第5話・~玉磨かざれば光なし~
麻衣が龍正に処女を捧げた翌朝、龍正と麻衣では時間が違うので、龍正が先に出かけた。
「ここに鍵を置いておく。くれぐれも!気をつけろよ!あと今日からは自分の家に帰れよ」
「は~い。もちろんで~す」
-バタン-
龍正が出かけた後、龍正が作ってくれた朝食を頬張る麻衣。
よく考えたら昨日は何も口にしてない。
(う~ん。美味しい!!さすが私の未来のだんな様ね!)
そして後片付けをして、龍正の持ち物を物色する。
ふと優嘉の私物にも目が留まった。
(どんな彼女なのかしら・・・私のライバルになる人だから挨拶した方がいいかな?)
構内・・・龍正の背後に殺気・・・
「りゅ~せ~い君!何で昨日は無視したのかな~?」
昨日とは電話やメールの事だ。
「エ?いや、忙しくてさ。レポート課題とかで」
「へえ。レポート課題なんかあったっけ?」
・・・・・・
「あれ?こっちだけなのかなあ?あはははは・・・」
「怪しい・・・今日は行ってもいいよね?久しぶりにシたいし」
「うん。勿論だよ」(さすがに麻衣も来ないだろう)
「よかった・・・でも何か変に優しくな~い?」
「いや、昨日返事できなかったお詫びだ。決して深い意味は無いぞ」
「ふ~ん?・・・まあいいけど・・・」
女の勘は鋭い・・・特に優嘉の勘は・・・
講義を受けながら龍正は麻衣の言葉を思い出していた。
(俺のしたいことか・・・とりあえずこの講義は暇だな。お、いい女はっけ~ん!見るだけなら・・・「ライブラリー」発動!)
龍正は前方に座っていた女性の心に入りこむ。
すぐに龍正は異変に気付いた。
(え?・・・なんだこれは・・・・)
講義が終わると龍正はその女、麗に話しかけた。
「ちょっといいか?お前、彼氏居たよな?」
「ええ。それが何?告白?」
麗の馬鹿にした表情に龍正は冷静に反応する。
「まあ告白といえば告白か?で、最近記憶をなくしたことは無いか?」
「無いけど?ああ、お酒の飲みすぎで記憶をなくすことはしょっちゅうあるわ。私はそんな飲んだつもりは無いんだけど、朝になったらさっぱり」
「携帯に彼氏からの着信履歴ある?そのときの記憶は?」
「え?えっと・・・あるわ。確か・・・記憶に残らないような他愛も無い話してたんじゃないかな?」
龍正はまじめな表情で麗に告げる。
「率直に言う。お前は催眠術に掛けられて弄ばれている。彼氏との出会いの記憶はあるか?彼氏を好きになった理由は?・・・その感情は嘘の物なんだ」
「は?ちょっと、意味分からないわ。あんた頭おかしいんじゃないの?」
「・・・確かにお前には何の興味も無い。だが警告はした。夜電話がかかってきたら最初の10秒ほどは聞くな。その間に後催眠にかかるキーワードを言うはずだ。『催眠奴隷の麗』とな・・・・じゃあおれはこれで」
去っていく龍正を気味悪そうに眺める麗。
「何なのよあいつは・・・あいつがそんなことするはず無いじゃない」
麗と別れた龍正は、麗と付き合いたいと言っていた男を思い出した。
(そうだ!あいつに高値で麗を売れるんじゃないか?)
龍正はその男に話を持ちかけた。
「は?そんなうまい話信じられるかよ。大体さあ、麗って彼氏居るじゃん」
「勿論寝取るんだよ。なんなら後払いで良い。俺にとって初めての客だから5万ほどで良い。どうだ?」
「帰れ帰れ」
「そうか・・・じゃあ他の奴に・・・」
「・・・待った!買った!ただし嘘だったらただじゃすまないぞ」
「どうも・・・じゃあ明日を楽しみにしてくれ」
そこに麻衣が現れる。
「寝取りとは面白そうな事考えましたね、龍正さん。これ鍵です。お返しします」
「ああ。くれぐれも今日は来るなよ?」
「彼女ですか?私も会いたいです・・・ご挨拶とか」
「絶対無理だ・・・今日来たら本気で怒るからな!」
「わ、わかりました・・・」
龍正は優嘉と共に家に帰る。
「さあ、約束だからな。始めようか」
「・・・うん・・・」
龍正はキスしながら優嘉をベッドに押し倒す。
「あん・・・もう・・・りゅ~せ~ったら」
優嘉が期待に満ちた表情で龍正を見つめる。
「ふ・・・綺麗だよ・・・」
「りゅ~せ~こそ・・・カッコいいよ・・・」
龍正が優嘉の首筋を舌で舐める。
同時に胸を愛撫していく。
「どこにも行かないでね。りゅ~せ~」
今日はいつにも増して優嘉の喘ぎ声がこだました。
一通りエッチを終え、優嘉は満足そうに失神していた。
「ちょっと出かけるぞ」
龍正は書置きをして出かけた。
龍正が出かけた後、優嘉は違和感を感じていた・・・
龍正は麻衣の髪の毛から何まで消したつもりだったが?
麗の家・・・
-ヴ~ヴ~ヴ~-
「あ、あいつからだ」
さっきの龍正の言葉が気になった麗は、耳を塞いでボタンを押す。
-ピッ-
「もしもし。どうしたの?」
その一言だけ言うと、聞こえないように離れた。
(・・・10秒・・・よし)
心の中で10秒数え、そっと携帯をとる。
「さあ、雌奴隷。3つ数えると猫になって俺の家に来たくなる。1・・・2・・・3・・・」
(!ほ、ホントだったの!?)
「おい!『分かりましたご主人様』はどうした!」
「こ、この変態っ!!」
「な?お前催眠が解け・・・」
-プッ-
「まさか本当だったなんて・・・」
-ピンポーン-
そこに訪問者が現れた。
「電話はあったか?」
「あ、結城君。中にどうぞ」
すっかり龍正を信じた麗は、龍正を中へと通す。
麗は今までそいつの催眠術によって良い様にされていたようだ。
始まりは中学校での遊び感覚。それからずっとだ。
「酷い!・・・私!・・・」
「落ち着け・・・でもお前には暗示が残ってる。早く取り除いた方が良いぜ」
「そうだ!彼が来るかもしれない!」
「何?」
(まずいな・・・むこうの奴を俺は知らない・・・)
「そうだ・・・いい考えがある・・・『催眠奴隷の麗』」
「え?あ・・・・」(そうだ・・・私結城君にこう言われると・・・)
「私はご主人様の奴隷です・・・」
(くくく・・・うまく行ったぞ!暗示の対象者に俺を追加する・・・これで俺の暗示にも反応する・・・)
これなら自分に技術が無くても使える。
玄関外で能力を使い、自分にもキーワードが使える様にしていたのだった。
-ピンポーン-
「おい!開けろ!」(催眠が効かないなんて今までなかったのに!)
「お待ちしておりましたご主人様・・・」
(おお、猫耳に全裸・・・なんだ、暗示は効いていたのか・・・あれ、でも家に来るように・・・)
-グッ-
麗は男の首の頚動脈を締め上げる。
「っ!な、に・・・っ?・・・っ・・・・・」
-ガクッ--ドサッ-
「凄いね麗さん!」(俺が教えたんだけど)
「まあね!ざっとこんなもんよ!」
「さあ。『命令』だ。しばらく眠ってろ」
「ぁ・・・ハイ・・・」
-ドサッ-
(まあ心を壊す必要は無いだろう・・・一部分の記憶だけ消せば)
龍正は男の記憶から催眠と麗との記憶を消し去った。
そして外の近くのベンチに座らせた。
再び部屋に戻り、麗に「調整」を施す。
「さあ、明日のお楽しみ。あいつ喜ぶぞ!」
翌日・・・麗と依頼者は結ばれた。
麗は性格は本来のまま、趣向や記憶の操作で恋人に仕立てたのだ。
当たり前のように麗が彼女になった事に歓喜する男。
「夢みたいだぜ!ありがとう!」
「ああ、また宜しく。但し他人には言わないでくれよ」
「勿論だ!・・・だがこんなことしてお前は気がとがめないのか?」
「俺が?ふん。まさか・・・そいつは既に心を壊されていた。それを俺がお前に向くように変えただけさ。壊したのは別の奴だ」
「『一度壊れた心をどう使おうが俺の勝手』ってか?」
「お、いいねそれ。キャッチコピーにぴったりだ。貰っとくぜ」
謝礼は5万きちんと受け取る。
教室から出ると、この近くで講義がある麻衣が現れた。
「聴いてましたよ。凄いじゃないですか」
「ん?麻衣か・・・急に来るなよ・・・」
「それが、龍正さんの見つけた道なんですね?」
「・・・・わからん・・・だが暗示を解いたりかけたりして楽しかったのは事実だ。下手すれば自分が死ぬっていうスリル感かな」
「私も手伝いますよ。是非龍正さんの女にして下さい」
「それは断る!!」
家に帰る龍正・・・隣には優嘉。
(はあ・・・やっぱ消せないよなぁ。俺が作ったんだし、一応好みだし、ベッドの相性良いし・・・テクニック凄いし・・・責任持たないとまずいよなぁ)
「あ~あんまり引っ付くなよ」
「あ!よかった~。いつものりゅ~せ~君だ」
「なんじゃそりゃ・・・これからは龍正で良いぞ」
「!!その言葉待ってたのよ!りゅ~せ~!」
-だきっ-
「おいおい・・・もうじきつくから勘弁してくれ・・・・!?」
龍正は家の前でもじもじと待っている人影に気がついた。麻衣だ。
「!!」
(おい麻衣!今日はまずいって!・・・くそ!こっちからはテレパシーはできないのか!)
「そうだ。今日は趣向を変えて優嘉の家でやろうか?」
「何言ってんのよ。こんな近くで・・・」
(やばいやばいやばいやばい!・・・あ、そうだ)
「だよな。あ、俺なんか飲み物買ってくるから先に入ってて」
「え?・・・うん。わかった」
優嘉と麻衣がすれ違う・・・なにも無かった。
ほっと胸をなでおろし、麻衣の元へ近づく。
「麻衣!何で来るんだよ!」
「あ、龍正さん!言ったじゃないですか。彼女が居ても奪うって。それに私達パートナーでしょ?」
「~~~~~そんな事言った覚えは無いぞ・・・」
「それより部屋に行きませんか?」
「あ~待て!」
龍正の部屋・・・
優嘉は大きな冷蔵庫を開ける。
「あれ?飲み物いっぱいあるじゃん・・・・」
(・・・・)
「わかりました・・・帰ります・・・」
「すまんな。後日必ず・・・」
去った麻衣を見ながら自分の部屋へ上がる。
再び龍正の部屋・・・
「お待たせ~」
「・・・ねえ・・・飲み物あったじゃん・・・」
「あ、そうだっけ?忘れてた」
「・・・さっき入り口に居た人可愛かったよね」
「!ああ。お前ほどじゃないけどな」
「・・・あの人さ、美紀っていうんだよね」
「え?いや、あいつは・・・!!」
言いかけて気付く。
(し、しまった~~~っ!)
「・・・ふうん。やっぱり知り合いなんだ・・・さっきあの人を見たときにビクッとしてたからそうだと思ったのよ。この部屋に来たことある?」
「な、無いよ。ただの知り合いだ・・・」
「・・・さっきの人と同じにおいね、昨日龍正からしてたんだ・・・このベッドからも私のにおいに混じってかすかに・・・エッチしたときからずっと感じてた・・・そしてあの人の恋焦がれている顔・・・この高級マンションに若い男はりゅ~せ~しか居ないよね・・・」
(お前は警察犬かよ!?しかも何でこういうときだけ勘が鋭いんだよ!!)
龍正は心の中で激しくつっこむ。
「・・・・・・・・・すまん・・・」
「・・・なんで?なんで謝るの?違うって言ってよ・・・私じゃダメだったの?どこがダメなの?・・・悪いところ直すから・・・捨てないで・・・」
優嘉は必死で涙を堪える。
「あ~その・・・捨てるつもりは・・・」
-ガチャッ-
沈黙を破るように麻衣が飛び込んだ。
「な!お前帰ったんじゃ!?」
「あ、あんた!よくも彼氏を!」
「龍正さんを責めないで!私が強引に誘ったの。彼女が居る事も承知で。龍正さんは最初は拒んでた。でも最後は優しくしてくれた・・・」
「!!!この泥棒猫っ!!私がどれだけりゅ~せ~を想っているかあんたにわかる!?」
「・・・わからない。だって私のほうが龍正さんをおもっているもの!!」
二人の口論に唖然とする龍正。
(な、何だこの展開は~~~)
「私のほうが付き合い長いのよ!高校からよ!」
「じゃああなたが龍正さんと出会った頃に、既に彼女が居たら・・・好きになって無かったですか?」
「・・・好きよ。絶対・・・」
「もし彼女が居たら!・・・諦めて身を退きましたか?」
「・・・・・・退いてない・・・」
「同じです!私は諦められません!あなたには悪い事をしたと思っています・・・」
「で、でも!私は心の支えを奪われるのが怖いのよぉっ!!!!」
優嘉の叫び声で辺りは静かになる・・・
「嫌なら守ればいい。私は挑戦者。あなたは王者。その地位を守ればいい」
「!!・・・嫌、りゅ~せ~は渡さない!・・・じゃあ勝負しよ?あんたと私・・・どっちがりゅ~せ~を満足させられるか!」
(やっぱりこうなるのか~。嬉しい悲鳴ってやつか?)
「ダメだ!どちらかが傷つくなんて俺には耐えられないよっ!」
・・・・・・
龍正のくさい芝居に2人の冷たい視線が突き刺さる。
「元はといえばりゅ~せ~が断らないからでしょう!?」
「龍正さんが私の前で優しくしたからですよ!」
「何よ!?親切と恋愛を一緒にするって言うの!?」
「親切にされて嬉しいのは恋人として当然じゃないですか!」
「だれが恋人なのよ!!」
2人が睨みあう。
「ご、ごめんなさい・・・・」(もうどうにでもなれ・・・)
「まずは私よ!王者の風格と長年の知識を見せてやる!」
裸の龍正をベッドに押し倒し・・・イチモツを指先で触る。
「ねぇりゅ~せ~?私のことキライ?」
得意の潤んだ上目遣いの目と上気した顔。わざと荒い息をして気を惹く。
顔を近づけ、そしてもう一方の手の指先で胸をなぞる。
何よりこの甘い声・・・
『なによそんな古典的な・・・』
「う・・・好きだ」
『え?』(龍正さんってこういうのが好きなの?)
軽くショックを受けた麻衣。
「ホント?嬉しいわ・・・じゃあイイコトしてあげる」
口にイチモツを含んだ。
「ふぉお?ふゅ~へぇ~は、ふぉういうおふひえひょ?(どお?りゅ~せ~はこういうの好きでしょ?)」
(くう・・さすがに俺のことを熟知している・・・これはやばい・・・いつになく気持ちが入ってる・・・)
「うっ」
-ドクンドクン-
「ん・・・」
-ゴクン、ゴクン-
「ぷは~っ。いっぱい出たね?」
精液を飲み干し、指で口から垂れた分をなぞる。
(うっ)
「あはっ。また元気になっちゃった!りゅ~せ~はと~ってもエッチなのね!じゃあ本番しよ?」
横で顔を真っ赤にしながら麻衣が文句を言い始めた。
「に、2回連続なんて卑怯です!代わってください!」
「ふん!アタシが勃たせたのに何であんたに代わるのよ!あんたが得するじゃん!文句は勃ったりゅ~せ~に言いなさい!」
「く!・・・・」
優嘉は本番も2回もやり、合計で3回も出させた・・・
優嘉は満足げな、得意な顔で椅子に腰掛ける。
「さあ、交代しましょ。せいぜい頑張りなさい」
麻衣は荒い息をしながら龍正の元へ向かう。
(や、やっと・・・私の番・・・・)
さっきのやり取りを見て気分はもう昂っている。
(あ~もう勃たねぇ。もう無理・・)
「龍正さん・・・見て・・・」
麻衣はゆっくり服を脱ぎ、全裸になった。
優嘉はその身体に見とれてしまった。
(うそ・・・なんて身体してんのよ・・・酷い傷・・・・でも綺麗・・・・)
優嘉の心に火がくすぶり始める。椅子が愛液で湿る。
「り、龍正さん・・・」
麻衣はさっきの優嘉を真似て、龍正に身を寄せる。
『は、恥ずかしい・・・』
麻衣はただただ龍正に抱きついていた。
(なあにあの子・・・やり方知らないんじゃないの?こりゃあ勝ったも同然ね!・・・あんな綺麗な身体してるのに勿体無いなあ・・・)
優嘉の心には、あの身体をめちゃくちゃにしてやりたいという衝動が起こった。龍正への気持ちが無ければ、嫉妬心が無ければ、とっくにしていただろう。
『う~どうすればいいんだろう・・・わからないよお・・・』
押し付けられた胸からは尖った乳首と、ドキドキと心臓の鼓動が伝わってくる。
イチモツは既に麻衣の愛液でベトベトだ・・・
(やべ・・・初々しくて逆にいいかも)
-ムクムクッ-
「え?あ、勃った!」
(何ですって!?ちょっとりゅ~せ~っ!)
麻衣はようやく1回をすることが出来た。
が、その後失神してしまった。
翌朝・・・
「勝者は勿論優嘉だ」
「へっへ~!当たり前でしょ!これで諦めてよね!」
「・・・諦めません・・・」
「何よ!勝負したじゃない!次は訴えるわよ!」
「防衛戦に負けたって再挑戦は出来ます。何度でも!勝つまで!」
「な!・・・この・・・汚いぞ!」
「それに・・・龍正さんも三角関係は満更でもなさそうじゃないですか」
「え?いや、その・・・・うん・・・まあな」
「・・・・わかったわ・・・だけど勝った以上あんたは2番手なんだから!」
「はい!優嘉さん!」
-ドキッ-
「な、なによ・・・ま、麻衣、ちゃん・・・」
(う~ん・・・解決したようなしてないような)
その後、優嘉にも龍正は能力のことを教えた。
意外にも、今の自分があるのはそのおかげだと言って認めてくれた。
それどころか麻衣にも使って人形にしてやろうとかなんとか言っている。
実は・・・麻衣の方も優嘉を人形にしようとか持ちかけてくる。
龍正達は卒業後、ある商売を始めることとなる。
人々の欲望と復讐を担う商売・・・
この能力と支える者があれば出来ない事は無い。
その組織の名は「DEPRIVE OF PUPPETS」
操り人形を寝取るという意味だ。
その意味を知るのは今は4人。
表向きは「DEOPET」と名乗っている。
その設立時のどたばたと、その組織の話は別の話で・・・・
今までの話は一人の男の序章にすぎない・・・
< 不倶戴天~心の図書館~END >
あとがき
龍正の過去を設定するに当たって、考えたストーリーが不倶戴天でした。
おまけの割りに長くなりましたが、急ピッチな展開になってしまいました。反省です。
次回から本編「DEOPET」が始まります。内容もガラリと変わります。
1話の量が少ないのは、単に描写がヘタクソだからです。
新米ながら頑張っていきます。