「さて……リンちゃん。今日はなんで呼び出されたか、分かるぅ?」
 部屋の主である少女はメイド服の少女に問いかけた。
「え、えっと……」
 今日の仕事で失敗した覚えは無い。
 目の前の少女が自分に対してよからぬ企みを目論んでいることだけは薄々見当がついていた。
(原案・協力:レム)