第2話 Part. 4 6時半に恵美ちゃんと駅前の喫茶店Sで待ち合わせをしているので俺は、仕事をさっさと片付けると恵美の待つ喫茶店へと向かった。待ち合わせに指定した喫茶店は、会社からは駅の反対側に位置しており、会社の人
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「ちょっとそこのお兄さん」とある街の繁華街で易者風のおじいさんに呼び止められた。
「あんたちょっとこっちへ」普通に声を掛けられただけだが、なぜかその声に従った。
普段の俺はそんな呼び込みにはまるっきり応じず無視して通り過ぎているのに。
きれいな石 第2話-3
第2話 Part. 3 翌朝、俺が目覚めると洋子はもういなかった。恵子が俺を起こしに来た。 「ご主人様、起きてください。そろそろ起きないと遅刻しますよ」そう言って恵子が起こしてくれた。 ぎりぎりまで寝かせておいてくれ
もっと読むきれいな石 第2話-2
第2話 Part. 2 創作料理のお店Mは、俺の家と会社のちょうど中間にあるおしゃれな居酒屋だった。俺がこんなしゃれた店など知っているはずもなく香織に連れて行ってもらった店だった。居酒屋と言っても大半がカップルか女性客
もっと読むきれいな石 第2話-1
第2話 Part. 1 この石を手に入れてから1週間が経っていた。あの運命の日つまり、易者風のおじいさんに呼び止められた日から丁度1週間になる。 その間、俺は香織でいろいろ実験を行い、この石の運用方法と言うか、利用方
もっと読むきれいな石 第1話
第1話 「ちょっとそこのお兄さん」とある街の繁華街で易者風のおじいさんに呼び止められた。 「あんたちょっとこっちへ」普通に声を掛けられただけだが、なぜかその声に従った。 普段の俺はそんな呼び込みにはまるっきり応じず無視
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