藤崎ハイツ302

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世界№ 1433 藤崎ハイツ302号室
世界内時間 2005年6月12日

 ピンポーン。
 ガチャ…
「また来たの?飽きずによく来ることね」
「ほらっ、早く入ってよ。私、暇じゃないんだからね」
「あなた、少しは我慢ってもん覚えたほうがいいんじゃないの?」
 ぼふっ…
「フフッ、そうそう。ソファに座るのは私だけ。あなたが私のうちのソファに座るなんて、ありえないの」
「そうやって床に這いつくばりなさい。あはは。とってもお似合いよ」
「ねぇ、もう大きくなってるよ。私、まだ何もしてないのにね?」
「ほら、こうやって私の足で、あなたのを踏んづけて欲しかったんでしょ。ホント、変態さんだね」
「そうだ。今日は私が脱がせてあげようか…?フフッ…うそ。自分で脱いで」
「あ~あ、また私の大事な靴下が汚れちゃう。ちゃんと靴下代、払ってね」
「ねぇ、服脱ぐだけでいつまでかかってんの?早くしてよ」

「……ねぇねぇ、こんなこと、なにが気持ちいいの?」
「だって、女のコに足でされて。しかも、自分だけ脱いでるんだよ」
「足でオモチャにされて。それって、男としてかなり惨めだと思うんだけど」
「あっ、そ~かぁ。気持ちいいのは、あなたが変態さんだからだね。ね、変態さん」
「こうやって、女のコに見下されるのが気持ちいいんだよね?罵られるとゾクゾクするんでしょ?足でイジられながら、チラチラってパンツ覗き見るのが興奮するんだよね?」
「あはっ、そのとおり?正解?どんどん大きくなってる。あなたって、やっぱり変態さんだね」
「でもね、私、あなたのもの嫌いじゃないの。だって、私が何か言うたびにビクンビクンって反応するんだもん。おもしろいよねぇ。いったい、どういう仕掛けになってるのかなぁ。あはは」
「どうしたの?もしかして、もうなの?ちょっと早すぎると思うんだけなぁ」
「まぁいいよ。私も早く終わった方が助かるしね。気持ち良くしてあげる。それ!それ!それっ…」

 ピンポーン。
「何?あとちょっとだったのに…」
「えっ?ちょっと、勝手に玄関に…。来た、来たってどういうこと?」
 ガチャ…
「えっ?何?なんなのよ、その娘。誰なの?」
「ちょっと、何で服着てるの?ねぇ、待ってったら!」
「ねぇ、どこ行くの?どうなってるの?」
「…えっ、えっ?これからその娘の家に行って、その娘と…するの?」
「じゃ、じゃあ、私は…私はどうなるの?」
「…そ、そんな!もう飽きたって。じゃあ、私…わた…」
「ねぇ、待って!待ってください!わ、私のどこがいけなかったんですか?」
「私、今までずっと一生懸命…」
「あなたの、あなたのために…は、恥ずかしいセリフもがんばって…」
「あっ、あっ!そうか!お金ですね!靴下代!大丈夫です!全然、使ってないんです!あ、あの…すぐにでも全部お返しできますから」
「…どうしてなんですか?あの、あ、足でするのが飽きたなら、私のどこでも使っていいんです」
「あの、えと…お、お口でするのも。したことないけど、がんばりますから。そ、それに、それに…」
「私…私、初めてですから。だから、あの…き、きっと、きつくて気持ちいいと思うんです」
「…そんなの平気です。私が痛いのなんて全然…あなたが気持ち良くなってくれるなら…」
「…そうです!私が足で踏んで汚れてたって、少しも気になりません!」
「いや…待ってください!その娘のうちに行くなら、私も…私も連れて行ってください!」
「ふ、二人でするより三人でするほうが、絶対に気持ちいいです。お願いします。お願いだから…」
「…そ、そんなこと。………そうです。わ、私は、初めてなのに三人でしたがる…へ、変態です。自分の足で汚した…汚いものが欲しくてたまらないんです。だから、だから私もいっしょに…」
「…ひどい、ひどいよ。お願い、私を置いて行かないで…」
「やだ…やだよ。待って、待ってよ!キミヒロ君!好きなの。あなたが好きなの。私、私…」
 バタン。

「あぁ…そんなぁ。待って。やだよぅ、こんなの、やだよぅ。好きなの、私。好きなの。あなたがいないと…あなたがいないと私…」
「どうしよう。置いて行かれちゃったよぅ…私、これからどうしたらいいの?」
「え?」
「なにこれ?いやっ!やめて!こんなことしないで!お願い、やめて!私はあなたのこと好きなの!好きなのに…」
「私はあなたが好き。私はあなたが好きなの。あなたが好きなの。あなたが好きなの。あなたが好きなの。あなたが…」
「あっ?…あなたって誰?」
「いやぁ!うそ!こんなの嘘よ!だって、こんなに好きなのに!大好きなのに!こんなのおかしい!絶対こんなのおかしい!いや!こんなこと信じない!」
「私が…私が好きなのは。…ちがう、この人じゃない。この人でも、この人でもない…誰、誰なの?私が好きなのは…好きな人は…」
「…………………」
「そう!そうだ!キミヒロ君だ!やった!そうだ!キミヒロ君!キミヒロくん!キミヒロクンだ!やった、やった!そう、キミヒロクン!」
「思い出した!忘れなかった!消えなかった!やった、やった!」
「でも…でも、キミ…ヒロクンって」
「……なに?」
「分からない…何なの?」

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使用上の注意
本文章は、妄想補助文です。本文章は妄想の発生の補助、及び携帯火器の待機モードから戦闘モードへの移行の補助を目的としています。ミッションコンプリートまでは想定しておりませんので、ご了承ください。
本文章を使用しても携帯火器がモード移行を開始しない場合は、直ちに使用を中止し、他作家様の作品をご覧になって下さい。
世界情報収集機構  雑務課

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