指と玩具 第二話

第ニ話

「ご両親が居なくて大変でしょうが、しっかり勉学に励んで頑張ってください」
 俺は里香とともに某有名学園の校長室へ来ていた。
 里香の仕事が休みの日に手続きを済ませようと思ったのだ。
 ちなみにいうとあれから二週間。
 俺は里香をいつも通り仕事に向かわせている。
 もちろん尻にバイブを入れさせているが。
 帰ってきてからはもっぱら調教だ。
 期待があるならそれもおいおい話すとして。とりあえず里香にはみっちり強烈な快感と思考操作を施し、いまや俺の、”完全な奴隷”だ。
「弟をよろしくお願いします」
 里香の優しく、妖艶な笑み。
「はい。じゃあ、”聖夜”くん。がんばってください」
 はげ親父が丁寧に言うが、顔は里香のほうを向いている。
(むぅ。このハゲ、裸で縛り上げて人身売買のフェリーにでも乗せてやるか)
「はい。がんばります」
 本音などおくびにも出さず優等生の皮をかぶる。
 あっと、聖夜は俺がつけた名前。
 里香は今俺の姉ということになっている。
 そう、俺が探していたのはたてまえの保護者だ。
 一人で申し込みをしようとしても門前払いが関の山だからな。
「手続きはこれでいいんですね?校長先生」
「ええ。と言っても今日はただの説明で手続きはもう終わっていますよ」
「そうですか。では私たちはこれで・・・失礼します」
 里香は少し顔をしかめて、なんでもなかったように続けた。
「いつでもお待ちしてますよ。じゃあまた学校で”聖夜”くん」
 今度はスーツ姿の尻を見てやがる。
(見てろこのハゲ。じきに男しか興味ないようにしてやるからな)
 心の中でも表面でも”にこやかに”微笑みながら俺は「はい」と答えるのだった。
 出て行く寸前、舌なめずりしてやがった。
(露出趣味もつけてやるよ)

 里香は車を持っていなかった。
 だから今日も電車だ。
 実はこいつはいいところのお嬢さんで、料理――いや家事全般は人並み以上に出来る。
 作法もばっちり。そして金も持っている。
 実にいい物を拾った。
 大会社の秘書と言うだけあって礼儀もなっているし頭もいいからな。
 ”ガタンガタン”
 揺れる電車の振動が里香の尻に刺さったままのバイブに更なる刺激を与える。
「・・・・・・・・っふ・・・っぅ」
 あまり大きい声は上げないが(俺が躾けた)本当に幸せそうな顔をしてる。
 今日は平日、しかも昼だから目立たなくていい。
 しばらく里香の様子を見続ける。
(うむ。いい女になった。まだまだ磨いてやる)
 それにしても学校まで二駅。降りて1分か。
 なかなか好条件だな。

 ”家”に戻るとさっそく里香に昼食を作らせる。
 俺は机で食事を取り、里香は全裸――尻にはバイブが刺さったままで食事を取る。
「はむぅ・・ううぅ・・ぷふぅ・・くちゃぴちょ」
 舐め上げ、しごき、口に含み胸でしごきあげる。
「ちゅぱっ!ちゅぅぅ!はむっ!」
「ごひゅひんはま!くら、くだはい!むちゅっ!」
 机の下で里香は食事にありつこうと必死に動き出す。
 言っておくが里香は毎食、俺の精液を食べているわけではない。
 そんな事をしていたら肉体のほうが持たない。
 むしろ”食事”として食べさせるほうが珍しい。
 もっともそのことに里香は不満らしいが。
「出すぞ。たんと味わえ」
「はっはひ!」
 びゅくっ!と勢い良く精液が飛び出す。
「はがっ。あむ」
 口に入った精液を口の中でよく味わい嚥下して、顔にかかったのは美しい指ですくい集め指ごと味わう。
 そしてフローリングの床に飛び散った精液を舌を出して丹念に舐めとる。
「ぴちゃ、ぴちゃ。・・・はぁ・おいしい・・・」
 少しうっとりとしてから尿道の精液を吸いだし、また舐め始める。

 それから2回出して、俺と里香の昼食は終了。
 特にすることも無かったので運動でもすることにする。
「里香、こっちに来い」
 すぐに後片付けをしていた里香が動作を中止し俺の元へ来る。
「なんでしょうか、ご主人様」
 すでに目はとろんとしている。
「ケツをこっちに向けて四つんばいになれ」
 里香の状態はさっきのままで尻にはバイブが刺さったままだ。
「・・・っはあ・・・これでいいですか・・?」
 そして黙ったまま俺は一気にバイブを引き抜く!
 ぐちゅう!!
 何時間も入れられていたバイブを力いっぱい引き抜かれ、それだけで里香は達した。
「あふぅ・・あぁ・・はぁ・・ああ」
 潤んだ切なそうな目で俺を見ている。
「どうした?」
「さ、寂しい・・です。お尻が寂しいです・・あふっ」
 ふふ。こんなに尻を振って。
(じゃあ、期待にこたえないとなッ!!)
 俺は握りこぶしを作ると一気に手首まで尻に突きこんだ。
「あぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
 股間からピュっと潮が噴出す。
「気持ちいいだろう?」
 少しだけ腕を押し込んでやる。
「は・・ぎぃぃ!・・気持ち・・いい・・です・・うぎぃ!!」
 また股間から潮が噴出す。
「もっと・・くださ・・いぃ・・あぁ・・あふっ・・ぅ」
 希望にこたえて次は手を広げる。
 腹の形が見て変わるのが少し楽しい。
「あはぁぁぁ!ぎひぃぃぃぃ!」
 里香の背中が折れそうなほど弓なりになる。
 何回目だ。数えるのも馬鹿らしくなってきた。
「満足か?里香」
 里香は口をパクパクさせながら答える。
「・・・っはぁ・・ひぃ・・ご、ごしゅ・・じんさま・の、くださいぃぃ!!入れてェェ!!」
(よしよし。さすが奴隷だな。100点だ)
 握りこぶしに戻し引き抜き、すかさず怒張を根元まで入れる。
 がくっがくっ。
「・・・っぎ・・・・あ・・」
 もはや里香は息も出来なかった。
 ”洗脳”は今も続いている。
 行為一回一回が着実に脳を支配している。
 フェラにしてもそうである。
 快感は体にも心にも着実に刻まれる。

(ま、これ以上洗脳する必要はないけどね)
 激しく突き上げながら小さく呟く。
「あぁぁん!ご主人様!ご主人様!っがぁ」
「っあ・・っはあ・・っぅ!!」
 強く突き上げると、里香は絶叫し、白目をむいて倒れた。
 ・・・・・・・・・・・・・・
(だからまだ出してないんだって・・・)
 崩れ落ちた里香の尻から抜けた怒張を見つめ、またため息をつく。

 やれやれとさっき抜き取ったバイブを拾い上げ、先端を里香の尻にあてがい、足で根元まで差し込み、目を覚まさせる。
「もう五時だ。風呂で体を洗え。それから飯だ」
「・・・っう・・・はい・・ご主人様ぁ」
 少年の胸にはもう明日からの学校の生活の期待が胸に秘められていた。
(楽しみ楽しみ。どんな”おもちゃ”が落ちてるかな?ははは)

 どうも御影です。さっそく嘘つきました。
 みじかく突発です。
 ははは。(はははじゃねェ
 ・・・・・・・・・
 しかも指関係ないし。
 ははは。(はははじゃねェ
 ・・・・・・・・・
 説明しなきゃならないところかなりして無いし。
 ちんぷんかんぷんなところ有りすぎだ。
 ははは。

 ・・・・・・・ごめんなさい(土下座)

< つづく >

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