最終話 ご主人様の奴隷になってから、私の日常は一変した。 朝、目を覚ますとベッドには昨夜の残り香が漂っている。 昨日の夜もいつのように母さんと一緒にご主人様といっぱいセックスしたのに、ふたりの姿は部屋にはない。
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催眠術を使って私に仕掛けられた数々のスイッチ。
10日間それに耐えて私がその男の奴隷にならなければ母さんを返してもらえる。
だけど、負けたら母さんも私もその男の奴隷のまま。
……絶対に、この勝負に負けるわけにはいかない。
転落へのスイッチ 第4話
第4話 翌日。 「おはよー、奈菜!」 「……ん? ああ、絵美、おはよ」 「どしたの? なんか難しい顔してたけど?」 朝、早々に家を出て教室で考え事をしていたら、後から来た絵美にそんなことを言われた。 私、そんなに気
もっと読む転落へのスイッチ 第3話
第3話 翌朝。 「あら、おはよう、奈菜」 「おはよう、母さん」 朝、学校に行く準備を整えて下に降りると、母さんに挨拶をする。 昨日警察の人にアドバイスをもらったおかげでそれくらいの心の余裕が生まれていた。 「おはよ
もっと読む転落へのスイッチ 第2話
第2話 翌朝。 学校へ行く準備をして1階に降りる。 「おはよう、奈菜ちゃん」 「あら、今日は早いのね」 ダイニングルームでは、あの男が当たり前のようにご飯を食べていた。 「さあ、奈菜も食べましょう」 「いらない」
もっと読む転落へのスイッチ 第1話
第1話 プロローグ ~それは、主人公の少女が知る由もない破綻の兆しだった~ 「……実は、主人が出張で今日からいないんですよ」 「あらあら、それは大変ねぇ」 「いえ、大変なのはあの人の方なんですけどね。なんでも名古屋で新規
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