第Ⅰ章(その5) ドコで狂ったのだろうか…ゴシック調のシルエットが特徴的な校舎の最上部を飾る大時計が未だ7時50分を指し示していた頃…ちょうど小麦色の肌の華奢な『幼い神魔』と所有されて日も浅い長身で秀麗な『雌奴隷』が7
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ココが人間の世界♪
初めての…
小さな人影は物珍しそうに辺りを見回すと、元気にテクテク歩み始めた。
淫麗童子 第Ⅰ章(その4)
第Ⅰ章(その4) んぐっんぐっんぐっ… ちょうど校門から校舎の正面玄関を結ぶ煉瓦道から死角になった奥まった処…壊れた机や椅子等が幾つか積み上げられた場所で、『雌奴隷』岬にとっての不思議な体験は続いていた。 「か、霞さ
もっと読む淫麗童子 第Ⅰ章(その3)
第Ⅰ章(その3) ど…どうしよう… 早朝の東京渋谷。 やっぱりマズい…よね… 閑静なエリアの一角、7階建て高級マンションの5階フロア。 うん、やっぱり、駄目だよ…ボク、もう一度だけ頼んでみよう… 上空は快晴。
もっと読む淫麗童子 第Ⅰ章(その2)
第Ⅰ章(その2) 夜の帳も下りた東京渋谷。 ずちゃ…ずりり…んちゅ… 歓楽街の喧燥を遠くに見下ろす、閑静な7階建て高級高層マンションの一角。 あむ…ぺろっ…ぺろぺろぺろ…コリコリ… マンション5階の一番奥まった
もっと読む淫麗童子 零章・第Ⅰ章(その1)
序章 東京の季節は2月も下旬近く。 不夜城と化した大都会の歓楽街も5時を過ぎる頃になると、表通りを往来する人の流れも劇的に波が引いていく。もう少しで夜の帳も明けるだろう。 日の出までは30分も無いだろうか。一段と冷
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