エロいと楽しい 第十二話

女性登場人物振り返り

ユミ
 主人公であるケンの婚約者その1。ケンと同じ大学院の院生。ケンの子を妊娠中。
 ケンが二人目に頭をいじった女性で、過去に振られた経験もあるが、妊娠後いろいろあって婚約。手足のほっそりとした美人。胸はほぼない。お尻は健康的。
 他の子のイジりかたに加えて、夫婦円満のため「ケンがユミに対して性的に興奮したり、ケンにエッチなことをされると強い愛情を感じる」「愛情が足りないと感じたら、積極的にケンを誘惑する」という修正が加えられている。
 第2話、第3話、第8話、第10話にエッチシーンあり。

キミコさん
 ケンの指導教授の妻。
 第2話に名前だけ登場。ユミの指導教授のアカネ先生(巨乳)やフィアンセその2のアキ(さらに巨乳)よりもっと胸が大きく、ケンとはもうエッチ済みらしい。

ユミ

「あのさ、どうやったらケンを性的に欲情させられると思う?迫られすぎてこっちが困っちゃうくらい発情させたいんだけど」

 研究室に詰めて修士論文の第一ドラフトを打っているときに、ユミから「相談があるんだけど」とメールが来たから電話したら、いきなりこんなんである。

「どういう風の吹き回し?」
「ここだけの話、最近フィアンセの愛情表現が少ないんだよね」
「ここだけの話って、本人に言っているよね」
「メール見返してみたら、今週は、『愛してる』って3回しか言われてないし、『大好き』も2回だけなんだよね」
「今日、水曜日だよね。それはそこそこなペースなんじゃないかな」
「会ったときも、キスしかしてない。セクシャルなアプローチがとにかく足りない」
「日曜日は朝から午後までエッチしてたじゃん。週は月曜始まりとしても、昨日したキスはかなり情熱的だったよね。ユミは腰が砕けそうになってたじゃん」
「でも、その後襲わないから欲求不満」
「駅のホームでしたお別れのキスだよね。そこからどうやってエッチに繋げろというのか」
「うるさい。ケンのくせに生意気だ」
「フィアンセに罵倒された…」
「さっさと最初の質問に答えなさい」
「今日、そっち行くときに、玄関で全裸で出迎えてくれるとか?しかも、それが異常じゃないかのように振る舞ってるけど、本当は恥ずかしいのが、ほっぺたを観察すると分かるとか?」
「うわ、あまりに貧困な想像力。もうケンには聞かない」
「俺以外に聞いてどうするんだ」
「もういい。電話切るから」
「はいはい。愛してるよ」
「とってつけたようなのは嫌い」

 うちのフィアンセその1はこんなのである。自分の都合しか考えないわがまま姫だが、ときにはかわいいこともあるので許してしまう。
 今日は第一ドラフトの締切日だが、5時までに書ける範囲で打ち切って、メールで教授に送りつけてまおう。

「おかえり~」
「ただい…」
 ユミの体を見て息を失ったのは久しぶりだ。
 さすがに全裸ではないが、これは全裸よりエロいかもしれない。
 上半身は黒いブラの上に黒のレースのチューブトップをつけただけで、黒い下着はやっぱりエロいな、と一瞬思ったが良く見るとブラはない。ということはあのチューブトップのレースの下に見えるピンク色は乳首だ。
 下半身も膝を隠すくらいの長さの黒レースのスカートだけだ。靴下も履いてない。スカートは下に他のスカートを履くことを想定したタイプなのかやたら薄い。つまりあの股間に見えそうなのは…

「はいっ。無料タイム終了っ」と、言われて目を両手で覆われる。

 有料になるのか。財布に入っているお金で足りるかな。

「これ以上見るには、ケンは、ユミちゃんにちゃんと愛していると伝えないといけません」
「ユミ、愛してるよ」
「ケンはユミちゃんを見てどう思いましたか?」
「すっげー綺麗」
「他には?」
「すっげーかわいい」
「どれくらい?」
「世界一かわいい」
「具体的にはどの辺が?」
「ピンクの乳首」

 バシッ。

 頭を叩かれたが、目隠しは解いてもらえた。

「他には?」
「すっごくセクシー」
「ケンって、ボキャブラリーが少ないよね」
「全き美を前にして、言葉が出ないんだよ」
「そういうセリフが似あわないよね」

  フフン、と笑うと、

「上がっていいよ」

 と言って、背を向けて引っ込んでいく。レース越しに、ユミの唯一の豊満ポイントであるキュートお尻が見える。やばい。入れたい。

 急いで靴を脱いで、リビングへと追い掛ける。

「ねえねえ、お尻触らせて」

 と、手を伸ばすと、

「駄~目」

 とはたかれる。そして、

「膝ついて」

 と命令されたので、素直に従う。

「ユミのこと、愛してる?」
「愛してるよ」

「愛してるなら、」

 ユミは俺の目の前に立つと、レースのスカートを自分でたくし上げて、その薄毛に隠されたヴァギナをさらしてくる。

「舐めて」

 否も応もない。

「んんっ…そう…」

 まずはヴァギナ全体を大きく舐め上げる。

「愛してるよ」
「うん…さみしかったんだからね」
「俺のペニスもさみしがってる」
「馬鹿なこと言わないで、舐めて」
「はい。お姫さま」

 まずは仁王立ちクンニでイかせてあげないと、こちらの性器はほっておかれるらしい。

 期待で興奮していたのか、意外とあっさりイってくれたので、ソファに二人並んで座った後で、頼んでみる。

「ねえ、そろそろ…」
「出したい?」
「うん。ユミがさ…」
「私は何もしな~い。私に触るのも駄目。っいう条件ならイっていいよ」
「えっ?」
「でも、私でイってね。ちゃんと頼んでくれればポーズくらいとってあげてもいいかな」
「つまり、ユミを見ながら、自分でヌけということ?」
「そ~。世界一かわいい生ユミちゃんが目の前でヌいていいっていうんだから、最高でしょ?」
「それは変態すぎるでしょ」
「考えたら、ケンが自分でシてるとこ見たことないんだよね。きっとかわいいと思う。フィアンセの知的好奇心に応えてあげるのも、ケンの仕事だよ!」
 そんな仕事を請け負った覚えはない。それに、こっちからがユミにオナニー見せてと言ったら断わるでしょ、絶対。
「ね、お願い」
 手を合わされたら、応えてあげない訳にはいかなくなるじゃないか。
「分かったよ」
 さっきからガチガチのペニスをパンツから出すと、ユミがキャーキャー喜んだので、よしとしよう。
「ちゃんと、私を褒めながらシコってね。ちゃんと褒めてくれたら、服めくるのも許してあげる~」

 ユミを褒め倒して片手でスカートをまくらせてもらったり、チューブトップをズらしてもらったり、生お尻を振ってもらったりしながらしたマスタベーションの詳細は恥ずかしいから、省かせてくれ。

「ケンくん汚れちゃったし、シャワー浴びよっか!」
 一緒に入ったシャワーの中ではユミは積極的で、自分からフェラをしてくれた。
「そろそろイきそうだね。ねっ。顔にかけてみたい?」
「いいの?」
「ちゃんとお願いしてくれたら、今日だけ特別」
「愛しのユミ様、お願いします。お顔に向けてイかせてください」
「じゃ、本当に出そうになったらちゃんと言ってね。やり直しはしないから。あと、髪にかけたら殺すからね」

 目を閉じて、笑顔で俺の射精を受け止めるユミは最高にエロかった。一応、 射精終わって3秒くらいは待ってくれたし。

「終わったら言ってよ!しかもこれ、まぶたにかかってるよね!?すぐ洗い流して!」

 ムードを作ってもすぐ壊してしまうのもまたユミだけど、これはもう慣れた。

「ん…激しいのはダメなんだからね。私だけの体じゃないんだから」
「大丈夫。ベビーが驚かないよに、すご~く優しくするよ」
 寝室でお互いを求めあい、ユミの中に入っていくのは、「剣が鞘に収まるように」という表現が陳腐に聞こえなくなるくらい、自然だった。
「ユミ、愛してるよ」
「ん、私も」

キミコさん

「これも、何で対照実験してないの?新規考案の実験なんだから、検出量の分布特性は固まってない訳よ。僕の経験からいっても30%くらいの増加は、遺伝子以外の因子でも発生するからね。条件揃えて対照実験しないとスタートラインにも立ってないよ」
「論文書き始める前にクリアしろって言った3つのマイルストーン、2つクリアしたって認識みたいだけど、これじゃ一つ目がクリアできてるか怪しいから。このペースだと締切に間に合わないでしょ?どうするの?」
「ケン君はたしか、就職活動は後でもいいから、研究に集中するって言ってたよね。その割に進め方が雑すぎるよ」

 今日は教授から論文のドラフトの評価と論文の準備状況について指導を受ける日だったのだが、それが厳しいこと、厳しいこと。
 教授は普段は優しいけど、厳しいときは、厳しい。今回は、心が折れて、実験進める気がなくなるくらい厳しい。

 泣きそうになりながら実験計画を練りなおし、もうさすがにあきあきしている大腸菌の培養のセッティングを終えて、とりえず30時間待ちの状態になって一息ついたときに。

 猛烈にムカついてきた。

 だって冷静に考えると、俺って別に修士号もいらなければ、就職もしなくていいんだよ?
 イサコ先生とかイズミ先生とかユミのお父さんあたりにたかればお金には困らないし、なんならセレブな美人妻たちの旦那公認の高級ヒモ(生ハメ専用)とか、名家のお嬢様たちの憧れのセックスコーチ(懐胎ボーナスもあるよ)とかとして法外な料金を頂いてもいい。

 本来、研究なんかしなくていい、ということを前提にすると、教授のシゴきから立ちなおるために、奥さんのキミコさんをハめに行くのは許されると思う。

「キミコさん、エッチしに行きにお邪魔したいんですけど、家にいますか?」

 メールを送ると、すぐ返信がある。

「ケンちゃんお久しぶり!エッチもずいぶんご無沙汰してたね~。今日は買い物も終わったし、ずっと家にいるよ。いつころ来る?」
「今、研究室なので自転車とばして25分で行きます!」

 自転車をこいで閑静な住宅街にある教授の一軒家に到着すると、自転車の止まる音を聞きつけたキミコさんが扉を開けて手招きしてくれた。
 まず目についたのは茶色に黒の縦縞のセーターで覆われたキミコさんの巨乳である。俺がリアルに見たことのある乳の中でも一番大きく、二番を争う婚約者(その2)のアキや、そのお母さんのサユリさんよりも1.5回りくらいデカい。その次のランクのアカネ先生やイサコ先生は、キミコさんと並べると目の錯覚でDカップくらいに見えちゃうのではないか。
 アキなんかは昔は巨乳を気にして胸を強調しない服をわざわざ選んで着ていたが、キミコさんは前から巨乳を強調する服を着ているところしか見ていない。今もセーターが下乳に張りつき、乳袋状態になっているし、縦縞のおかげで、その立体的な曲線がつぶさに見てとれる。
 キミコさんの黒髪は洗ったばかりのようで、軽くポニーテールに結ばれていた。ごく薄いメイクの綺麗な顔とうなじを惜しげもなくさらすキミコさんも色っぽい。

 
 家に上げてもらったら、あいさつや近況報告もそこそこに、こちらに背を向けてソファに座ってもらう。そして、セーターの上から、遠慮なく両乳を掴んで揉む。
「この柔らかさは、キミコさん、ブラ付けてませんね?」
「シャワーあびたんだけど、ケンくんがすぐ脱がすと思ったら付けるのも面倒で。あの人は私がブラ付けないでいると興奮するんだけど、ケンくんもノーブラは好き?」
「俺のためにノーブラにしてくれる女性は大好きです。しかも、キミコさんのおっぱいは大きくて、柔らかくて、最高です」
「うふふ。ありがと」
 キミコさんは、自分のおっぱいが好きだ。おっぱいをほめられるのも好きだし、男におっぱいを求められるのも好きだ。催眠状態のときに確認したから間違いない。
「もー。こんなおばさんのおっぱいなんて揉んでないで、フィアンセとエッチしに行けばいいじゃない。アキちゃんって子もおっぱい大きいんでしょう?」
「大きいですけど、キミコさんほどじゃないですし、こんなに柔らかくないです」
「そう?まあ私も自分より大きい人を見たことは無いんだけどね」
「まじですか!?」
「まじ、まじ」
「たしかに俺もキミコさんより大きい人リアルでみたことないですけど」
「でしょ~。ケン君だって最初に会ったときから、胸ばっか見てたしね」

 ばれてたんすか。

「あのときはケンくんとこんな風にエッチするようになるとは思わなかったな。まあ、パパも最初から胸ばっか見てたし、翌日にエッチするとは思ってなかったけど」

 キミコさんがいうパパというのは、もちろん、キミコさんの娘である、ミイちゃんのお父さん…つまり夫である教授のことである。
 教授の説教へのささやかな復讐心のためにキミコさんをハめに来たとはいえ、あまり他の男とのエッチの話を聞くのも興醒めなので、話を変える。

「ちなみに、ショーツはつけてるんですか?」
「つけてな~い」
「それは、むっちゃ大興奮ですよ。キミコさん、俺がメールしてから、俺とエッチすることしか考えてなかったってことじゃないですか」
「でも、ケンくんもその間、どうせ私とエッチすることしか考えてなかったでしょう?」
「バレたか」
「バレバレよ」

 ころころと笑うキミコさんも素敵だ。

「キミコさん、俺の膝に座ってもらえませんか?」
「私、意外と重いわよ?」
「そんな。キミコさんは胸以外はスレンダーじゃないですか」

 キミコさんには、こちらを向きながら、脚を揃えて膝の上に座ってもらう。
 そして、乳袋セーター越しに、一回両方の胸をギュッと掴ませてもらってから、セーターを捲りあげる。

「キミコさん、最高です。こんな胸を拝めるなんて、俺って男は最高に幸せです」
「こっ、この格好はちょっと恥ずかしいかな?」

 捲り上げたセーターは、みなまで脱がせず、胸の上まで上げて両の乳房を露出させたところで止めている。そんなところで無理なく止められるのも、キミコさんの胸が大きすぎるのがいけないのであり、自業自得である。

「どうぞ、恥ずかしがって下さい。俺はキミコさんのおっぱいを味わって、男に生まれた幸せを噛みしめます」
 俺はまず、キミコさんの右胸をつかんで持ち上げ、「あ~ん」っと、その意外に小さい乳輪に舌を伸ばしてゆっくりと、まるく舐めていく。

「アンッ!」

 そして右胸を、触るか触らないかギリギリのところで右手を使ってやはりゆっくりとなでていく。

「んっ、それヤバイ…」
「キミコさんのおっぱい、大きいだけじゃなくて、敏感だから素敵です」

 乳首が立ってきているのを確認して、軽く吸ってあげる。

「ヤバイって…ンンッ」
「キミコさん、かわいい」

 舌での愛撫を左胸へと移行する。

「こっちもたってますね」
「だって…」
「キミコさん」乳首をチュッとキスしてあげてから聞く「俺におっぱい吸われるの、好きですか?」
「うん、好きよ」
「教授に吸われるのとどっちか好き?」
「おんなじくらい」
「それは光栄です。ねえ、『ぱふぱふ』してくれませんか?」
「んっ…」

 俺が乳首から口を離すと、キミコさんは名残惜しそうだったが、おっぱいをそれぞれ自分の手で支えると、「どーぞ!」と広げてくれる。

「柔らかい…幸せ…ここは天国か…」
「馬鹿なこと言わないの」

 と言いつつ満更でもなさそうなキミコさんのマシュマロのような胸に挟まれてしばしパフパフされる。
 ちょっと乳房に向かって舌を出して舐めてみると「キャッ、それはちょっとくすぐったいよ」とかわいい反応。

「あの、キミコさん」
「何?」
「ズボンが冷たく濡れてきてるんですけど、キミコさん、濡れすぎじゃないですか?」
 キミコさんの顔が真っ赤に染まるが、「エッチしようとしてる最中に濡れて悪いことないでしょ。濡れない方が問題だわ」と正論で返してくる。
「悪いとは言ってないです。キミコさんのあそこがそんなに濡れ濡れなら、ぜひ舐めさせて欲しいです」
「…中途半端に服脱いでるのがダメなのよ。もうお互い脱ぎましょう?」
「了解です。ねえ、69しましょう。キミコさんはパイズリでお願いします」

 お互い全裸になると、俺はソファに仰向けに寝て、キミコさんには俺の上におおいかぶさってもらう。

「柔らかくて、素敵です」

 ペニスをその爆乳で包んでくれたキミコさんは、そのまま亀頭をチロチロ舐めてくれる。

「それ超~気持ちいい。ねえ、キミコさんも腰をもっと降ろして」

 愛液を決壊させているキミコさんのあそこをまずはジュルジュル音を立てて、吸ってみる。
 キミコさんも対抗して(?)舌での刺激を頑張ってくれるが、胸が大きすぎて、舌が亀頭より先に届かないみたい。まあ、それはそれでいい。
 舌の先だけを使った繊細な愛撫をメインにしながら、ザラっと大きく舐めたり、クリストリスを吸ってあげたりすると、「あんっ」「んうんっ」と切なげな声を出してくれてかわいい。

「キミコさん、俺のペニスを入れるの、好きですか?」
「好きよ~」
「教授のペニスとだったら、どっちを入れるのが好きですか?」
「おんなじくら~い」
「かわいい答えですね。じゃ、ここに、」キミコさんのヴァギナを全体的に大きく舐め上げると、「ん…」とまたかわいい声を上げる。「そろそろ入れたいな」

 今度はキミコさんに下になってもらって、
「メール送ったときから、ずっとこうしたかったんです」
 ズンっと挿入する。
「キミコさんもずっとこうされたかったから、メール見たらいそいそとシャワー浴びて、ノーパンで待ってたんですよね」
「ううん…」

 キミコさんは突きはじめの頃はあえぎ声が大きい。

「キミコさん、手がお留守ですね。俺は挿入で忙しいので、キミコさんは自分の胸を弄って刺激して下さい」
「うん…そう……しゅる…ううん…これしゅき…」
「両手で自分の乳首をシコルその格好、エロいですよ……好きなのは、俺のペニスと自分のおっぱいのどちらですか?」
「両方…あ、そこ強い、凄いぃぃ」
「自分のおっぱい好きな女性は素敵ですよ。突くのは弱めた方がいいですか?それとももっと強く突きますか?」
「もっとツヨ…あ…ああ…いいよ…それいイィぃぃ!」

 俺はキミコさんのお望みの強いペースで挿入するだけ、キミコさんは膣からの刺激を受けつつ、自分の乳を弄って興奮を高めるのに集中する。

「ねぇ、キミコさん、教授には生でさせてますか?」
「ん…もう子どもできても困るから…ゴムは使ってもらってるわよ…お互い生の方が好きだけど…仕方ないわ」
「俺の子どもできるのはいいんですか?」
「んん…ケンくんがピルやめろって言うから仕方ないじゃない…」

 キミコさんは快感が強くなってくると、あえぎ声はむしろ減って饒舌になってくる。ここまで文章がはっきりしているのはあと少しでいきそうということだ。

「俺が生ハメ種付けできるようにできるように、ピルやめたけど、教授にはゴムつけてもらってるんですよね」
 俺にゴムをつけさせる、という選択肢はそもそもキミコさんから取り除いているが、こういう風に確認するのは興奮する。自分の乳首への刺激もおろそかになってきているキミコさんには理解されないだろうけど。
「俺の子、できてもいいんですか?」
「別に、そんなの聞かなくてもいいでしょ。ああ、もう少しでいきそう…くる!」
「俺も、イきます…一日以上シてなかったから、濃いのが出ますよ…!」

 ドクッ、ドクッ、ドクッ

 キミコさんは精液の濃さとかマジどうでもいいと思っているだろうが、三人目に孕むのは誰だろうとワクワクしている俺としては、教授の奥さんに濃いのを一発受け入れさせるのは口に出して確認したいほど楽しいのだ。

「何、このにおい。お母さんケンさんとエッチしてた?」

 学校から戻り、俺がキミコさんとお茶してる部屋に入るなり、文句をつけてきたのは教授とキミコさんの間の娘で女子高生のミイちゃん。
 胸はまだ成長途上とはいえ、すでにかなりエロい体に仕上がってきている。

「そうよ」
「うん」

 隠す理由はない。

「あのさ、エッチなら、私がしたいって前から言ってるんだし、母さんみたいなおばさんとエッチしなくたっていいじゃん。メールもらえば、部活だって早めに切り上げたよ」
「でも、18の誕生日はまだ再来週でしょ?せっかくだしそれまでは処女でいようよ」
「ケンさんが勝手に決めたそのルール、ほんと意味不明なんだけど!」

< つづく >

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