ワタルの学校が、タチバナ社による高品質オーディオ設備一式のモニター対象として選ばれ、導入が決定されるまでは「お茶会」から4日とかからなかった。

 スピード感を重んじるタチバナの社風において、現場の聞き取り調査が早々に完了したというのは大きなプラス要素である。とはいえ、導入にあたっては学校側の合意を得る必要があるため、タチバナ社の一存で決められる問題ではない。それなりの費用がからむこともあり、学校内での稟議が通るかどうかが危ぶまれていたが、それも意外なほどにスムーズに進んだ。