俊は上賀茂家も古来から続く能力を引き継いだ。
 しかし、開花させるには処女の血が必要だという。
 それを幼なじみの美波に話してしまった。

幼なじみ

プロローグ  美波がいけないんだ。  そう思いながら俊は突っ立ったまま動かない、いや、動けなくなった美波を見ていた。  これからしなくちゃならないことを考えると身体がすこし震えた。 「服、脱がすよ」  俊がそう言うと美波

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