エロいと楽しい 第十七話

女性登場人物振り返り

アキ
 主人公であるケンの婚約者。学部時代のサークルの後輩で、来年4月から社会人。ケンの子を妊娠中。
 第1話で、同期の後輩の女の子たちとまとめて頭をいじってエッチした。身体の相性も良かったため、その後、アキの母親や、家庭教師先の女子高生も巻き込まれながらたくさんエッチをしている。巨乳にコンプレックスを持っていたが、ケンとの関係のおかげで克服したようだ。
 第1話、第2話、第5話、第6話、第9話、第15話にエッチシーンあり。第7話でアキからプロポーズ。

ヒロコさん
 アキの高校時代の親友。地元で結婚して長男を産んだばかりの専業主婦。
 第15話にエッチシーンあり。

トモミちゃん
 アキの高校時代の親友。地元企業で事務をしている地味目な服の眼鏡っ娘。
 第15話でケンと初体験。

アスカさん
 アキの高校時代の親友。東京でOLをしている。3人の中では一番の美女。

アキの実家のアキの部屋

「じゃっ、こっち来て」
 アキの美巨乳を観客の女の子3人に鑑賞させた後に、ベッドによんで、横に腰掛けたアキを抱きしめると、そのままキスをする。
「んっ」
 そして、胸も揉む。
「もうっ、胸ばっかり」
 キスが途切れたときに、ちょっと文句言われるけど、
「だって、アキのおっぱい大好きだもん」と開きなおる。
「あのね、アキのことは頭のてっぺんから爪の先までぜーんぶ大好きで愛してし、アキみたいな美人は世界中探したって他にはいないけど、それども、アキのおっぱいは一日中見たりもませてもらったり、吸わせてもらったり、こーやって、頭をうずめさせていたりしたいくらい好き」
「おっぱい星人すぎる~~」こんな無体な告白にもアキはコロコロと笑ってくれる。
「ちなみに、アキの体でおっぱいより好きなところあるんだけど、分かる?」
「えっ、どこ?」
「顔以外で」
「あっ、顔はおっぱいより好きでいいんだ」
「さっき、アキは世界一の美人だって言ったじゃん」
「ごめん、恥ずかしすぎて忘れた」
「ひでえ。で、答えはこっちね」
 俺はアキのヴァギナにすっと手を伸ばすと、指を入れてあげる。当然に濡れ濡れであるアキのそこは指をなんなく受け入れる。
「ちょっ!」
「最初に入ったときから、ヤバい、相性良すぎる、これは好きになっちゃうって思ったんだよね。実際そうなったし。今も入る度に、すぐイかないようにすっごい我慢してがんばってるんだからね」
 俺のさらに無体な告白に、アキはしばし返答に困っていたが、俺のペニスに手を伸ばすと、ゆっくりしごき始める。
「わ、私もケンさんのペニスはその… けっこう好き、だし、相性もいいと… 思う」
「もう、アキはかわいいなぁ」

 アキの唇を再び奪うと、婚約者同士で、お互いの性器を刺激し合いながら、キスをする。
(ここまで見せつけられるとは思わなかった)(しっ、邪魔しちゃダメでしょ)
 みたいな声も観戦組から漏れ聞こえてくるけど、ちょっと待っててね。君たち全員に出番を準備してるから。

「そろそろ、こっちをなめさせて」とお願いして、アキにはベッドに横になってもらって足を広げてもらう。
そして、ヒロコさんとトモミちゃんに「お二人には、自慢のアキのおっぱいなめてあげてくれますか」とお願いすると快くベッドの上に乗ってきてくれる。「別に自慢じゃないし」との抗議は「俺の自慢なの」と一蹴して、これでアキを中心にした4Pの構図だ。

「ちょっとまってっぇっ、そんな……いっぺんにっ、困るぅっ」両胸とヴァギナを3人に舌で刺激されて戸惑っているアキのセリフは無視し、残る一人に「アスカさんには濃厚なキスをお願いしますね」と声をかけると、「いいですよ」と笑顔で快諾される。

 部屋の中の5人の中では、唯一まだまともに服を着ているアスカさんが近づくと、「まっ、まって心の準備が、ねっ」などといいはじめたアキの表情が見たくて、クンニをちょっと休憩する。

 アスカさんは美人だし、なんといってもアキの初恋の人だから、アキの表情も、欲情しているというのとはちょっと違ったゆでダコになっている。

 俺がいじる前のアキが本来レズビアンだった、というのに気づいたのはけっこう最近。婚約もしていることだし、どういうエッチが好きか正直に相談し合おう、俺の欲望だけぶつけるのは夫婦として良くない、みたいなことで相談をしていたときのこと。
 アキは自分の希望をなかなか言わなかったけど、「他の女の子と一緒にするのは、けっこうやってるけど、あれはどう? 機嫌良くやってくれてるけど、アキは楽しい? 興奮する?」って聞いたときに「あれは興奮するし楽しい」と即答したのが気になって、催眠状態におとして詳しく聞き出したのだ。

 いろいろ聞いてみると、初恋の女の子は、中学時代のアスカさんだし、その後も気になった人を聞いてみると全員女性だし、女性とすることを想像してのオナニーも男性相手よりも興奮してた。ここまで揃えばレズビアン以外の何物でもないと俺なんかは思うけど、アキは自分がレズだと思うのは嫌で、自分の中ではずっと否定していて、他人にも絶対に言わなかったみたい。無理があるだろ、それ。
 というわけで、大学には行って押しの強い男性と一回付き合ってはみたものの、セックスが気持ち悪くて早々に別れてしまっていたところ、おれとはすんなり楽しくエッチできてしまい、ああ、自分は男性とエッチできるんだ、レズじゃなかったんだ、と安心していたみたい。
 アキの本来の性的指向をゆがめてしまったようで罪悪感を感じたが、巨乳美人であっちの相性も良くて、俺の子を孕んでプロポーズまでしてきたアキをこれから手放すという選択肢はもちろんない。
 でも、女の子と一緒のエッチは好きだというなら楽しませてあげて、初恋の人とのキッスもさせてあげよう、と思ったわけ。

 実際、
「んんんんっっっっ!!」アスカさんに口を塞がれながらイったアキの腰のはねっぷりは、これまでの俺の経験からしても激しいもので、初恋の女の子とベロチューしながら婚約者にクンニされ、親友二人におっぱい吸われている状況がアキの性癖どストライクだったことが分かる。

「なかなかのいきっぷりだったね。アスカさんのキス、気持ちよかった?」
「うん…」アキはまだ夢見心地のようだ。
「じゃっ、次はアスカさんに下にキスしてもらおうか。ヒロコさんとトモミちゃんは、アスカさんに代わってキスをお願いしますね」

 アキはヒロコさんとトモミちゃんに胸を責められながら交互に唇を奪われがに、服を着たままのアスカさんに頭を股間に突っ込こまれて丁寧に舌でなめてもらっている。ガチレズらしく、クンニは上手そうだ。

 トモミちゃんに中出ししてからまださほど時間はたってないけど、ペニスはさっきから勃起しっぱなしであり、そろそろ何かに突っ込みたい。

 例えば、アスカさんのヴァギナとか。

 アスカさんに近づき、お尻を両手でなで回すと、物欲しそうに腰を振る。アスカさんはここ数年男性とはセックスしていないとのことだが、俺のアプローチにはもちろん応じる。

 タイトスカートのジッパーを下げて、スカートをずり下げるのも、肌色のティーバックを下げるのにも協力的だ。

 Tバックを床に捨てると、アスカさんはアキのクンニを続けながら、足を開いて尻を上げ、ぬれたヴァギナをさらして俺を迎え入れる準備を整える。すぐにでも突っ込みたいところだが、アスカさんの膣は残念ながら未使用ではないので、コンドームを付けてから挿入する。

 主役のアキの快楽を邪魔しないように、ゆるやかにピストンしているからか、ヴァギナは開発されていないのか、しばらく出し入れしていても、アスカさんの反応は薄め。

 でも、穴はきつめなので刺激は十分に強く、気を抜くとすぐ出してしまいそうだ。

 そろそろやばいかと思ったら、アキがビクンビクンしてイっているのが見えたので、それを区切りにすることにした。

 呆けているアキを起き上がらせてベッドの脇に座らせ、ヒロコさんを横に座らせる。アスカさんとトモミさんには2人の間から顔を出してもらって、4人に顔を並ばせて、「舌だけでペロペロして」と頼んでアキから順番に顔の前に生ペニスを突き出して、亀頭を舌でなめてもらう。

 婚約者と、レズビアンと、今日処女もらった子と人妻が「変態」とかいいつつも楽しそうにペロペロなめてくれるのは楽しくて興奮するので2往復してしまったけど、これだけではイけない。

 3往復目は「みんなムチャエロで最高だよ」と褒めながら、自分でも竿をしごきつつ、「みんなの顔に出すからね。お互いの顔から舐めとって、全部ごっくんしてね」と頼む。

「髪にはかけないでよ!」との注文がアキからあったので、「大丈夫、かけないよ」と答えておく。

 限界が近づいてきたのを感じて急いでアキまで戻り、「みんな目と口を閉じて!」と頼んでから、顔面にペニスをすりつけるように顔射する。みんな顔をくっつけてくれているので、なくならないうちにと急いで、アスカさん、トモミさん、ヒロコさんにもペニスをあてながらかけていく。

「ヒロコさんにはあまり出せなかったから、少し絞るね…… うん、もうみんな目を開けていいよ」

 キャピキャピいいながら女の子4人がお互いの顔から俺の精液をなめとって、ごっくんしてる様子を見守るのは楽しかったし、興奮もしたけど、サユリさんが夕食ができたと呼びに来たので、今日はここまで。

女性登場人物振り返り

サトミ
 学部時代のサークルの後輩で、社会人1年目。
 第1話で、アキたちとまとめて頭をいじってエッチし、その後も関係を続けている。キス魔。初めて挿入でイかせたのはケン。
 第1話、第3話、第4話、第5話(上下)、第9話にエッチシーンあり。

トモコちゃん
 アキが家庭教師をしている高校生。お嬢様学校在籍で、清楚で礼儀正しい。
 第5話(上)、第6話にエッチシーンあり。

(その他の女性については、末尾に登場話数を記載)

結婚式3次会

 男の夢の一つに、自分に尻を差し出している女性が複数人並んでいて、みんな「私に入れて」と懇願しているところで、どの女性に挿入するか悩む、というのがあるといえるだろう。
 実はこれは俺はこれまでやったことはなかった。3Pやら4Pになったときでも、女性を並ばせて比較検討するような態度をとったことはない。
 というわけで、俺の目の前に女性器丸出しの女性が4人も並んでいて、全員俺の挿入を待っている、という事態は初めてだ。
 問題は、その女性の姿がどれも全く見えないこと、どの女性に挿入するか自分では選べず、司会の指示に従って、一人ずつ挿入していく必要があることだ。しかもペニスを5往復させたらすぐ次に挿入というルールで、全然楽しめない。

「新郎さんに勃起してもらえないと始められないので、司会の私、サトミがキスと手でちょっとだけ刺激しますね」

 ヒュー、ヒューとか、「チクショウ、うらやましいぞ」「お前さっきからその『うらやましい』しか言ってないな」とかいう声が聞こえるが、サトミは気にせずに俺にキスをすると思いっきり舌を入れてきて、口内を蹂躙していく。ねっとりとした手コキの刺激と、異常事態への興奮もあり、俺のペニスはさっさと勃起していく。

「じゃあ、新郎のペニスは、アシスタントのトモコちゃんに、参加者のヴァギナまで誘導してもらいます。新郎は一歩ずつ、じりじりと前に出てください。そうそう、その調子で……は、先っちょが入りました。はいそのままそのまま、はい、全部入りました。5往復ですからね。今の『い~ち』、そう『に~』、そうそうみんなも声を合わせて『さ~ん』」

 全身の意識をペニスに集中させながら、膣内の感触の特徴を逃がさないように頑張る。うん、1人目については間違いない。外れだ。

「ご~っ、はいっ、最後まで抜いてください。そうそう。一歩下がってから、カニ歩きで左に2歩進んでください」

 やんや、やんやの馬鹿笑いが広がる。いいんだ、みんなが楽しんでくれるなら、俺は少しくらい道化になってやる。

****

 ケンさんが提案したヴァギナ当てゲームはいくら3次会でも下品すぎるのではないかと思ったが、アキがノリノリだったので、決行することにした。
 実際、トモコちゃんがケンさんに目隠しをした後、ステージに立って早業で薄いピンクのウェディングドレスをミニスカートにしてしまった(そういうドレスをわざわざ注文していたのだ)アキには、会場中から喝さいが集まったし、4人並べた女性の顔や胸元、そしてヴァギナを順次プロジェクター画面に映していくのも、大変盛り上がった。
 ちなみに司会の私の服装も、やたら薄い生地を2枚くらい重ねたなんかトーガっぽいドレスで、ケンさんの指定でブラも下着もなしだから、肌がうっすら見えるし下手すると乳首とかアソコの毛が透けてしまいそうなもの。これも、私が会場に出た瞬間からどよめきが広がった。

****

 2人目は、ほぼほぼ当たりといっていい感触だったが、少しだけ違和感があったので、保留しておいた。トラップの可能性もあるからだ。
 3人目は、外れなのはすぐわかったが、誰の膣なのか見当もつかなかった。だいぶ前に1回か2回抱いただけ、といったところか。3次会に来ている女性でそのプロファイルに合致するのは誰だろう。
 4人目は入れてすぐ分かった。2人目じゃなくて、これがアキの膣だ。2人目がアキの母のサユリさん。こんな罠を仕掛けてくるなんて、俺が外したらどうするつもりだ。

 ケンさんが4人目に入れた瞬間にニヤッと笑ったのを私は見逃さなかった。どうやらちゃんと当たりを見分けたようだ。
「ご~っ、はいっ抜いてください。皆さん、皆さん、ここからは私がしゃべっていいというまで、発言一切禁止ですよ。いいですね」
 (はーい!)
「今、『は~い』って言った人だめですよ! 一切発言禁止ですからね。さてさて、新郎は新婦のヴァギナを自分のペニスの感覚だけで見分けることができしたか?」
「余裕です」
「何番ですか?」
「4番です」

 ぉぉ、とどよめきが広がる。しゃべるなって言ったのに。

「ファイナルアンサー?」
「ちょっと自信ないです」

 ぉぃぉぃぉぃ、と声が広がる。

「全員、黙って! 何番と迷ってますか?」
「2番です。一回だけ2番に入れて確かめてもいいですか」

 (いいよー)

「だから皆さん、黙れといってるでしょう? まあ、1回だけですよ。1回入れて出したらすぐ回答してください」

 2番に入れて再度確信した。4番に比べると少しだけざらざらしているこの膣は、サユリさんの膣。アキの膣は4番だ。抜いて答える。

「4番です」

「大~正~解!!!」

 ケンさんが4番を選ぶ、すなわちアキのヴァギナをちゃんと見抜けると賭けたテーブルに、5点ずつ配布。ケンさんが間違えて、1番か3番を選ぶと賭けた卓(当たれば20点だった)には0点。2番を選んだ卓は、正解すれば10点だったけどケンさんが最後まで迷ったことを評価して、1点だけ配布した。

「ちなみに、最後まで迷った2番を新郎は誰だかあてることができるでしょうか? ケンさんが正解すると思う卓はボードを挙げてくださいね」

 全卓Yesボードを挙げていて、点差がつかない。新郎の答えはもちろん、

「サユリお義母さんです」
「もちろん正解です。簡単すぎたかな? じゃあ、1番は?」
「多分だけど、マヤちゃん?」
「正解!」このときもYesボードを挙げていた5卓には、1点ずつ配布。

(どうだ? マヤが一番だったろ!)とヤジを挙げるのはマヤさんの彼氏のタツロウさん。

「3番は?」当てると判断した卓が増えて、7卓。
「見当もつきません」
「ボディーガードのサヤさんでした~」
「それは分かんないよ! 俺まだ1回しかハメたことないぞ」

 Yesボードを挙げなかった2卓に1点ずつ配布!

 ヴァギナ当てクイズが盛り上がらなかったらとばす予定だった、おっぱいクイズ当ても決行した。
 アキ、アカネ先生、イサコ先生、キミコさん、そしてカエデさんと候補を5人に増やしたおっぱい当ては、全員が一斉にステージ上でおっぱいを観客にさらしたら超ヒートアップ。アキより大きいキミコさんにも私もびっくりしたけど、他の3人も相当な大きさ。
 おっぱい当てにはサユリさんを入れなかったので、ケンさんはあっさりアキさんを特定。
「3番!」
「大~正~解!」

 キス当ては、アキ、トモコちゃん、私、クミさん、カヤさん、で実施。全員1分以上の熱烈なキスを順番に新郎にしていく。私が3分近く使ったのが一番長かったみたい。私、キスとなると我を忘れる女だから。
 

 「5番!」
 「またまた大~正~解!!」

****

 3つもクイズをさせられたのは断じて俺の提案ではないし、性的な刺激を受け続けて、俺のペニスは収まる気配がない。下半身も晒されたままである。

「それ、どうする? テーブルの下でヌイちゃう?」って優しくきいてくれたアキの頬にキスして、「いや、サトミに倍返ししてくる」と言ったら、こころよく送り出してくれた。

 司会として次のゲームの説明を始めているサトミの後ろに忍び足で近づいて行くと、会場に忍び笑いが広がる。

「新郎新婦クイズは基本、4択ですが、時々多数決クイズというのを…… って何してるんですか、ケンさん」
「入れるから、お尻ちょっと突き出して~」

 薄レースを持ち上げて、ノーパンのおしりをちょいちょいとペニスで突いてあげる。
 サトミは「説明中ですよ!?」と文句をいいつつ、エロい指示なので逆らわない。司会用の台に肘を付け、お尻を突き出しながら、足を広げてくれる。
 俺は、サトミのドレスを完全にめくりあげて、臀部を露わにする。これもユウコちゃんのナイスプレイで上部のディスプレイに中継されて、また「おおー」と歓声が上がるり(ノリいいな、こいつら)、俺のペニスがサトミのぬれぬれのヴァギナにずるずる挿入されていくところも大写しになる。

「えー、私の膣の中で、ケンさんのペニスがなんかズブズブいってますが、司会進めないといけないので無視しながら進めますね」

 なんだその無視っぷりは、ペニスでぐちゃぐちゃにしてヒイヒイ言わせてやると思ったが、サトミは司会台に肘をつきながら、意外に平常心でゲームの説明を続ける。
 そういえば、サトミは膣で感じにくい体質だったな。

「というわけで、前半である程度得点しないと勝つのは難しいゲームですので、皆さん最初から気合い入れてくださいね」
(はーい!)
「サトミ、こっち向いて。キスしよ」
「えっ、あっ、はい」顔を向けてくれたら、まずは唇を唇でついばんでいくキスをはじめる。30秒ほど続けると我慢できなくなってきたのか、舌を出してきたので、今度は舌を唇でついばんであげてから、濃厚なディープキスに移行する。2分くらいギャラリーに見せつけてから、口を離すと、サトミは「あんっ……」と名残惜しそうなかわいい声を出してくれる

「サトミさんはキスが大好きで、キスするとこっちがすごくキュンキュンして締め付けてくるんです。かわいいでしょ?」

(かわいーーー)

「さて、ここでサトミさんにインタビューです」俺は、サトミの腰を掴み直すと、グッチュ、グッチョと水音を立てながら、さっきよりもずっと熟れているサトミのヴァギナへの挿入を再開する。
「俺に中出しされて、アキみたいに妊娠したら、誰に責任とってもらいたいですか?」
「いっ、今お付き合いしている、シンジ君に責任とってもらいたいです!」

(おおー)と、またどよめきが広がる。

「シンジ君いますか~ トモコちゃん、マイク回して~」
シンジ君に回るまで、とりあえずサトミをガンガンはめとく。
「あん、ケンさんヤバい、もっとゆっくっりぃっ」

「はい、僕がシンジです」

 トモコちゃんからマイクをもらって、立ち上がって回答してくれているシンジ君は、爽やかなファッションのなかなか真面目そうな男だ。

「トモミさんとどれくらいお付き合いしているのかな?」

 ピストンは小休止して、シンジ君のインタビューをはじめる。ペニスはサトミに入れたままだけど。

「はい。そろそろ2年になります」
「トモミさんは、俺の精液で妊娠した場合はシンジ君に責任をとってもらいたいそうですが、シンジ君は責任をとるつもりはありますか」
「はい、もちろん」

 また、(おおー)と声が広がるが、これは当たり前だ。

「ここからが、重要な質問です。実際のところ、早く責任とりたいですか?」
「はい」
(おおおー)
「ということは、俺との中出しセックスには賛成ですか?」
「ええ。なんならこのままサトミの中に出してほしいです」
「たとえば、今度デートで待ち合わせたときにサトミが『今日は排卵日だったから、先にケンさんのところによって、種付けしてもらってきちゃった』って、言ってきたらどう思います?」
「そっ、それはすごく恥ずかしいですが、そんなに僕と結婚したいんだ、と思って、愛おしくて、抱きしめてしまうと思います」
(おおおおー)
「シンジ君がこんなこと言ってくれてますが、どう? 俺の子供を妊娠したくなった?」
「あっ、あの、ちょっと感動して、そのびっくりしたけど、シンジさんがそこまで言ってくれるなら、ケンさんの子供、早く妊娠したいです」

 かわいいこといってくれるので、ピストンを再開する。

「じゃあ、今日から毎日基礎体温測って、排卵日には俺のところに種付けエッチをねだりにくる?」
「そうする、絶対します!」
「じゃあ、頑張り屋さんのサトミの中に新郎の今日一番濃い精液を種付けしてあげるから、孕ませをおねだりしてごらん」
「んっ、ケンさん、サトミは大好きなシンジ君と結婚したいから、新婦のアキちゃんを孕ませた、濃~い精液を、サトミの中にいっぱい、種付けして、サトミを孕ませてください。お願いします!」
「サトミ、愛してるよ!」感動したらしいシンジからのコールがかかる。
「私も!」
「サトミ、中に出すよ!」
「いっぱい出してください!」

 朝から、この夜のパーティーになるまで一度も射精できず、しかもエロゲームでじらされ続けてきた俺のペニスは、久しぶりの大量射精を、惜しみなくサトミの中に注ぎ込んだ。

 つい、つぶやいた「あー、気持ち良かった」の声がマイクに拾われてしまい、会場に響き渡ってしまったのは恥ずかしかったけど。

*****

「ここで、新郎からへの新婦サプライズプレゼントです」

 司会の私が発表すると、アキがびっくりした顔をする。この3次会については、新郎新婦とかなり綿密に打ち合わせをしているので、自分が聞いていないサプライズがあるとは思っていなかったようだ。

「皆様ご存じの通り、ここに今日来ている女性は新郎とエッチしたことあってこれからも新郎とエッチしちゃっていいという女の子達ばっかりです。
「念のためにその割合を確認してみましょうか。
「女の子達のなかで、新郎とエッチしたことがある人は立って下さい!」

 全員、席から立ち上がる、いや、全員じゃないか。

「えっとユキエは、エッチはまだですか?」
「えっと、手でイかせてもらったことはあるけど、エッチはまだかな?」
「イってるなら、それはもうエッチでいいですよ」

 これで、女性は全員立ち上がった。

「新郎に求められたら、正直、今後もエッチしちゃう人は…… 右手をあげて下さい!」

 もちろん、女の子全員手を挙げる。

「新郎と新婦の3Pも大歓迎、二人のラブラブセックスを盛り上げてあげちゃうぞ、という人は…… 左手もあげて下さい!」

 これも、女の子全員が、両手を挙げる。

「これは、新婦は他の女性と一緒のエッチでもいいんですかね? どうなんですかね、そういうところ」
「えっと、ケンさんと他の女の子での3Pは何度もしてますけど、かわいい女の子は大好きなので、大歓迎ですよ」
「新郎の愛情を独り占めしなくてもいいの?」
「3Pのときも、ケンさんは私に気を遣って愛情をいっぱい示してくれるので、3Pでも、愛情は私が独り占めですよ?」

(おおおおおーーーーー)会場はやんややんやの大喝采である。

「かわいい女の子は大好き」という表現が気になりますが、新婦としては、レズビアンセックスも興味ある感じですか?」
「えっ、はい、そんな感じです。少し」
「少しだけ?」
「結構……」

 会場に笑いが広がる。

「では、女性の皆様に質問です。あっ、手を下げちゃってる人、もう一度あげて下さいね。そうそう。では、新婦に頼まれたら、喜んでレズビアンセックスしちゃうという人は、そのままぴょんぴょんして下さい!」

 会場の女性陣は、司会のサトミを含めて、全員ぴょんぴょんして、意思表示をする。

 プレゼントの趣旨については、新郎のケンさんから説明する。

「えーと、新郎は、すみません、今日ここにきてくれた素敵な女性の皆様には、好き勝手にエッチを求めてきましたし、ほとんどの人には、中だし射精を決めていますが、皆さん快く、僕を受け入れてくれました。お客様の男性の皆様も自分の彼女だ、妻だ、娘だという女性について、僕とエッチすることを快く許してくれました。
「僕は今日結婚しましたが、そこらへんはごめんなさい、今後も変わらないと思います。今日来ていただいた女性は、今後も、何度でもエッチをしたいという素敵な方ばかりですし、なんなら全員僕の精液で妊娠させたいと思っています。今日来ている人でも、研究室の同級生のアオイは僕の子を妊娠して来月、婚約者のタカシと結婚しますし、実は、結婚式で祝辞を述べていただいた教授の奥さんのキミコさんもおととい、僕の子を妊娠していることが分かりました。
「キミコさんは、教授と一緒に僕の子を教授の子として育てて行くことになりますし、教授の娘のミイちゃんも、先日処女をもらったので、今後もエッチを続けてお母さんと一緒にダブルで孕んでもらえるように頑張ろうと思います。
「もちろん、今後、これから出会う女性についても、気になったらどんどんエッチしていくと思います。
「僕は妻を愛していますし、これからも一緒に愛情を育んでいくつもりですが、エッチする子がこんなにいると、寂しい思いをさせることもあると思います。いつもアキにも参加してもらって3Pにできるとは限りません。だから、アキがさみしい思いをしないよう皆さんに助けて欲しいと思ってお頼みしていたのです。
「みなさん、アキからエッチを求められたら、僕に求められた場合と同じように、快く、応えてあげて欲しいのです。お願いできますか?」

「「「「いいよーーーー」」」」

 と、みんなまたぴょんぴょんしてくれる。

 アキは顔を真っ赤にして、「嬉しいです」のコメントを出すのも難しそうだったが、夜にはプレゼントがどれだけ嬉しいか小一時間語ってくれて、初夜もむっちゃ盛り上がったということをお伝えしておこう。

【注:サヤは第5話(下)、マヤ(とタツロウ)は第2話、アカネ先生は第6話、イサコ先生は第11話、キミコさんは第12~13話、カエデさんは第15話、クミは第8話、カヤは第11話と第13話、ユキエは第1話でそれぞれ登場】

< つづく >

5件のコメント

  1. 通りすがりさん
    応援ありがとうございます。いつ続きを書けるか、という話はできないのですが、先日、旧サイトの感想掲示板の「習作」スレッドの75に、ごく短い短編を書いてますので、ご興味あったら読んでみてください。

  2. 皆さん応援ありがとうございます。
    先ほど、第18話をざくそんさんにお送りしました。上のコメントで触れている、旧サイトの掲示板の「習作」スレッドに書いていた短い文章も含めています。

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