02. はちゃめちゃ大作戦
「痛っ!おんどりゃー、何回こけたら気が済むんじゃい!ええ加減にせんと膝の皿が割れてまうやんけ!」
「だって、淫魔君が速すぎるんだよ。僕はついさっきまで寝たきりだったんだから、そんなスピードについてける訳ないって」
必死で病院を逃げ出した僕達は隣町まで走って来たんだ。
でもここに着くまでにもう20回以上転んでる。いくら足が速く動いたって手と足が合わなかったり、急に曲られたら転んじゃうに決ってるだろ?
「いっち、にぃー、さん、しー、いっち、にぃー、さん、しー。次は右だよ。いっち、にぃー、さん、しー」
一人で二人三脚をしている僕たちを、みんな不思議そうに見ていたけど、そんな事は構っていられない。
「ふぅー、随分旨くなったよねー。もうここまで来れば大丈夫だよ。ちょっとそこの公園で休もうよ」
「ほんまにおまえら人間はヤワに出来とるなー。まぁええわ、腹もへったし。ここら辺で一発やっとくか」
「やっとく、って何を?」
「決ってるやんけ。ずぼずぼ、ばこばこや。そしたらお前も元気出るでぇ」
「ええーーっ!こんな所で出来るわけないじゃん。それにこんな子供相手にしてくれる人なんて居ないって」
「まあ、ええさかい見とれ。お手並拝見さしたろ」
僕は初めてナンパっていうやつを見られると思ってどきどきしながら公園のベンチに座っていた。
すると向うの方からスーツを着たすごく綺麗なおねえさんが歩いてきたんだ。
「よー、よー、ねーちゃん、茶ぁしばきに行かへんけ?」
「は?」
「茶ぁでも一緒に飲みに行こか、っちゅうとるんや」
僕はすっごく驚いたり、恥ずかしかったりして思わず隠れたかったんだけど、今 淫魔君は首から上に居るから足は動かないし、声を出す事も出来ない。
案の定おねえさんはちょっと怒ったみたいに、さっさと歩いて行ってしまった。
「あちゃー。行ってしもたがな。ごっつイケメンになってたのに、なんであかんのや?」
「当り前だよ。そんなガラの悪いおっさんみたいなしゃべり方で旨くいくわけないじゃん」
「あかん、こうなったら実力行使や。行くで!」
ようやく自分の顔に戻れたと思ったら、また足が勝手に走り出した。
でもさっきの練習でずいぶん旨くなってたから、もう転ばなかったよ。
少し走ってさっきのおねえさんに追いつくと、いきなり体当りを食らわせた。
有無を言わせず背中にのしかかると膝をスカートの中に潜り込ませて、おねえさんの股間をぐりぐりしだす。
僕はちょっとやばいかなーと思ったんだけど、今更止めても無駄だし、一人で逃げる事も出来ない。
驚いてばたばたともがいていたおねえさんだけど、少しするとなんか抵抗が弱くなってきたみたい。ううん。それどころか向うから股間をぐりぐり押さえつけてきたんだ。
あばれて捲れ上がったスカートの中を覗くと、股間になんか緑色でぬるぬるの液体が付いていた。
もうすっかり抵抗しなくなったおねえさんは、寝転がったままこっちを向くと僕の首に手を回してきた。
目は とろん と半分開き、舌で唇の端を舐めながらじっと僕を見つめている。
「ねぇん、坊や早くしてぇん?お、ね、が、い」
するとスカートの中から淫魔君の声がした。
「よっしゃ、墜ちたで。ちょっとその辺の繁みの中にでも入ろか」
僕の腕にしがみつきながら首筋と耳をれろれろ舐めているおねえさんを連れて、繁みの奥のちょっと広くなっている所まで入っていった。
おねえさんはそこに着くなりパンツを脱いでスカートをめくると、傍の大きな木に手を付いてこっちに腰を突出しながらぐりぐりと動かし誘っている。
「よっしゃいくでー!おい早よパンツ下ろしてくれや...お前もこの女、好きにしてええねんで」
僕はさっきのおねえさんの誘う様な視線と首筋れろれろにすっかり参ってしまって、震える手でズボンとパンツを急いで下ろした。
するとその中から出てきたのは、昔の僕のちんこなんかよりずっと大きくてびっくりしちゃった。僕の腕くらいはあったんじゃないかな。
おねえさんのお尻の割れ目をそっと覗き込むと、そこはヒクヒクと動いていて、さっきの緑色の液体を洗い流す様に透明の汁がどろどろと流れ出ていた。
そんな光景を初めて見る僕にはすごく刺激的でなんか今までの僕じゃ無くなったみたいな気分だ。
後で聞いた話だけとあの緑色の液体は女の人を狂わせるだけじゃなくて、男の方もすっごくエッチな気分にするんだって。だから僕がこのおねえさんにひどい事したとしても仕方ないよね。
淫魔君はその割れ目にぶっといちんこをあてがうと先っちょでぐりぐり擦りだした。
「あっはあぁーん。うぅん、いいわー、感じちゃう。もっともっとぉぐちゃぐちゃにしてぇん」
僕はその光景をもっと見たくて、大きなお尻を手の平一杯に掴むと ぐいっ と左右に割り広げた。するとその間ではさっきのいやらしい汁の出口をちんこがぐにょぐにょといろんな形に変えている。それが面白くて、僕もお尻の肉を掴んだままぐりぐりと回しながら、ちんこと一緒になって割れ目の形をいろいろと変えて遊んでた。もう透明な汁は太股をつたい、靴の中に溜るぐらいいっぱい溢れてる。
「ああぁん、んんぅ、は、はやくぅいれてぇぇ。おっ、おね、がっ、いぃぃ」
それを聞いた淫魔君が腰を ぐいっ と突出すと、僕のちんこはその割れ目に ぢゅぶぢゅぶっ といやらしい音を立てながら埋っていった。
「あっ、あっ、ああああああああああああああうぅぅっ、くっ、うぅん、あふっ、は、はぁぁぁぁん、うう。あぁーん、いいのぉ、も、もっと、そのぉ、おっきなおちんぽでぇ、もっとぉ、かっ、かきまわしてっ、おくまでついてぇぇぇん」
「ええか?ええのんか?よっしゃ、もっともっとぐちゃぐちゃにいわしたるでぇ!」
僕の膝から声がしたと思ったら、より一層腰の動きが速くなっておねえさんのお尻をぱんぱんと打ち付けていく。
ずちゃっ、ぬちゃっ、にゅるにゅるっ、じゅっぽじゅっぽ、ずばっずばっ
「あっ、あうぅ、はっはっ、あっうぅん、あ、あふっ、あああああああ、んん、ん」
おねえさんの声がよく判らない喘ぎ声だけになり、さっきの汁が飛散って僕のお腹と手をびしょびしょに濡らしている。
僕は我慢出来なくなって、おねえさんのスーツのボタンを引きちぎると、ブラジャーを上にずり上げた。すると中から大きなおっぱいが ぼろん と落ちてきて、前後に揺れだす...そいつをびしょびしょの手で一杯に掴み、さっきのお尻みたいにぐにゃぐにゃと形を変えて楽しんだ。力一杯掴んだり、手の平で押しつぶすようにぐりぐり回したり、牛の乳を搾るみたいに下の方へ ぎゅうっ て引張ったりしたんだ。するとおねえさんの喘ぎ声が大きくなったり、小さくなったり、高くなったり、低くなったりして、まるで楽器を弾いてるみたいだった。
そんな演奏会をしばらく楽しみながらその先っちょの乳首をつまんだり、指ではじいたりしてた時、急におねえさんの声が大きく、高くなってきて体をがくがくと震わせ出したんだ。
「あっあっあっ、あああっ、ううぅ、あっ、ああああああっ、いっ、いくっ、いっちゃうっ、いっ、いっ、くっ、い、いくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!」
ぷしゅっぶしゅぅーーっ と汁をおしっこみたいに吹きながら、全身をぶるぶると痙攣させ、白目を剥き、髪を振り乱し、背筋を一杯まで反り返らせると殺される時みたいな声を上げておねえさんは豪快にイってしまった。
「はあー、旨かった。どや、お前も満足したやろ」
「うんでも凄かったねー、このおねえさん。淫乱ってやつ?」
「ああ。ほとんどはわしの淫気でいかれとったんもあるけど、あのイき方見とったらずいぶん溜まっとったんやろな。おかげさんで、たっぷりと吸い取らしてもろたわ」
「それっておいしいの?」
「ああ、うんまいでぇ。極上や。力も漲ってきよったし、この調子でどんどん行ったろかい!」
「でも、なんか僕すっごく悪い事してるような気がするんだけど、いいのかなぁ?」
「なぁに言うとるんや!さっきのこいつの嬉しそうな顔、見とらんかったんかい。わしらは若いねえちゃん達に幸せを運ぶ青い鳥やっちゅうねん。遠慮せんとがんがんいわしたったらええねん」
僕はなんか騙されてる様な気もしたんだけど、他に出来る事もないからから成り行きに任せちゃう事にした。
......でも本当はすっごくわくわくしてた。僕の目はもう街行くおねえさんをきょろきょろ探してる位だったんだ。
< つづく >