世界の支配者になってしまった男の物語 3

その3:交差点とホテルにて

 オレはこの物語の主人公である立花ゲンタ。
 ついこないだ、コンビニのトイレで不思議な帽子を見つけ、それを被ってしまった事で、世界の支配者に生まれ変わってしまったのである。

 つまり、オレの現在は『独裁者』で、全ての国民が全員、オレに尽くすと言う状態。
 しかも、女にいたっては、学生やOL、人妻関係なく性行為ができ、中出しされると完全にオレの奴隷になると言うおまけまで付いているから驚きだ。
 オレは昨夜、セレブの家で泊めさせてもらった。
 もちろん、結婚していて小学生ぐらいの幼い子供もいる。
 その子には、『大きくなったらお母さんみたいに奴隷にしてあげるからね♪』と言って今朝、そのセレブ宅を後にした。

 家を出ると、辺りの通路は通勤や通学の人たちで賑わっている。
 もちろん、オレと目が合うと必ず、オレに挨拶をしてから先へ進む。
 ちょうど金が欲しかったオレは、通りすがりの男性にこう話しかけた。

「王様、なんなりとご命令を!!」
「今持ってる金、全部出しな!! あっ、お札だけでいいからな!!」
「ははっ……!! 少々お待ちくださいませ!!」

 やがてその男性は財布からお札を取り出し、オレに差し出す。
 オレは差し出されたお札の枚数を数えたが、1000円札がたったの5枚しか入っていなかったので……。

「ちっ……!! 使えないな!! いい年して財布の中が5000円だけとは……」
「申し訳ございません……、金の管理は基本、私の妻がしているモノでして……」
「言い訳はどうでも良いんだよ!! もう飽きたからさっさとオレの前からウセろ!!」
「ははっ!! 失礼いたします……」

 その後、その男性は仕事に行ったのかは分からない。
 あれ以降そいつがオレの前に姿を現さなくなった理由については、めんどくさかったからそのままにしておいた。

「やぁ!! そこのお嬢さん、綺麗だね!!」
「おはようございます。王様っ……、なんなりとご命令を!!」
「ちゃんと挨拶の出来る子、いいねっ!! 仕事は何してるの?」
「スチュワーデスをしております……。先ほどフライトを終え、これからホテルにチェックインする所でございます」
「じゃあ、そのホテルにオレも連れてってよ!!」
「かしこまりました!!」

 オレはたまたま交差点で仕事帰りのスチュワーデスを発見したので、今日の獲物にする事にした。
 一緒に歩いていて気付いたんだがコイツにも左手に、指輪がはめられてたので……。

「お前、いつ結婚したんだ?」
「3年ほど前でございます……」
「そうか? 名前は何て言うんだ?」
「佐伯ミサエと申します……」
「じゃあミサエちゃん……、これからキミの新しい誕生パーティーが始まるよ!!」
「ははっ……!! 王様の奴隷になれるなら、喜んでこの身を捧げますので、どうぞご安心下さいませ!!」

 くっくっく(笑)
 このシチュエーションたまんねぇ!!

「お着きになりました。王様……」
「うむ……、ご苦労……」

 でも待てよ?
 このままの状態でオレがホテルに入ったらどうなるんかな?
 もしかすると、受付の人とか出てきて、周りの客とかがみんな言いなりに状態になるんじゃ!?
 まぁ、考えても無駄だし、とりあえず今日はこのミサエちゃんを奴隷にしようっと!!

「あの? そちらのお客様は佐伯様のお連れ様でしょうか?」
「お連れ様? 誰に向かって言ってるんだい? オレはね……!?」
「こ、これは大変失礼いたしました……。まさか王様でしたとは……」
「しばらくこのホテルを借りるよ!!」
「ははっ……。王様でしたら何度でもご自由に、お使いくださいませ!!」

 やはり、考えていたことが現実となって現れた。
 しかしさっきの受付娘の女の子、可愛かったな……。
 次の相手にはちょうどいいかも?

「こちらです……」

 ミサエちゃんがオレに部屋を案内する……。
 時刻は朝の10時過ぎ、思えばちょうどいい時間帯に獲物を見つけたモノだ。

「ゆっくりと時間をかけてキミを支配していきたいから、宜しく頼むよ!!」
「ははっ……!!」
「しゃぶれ!!」
「かしこまりました……」

 ホテルにチェックインし、ベッドに居座るやオレはいきなりミサエちゃんにフェラを要求。
 しかも、スチュワーデスの制服姿のままである。
 本来だとシャワーを浴びてからなんだけど、まぁ、汚いままでも受け入れてくれるから、問題はない!!

「最高だね~♪ ところでミサエちゃんはいくつになるのかな? オレよりも若いみたいだけど……!?」
「ははっ!! 今年で26歳でございます……」
「思った通りだ!! このぐらいの年の子と遊ぶの、一番楽しいんだよね!!」
「ありがとうございます!! 王様のためなら、私に出来ない事はございませんので!!」

「出来ない事はないと言ったな? じゃあ、69をしてもらおうか!!」
「ははっ!!」
「全部服脱ぎな……」

 彼女は服を脱ぎ出す。
 この際、オレは彼女の下着を奪い取る……。
 オレはこれまでにも何人かの女の下着を奪ってきたが、これでも通報されないんだから全く素晴らしい帽子だよ!!
 これは……。

「それでは、失礼いたします……」
「すげぇ……、おっぱいも大きいけど、お尻も凄いじゃんか!!」
「王様にお褒めの言葉をいただき、光栄に思っております……」

 さすがはスチュワーデス!!
 しゃべる言葉が一味違う!!

「はあぁつっ!! 王様にマンコもアナルも舐められて、とてもキモチいいですわ♪」
「オレもだよミサエちゃん……。もっと激しくイクよ?」
「はああぁ……、っん……!!」

 この時既にオレは、仕事の事なんてどうでもよくなっていた。
 本来だともう出社していないといけない時間だが、職場から電話がかかってこない所を見ると、この王様帽子の効果が、遠く離れている所まで、効いているのではないかと思ったほどだ。

「そろそろ入れるぞ!! マングリ返しをしてみろ!!」
「ははっ!!」

 すげぇ!!
 中に入れるとすげぇフィットしてる……・。
 ひょっとしたらこのスチュワーデスのミサエちゃんとは、相性が良いのかもしれないな?

「はあんっ!! 最高ですわ……、王様っ!!」
「旦那のセックスとどっちがキモチ良いんだ?」
「もちろん、王様でございます……」
「だよな? 最後は当然、中に出してもいいんだろう?」
「喜んでっ!!」

 よし!!
 承認を得ること出来たから、中出しセックス開始!!

「はぁ……、はぁ……、はぁ……、はぁ……!!」
「キモチいいか?」
「キモチいいでございます!!」
「どこがキモチいいんだ?」
「オマンコでございます!!」
「オレの精子……、たっぷり注いでほしいか?」
「王様の精子……、はああぁっん!! 最高っ……」

 その後、オレはミサエちゃんに中出しをして……。

「王様……。お待たせいたしました。スチュワーデス奴隷第一号ミサエ、ただ今洗脳完了しました!!」
「よし……、これからお前にも協力してもらって、全国の美人スチュワーデスをオレの奴隷にする……」
「ははっ……!! 王様のこの素晴らしい計画、喜んでお手伝いさせていただきたいと思っております!!」
「じゃあ奴隷になった記念すべき最初の命令だ……。風呂場に湯を溜めて来い!! 一緒に風呂に入るぞ!!」
「ははっ!! 少々お待ちくださいませ!!」

 やがて、オレはミサエちゃんとお風呂に入り、その後2回戦目を開始していた。
 気が付くと、とっくにお昼の12時を過ぎていたのは、知る由もなかった……。

< つづく >

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