エロいと楽しい 第三話

第三話:サトミ、ユミ

サトミ

 なぜ真夏の熱海なんかで学会をやるのだろうか?暑いじゃないか。地名にすら「熱」って書いてあるし。しかも、一緒に行くのが男だけ(教授とシンゴ)だし。

 しかも、パワポとかの準備を早めに終わらせて、悠々自適に過ごしていたら、ポスターの準備をすっかり忘れていた。2日ほど女の子の家をはしごしたあと、アオイとシようと思ってお昼に研究室に行ったら教授に催促されて慌ててそのまま徹夜して仕上げるはめになった。朝6時までに仕上げて、アオイが隣の研究室のプリンタを借りてA0のポスターを印刷してくれて、俺は8時のロマンスカーにギリギリ乗り込む。

 熱海に向かう最中に、ポスターにのせた実験画像がおもいっきり間違っていることに気づいて、パニクりそうになったが、教授やシンゴと相談して、会場で誰かのプリンタを借りて実験画像だけ印刷してポスターの上から貼ることになった。シンゴは熱海駅の近くで文房具屋を見つけてすぐに光沢紙を買ってきてくれたし、教授はケータイで神戸大のサエコさんと話をつけてくれた。

 …非常事態でのうちの研究室のチームワークってのはすごいなぁ、と非常事態を作り出した本人ながら感心してしまう。最近は研究室、というか研究室棟を主にエッチをしにいく場と認識していたな、とちょっとだけ恥ずかしくなる。

「ま、ケン君が昨日の昼に顔を出してくれて良かったよ。てっきりポスターは完成したものと思っていたからね」

 優しい教授である(泣)

「ちょうど、アオイの中に出したくなったんですよ。アオイが俺のペニスを刺激するイイ女で本当に良かったです。ヤリそこなっちゃっいましたし、帰ってからプリンタ借りてくれた分のお礼も含めて、いっぱいシてやります」

 教授もシンゴも笑ってくれるが、冗談ですませることでもないので、改めてちゃんと謝って感謝した。

 発表はところどころ滞りつつも、なんとか終わったし、眠気に耐えながらもポスターの横に立って人に説明していると、ペニスがやたら固くなってきた。24時間以上も出していないわけだし、緊張も解けて性欲が復活してきたのかな。

 それとも、睡眠不足のせいで脳の変なところが刺激されて勃起しているのだろうか?朝勃ちみたいな感じで。だって、特定の女性を見て勃起している訳じゃないからな。会場に女性はほとんどいないし、今まで見かけたのは全然好みじゃない。

 性欲を向ける対象も無くいきなり勃ったペニスに戸惑っていると、いい具合に院生っぽい女の子が声をかけてくれた。…うん、なんとか合格ラインだ。場違いなくらいに化粧をきっちりしていて、ファッションに気を使っているおかげで、この場では美人にすら見えるぞ。

「さっき、発表を伺っていて気になることがあったんですけれど。細胞の分化速度についてなんですけれど、変異株を使っていることによる影響は無いんですか?」
「そうですね。それは一応無いはずなんですけれど…あの、私の目から目を離さないでくれます?」
「はい?」
「それに、またたきしないで」

 まわりを見渡すが、昼の時間だからか、人がだいぶ減っているし、こちらのポスターの近くに寄ってくる人はとりあえずいなさそうだ。こないだちょっと考えた新しいパターンの暗示を試してみるか。

「30度くらい右を向いて」
「ハイ…」

 ちょっと女の子の顔をずらせば…女の子はポスターを見ながら俺の説明を聞いている風に見える。自分が…こういう風に立てば女の子が目を閉じっぱなしなことには気づかれないだろう。小声で話しかける。

「今日、あなたが化粧を頑張って、ファッションにも気を使っているのは、あなたをセクシーだと思ってくれた男性とエッチなことがしたいからです」
「ハイ…」
「服装を誉めて、ヤりたいといってくれた男性がいれば、その男性のためにあなたは喜んで情熱を持ってエッチなことをなんでもします。その男性がいつものあなたの好みかは関係ありません。服を誉めて、ヤりたいと言ってくれれば良いのです。あなたは、そういう風にいってくれる男性があらわれるのをなによりも心待ちにしています」
「ハイ…」
「でも、それは今日だけの話です。今日、ヤれてもヤれなくても、そんな気持ちになったことを人はよく理解してくれないでしょうから、絶対口外しません」
「ハイ…」

「これ、パワポで見せなはってたのと同じ実験写真でっしゃろか?」

 ビックリして振り返ると、どこかの会社の技術者っぽいおじさんが質問してきていた。指示を与えるのに集中していて、近づいてくるのに気づかなかった。

「あ、はい。そうです。すぐ説明させてもらいますのでちょっとだけ待ってください」

 女の子の方に小声で「目、開いて」と言ってから技術者風のおじさんに説明を始める。

 説明を早めに切り上げて振り返ると…女の子はすでにどこかに消えていた。

 …あとで思うと、質問に答え始めたかと思うと、「目を離すな」「またたきするな」と変なことを言ったの思うと、他の人への説明をはじめて女の子を無視した変な人と見られたに違いない。うーん。失礼なことをしたな。後で会ったら、エッチしながら誤解を解かないと。

 その女の子とは結局また会うことは無かった。時間の空きを見つける度に会場を探してみたのだけれど、見かけない。他のヤりたくなる女の子も見つけられなかった。気づくと勃起も収まっていたし。

 その後は神戸大の人たちと会場の隅で飲み会をしたけど、女の子はいなかった。サエコ教授はいい人だけどまったくそそらないオバさんだし。胸が大きくたってあんなにデブくてしわくちゃじゃダメだ。

 真夜中近くまで続いた飲み会(神戸大の人たちと飲むといつもこうだ…)の後、うちら3人はホテルに戻って寝ることにした。教授がシングル、シンゴと俺はツインだ。シンゴはすぐ寝付いたけれど、俺は前の晩に徹夜したくせに寝付けなかった。ペニスがなぜかまた痛いほど勃起しだしたのだ。自分でヌケば良いのだが、それはなにか負けたような感じがするのでしたくなかった。

 新年度始まってから、女の子とのエッチは数えきれないほどしているけれど、自分で自分を慰めたことは一度もない。俺の性欲を喜んで処理してくれる女の子がいっぱいいたからだ。女の子の家に泊まる度に2、3回出していたし、研究室棟で女の子にエロさを感じたらすぐしたし、研究室で催せばアオイがフェラしてくれたし。

 …つまり、俺は今、女の子としたいのだ!なんとしてでもしたいのだ!

 俺は部屋を出ると、女の子を求めてホテルの通路をさまよいだした。

 屋上は人気が無く、自販機の前や喫煙スペース、ロビーにも女の人はいなかった。かなりイライラしてきたぞ…どうしようか。ホテルのスタッフに若い女性の1人や2人はいるだろうから、受付にいるあの男性のスタッフをいじって手引きさせて…

 などと思っていたそのとき、ケータイにメールが届いた。サトミからだ。

「ケンさん、お久しぶりです(^^)検査の結果届きましたぁ。遅れてすいません m(_ _)m
 仕事が忙しくて中々婦人科に行く時間がとれなかったんです(T_T)
 今帰ったら郵送で届いてて!オールOKでした!!(^^)v
 今度スル時はアキにしてあげたみたいにあったかい精液いっぱいサトミの中に出してください(^―^*))
 8月の末に夏休みとって彼氏に会いに東京行くんで、そのときにでも!!!」

 すぐ、サトミに電話をかける、歩きながら…そうだ屋上に向かうか。

「サトミ、今家で一人?」
「ハイハイ。そうですよ~」
「今履いているパンツ何色?」
「なんですか唐突に(笑)白ですよ、シ、ロ!」
「へ~そんな純情そうな色でサトミのエッチなヴァギナを隠している訳ね」
「なんですか(笑)いきなりエッチなヴァギナって、ケンさんひどいです(笑)」
「だって、俺の白い精液を欲しがって、よだれたらしている、エッチなヴァギナだろ?」
「よだれなんて出てないです!」
「本当か?白いパンツの下を触って確かめてみろよ」
「…確かに濡れ始めてますけど!でもそれはケンさんにそういうこと言われて、今濡れたんです」
「ジュワっと?」
「…しっとりと」
「もうちょっと多いんじゃないの?俺のペニスを全部呑み込みたがっているヴァギナだろ?『しっとり』じゃ足りないだろう?」
「…こんこんと(笑)。もうやめてください(笑)パンツすごく濡れちゃいました。脱がないと気持ち悪くなっちゃいます」

 エレベーターは都合よく無人で、電波も良好だ。

「脱いじゃいなよ」
「脱ぎますけどぉ。でも、脱いだってケンさん東京でしょう?どうせサトミのヴァギナにペニス入れられないでしょう?」
「でも、俺はサトミの中にすごく入れたい。もう俺のペニス固くなっていて、痛いくらい。サトミの中に入れて、おもいっきり出したい」
「…私もケンさんに出して欲しいです。だって、出してももらってたアキ、すごい気持ち良さそうだったから。私、前彼に出させてあげたことあるんですけど、サトミ、緊張してて感じるどころじゃなくて…」
「大丈夫だよ」
「そうなんですよ。ケンさんとのエッチは絶対安心してリラックスできるから、中であったかく出してもらうのがきっと気持ちいいと思うんです!」
「きっと、イカせてやるよ」
「うん。ぜひ…」
「まずね、サトミのヴァギナをゆっくりいじってあげる」
「…」
「おれがユキエに指でやってあげてたところを見ただろ?まずは…」
「キスしてください」
「え?」

 チューッ、と電話口から音が聞こえる。

「こういう風に、一緒にキスして下さい。それに…」

 チッ、チッと変な音がする。

「こういう風にサトミの口の中に舌を入れてください」
「分かった」

 そうだ、サトミは無類のチュー好きだった。最上階でエレベーターを下りて、階段で屋上に向かいながら、互いにチューッと受話口を吸ったりチッチッと舌で受話口をいじったりする。サトミの方が音が大きくて、頑張っている気がするぞ。

 無人のままだった屋上に出ると、ペニスを取り出す。

「サトミ、もう我慢できない!」
「え?」
「指、サトミの中、なるべく深く入れていって。サトミを押し倒してヴァギナにぺニスをおもいっきり入れる!」
「ああ!」
「サトミの中、暖かい」
「奥まで、いっぱい入ってます…」

 そして、チューを再開してやる

「チューしながらね、サトミの中をグチャグチャにする」
「…してください。」

 チューの擬音の合間にペニスを力強く出し入れしていることを告げながら、ペニスをシコる。サトミの中が素敵なこと、奥に入れたままチューを続けたいといって、ペニスの根元を強く締めながらキスのまねごとに専念する。サトミのエッチな顔がキレイだと誉めながら、再びピストン運動を再開する。

 サトミも気分が高ぶって、俺のを欲しがったり、腰がひとりでに動いたり、舌のお口の一番奥までペニちゃんにキスされてると言ってきたがりが、だんだん言葉が聞き取りづらくなってくる。…マヤほどじゃあないが。

「ケンさん、もっとぉ、いいのぉ」チューの擬音が挟まり「イイのぉぉ」
「サトミ、いいよ、イイ!」
「イイのぉ!」

 居酒屋との時とは比べ物にならない乱れようだ。俺がキスに積極的なのが良いのだろうか?

「サトミ、イっちゃうのぉ、いいのぉ!イキそう…イカせて!」
「サトミ!俺もイク」
「キてぇ、イカせてぇ」
「イくぞ!」

 そんな声を聞いて平気でいられる訳が無い。俺はおもいっきり放出した。

「フワぁン。」

 サトミは変な音を出した後、ハァ、ハァ、と息切れしている。

「サトミ、サトミの中に出してるよ」
「いっぱいですか」
「いっぱいだよ。いっぱいたまっていたの、全部サトミの中に出した」
「ハイ…感じられます。あったかいです。…あの、私、イッちゃいました」
「フワぁン?」
「そんな声でした?(笑)何かピリっとして、頭が一瞬だけ真っ白になる感じで…」
「良かった?」
「良かったです。私ってイけるんですねぇ。」
「今度は本物でイカせてあげる」
「私も、本物でケンさんのペニス締め上げて、精液搾り取ってあげます」

「あのさぁ、夏休みなんだけど…」
「ハイハイ。そのときに!」
「1日丸ごと取れない?」
「え?」
「アキとか、俺の知り合いの女の子とか呼んで海行こうよ。いっぱいの女の子達とエロエロな海水浴をしたいのよ。サトミは前か後にちゃんとラブホでハめて中出ししてあげるから」
「ケンさんエロいですね(笑)了解です(笑)彼氏には女の子だけの海水浴っていえば良いですし」
「そうだよ!いつ東京来るの?」
「えっと、26日から…」

「じゃ、28日で。アキにはだいだい話しているから浮き輪とかの用具の準備とか相談して決めといて」
「ハイハイ。任せてください」

 というわけでその晩はゆっくりぐっすり寝れた。

ユミ

 夕方、教授やシンゴと一緒に研究室棟に入ると階段横の自販機にユミがいた。やっぱり小さく手を振ってきた。

「ケン、お疲れ~。学会だったんだよね?」
「おう。サンキュ。でも発表はきのうの初日に済ませたから、今日は楽だったよ。午後は早めに切り上げたし。じゃねっ!」

 と、切り上げて、先を進んでいった教授とシンゴに追いつこうとしたら、

「ケン~、ちょっと待って~」

 止められた。…アオイをハメに行くつもりだったのに。ユミは自販機で何か買ってる。飲み物をとるとき、そんなにお尻を押し出さなくても良いと思うなぁ。ミニスカの下が見えそうで、見えない。見えたってどうせいつものピンクだろうが。

「ハイ、あげる」

 C.C.レ○ンを貰った。確かに好きだが。

 ウニュ。

 ユミに抱きつかれた。

 右腕を首に回され、左腕を背中に回されて、俺に少しぶら下がるような格好だ。荷物とか持っているんでキツいんですけど。顔を至近距離に持ってこられてじっと見つめられると、ちょっと困るし。

「男ばっかで学会行って、溜まってるでしょ。仮眠室でシてあげる」

 あるかないかよく分からん胸が見えそうで見えないのも困るんですけど。

「脱がしたげる」

 ユミの研究室の仮眠室に入るとユミが俺の服をテキパキ脱がし始めた。…ユミの研究室の人はみんないじってあって良かった。

「はーい。靴とズボン脱がすからベッドに座って」
「あ、うん」
「はーい。次はパンツね…私がしてあげるっていうのに、なんでまだビンビンになってないのよ」
「ごめん」
「はーい。ベッドに横になって」

 という訳で、全裸でベッドに横にさせられてしまった。

「よいしょっと。って、おじさんぽいこと言っちゃった」

 ユミはヒールを脱ぐとベッドの上に立った。俺の頭の上にまたがる格好で。…こういうアングルで見たことないな。暗くて中ははっきり見えないが、いい。

 ユミは数歩下がると、俺を見下ろした。…下から見てもやっぱり胸はあるかないかよく分からんな。

「私が服脱ぎ終わるまでに勃たないと怒るからね」

 そんなこと言われても。

 ユミは順繰りにストッキングを脱ぎ、ブラウスを外し、キャミソールも脱いでいく。その間、何度も俺と目を合わせてくる。

 …ブラが黒だった。ユミは外にはピンクは着ないが、下着はいつもピンクなのだ。普段ピンクとかスポーツピンクとか、勝負ピンクとか色々あるらしいが、全部リースがついてフリフリで俺には区別がつかない。

 しかし、今回は黒。…やっぱりリースがついてフリフリだが。

 スカートも脱ぐ。しかも脚の先にちょっと引っ掛けてから、ポンッと足で床に捨てるパフォーマンス付きである。パンツもやっぱり黒でフリフリ。

 ユミは手を当てながら、腰をくるっとひねると、聞いてきた。

「どう?セクシー?」

 つまり、いつものピンクの下着を黒に変えたから、俺は興奮することを期待されているのだ。「ピンクじゃなくて黒」ってだけでビンビンにならなきゃいけないのだ。…こいつはどこまで自己中なんだか。でも俺は、

「今すぐこの下のヴァギナにハメたいくらいセクシー」

 と、パンツのフリフリをつかみながら言ってしまう。ああ、そうだよ。すごく興奮している。ペニスもビンビンだ。

「よく言えました~。じゃあ、ケンは何もしないで」

 ユミはもう一歩下がるとベッドの上に膝をついて、自分の股間を俺のペニスに近づける。左手でペニスをつかんで股間に寄せると…下着をちょっとずらしてヴァギナを出して、ペニスをスルっと入れてしまう。

 ヤバい。俺、本当に興奮している。

 ユミは服が汚れるのを嫌がって、服を着た状態でスルのをいつも嫌がるのだ。下着を着たまま愛撫ってのも嫌がる。ホテル行くとすぐお風呂に駆け込むし。

 今回は黒い下着のおかげでいつもの4割増しはセクシーに見えるユミの中にペニスがはいっているのが見えて…って先っぽしか入ってないじゃないか。

「こんくらいで入れたげれば良い?」
「やだ。全部入れて」
「はーい。よく言えました」

 ユミはストン、と腰を落とすと、「にまっ」と笑う。可愛い…

「ケンはリラーックスしてユミの中を楽しんでね」

 ウインクするのは卑怯すぎると思う。うんで、まあ、こう腰を振ってペニスを出し入れしてくれる訳だ。今までより上手くなっているという訳ではない。

 でも、黒の下着と、俺の目を見ながら「にまっ」と楽しそうに笑ってくれてるせいで…ユミにこんなに興奮したのはいじって初めてしたとき以来かもしれない。

「ん。もうっ、二晩っ、出してないんでしょ?ん。我慢っ。しないで溜まったのっ。ぜーんぶっ。出していいからね。」

…サトミとの電話のことは言わなくていいだろう。流れ的に。

「ユミ…すぐ出るわ…」
「ん。きーてっ」

 ユミが乗ってくれた時間にキレイに比例して快感が増して、スラっーと自然に射精に至った。いつもよりだいぶ早い。脳天を突き抜けるような快楽はないが、長くて浸りやすい気持ちよさが股間から全身に広がっていった。

「いっぱい出てるね」

 ユミが俺にしなだれかかりながら言う。

「そっかな?」

 ユミを抱きしめる。髪の毛をいじると、また「にまっ」と笑ってほっぺにチューしてくれた。

「さっ、2回戦の準備しましょうね。」

 ユミが一旦立ち上ると、ヴァギナから精液が少し垂れている。

「ほら、やっぱりケンいっぱい出してるじゃない」

 クスリ、と笑ったユミは俺の脚を広げてその間に跪き、ペニスを嘗めてくれる。

「まずはキレイにしたげないとね~。すぐまたベトベトになっちゃうけど、一応ね」

 上目遣いでそんなことを言われたら、すぐに興奮してしまう。

「ユミ、もういい。入れたい」
「ちょっと待って。まだお玉さんキレイにしてない」

 ヒャっ、そこはくすぐったい。が、ユミは一回嘗めきるまで乗ってくれなかった。

「じゃあ、2回戦目~。今回は声出すね~その方が私もイきやすいし」

「お楽しみいただけましたか?」
「うん」

 2回戦目も終わって満足したらしいユミが服を着ながら聞いてきたのに、俺が答える。

「それはようござんした。あと、C.C.○モンもプレゼントだから、ちゃんと飲んでね。私を食べるだけじゃなくて」
「プレゼント?」
「来週の水曜、ケンの誕生日でしょ?私、明後日から実家帰るからさ、プレゼント渡せないし」
「C.C.レ○ンがプレゼント?」
「それはおまけ。メインはワ・タ・シ!」

 え~と。俺はヤろうと思えばいつでもお前とも、他の女ともヤれるわけだが、それでもエッチがプレゼントになると思った訳か。やっぱりこいつは自意識過剰だ。

「でも、プレゼントがワ・タ・シ!ってだけだとちょっと手抜きかなっ、と思って。下着はケンにあげる訳じゃないし。だから、C.C.レモ○も」

 その150円のC.C.○モンをお前は研究室棟入り口の自販機で買った訳だが。俺の目の前で。それに対して俺はお前の誕生日にウン万円するネックレスをあげた訳で。ディナー料金も安くなかった。

「ケンはちゃんとプレゼントくれたし~」

 わかってんじゃんか。

「あのネックレス今日してくれば良かったんだけど。実家に置いてあってさ。ごめ~ん」

 使ってもいないのか。

「というわけで、来年の2月もプレゼントお願いね」

 ウインクしながら去られた。…だめだ。こいつはきっと死んでも治らない。

< つづく >

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