
「では、まず準備しましょうね、ンチュゥ・・・・」
「んむぅ!」
再び、私の口を塞ぎ、舌を絡めてくる。
チュクッ、ピチュ、プチュ、クチュ・・・・・
二度目に迎えた彼女の舌はほんのり甘く、いつまでも絡ませあいたい気分になる。
私は自ら舌を進め、自分から彼女の唾液を飲み出した。
そのうち、私の体に何度目かの違和感が起き始めた。
私はその違和感の正体を目で探し始めたがすぐにわかった。
なんと、その違和感の正体は私のお腹だった。
私のお腹は普段の二倍以上の大きさになっていて、まだ膨らみ続けていた。
「んむぅ~!?ふむむむぅ!?」
「ああ、気づいたんですか? それならそろそろいいですかね」
チュポンッ、と彼女は私とキスをしていた口を離した。
「げほっ!げほっ!な、なにこれ?」
「隊長の細胞を少し操作して限界ぎりぎりまで私の水分を送り込んだんですよ。 ちなみに除々に直腸に降っていきますから」
「なっ!?」
「これで下準備は終わりました。 お次は・・・・む~~・・・・・チェイアッ!」
ズルゥリッ!
「キャッ!?」
いきなり、ラップルの下腹部が伸びてすぐさま立派な男根を形成した。
それは細身だが60cm以上もある長根だった。
私は昨日のことを思い出し、慌てて目を反らした。
「ああ、大丈夫ですよ。 トラップワードは一度処理されたら、ご主人様じゃなければ発動させることはできません。 ああ、それと私が任されたワードは『排泄の快感』です。 それじゃあ・・・・・・」
びゅるるるるるるるるるる!!!!
今度はラップルの腕だけが変化し、いくつかの細い紐状になり、私の四肢を縛り、対面座位に固定した。
「・・・・・・・頑張って耐えてくださいね♪」
ズジュリュッッッ!!!!!
「おふぅッ!!!」
ラップルのいちもつは長いが硬さはないため、圧迫感はあったが衝撃はそれほどではなかった。
しかも、ラップルは挿入れただけで動こうとはしなかった。
グキュゥルルルルル、グココココッ!!!!
「なっ!?んぐぅぅぅ・・・・・」
盛大な音とともに急激な便意が襲ってくると同時にラップルの長根が除々に太くなって私の直腸を圧迫してきた。
「んふふふふっ、別に動けなかったわけではないんですよ・・・・・。 下準備にした私の一部が腸まで降りてきて水分が減り、粘度が高くなって排泄されようとしているんです。 減った水分は中に挿入してある私の一部が吸収しているから、除々に太くなっていきますよ」
その言葉通りにだんだんとラップルのいちもつは大きくなり始め、私の直腸を拡げていく。
次第に私の便意も高まってきた。
「んふふふふっ・・・・・今抜いても簡単には漏らしそうはありませんねぇ・・・・。 それなら出しやすいように運動させてあげますよ・・・・・」
グミュリ、グニグニグニ、ムニュムニュ・・・・・・。
「ふぅああああああ!!!! や、やめれぇ、も、もまないれぇ、くふぅあ!」
ラップルは私の肥大化したお腹を激しく揉んできた。
「んふふふふっ、さらにだめ押しを加えちゃいます♪」
ラップルはゆっくりと腰を動かし始め、直接直腸に衝撃を加えてきた。
「ふぐぅ、い、いやぁ・・・・つ、つかないでぇ・・・・・」
「それじゃあ、そろそろ出してもらいますかね・・・・・・・・」
にゅぶりっ・・・・・。
「はふぅ、はぁ、はぁ・・・・・・ふぅくっ、あ・・・・」
グキュルルルルルッ・・・・・・。
ラップルがいちもつを抜くと直腸に溜まっていた彼女の体の一部が私の菊口に濁流のように襲ってきた。
「い、いや・・・・・で、でる、も、もらしちゃうぅ・・・・・」
私は必死になって菊口に力を込め、なんとか漏れないように我慢する。
「んもぅっ、変な抵抗なんかやめて一気にだしちゃって・く・だ・さ・い!」
ギュンムリッ!!!!
「ヒギィアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!」
ブピュルルルルルルル!!!!ビシャッ、バチャッ、ボタボタボタボタ・・・・・・。
「んふふふふふふ・・・・・・・盛大ですねぇ・・・・・でも、まだまだですよ・・・・・」
私の排泄したモノはラップルの思惑通りに私の菊口を目指して動き出した。
私はその粘体に恐怖し、離れようとしたが、強制的に排泄させられたせいで下腹部が痙攣し、まともに動けなかった。
ズムチュルルルルル・・・・・・。
「ヒィアッ・・・・・・ムグゥッ・・・・」
ラップルはまた私の口を塞ぎ、唾液と自分の一部を流し込んでくる。
「プハァッ、さて充填も完了しましたし、また盛大に漏らしちゃってくださいね♪」
ゴキュルルルルルルッ!!!!
「い、いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
・
・
・
・
「さて、隊長・・・・・・これで十回目の排泄なんですけど今どんな気分ですか?」
「・・・・・フゥ、フゥ、・・・・ハァ・・・・き、きもちいい・・・・・」
ワードに引っ掛かった影響でネリアは激しい痙攣と快楽に溺れていた。
「んふふふふふっ、隊長・・・・・もっとこの快感の中にいたいですか?」
「・・・・・い、いたい・・・・・も・・・もっとぉ・・・・・」
「それじゃあですねぇ、ご主人様に忠誠を誓えばいいんですよ。
そうしたら、もっとすごい快楽を・・・・・・・って聞いていませんね」
見ればネリアはすでに気絶していてラップルの言葉を聞いていなかった。
「まあ、いいです。
あと二日で仲魔になるんですから・・・・・・・んふふふ、楽しみですねぇ・・・・」
そう言いながら、ラップルは部屋を後にした。
気怠い感覚の中、私は誰かに揺り起こされて眼を覚ました。
「うっ・・・・・」
「もう、夕方ですわよ、ネリア隊長」
起こしてきた相手は長身、細身で長い黒髪のレミー・フールスだった。
「まぁ、私達は隊長を堕とすのが目的なわけですから眠りこけるのもしょうがないことなのですけど・・・・・・・」
そうか、私はまた敗北したのか・・・・・こんなことで本当にグリンを助けられるのだろうか・・・・・・。
「すでに御食事は用意してありますので、どうぞ冷めない内にお食べくださいませ」
「・・・・・・・」
情けない・・・・・こんなことではグリンや他の人々を救うことなんかできはしない・・・・。
救うためにはまず、体力を取り戻さねば・・・・・・・。
私が料理に手をのばしたとき、
「そんなところに隠れても無駄ですわよ・・・・・・」
突然、レミーが話し出した。
「おおかた、隊長を助けるために苦労したのでしょうけど、私にはどこに隠れていようが関係ありませんから・・・・・・」
言い終わった瞬間、窓から黒ずくめの男が2人、部屋に飛び込んできた。
「ならば、隠れる必要などはない!」
「貴様を浄化し、ネリア隊長を助け出す!!」
2人は一気にレミーに向かい駆けていく。
「お二人の存在を知っていた私になんら対抗の策がないとでも?」
レミーに向かって駆けていた2人が突然、横に飛び壁にぶつかった。
「うぐぉっ!?」
「ぐわぁっ!?」
「あ、あれは!」
壁にぶつかった2人の脇腹には黒い蛇が食いついていた。
「くぅっ!な、なんだ、これは?」
「それは私の髪を捩り会わせて造った黒蛇ですわ。 もちろん、疑似生命体なので自分の意思で行動しますわよ」
「くっ、こんなことくらいでやられは・・・・・」
ドサッ・・・。
「お、おい、どうした!?」
「毒にやられたのですよ・・・・・どうやら、あなたのはハズレだったようですね。 運の悪い方ですわね・・・・・・・」
・・・・・・この場合は運の良いほうでは・・・・?
「蛇の真の恐ろしさは、毒でも噛み付きでもありません。 真に恐ろしいのは・・・・・」
残った男の周りに黒い髪が漂い始めている。
「逃げて!!!」
しかし、叫ぶには遅かった。
シュルルルルル・・・・・・・ゴキゴキッ、ベキ、ボキィッ!!!!
「オブゥッ、ガハァッ!?」
「・・・・・・締め付けですわ♪」
ギリギリギリッ!!!
メリメリメリ、ミシミシ、メキィ・・・・・・・。
「・・ッ!・・・ッ!・・・・ッ!・・・・・ッ!」
「ハア、いい音色ですこと・・・♪」
やがて黒ずくめの男は完全に動かなくなった。
「レミー・・・・・どうやら、あなたは蛇と合成させられたみたいですね・・・・」
「正解ですわ。 ついでですからご主人様から授かった名前もお伝えしておきます。 “ラミア”・・・・・レミー・ラミア・フールス・・・・それが私の授かりし、新たなる名です。 それではこの生ゴミを捨ててきますので御食事を済ませておいてくださいませ」
レミーは髪の蛇で動かなくなった2人を引きずりながら部屋から出ていった。
とりあえず、私は食事をとった。
・ ・・・・・・今度こそ勝つために・・・・・・。
がちゃりっ、とドアを開け、再びレミーが入ってきた。
「申し訳ありません、ネリア元隊長。 城の防衛がしっかりしていれば、あのような不埒な者共を侵入させることなど全くもってないのですが・・・・・・」
ということは、今は城の防衛が疎かになるほど戦いは激化しているということか・・・・・・。
「・・・・・・現状が知りたいようですね・・・・・いいでしょう。 特別に教えてさしあげますわ」
レミーは一呼吸おいて語りだした。
「現段階において、7:3の割合で私のご主人様の軍勢が優勢です。 人間側が瓦解を辿るのも時間の問題でしょう・・・・・・ああ、できれば私がその中核を担い、人間軍に絶望させたいものです・・・・・・そしてご主人様にたくさん褒めてほしいですわ・・・・・・・ハァ、ご主人様~♪」
レミーは頬を赤らめながら喜気として語っていく。
「あっ、でもでもそれはご主人様もものすごく楽しみにしておられます。 私如きの下卑た奴隷がご主人様のお楽しみを奪ってはなりません。 ああ、でもご主人様に褒めて頂きたいですわ~♪」
なにやら乙女心と壮絶な葛藤をしているらしい・・・・・。
実は隊にいたときも堅物として有名だったのだが・・・・・・恋(?)
をするとはこうも変わるものなのか・・・・・?
おかげで現状がさっぱりわからない。
「あ~でも、ご主人様の役の立てばたくさん褒めてもらえるかもしれませんわ。 ということは・・・・・・・・」
明後日の方向を向いて語っていたレミーがこちらに向き直った。
「ネリア元隊長が堕ちやすい様にたっぷり下準備させておけばご褒美がもらえるかもしれないですわね・・・・・・」
好色な微笑みを浮かべ、レミーはこちらに歩み寄ってくる。
「ネリア元隊長・・・・・・私のご褒美のためにたっぷりととろけちゃってくださいな♪」
そう言うと、レミーは指をパチンッと鳴らした。
「ウッ・・・・・・フゥアッ、ウッ・・・・・」
くっ、あの忌まわしき呪か・・・・・・・。
「クゥッ・・・・ハウ・・・・フハッ・・・」
全身がふつふつと熱くなっていく・・・・・・まるで煮え湯に浸かる感覚だ・・・。
違うのは苦しさが苦痛ではなく、快感を増すためのスパイスとなり、燃料に
なり、一部分の感覚がより鋭敏に、より貪欲になっていく高揚感・・・・・・。
私の体は確実にこの快感を求めてしまっている。
けど、心までは求めてはいない・・・・耐えてみせる!!
「あらあら、ラップルの言ったとおり強情ですねわぇ・・・・・・では、始めましょうか・・・・」
ズルゥリッ・・・・・・・・。
「えっ!?」
レミーの右腕が伸びてきた・・・・・無数の蠢く蛇の塊となって・・・・。
「きゃあああああああああっ!!!!」
「ああ、言っていませんでしたね・・・・初めて見るには抵抗があるでしょう。 私はたった一匹の蛇と合成されたわけではありませんわ・・・・・私の体は数千匹の蛇で合成・形成してあるんですのよ。 いわば、私の体が蛇のコロニーになっていると言えるでしょう。 さあ、おしゃべりの時間は終わりですわ」
シュルルルルルルル・・・・・・・。
「き、むぐぅ・・・・・・」
無数の蛇に変化した右腕が私の快感で痺れた体を縛り上げ、空中に吊し上げた。
「こうやって、直立の状態で犯されるのもまた、一興でしょう」
彼女の腕の蛇たちが私の体をX字に固定していく。
「始めなさい!」
彼女の命令で細長い蛇がいっせいに動き出した。
「フウアッ、クフゥッ、ンアウッ・・・・・」
蛇が左右から横八の字に私の胸を動きながら締め付けるのを始め、体中の至る所をその細い体で圧迫し始めた。
「ほほほほっ、乳首もビンビンですわよ・・・・いやらしいですわ・・・・」
「ふぁんっ!い、言うなぁ・・・・きゃひぃ!」
「そのいやらしい乳首に似合うアクセサリーがありますからつけて差し上げますわ」
レミーがその手に持ちだしてきたのは短めで、胴回りが太い蛇だった。
「ボトル・スネークの幼体ですわ。 この蛇は冬眠前に水とエサを貯蔵するんですのよ。 その重さは他の蛇の幼体のざっと3倍にまでなりますわ」
「ヒャウッ!ま、まさか・・・・・」
レミーが持つ二匹の蛇はお腹を空かせているのか、口を大きく開けてその太い体を揺らしている。
「ヒィヤッ!・・・・や、やめひぇっ!」
「ホホホホホッ・・・・・・・いやですわ♪・・・・・そぉれッ!」
カプリッ・・・・・・チュウ、チュウ、チュウ・・・・・。
「ヒャハアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!」
私の両乳首に噛み付いた二匹の蛇の揺れと私の体を締め上げる細長い蛇たちが淫猥な協奏曲を奏でる。
「ホホホホホホホッ、いい歌声ですこと・・・・・元隊長は歌もお上手でうらやましい限りですわ♪ そうだ!いい事を思いつきましたわ! アクセサリーを増やしてあげましたら、多分もっといい声が出せるようになりますわ」
レミーは素早く、私の太股の間に手を差し入れた。
「ヒキィッアアアアアアアアア!!!!!」
新たなるアクセサリー(レミー談)は、私のクリトリスにしっかりと食いついていた。
「アアッ、クフウッ、ヒアアッ、・・・・・」
私は何度もイってしまった。
もっとも、トラップワードには引っ掛かっていないため、イったと感じただけで体のボルテージはいまだ上昇し続けているのだが。
「あら、もうお疲れですか? 情けないですわねぇ・・・・・・それじゃあ、元気の出るマッサージをしてさしあげますわ。 きっと元気が出てくること間違いないと思いますわ」
レミーの蛇の塊である右腕から一匹の細長い蛇が私の太股の付け根に伸びてきた。
「な、なにを・・・・ひゃうっ!?」
別れ出たその蛇は素早く私の淫唇から侵入してきた。
「ふぅ、あっ、くふぅ、・・・・・ンアアアアアアアアッ!!!」
こともあろうにその蛇は私の処女膜をチロチロと満遍なく舐めてきた。
「オホホホホホホッ、気持ちいいでしょう?
大丈夫・・・・・元隊長の処女膜には傷一つつけませんから安心して快楽に身を任せてくださいませ・・・・・・」
「ンハァッ、フアッ、ヒウゥ、ンンン・・・・ヒィアッ!」
まずい、クリトリスに食いついてる蛇の体と当たり合って両方ビンビンにきてる・・・・・・すごく気持ちいい・・・・・。
「さて、そろそろほぐれてきた頃でしょうし、メイン・ディッシュに行かせて貰いますわ・・・・・・」
そう言うと、私の体を拘束していた蛇の一部が離れていき、その身を絡ませ始めた。
絡み合った蛇たちは太く長い陰茎のような肉塊になっていた。
しかも、その肉塊はグネグネと蠢いており、蛇としての意識はあるようだった。
「はふぅ、ま、まさか、そそそ・・・・それを・・・・?」
解りきっている答えなのに恐怖のためか、聞かずにはいられなかった。
「はい♪ 大丈夫、しっかりとほぐれているはずですから痛みもないと思いますわ。 それでは・・・・」
レミーは蠢く肉塊を私の菊口にあて、一気に力を込めた。
ずぶぅりゅりゅりゅりゅ・・・・・・。
「クアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
「オホホホホホホホッ、昨日のラップルの攻めでほぐれてるとはいえ、こうも簡単に飲み込んでしまうとは・・・・・・隊長もなんて淫乱なのかしら、オ~ホホホホホホホホホッ!!!」
リリーのあざけりの声も今の私には届かなかった。
挿入されただけだというのに強烈な快感で脳の中に白い閃光となって駆けめぐる。
はうっ、くあああああ・・・・・・・ダメだ、神経が焼き切れちゃいそう・・・
・ ・・・まだダメ・・・・・堕ちるわけにはっ・・・・・!!!
「オホホホホホホホホホッ!!!!! ・・・・・・・・・本当に強情ですわね。 こんなに中はとろけているのに・・・・・・・。 その気勢には感嘆しますが、思い切り注挿しても耐えられますか?」
ジュプリッ、ジュポォッ・・・・・・。
「フゥッ!クアッ、ハアアアアアアアアア!!!!」
うあああああああ・・・・・す、すごひぃっ!!!!
う、鱗が中の壁を引っかいて削れるぅぅぅぅぅ・・・・・挿入るときも一気に置くまで貫いてくるぅぅぅぅぅぅ・・・・・・。
「オホホホホホホッ・・・・大分よさそうですわね・・・・・ 次はもっと激しくいきますわよ・・・・・」
ジュプッ、ジュプリッ、ジュポッ、グチュリ、グジュッ・・・・・・・・・・。
「ヒィッ!アギィ、フゥアッ!クゥ、ハアアアッ・・・・・・・ンムゥ!」
際限なく声が漏れる私の口に太めの蛇が唇を開いたすきに侵入してきた。
「ん~いい声なんですけど、少々音量が過ぎましたので控えさせてもらいましたわ。 言い忘れていましたけど私が任せられたトラップワードは『肛尻でイくこと』です・・・・・・・隊長の美声にも聞き飽きましたので、そろそろイかせてあげますわ。 がんばって抵抗して見せてくださいませ・・・・・まぁ、無理でしょうけどね♪」
グミュグミュ、チュポチュポッ、グリュグリュグリュ・・・・・・・
・・・・・・ジュグッ、ジュグッ、ジュプッ、グジュリッ、・・・・・・・。
「んむぅ、ふぅん、んふぅぅぅぅぅぅ!!!!」
私の体中に巻き付いた蛇が蠢きだし、それに合わせて両乳首とクリトリスに食いついている蛇も盛大に体を揺らしだした。
イヤァッ、ち、ちぎれるぅ・・・・・も、もう、もまないれぇ・・・・くぅあっ、んふぅ、蛇のよだれがはいってくるぅぅぅぅ・・・・・・。
口腔を犯した蛇が私の舌を噛み、私の舌を強く吸いながら激しい注挿をくり出してくる。
ンムゥアッ、の、脳が焼けるぅ・・・・気持ち・・・い、いいよぉ・・・・・・。
脳の中で飛び散る白い閃光で気づいていなかったが、肛尻を貫いた蛇の塊はグネグネと蠢くだけで、前後には動いていなかった。
「・・・・・・隊長、と、ど、め、で、す、わ。 イってらっしゃい♪」
ドジュリッ!グジュリッ!!ジュグリッ!!!ブジュリッ!!!!
「イギィッア、ハアアアアアアアアア!!!!! ひ、ひぬぅぅぅぅ、ニィギアッ、ヒァ、ガハゥッ、な、ナヒャガァァァッ、ケ、ケジュリェテェェェェッ、イ、イグゥゥゥゥゥゥッ!!!!!」
「あら、ちょっとストップですわ」
レミーは性感帯を責める蛇たちの動きを止めた。
「はぁ、はぁ、はぁ、んふぅぁ・・・・・」
「ほほほほ、物足りなさそうですわね。 心配なさらなくても、すぐにまた動かしてあげますわ。 その前に・・・・・・」
グチュリッ、ズチュルリリリリ・・・・・。
「んむふぅああああああ!」
レミーは私の体を回転させ、後背位に体勢を変えた。
そのせいで体中にまとわりついた蛇の鱗が擦れて、また昇天を迎えることなくイった。
「隊長・・・・・見てくださいませ・・・・」
後背位にしておきながら見ろといってきたので首をねじ曲げなんとか後ろをみた。
「ヒィッ!!!」
それは、レミーの蛇の塊に変化した部分がレミーの体表を伝い、移動する光景だった。
やがて、右腕は元通りになり、蛇の塊はレミーの股間で停止した。
「ほほほほほ、ここに移動させると、私も気持ちいいんですのよ♪ おまけに射精機能もついていて、男性の快楽もあじわうことができますのよ。 ・・・・・・さて、それでは続きをいたしましょうか・・・・・」
ジュパンッ!ジュプジュプジュプッ!!グジュグジュッ!!!
「ンムゥッ、ムゥアアアアアアア!!!!!!
あ、あひゃまが、コワレルゥゥゥゥゥゥ!!!!!!」
「あら、大丈夫ですわよ。 ハフゥ、どんなことがあっても、ンンゥ、狂ったり壊れたりしませんようにご主人様が丁寧に暗示を施しましたから・・・・・・まあ、もっとも狂ったほうが良いのかもしれませんが・・・・・って、聞こえていませんわね」
「フゥアゥッ!!うぶあぁぁぁぁぁ!!!アヒィッ、も、もっりょぉ、んむぁっ!!!」
「ほほほほほ、私も気持ちいいですわ。 ウンンッ、わ、私も、これは、あ、あまり使いませんから、フゥ、もう、イってしまいそうですわ・・・・・」
「ンブゥッ!!いいのぉ、だひてぇ!あらひのぉ、なはにぃ、ダヒテェッ!!!」
「ほほほほほほほほほっ、それではお望みのどおりッ!!!!」
どびゅるるるるるッ!!!じょぼりじょぼりッ!!!ゴポゴポゴポッ・・・・・・・。
「ハッ、ギィアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!」
盛大にイった。
その後も私はなにか言ったようだが、私の脳は快感の情報で破裂しそうになり、自分の言葉を一言も理解できなかった。
最後に私が感じたのは暗くなっていく、ということだけだった。
「ふぅ、殿方の性欲ってコントロール大変なんですわね・・・・・。 隊長がどんどん飲み込んでいきますから、私も止められませんでしたわ」
白濁とした半流動体の中で痙攣し続けている隊長の肛尻はゆっくりと白い液体を流していた。
「ふふふ、それにしても驚きましたわ・・・・・・度重なる調教で直腸の蠕動運動までできるようになるとは・・・・・・・さて、お役目も終わったことですし、ご主人様にご報告をしにいきましょうか・・・・・」
そう言うと、レミーは音もなく部屋を後にした。
いまだ痙攣している隊長をそのままに・・・・・・・。
さ~て、やっと堕ちたか・・・・・・・快楽に従順になるのはいいことだが、なにも朝方まで犯らなくても・・・・・・・。
まぁ、レミーも初めてだったし大目にみてやるとするか・・・・・。
ん?誰か侵入してきたか・・・・・・・それじゃあ、ちょうど手の空いているリリーに任せるとするかな・・・・・・バラバラに引き裂いてこい!!!!
< 第五幕中編 了 >