「美雨さん……さがしましたわよ」
「はい、お嬢様。なにかご用でしょうか」
「なんですか、あの……あの、クローゼットの中身はっ!」
「ああ!そうそう、全部エプロンドレスに入れ替わっていた、というのですよね?」
「どういうことなのか、貴女の口からきちんと説明していただきますわ!」
「じつを申しますとね……わたくし、魔女なのです」