- 茜の場合 -
人が少ない電車、私は扉の前に立って外を眺めている。
ガタンゴトン、、、ガタンゴトン、、、
いつもと変わらない日常。
でも、いつまでも同じ場所にいるわけじゃない。
昨夜私は・ ・ ・男に振られました・ ・ ・
ガタンゴトン、、、ガタンゴトン、、、、
プゥォオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「もしもし?あ!タケシ君?どうしたの?」
「あの・ ・ ・言い難いんだけど・ ・ ・」
「なに?どうしたのぉ?あらたまっちゃってぇ・ ・ ・」
「・ ・ ・ ・ ・ ・君とはもう付き合えない・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「え?・ ・ ・なぁにぃ~・ ・ ・冗談きついな~もぅ・ ・ ・ ・」
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・本当ごめん・ ・ ・ ・他に、好きな娘が出来たんだ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「ちょっと・ ・ ・ ・ ・本気なの・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
タケシ君とは付き合ってまだ一月にもならない。
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ごめ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
ガチャン! !
ツーーツーーツーーー・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「けっ! !何様よ! !」
ムカつくから、私から電話を切ってやった。
プゥォオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
いつもと変わらない日常。
でも、いつまでも同じ場所にいるわけじゃない・ ・ ・
「・ ・ ・ ・ ・フン・ ・ ・」
ガタン、、、、ゴトン、、、ガタン、、、ゴトン、、、、、
「・ ・ ・ ・あの・ ・ ・ ・」
誰かが私の肩に手を掛ける。
「・ ・ ・ん?」
振り向くと20代後半くらいだろうか?スーツ姿の男性が立っている・ ・ ・
「大丈夫ですか?・ ・ ・」
『何が?』
そう聞こうと思ったんだけど、頬に伝う涙に気づいてやめた。
「・ ・ ・ ・あ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「良かったらハンカチどうぞ」
「あり・ ・ ・がとうございます」
私・ ・ ・こんなことで泣くなんて・ ・ ・
クシクシ・ ・ ・
もらったハンカチで涙を拭う。
「ありがとうございます・ ・ ・コレ、洗って返しますんで・ ・ ・」
「いや、別にいいよ・ ・ ・そんな事より何があったかわからないけど、あんまりめげないようにね」
泣いていた事に対して、気を使ってくれたのだろう、それだけ言ったら男性は窓の方を向いてしまった。
見たところ、あんまり人に話しかけるってタイプじゃなさそうだ。
ペコリ
軽いお辞儀をして私も外の方を眺める。
「・ ・ ・ん?」
一つ気づいた事がある。
どうやら彼は、窓に映る私を見て泣いている事に気づいたみたいだ・ ・ ・
プゥォオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
キ~~~~ン、コ~~~~~ン、カ~~~~~~ン、コ~~~~~~~~ン
時と場所は変わってここは放課後の学校。
結局あれから私は何も言えず、電車を出て普段通り学校へ登校した。
「ねえ茜、今日この後先輩の友達と合コンあるから一緒に行こうよ! !」
声を掛けてきたのは、クラスメイトの唯。
ショートカットの髪に、わりと引き締まった目、結構誰にでも話しかける明るい娘で、その性格のせいか、最近は合コンの幹事的なことをよくやっているらしい。
「悪い、私今日はちょっと・ ・ ・」
女子校に通っているせいか、出会いが少ない場において合コンはとても重宝される・ ・ ・だが、彼氏がいる人にはあまり誘いをかけない彼女が何故私を誘うのか?
「茜ってさ、彼氏と別れたんでしょ?」
「え!?」
話しかけてくる時点で予感はしていたのだが・ ・ ・しかし、その話は、まだ誰にもしていないのに!?
「誰から聞いたのその話!?」
「ま、これでも一応情報屋みたいにな事やってるからね、私、何か、しぜ~んと耳に入っちゃうのよ・ ・ ・」
情報屋(唯)が探るような目で私を見る・ ・ ・隠し事は無駄なようだ・ ・ ・
「で、情報源はどこからなの?」
「合コン行くよね?そしたら教えてあげる」
口が猫笑いになってやがる・ ・ ・何か腹立たしいわね・ ・ ・
「彼氏と昨日別れた事知ってるんでしょ!?じゃあ、今日はそんな気分じゃないの!ほっといてよ!」
普段は結構冗談交じりで対処するんだけど、つい口調が荒くなってしまった。
「茜・ ・ ・それは逆よぉ~!」
「へ!?」
逆に唯が『何を言ってるの?』みたいな顔で私の両肩を抱いて、真剣な顔で話しかけてきた。
「いい茜?、こんな時だからこそせめて、『出会いだけ』でもいいから作っときなさい!元彼の事悪く言う訳じゃないんだけど、何も男は一人だけじゃないんだから!・ ・ ・それに帰って部屋にいるより少しは気が紛れると思うの! !当然お金は向こう持ちだから財布の中身も気にする必要ないし! !気分転換だと思って、ね?、付き合いなさい・ ・ ・て言うか今日は茜は合コン参加決定!うん! !文句はないわよね?」
唯がウインクしながら答えを待つ。
そっか・ ・ ・ひょっとして唯は私が落ち込んでるのを見て励まそうとしてくれてるのかもしれない。
気を使うのがうまい人・ ・ ・唯が何故誰からも慕われるのかわかったような気がした。
「・ ・ ・うん」
「よし!それじゃあ今日、西通りの大広場に7時! !ドタキャンは無しだかんね! !いい?」
「・ ・ ・うん、わかったよ」
「それじゃあ、またあとでね! !」
唯が茜から離れて教室を出ようとする。
「あ! !唯! !」
「え!?」
「それで・ ・ ・情報源はどこなの?」
危うく聞き忘れるところだった。
「エヘヘ・ ・ ・当てずっぽうよ!」
「!?」
が~~~~~~~~~~~~~~~ん! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! !
一杯食わされた! !・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・でも・ ・ ・例え知っていても彼女は言わないだろうな・ ・ ・
クスッ・ ・ ・
「憎まれないキャラクターで羨ましい・ ・ ・」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「ハア・ ・ ・ハア・ ・ ・ハア・ ・ ・ハア・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
待ち合わせ場所、西通りにて・ ・ ・時間は7時半を過ぎている。
「いっけない・ ・ ・準備に時間かけすぎちゃった・ ・ ・無茶苦茶遅刻だわ! !」
絶対唯から怒られる・ ・ ・っていうか唯達、待ってくれてるかしら・ ・ ・
「ハア・ ・ ・ハア・ ・ ・ハア・ ・ ・大広間・ ・ ・到着ぅ~・ ・ ・フゥ~・ ・ ・」
急いで来たせいか化粧は崩れるは、髪は乱れるは、遅刻はするはで・ ・ ・こんな事なら普段通りの準備で来た方がずっとましだったかも・ ・ ・
「お~そ~い~よ~~・ ・ ・茜! !」
「あ!?唯! !良かった~! !待っててくれたんだ! !」
怒られるのは嫌だけど、誰もいないよりは、まあ・ ・ ・ましかな・ ・ ・
「待っててくれたんだ! !・ ・ ・じゃないわよ!、本当何時間待たされるか、気が気じゃなかったんだから、まったく・ ・ ・」
「えへへ・ ・ ・ごめん」
「でも、まあ来ただけ良しとしますか・ ・ ・」
思ったより怒られなかったのでちょっとほっとした。
「皆、待たせてご免ね、この娘が最後の一人、宮本茜ちゃんで~す! !」
唯がいつもの調子で紹介してくれる。
ペコ
「どうも、初めまして・ ・ ・あと皆さん遅刻してごめんなさい・ ・ ・」
「そんなに待ってないし、気にしなくていいよ」
一人の男の人が、言ってくてた後、皆がうなずいてくれる・ ・ ・うう~・ ・ ・感謝です。
一応メンバーとしては男の人が、目が細いのがスネさん、ラガーマンみたいな体つきの剛竜さん、整った顔立ちの・ ・ ・杉田さん。
女性陣は、私に、唯、それに私の隣のクラスの娘で髪を二つ分けにして、ちょっとお嬢様っぽい静江ちゃんという、3対3の組み合わせである。
「とりあえず、まずは居酒屋にいってみようか?」
スネさんが先導する形で居酒屋へ向かう。
ワイワイガヤガヤ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
花の金曜日という事もあって、店内は活気に満ちている。
「じゃあ、まずは皆ビールでいいかな?」
スネさんが聞いてくる。
「あ、私ビール苦手なんで、カル酎にしてもらえますか?」
「オーケー、じゃあ他には?無かったら後はビールにしてもらうよ」
皆、異存はないようで、静江ちゃん一人がカル酎となり、お酒を待つ間に、料理等も決めて頼んだ。
「ビールとカル酎、おまたせしました~」
店員の元気な声でお酒が届き、皆に配られる。
「それじゃあとりあえず、皆との今日の出会いにカンパーイ! !」
ここでは、スネさんが仕切り屋のようだ。
「「「「「「カンパ~イ! ! !」」」」」」
カキキッキ~ン! ! ! ! ! !
皆、どんな思いでこの合コンに参加しているんだろう?・ ・ ・ふと、そんな事を考えながら私は乾杯をした・ ・ ・
ングングング
喉を流れる、炭酸アルコールが気持ちを押し流すように胃へと下っていく・ ・ ・覚えたての頃は嫌だったこの苦味も、大分馴れて今は逆に心地良い・ ・ ・ちょっと親父っぽいかな・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
思ってたより会話がはずんだせいか、乾杯から3時間くらいしてやっとカラオケに行く事になったんだけど、3時間という交流の中で静江ちゃんと杉田さんは、すっかり出来上がってしまい(この場合良い雰囲気になっちゃったって事ね)カラオケの途中で、いつの間にか二人の姿は消えていた・ ・ ・(私も少しは狙ってたんだけどな~・ ・ ・)ともあれ、私もその後は4人で朝までカラオケコースと考えていたら、今度は、気づかないうちに唯とスネさんの消滅により合コンは何気に終了しました。
それから残ったのは、当然ラガーマンな剛竜さんと私になります・ ・ ・
テクテクテクテク・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
深夜1時の街を歩く私と剛竜さん。
「あ~あ・ ・ ・二人だけになっちゃったね・ ・ ・」
剛竜さんが話しかける。
「そうですね~・ ・ ・」
なんだかんだいって8時から飲んでいるので、私はというと結構フラフラである。
「店も大分閉まってきてるみたいだし、これからどうしようか・ ・ ・」
「う~ん・ ・ ・どうしましょうか~・ ・ ・」
剛竜さんが何を考えているか分からないけど・ ・ ・ ・いや・ ・ ・違うわ・ ・ ・分かってるんだけど、分からないフリをしてるっていうか~・ ・ ・あ~、酔っ払って頭がうまく働かない・ ・ ・
「え~っと・ ・ ・それじゃあ、ちょっとそこら辺でも寄ってく?」
指を指した所はもちろんホテル・ ・ ・男って考えてること皆一緒よね・ ・ ・
ペコ
遅刻した時と同じように私は頭を下げる。
「ヒック・ ・ ・ごめんなさいそれはちょっと・ ・ ・ヒック・ ・ ・明日、用事もありますので・ ・ ・」
酔いがちょっと回ってきたみたい・ ・ ・ひゃっくりが出てうまく喋れない・ ・ ・
「そ・ ・ ・そうだよね!、会ったその日にいきなりホテルはまずいよね!?」
あら?以外・ ・ ・案外素直に引いてくれたわ・ ・ ・思ったより純情なのね・ ・ ・ヒック・ ・ ・
「じゃあ、電車ももう無いし、せめてタクシーで家まで送るよ」
やさしいなぁこの人・ ・ ・あ~、頭がフラフラする~・ ・ ・ ・嗚呼・ ・ ・もう駄目・ ・ ・
・ ・ ・ ・ヴ・ ・ ・ ・
「ゥ・ ・ ・ゥヲエエエエエエェ~~~~~~~~~・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
今まで胃に入れ来たものが一気に逆流する。
あ~あ・ ・ ・男の人の前で、やっちゃた~・ ・ ・ ・これで彼もいよいよ引いちゃうわね・ ・ ・
「ヴ・ ・ ・ゥヲエエ・ ・ ・ゴホッ!ゴホッ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
男の人に見られて恥ずかしいっていうのもあったけど、もう今の私はそれどころじゃないわ・ ・ ・ ・
サスサスサス・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
誰かが背中をさすってくれている・ ・ ・剛竜さん?
「俺も昔はよく吐いたもんだよ、茜ちゃんも今日は結構飲んだ方だよね、今日はお疲れ様」
うわ~・ ・ ・今の私には胸に沁みちゃうな~・ ・ ・ ・ ・
サスサスサスサス・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
まだ剛竜さんは背中をさすってくれてる。
「ゴホッ!ゴホッ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ん~・ ・ ・ ・ぺッ・ ・ ・フゥ~・ ・ ・」
吐き気も、どうにか収まってくれた・ ・ ・ ・
「うう~・ ・ ・ありがどうございまず剛竜ざん~・ ・ ・ ・ ・」
目に泪を浮かべて礼を言う。
「はは、良いよ・ ・ ・そんな事よりちょっと待ってて」
「・ ・ ・はい」
タッタッタッタッタ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・タッタッタッタッタ
「はい、コレ飲んで、あと、うがいも出来るからやるといいよ」
どっか出かけて帰ってきた剛竜さんが手渡してくれたのはミネラルウォーターでした。
「ありがとう・ ・ ・ごさいます・ ・ ・それじゃあお言葉に甘えて・ ・ ・」
カシュッ・ ・ ・グジュグジュ、ッぺ! !グジュグジュ、ッぺ! !ングング・ ・ ・グジュグジュ、ッぺ! !
意外! !今まで酔っ払ってたら飲むのは大抵ウーロン茶かスポーツ飲料だったけど、お水の方が凄く飲みやすくて便利だわ! !
「・ ・ ・ ・フゥ・ ・ ・」
「どう?少しは落ち着いた?」
「はい! !とっても! !」
「良かった、お水が大分効いたみたいだね」
「おかげさまで・ ・ ・本当にありがとうございます」
ペコ
戻したのと、お水が本当に効いたのね、酔いは大分なくなったわ。
「それじゃあ・ ・ ・タクシー、停めようか?」
「あ! !待ってください! !」
「え!?」
私がいきなり止めたので剛竜さんが驚いて振り向く。
「このまま帰るのも、アレなんで・ ・ ・ ・ ・良かったら少し・ ・ ・休んでいきませんか?」
チラ
恥ずかしいけど私はホテルの方を見る。
「え!?本当に!?いいの!?明日、用事あるんじゃなかったの!?」
「用事はあります・ ・ ・でも・ ・ ・その・ ・ ・休憩だけなら・ ・ ・」
もう~!恥ずかしい! !乙女にあんまり言わせないでよ! ! ! !・ ・ ・でも、戻したところ見られてるからな~・ ・ ・彼も退いてるかも知れないから今日は無理かな・ ・ ・ ・
「あの・ ・ ・休憩で良かったら・ ・ ・行こっか・ ・ ・」
良かった。
コク
はぁ~顔全体が熱い・ ・ ・たぶん今の私、茹でタコになってるわね絶対。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
シャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「フゥ~・ ・ ・」
熱いシャワーが気持ちいい。
シャーーーーーーーーーー・ ・ ・ ・ ・ ・キュッ
シャワーを止めてバスタオルで全身を拭き、それを体に巻く。
「剛竜さん、気持ち良かったですよ、剛竜さんも入ってください」
「あ・ ・ ・うん」
私が即すままに剛竜さんはお風呂場へ向かった。
シャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
シャワーの音が聞こえる。
「・ ・ ・ ・フゥ~」
酔いが醒めたとはいえ、まだアルコールが完全に体から抜けたわけじゃない・ ・ ・でも、体のフワフワした感じが抜けていないのは酔っ払ってるせいだけじゃないだろうなぁ~・ ・ ・
シャーーーーーーーーーー・ ・ ・ ・ ・ ・キュッ
ボーっとしてたら、剛竜さんもシャワーを浴びて出てきた。
「お待たせ」
「はい」
腰にタオルだけ巻いて彼が出てきた。
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
駄目・ ・ ・この人に任せてたらいつまで経っても話が進まないわ・ ・ ・
「あの・ ・ ・」
「は、はい」
「ベッドに横になってもらえますか?」
私が催促する。
「は、はい!」
ヘルス嬢になった気分だわ・ ・ ・いや・ ・ ・ヘルス嬢っていうのがどういうのかは私もよく知らないのよ本当は! !・ ・ ・アクマでこんな事するのかな~っていう程度の知識しか持ってませんからね私は! !・ ・ ・ ・ ・って、誰に弁解してるんだろう私・ ・ ・ ・ ・
「あの・ ・ ・くわえ・ ・ ・ますね・ ・ ・」
きゃ~! !恥ずかし~! !・ ・ ・でも、こういうのってちょっと興奮するかな~・ ・ ・なんて・ ・ ・ ・ ・ ・
「あ・ ・ ・ ・お願いします」
お願いされちゃいました、ウフ!
「それじゃあ、あの・ ・ ・失礼します」
そう言って私は彼のタオルをめくっていく・ ・ ・もちろん彼のモノを咥える為に・ ・ ・
ピラ・ ・ ・
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
ガ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ン! ! ! ! ! ! ! ! ! !
な・ ・ ・ ・なんなの、この小ささ!?、私もいくつか見てきたけど、こんなのは初めてだわ・ ・ ・ ・
たら~~~~~・ ・ ・ ・ ・ ・
額から汗が流れる。
「あの・ ・ ・どうかしましたか?」
ちょっとの間を彼が何か察したのか・ ・ ・訪ねてきた・ ・ ・
「え!?・ ・ ・なんでもないんですよ! !・ ・ ・アノ! !・ ・ ・それよりも!・ ・ ・ ・ ・見られると恥ずかしいから・ ・ ・ ・出来れば他の所を向いてもらえるとうれしいですぅ~・ ・ ・」
彼に悟られないように最後はちょっと甘い声を出してみました。
「あ! !はい! !わかりました! ! !」
彼が頬を染めて横を向く。
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
それでは・ ・ ・ ・宮本 茜・ ・ ・ ・ ・ ・今夜史上初! !『最強』(最弱・ ・ ・)の敵とバトルしまっす! !
ん・ ・ ・ ・ちゅぷ・ ・ ・
軽く彼のモノにディープなキスをする。
「おぅ! !」
凄い、良い反応! !・ ・ ・なんか、うれしくなっちゃう。
ん・ ・ ・ちゅぷ・ ・ ・ ・ちゅぴゅ・ ・ ・ ・ちゅぽちゅぽちゅぱ・ ・ ・ ・れろれろ・ ・ ・ ・はぁ~・ ・ ・ ・はむっ・ ・ ・ ・ ・あむあむ・ ・ ・ ・ん・ ・ ・
彼のモノを口で出したり入れたして、それから離してはトウモロコシにかぶりつくように、歯をたてないで甘噛みする。
「うっ・ ・ ・ ・ ・っぁあ~・ ・ ・ ・ ・」
ん・ ・ ・ちゅぅぷ・ ・ ・コスコスコスコス・ ・ ・ ・んむんむ・ ・ ・ ・コスコスコスコスコスコスコスコス・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
次に先っぽを咥えながら、人差し指、中指、親指で彼のモノをしごく。
「あ・ ・ ・ ・ああああああ~・ ・ ・き・ ・ ・気持ち良いよ・ ・ ・茜ちゃん・ ・ ・」
ああ~うれしいわぁ・ ・ ・
ちゅぷちゅぷ・ ・ ・ちゅぽちゅぽちゅぽ・ ・ ・ ・んん・ ・ ・ ・ふぅ・ ・ ・ちゅちゅ・ ・ ・ ・ちゅぷ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
モジモジモジ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ああん・ ・ ・私も欲しいよぅ~・ ・ ・ ・私も我慢できないので彼のモノをしゃぶりながら、右手で自分のアソコを慰める。
ん・ ・ ・ ・ちゅくちゅく・ ・ ・アフン!・ ・ ・ちゅぴゅちゅぴゅ・ ・ ・ ・ ・ちゅくちゅくちゅくちゅく・ ・ ・ ・ううん!・ ・ ・コスコスコス・ ・ ・
「ああああああ~はぁはぁはぁはぁはぁ~もぅ・ ・ ・茜ちゃん!・ ・ ・もう・ ・ ・俺駄目だ! !もう・ ・ ・イク! !イクよぉ! !ゥぉおおおおおおお! ! ! ! ! ! !」
ウソ~!?・ ・ ・早すぎるよぉ~(涙)
ドッピュ! !ドピュドピュ! ! ! !ドピュピュピュピュピュピュ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ドク!ドク!ドク!ドク・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「ィイアアアアンッ! !」
剛竜さんの分身はまるで噴水のように飛び出し私の髪へ、顔へ、胸へと飛び散っていった・ ・ ・
「はぁはぁはぁはぁはぁ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・気持ちよかったよ、茜ちゃん・ ・ ・大丈夫だった・ ・ ・ ・ ・」
ウエ~ン・ ・ ・私まだ、入れてもいないのにぃ~・ ・ ・
「ウ~ン・ ・ ・ ・精液まみれになっちゃたよ・ ・ ・ ・ ・」
とりあえず精液の場所を確認する為に、髪や、顔、胸を触ってみる。
「ヤ~ン・ ・ ・べたべたするぅ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「ご・ ・ ・ ・ごめんよぅ茜ちゃん・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「いや・ ・ ・ ・大丈夫ですよ、剛竜さん・ ・ ・ ・あの・ ・ ・私、シャワー浴びてきますね」
ふゥ~・ ・ ・何だか酔いも本当にすっかり退いちゃったな・ ・ ・ ・シャワー浴びて今日は帰ろう・ ・ ・ ・
「・ ・ ・本当ごめんね・ ・ ・ ・ ・」
う~ん・ ・ ・やさしい人ではあるんだけど・ ・ ・ ・やっぱりちょっとね~・ ・ ・ ・ ・ ・
「・ ・ ・じゃあ・ ・ ・浴びてきます・ ・ ・」
「・ ・ ・ ・うん」
シャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・キュッ
軽くシャワーを浴びて、浴室を出ると、剛竜さんはベッドで寝入っていた。
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・帰ろう」
服を着て、私は一人部屋を出た。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
家に着いたのが午前の2時半くらいだろうか・ ・ ・両親に見つからないように部屋に入り、パジャマに着替えて颯爽とベッドにもぐる。
「うう~冷た! !・ ・ ・やっぱ、冬のベッドはつらいわ」
12月も5日を過ぎてからは全国的に冷え込んで、場所によってはもう雪も降ってるらしいからな~・ ・ ・この時期は本当辛いわ~・ ・ ・
「明日はどうしようかな~・ ・ ・ ・」
さっき、用事があるなんて言ったのは嘘。
でも、本当なら明日は彼氏と映画でも観に行く予定だったのだけど、別れた事によってそれもなくなってしまったわけだから・ ・ ・ ・ふぅ~・ ・ ・明日はどうしよう・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
人の温もりを覚えてから、色んな男性と肌を合わせてきた。
でも、本当に満たされた事はあまりないかもなぁ~・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・私・ ・ ・ ・
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・さみしいよう~・ ・ ・ ・ ・」
一言呟いて気づいた。
朝の通勤で涙が出たのは、彼氏と別れたから悲しくて泣いてたんじゃない・ ・ ・何度肌を合わせてもどこか満足する事が出来ず、それに気づいていた男達。
だから・ ・ ・今までの男は私から『去って行った』・ ・ ・ ・ ・ ・ ・涙が出たのは・ ・ ・寂しさが埋まらない自分が、腹立たしかったからだ・ ・ ・
「・ ・ ・さ・ ・ ・びしぃよぉ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
・ ・ ・ ・ンエッ・ ・ ・ ・ ・ングッ・ ・ ・ ・ ・シクッ・ ・ ・ ・ ・
まだ少し冷たい布団に潜って、私は・ ・ ・ ・息を殺して泣いた・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
スゥー・ ・ ・スゥー・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ここは・ ・ ・ ・一面白い世界・ ・ ・ ・なんだか体が思うように動かないけど、フワフワして体が宙に浮いてるみたい・ ・ ・ ・あ~、気持ちいい。
アレ?・ ・ ・今度は体が何かに引っ張られてる感じ・ ・ ・ ・うわ!?すごい! !凄い! !どう例えればいいんだろう!?私の体が光になって、どこかへ進んでいると言えばわかってもらえるかしら!?
ヒューーーーーーーーーーーーーッズン
何かに当たったみたい・ ・ ・ ・今度は一面黒い世界、とても不安で不安でたまらない・ ・ ・でも・ ・ ・ちょっと待って・ ・ ・少しずつだけど周りの景色が見えてきた・ ・ ・ん?・ ・ ・ ・声も聞こえてくるわ。
「ほら、ノブ太! !もう来たけん! ! !早う起きぃよ! ! ! !」
来た?・ ・ ・何が来たんだろう?
「・ ・ ・ ・ ・ ・!・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・サンタさん!?」
今度は別の声かな?
「やっと起きたねぇ・ ・ ・ほれ、見てみぃ」
すっかり視界がはっきりなってきた、そこには二人の人が立っている。
「サンタさん! !これって!?」
なんかちょっと情けなさそうな顔をした人が叫んでる。
「・ ・ ・ ・ ・ ・あのぅ・ ・ ・」
「! !・ ・ ・あの! !・ ・ ・これは、その! !・ ・ ・」
私が情けなさそうな人に声を掛けると、彼は顔を真っ赤にして慌てている・ ・ ・ ・ ・ ・ん?私、裸じゃん・ ・ ・ ・とりあえず両手で胸とアソコを隠す。
「あのぅ・ ・ ・ここは・ ・ ・どこなんですか・ ・ ・私は・ ・ ・その・ ・ ・ ・」
凄い恥ずかしいけど、人間、こういう時って案外慌てないものなのかな?・ ・ ・ていうか、これって夢だよねたぶん・ ・ ・ ・
「ここはノブ太の部屋たい」
ノブ太の部屋?・ ・ ・
『ちょっ! !サンタさん! !』
「なんな?そんな小声で喋らんちゃ、言いたい事があるなら普通に喋りぃよ!」
情けない顔をした人が・ ・ ・ノブ太さんっていうのかな?・ ・ ・がサンタの格好をした人(ノブ太さんが『サンタさん』って呼んでるからサンタさんでいいんだろうたぶん・ ・ ・)に何か話かけてるみたい。
「まあ、とりあえず、やっと来たっちゃけん、早いうちにやることやっときぃよ」
やる?・ ・ ・何を?
「でも・ ・ ・そんな、いきなりなんて・ ・ ・」
「煮えきらんやっちゃねぇ~・ ・ ・おい姉ちゃん、とりあえずこいつのち○こしゃぶっちゃりぃ」
「「えええええ! ! ! !」」
私とノブ太さんの声がハモル。
・ ・ ・ ・トクン・ ・ ・ ・ ・
え!?・ ・ ・おかしいよ私!?・ ・ ・ ・何だか口が熱くなってきた・ ・ ・その・ ・ ・何ていうか・ ・ ・しゃぶり・ ・ ・たい・ ・ ・ ・ ・ ・ え!?・ ・ ・私、何考えてるの!?
「・ ・ ・あ・ ・ ・あの・ ・ ・ ・ ・ ・」
口が!?・ ・ ・ ・口が勝手に動く!?
「なななななな・ ・ ・なに!?」
「・ ・ ・っぱり・ ・ ・ ・ ・ ・ゃぶらないと・ ・ ・ ・いけませんか・ ・ ・」
待って! !私! !・ ・ ・私、何言ってるの!?、
「サンタさん!?」
ノブ太さんがサンタさんを見ている。
じぃぃぃぃぃぃぃ・ ・ ・ ・ ・ ・
逆にサンタさんはノブ太さんを見つめてるだけ・ ・ ・
「・ ・ ・ ・ ・ ・あのぅ・ ・ ・ ・ ・ ・しゃぶってもらえるんですか?・ ・ ・」
うう~・ ・ ・見ず知らずの人のモノをしゃぶるなんてイヤだよぉ~・ ・ ・(TTOTT)・ ・ ・ ・ ・でも口は勝手に動くしぃ~・ ・ ・ ・どうすればいいのぉ~・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・コクリ
嗚呼~! !・ ・ ・今度は体まで勝手に動いてるし~・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・。
あれ?・ ・ ・ ・ノブ太さん固まっちゃってるよ?・ ・ ・
「・ ・ ・ ・ ・ ・おい・ ・ ・」
ボソ・ ・ ・
「う!?うわわわわ!?」
サンタさんが声を掛けると、ノブ太さんは横に凄い勢いで横に飛び退いた。
「想いに浸るのは良かけど、姉ちゃん待っとっちゃけん、早ぅしてやり!」
今の想いに浸ってたんだ・ ・ ・ ・
「・ ・ ・あ・ ・ ・あ・ ・ ・はい!・ ・ ・あの・ ・ ・それじゃ・ ・ ・お願いします・ ・ ・ ・」
「・ ・ ・はい・ ・ ・ ・」
これは・ ・ ・夢なのよね・ ・ ・ ・ハァ~・ ・ ・もうどうにでもして((TT_TT))
ズズズズズ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「あっ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
ウソ! !・ ・ ・大っきい! !・ ・ ・たぶん剛竜さんのモノを見た後だからだと思うんだけど・ ・ ・ ・ ・ ・しかしまあ・ ・ ・なんてリアルな夢なの・ ・ ・ちょっと、ドキドキ(>//_//<)
ドキドキドキドキドキドキ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
あ・ ・ ・ノブ太さんの心臓の音が聞こえる・ ・ ・ひょっとして緊張してるのな?
はぁ・ ・ ・ ・んむ・ ・ ・ ・ ・ ・
ノブ太さんのモノに軽くディープキスをする私。
「うっ! !」
この人の反応も結構いいわね・ ・ ・
んんん・ ・ ・ ・ちゅぱ・ ・ ・ちゅちゅんん・ ・ ・ ・ちゅ・ ・ ・ちゅぷ・ ・ ・ちゅん・ ・ ・ちゅぷんんちゅぷ・ ・ ・ ・ ・
やっぱ、気持ちと体がバラバラだからでしょうね、普段の私ならもっとうまく出来るのに、今の私は口で彼のモノを出し入れすることしかできない。
「んっ・ ・ ・ ・ ・ ・うううううう~・ ・ ・ ・ ・ ・」
アラ?・ ・ ・彼って意外と敏感みたいね、コレくらいで感じるてるなんて。
ちゅちゅっんん・ ・ ・ ・ちゅ・ ・ ・ちゅぷ・ ・ ・
ああ・ ・ ・ ・ ・さっきは、やれなかったからな~・ ・ ・ ・ ・ ・なんだか・ ・ ・変な気分になってきたかも・ ・ ・ ・ ・
ちゅぱっ・ ・ ・ ・んはぅ・ ・ ・ちゅぷぱ・ ・ ・ ・ちゅちゅちゅぷ・ ・ ・はぅ・ ・ ・ ・ ・ちゅぷちゅぷ・ ・ ・ ・ ・
頭、動かしてるせいかな・ ・ ・焦点がうまく合わない・ ・ ・ ・ ・一生懸命に彼のモノをしゃぶる私・ ・ ・ ・ ・これって私の意志とは別に動いてる筈なんだけど、彼のモノの感触は唇に、口の中に、体に触れている手に、確実に伝わってきてる訳でして・ ・ ・ ・ ・それで、やっぱりしゃぶってるのは私な訳で~・ ・ ・ ・ ・あ~、自分で自分がよく分かんない・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ちゅぷ・ ・ ・ちゅん・ ・ ・ちゅぷんんちゅぷっ・ ・ ・ ・ ・”ばはっ! !”・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・あっ!?・ ・ ・っっはあぁぁ・ ・ ・ ・ ・ ・
アアンッ!?・ ・ ・ ・もっと、・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・たかった・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・アレ?
「・ ・ ・はぁ・ ・ ・はぁ・ ・ ・はぁ・ ・ ・」
ふと、上を見ると彼の息遣いが聞こえる。
ツゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーー———-
ノブ太さんと私の唇の間に出来た細い線が何だかイヤラシくって、体が高揚していることに気づく。
「・ ・ ・ ・ ・ ・あの・ ・ ・ ・」
この後・ ・ ・やっぱ・ ・ ・ ・ヤルのよねやっぱり・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「・ ・ ・ ・いや・ ・ ・ちょっと休憩をね・ ・ ・ ・」
休憩って・ ・ ・ ・ ・もう・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「そろそろ入れてやったらどうね、ノブ太」
不意にサンタさんの声がした。
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
あ・ ・ ・ ・ ・そうよ!・ ・ ・そういえばこの人も同じ部屋にいたのよね!?・ ・ ・ということは今までの行為全部見られてるじゃん!?うわ!?超恥ずかしい! !(>//_//<)
「おい! !」
サンタさんがノブ太さんに声を掛ける。
「!?・ ・ ・え!?」
「え!?・ ・ ・じゃないたい、彼女もしびれきらしとるし、ノブ太も明日早いやろ?早ぅパパッとやってしまわんね」
パパってアナタ・ ・ ・ ・ ・ ・私を性処理機みたいに言わないでよね(怒)腹が立つわアンチクショウ! !
「あの・ ・ ・君・ ・ ・」
ノブ太さんが声を掛けてきた。
「あ・ ・ ・ ・はい?・ ・ ・」
「名前・ ・ ・何ていうの?」
「え!?」
急に何聞いてくるの、この人!?・ ・ ・ ・
「・ ・ ・やもと・ ・ ・ ・ ・宮廷のキュウに、日本のホンで宮本・ ・ ・ ・ ・ ・あかね・ ・ ・ ・ ・ ・茜色のアカネで宮本・ ・ ・茜・ ・ ・です・ ・ ・ ・」
でも、口は勝手に動くのよね~・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「その・ ・ ・こんなことさせた後でアレなんだけど・ ・ ・あ・ ・ ・茜ちゃんは、やっぱこういうの嫌くない?」
チャーンス! !、もちろん嫌よ! !こんなレイプまがいな事やられて喜ぶ女はまずいないわよ! !悪いって思うんだったら、もう私を解放してよ! !
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・イヤ・ ・ ・ ・です・ ・ ・ ・」
思いが通じたのか、私は消えそうな声で、でもはっきりと答えた。
チラッ
ノブ太さんがサンタを見た。
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
頭を掻きながらサンタがあきれかえった顔をしている。
「ノブ太なぁ~・ ・ ・」
「はひ! !」
「ノブ太がなぁ・ ・ ・それでよくてもなぁ・ ・ ・そういう訳にはいかんったい」
ええ~!?何で駄目なの!?
「はい!?」
「え~っとぉ・ ・ ・ちょっと面倒くさかなぁ・ ・ ・おい、茜」
「あっ・ ・ ・ ・ ・はい・ ・ ・」
「こういうのやっぱ嫌とやろ?」
嫌に決まってるじゃん! !
「・ ・ ・はい・ ・ ・」
「じゃ、入れんでいいと?」
トクン
え?
トクントクントクントクントクントクントクン・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
嗚呼! !体が熱い! ! ! ! !やだ!?何でこんなに体が火照るの!?ただ、入れられない・ ・ ・入れて貰えないと考えただけで、胸が・ ・ ・ ・ ・凄く苦しい! ! ! !
「それは・ ・ ・ ・ ・ャ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・イ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・イヤ・ ・ ・ ・ ・ ・です・ ・ ・」
「茜、コイツちょっと回りくどかけん、お前からお願いせんといつまでも入れてもらえんぞ」
入れて貰えない・ ・ ・入れて貰えない?入れ貰えない!?・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・嫌だ! !嫌だ!嫌だ!嫌だ!いやだ!イヤだ!嫌だ!嫌だ!嫌だ!嫌だ!嫌だ!イヤだ!嫌だ!いやだ!嫌だ!嫌だ!嫌だ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! !あんなに嫌だったエッチが、入れられないと思っただけで、夜の大海原に投げ出されたかのように不安な気持ちで埋め尽くされていく。
「それも!・ ・ ・ ・こ・ ・ ・り・ ・ ・ ・ ・ ・ます・ ・ ・ ・ ・困り・ ・ ・ ・ ・ます・ ・ ・ ・」
「じゃあ、自分でちゃんとお願いせな」
あんなにノブ太さんを拒んでいた気持ちが、簡単に音を立てて崩れていくのが分かった。
「・ ・ ・あの・ ・ ・ノブ太さん・ ・ ・ ・ ・」
もう・ ・ ・
「はひ!?・ ・ ・ ・なんですか!?」
夢でも何でもいい・ ・ ・
「あの・ ・ ・ ・ですね・ ・ ・ ・」
私は・ ・ ・この人にシテ貰いたい・ ・ ・
「・ ・ ・お願いです・ ・ ・入れ・ ・ ・て下さい・ ・ ・ ・」
テーブルの上に座り後ろに傾いて足をMの字に広げる。
「・ ・ ・ ・えっ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・でも・ ・ ・ ・ ・」
バッッ! !
バッ! !
ノブ太さんが一度サンタの方を向いて、また私に視線を戻す。
「でも・ ・ ・ ・ ・その・ ・ ・ ・こういうのイヤ・ ・ ・なんでしょ?・ ・ ・ ・」
確かにイヤかもしれない・ ・ ・ ・でも・ ・ ・ノブ太さんにシテ貰えないのはもっと嫌! ! ! !・ ・ ・嗚呼! !・ ・ ・こんな気持ちになるなんて! !・ ・ ・お願いこれ以上意地悪しないでぇ~! ! ! !
「確か・ ・ ・に・ ・ ・イヤです・ ・ ・ ・ ・ ・でも・ ・ ・でも・ ・ ・これ以上は・ ・ ・これ以上は・ ・ ・もう・ ・ ・ ・ ・ ・ ・っうっうう~・ ・ ・ ・おね・ ・ ・ ・がいです・ ・ ・ ・ださい・ ・ ・下さい!下さい! !下さい! ! !下さい! ! ! !」
もう、何も考えられない・ ・ ・只、分かるのは獣のようにヒクついた私のアソコに、ノブ太さんのモノを激しく突き刺して欲しいだけ! ! ! !嗚呼~! !お願い! !早く!早く!早く!早く!早く!早く! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! !
「いくよ・ ・ ・」
うん! ! ! ! !
ツッ、ズブズブズブズブ・ ・ ・ ・ ・ ・
彼の熱いモノが私の肉壁を突き抜けていく・ ・ ・
「あっ! !あっ! ! !ああ—————————————-! ! ! ! ! ! ! !」
暗闇に覆われた不安な私の心を、彼は一突きでかき消し、安らぎという光を私に照らしだした・ ・ ・
「あはっ・ ・ ・はぁはぁ・ ・ ・ああ・ ・ ・はあはぁ・ ・ ・ ・ぁぁぁ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ふぅ・ ・ ・ ・ ・ ・」
もう・ ・ ・何にも考えられない・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ピクッピクッピクッピクッピクッピクッ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「茜ちゃん・ ・ ・ ・」
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「茜ちゃん」
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「?・ ・ ・ ・ ・ ・茜ちゃん?」
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・っえ! ! ! ! !あっ! !はい! ! ! ! !」
「す・ ・ ・ ・すいません・ ・ ・ ・私だけ”イっちゃって”・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・その・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「え! !」
え!?・ ・ ・イッっちゃまずかったかな!?
「あ! !・ ・ ・本当すいません・ ・ ・ごめんなさい・ ・ ・ ・ ・私そんなつもりじゃ! !・ ・ ・ ・ ・ ・っうう~・ ・ ・ ・ ・」
どうしたら許して貰えるだろう!?・ ・ ・もう・ ・ ・私は、この人がいなかったら生きていけない! ! !嗚呼! !どんな事でもするから、私を見捨てないで欲しい! ! ! ! ! !
「いや! !普通に驚いてただけだから! !そんな深い意味は無いから安心して茜ちゃん! !」
え!?・ ・ ・怒って・ ・ ・無いんだよね・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ジ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ン
胸が満たされていく・ ・ ・うれしい・ ・ ・うれしい・ ・ ・ ・ ・本当にうれしいよぉ~・ ・ ・ ・ ・
ギュウ・ ・ ・
ノブ太さんが抱きしめてくれる。
ん?・ ・ ・ ・ ・イタ!・ ・ ・イタタタタタ! ! !
「あ・ ・ ・あの・ ・ ・ ・ ・」
「ん?」
「ちょっと・ ・ ・ ・痛いです・ ・ ・ ・ ・」
「あ! !・ ・ ・ごめん・ ・ ・ ・」
でも、ノブ太さんの気持ちはイッパイ、イ~ッパイ伝わってきましたよ(^_^)
「その・ ・ ・ ・」
「ん?」
「動いてもらって・ ・ ・ ・構いませんから・ ・ ・ ・ノブ太さん・ ・ ・ ・ ・ ・その・ ・ ・ ・ ・まだイってないし・ ・ ・ ・ ・」
「それじゃあ、お言葉に甘えて・ ・ ・」
コク
ヌチュッグチョヌチョッ・ ・ ・グチュッグチュヌチョ・ ・ ・ ・グチュグチュグチュヌチョッズズズッヌチョッグチョ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「ァンッアッアッアッ・ ・ ・ゥンッア・ ・ ・ ・ ・アハッ・ ・ ・ハァハァハァ・ ・ ・ ・アゥン! !アン! !ァン・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
ノブ太さんが一突きするごとに、私はいってしまいそうになる・ ・ ・けど、ぐっと堪えて彼の一突き一突きを肉壁で噛み締める。
「はぁっはぁっはぁっはぁっはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「アン! !アン! !ゥン! !アン! !ゥアンッ! !アンッ! !ハンッ! ! !フゥァン! ! !ァアン! ! ! !アアアアッン! ! ! ! ! ! !」
体の中に生き物がいるんじゃないか、と思うほど電気のような快感が足の先から髪の毛一本一本にかけて走り回る。
グチュヌチョ・ ・ ・ ・グチュグチュグチュヌチョッズチュズチュズチュズチュズチュジュチュジュチュズチュジュチュ・ ・ ・ ・ ・ ・
ノブ太さんの腰の動きが速くなる。
「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・あ・ ・ ・かねちゃん・ ・ ・ ・はぁはぁはぁ・ ・ ・ ・俺・ ・ ・もう・ ・ ・ ・ ・ ・」
「アンッ! !はいっ! !ハンッ! ! !フゥァン! !来て! !ァアン! !来て!来て!来て下さい! ! ! ! ! ! ! !」
ノブ太さんをイッパイ・ ・ ・イッパイ欲しい! ! ! !
ガシッ! ! ! !
私は両足をノブ太さんの腰に絡ませる。
「あっ! ! ! !あああああああああああああああああああああああああ! ! ! ! ! ! ! ! !」
ドピュッ! ! ! ! ! !ドピュッドピュッドピュッドヒュッドクッドクッドクッドクッドクッドク・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ノブ太さんの熱い精液が、私の心を満たしていく・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ああ・ ・ ・ ・幸せ・ ・ ・ ・ ・
「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ・ ・ ・ ・ ・茜ちゃん・ ・ ・ ・ ・なんで・ ・ ・ ・ ・ ・はぁはぁはぁ・ ・ ・ ・はぁはぁはぁはぁはぁ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「・ ・ ・ ・ ・中に・ ・ ・ ・ ・欲しかったんです・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「はぁはぁはぁはぁ・ ・ ・ ・ ・ ・スゥゥ~~・ ・ ・ ・ ・ ・ ・はぁぁ~・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
「フフッ・ ・ ・ウフフフ・ ・ ・」
なんだか、息を整えてる姿がおかしくて、つい笑ってしまう。
「ん?どうしたの?」
「いえ・ ・ ・何でもないんです・ ・ ・ウフフフ」
「なんか気になるなぁ・ ・ ・」
「フフッ・ ・ ・いえ、本当に何でもないんですよ・ ・ ・ ・フフフッ・ ・ ・ ・そんなことより・ ・ ・ ・ ・あの・ ・ ・ ・お願いがあるんです」
「お願いっていうと?」
「その・ ・ ・今日はこのまま寝てもらえませんか?」
聞いてもらえるかな?
「そんな事でいいの?」
「はい・ ・ ・ ・」
「でも・ ・ ・このまま寝たら風邪ひいちゃうかもね」
ノブ太さんとならどうなってもいいです。
「エヘヘ、それでもいいです・ ・ ・」
「茜ちゃんがそれでいいなら俺は構わないよ」
「エヘヘ、うれしいです!」
ギュウッッ! !
腕を首に絡めて強く抱きつく。
「それじゃあ、おやすみなさいノブ太さん」
チュッ
?・ ・ ・ノブ太さんが驚いた顔をしている。
「あの・ ・ ・ ・ノブ太さん・ ・ ・ ・」
「え!?何!?」
・ ・ ・ ・気のせいかな?
「今日はありがとうございました・ ・ ・あと、もう寝ないと明日に差し支えますよ」
「・ ・ ・ ・茜ちゃん・ ・ ・ ・ ・ ・」
「・ ・ ・ ・ ・んん?・ ・ ・ ・ ・はい?」
「おやすみなさい」
「・ ・ ・ ・ウフッ・ ・ ・ ・おやすみなさい」
スウースウー・ ・ ・ ・
寝付くのにそう、時間はかからなかったみたい、ノブ太さんの寝息が聞こえてくる。
私もだんだん気が遠くなっていき、停電したように周りが暗くなる。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・チュン・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・チュンチュン・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・チュン・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・チュン・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・チュン・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・チュチュン・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ピピピッピピピッピピピッピピピ・ ・ ・ ・ ・
ガバッ! !
いきなり目が覚める・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・いや・ ・ ・むしろ覚醒すると言った方が正しいかも。
「フゥ~・ ・ ・ユ・ ・ ・ ・メ・ ・ ・ ・ ・?」
カチッ
目覚ましのタイマーを止める。
「ん?・ ・ ・ ・ ・ ・ヤダ・ ・ ・ ・」
パジャマが汗で濡れているのは分かってた。
でも・ ・ ・ ・ ・
グチョ・ ・ ・ ・
アソコはおねしょをしたように、グチョグチョになってる・ ・ ・家族にばれない様に私は洗濯場へ向かった。
歩いてる間も体はまだフワフワ浮いてる感じがする・ ・ ・ ・ ・でも、お酒が残ってるわけじゃないし、体の気だるさが取れてるわけでもない、一つだけ確実な事が言えるのは、こんなに満ち足りた気持ちで起きるのは初めてかもしれない。
はっきりとは覚えてないけど、アノ夢は忘れられないな~・ ・ ・
「また、あの夢見れるといいな~・ ・ ・ ・ ・」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
いつもと変わらない日常。
でも、少しだけ何かが変わっていってる事を確認できる朝でした・ ・ ・ ・ ・
< 続く >