プロローグ + 第一幕
暗い闇の底、光すらとどかない闇の奥底、そこは太陽の神すら照らすことはできないであろう闇の空間だった。
生物などが存在することなど不可能だと誰もが思うが、“あれ”はいた。
まるで、最初からそこにいたかのごとく存在していた。
しかし、“あれ”は非常にたいくつしていたが、それを解決する方法を知らなかった。
またすぐに気にならなくなるだろうとでもいうようにただ存在していた。
が、ある時その闇の中にある物が堕ちてきた。
物はまだ生きているようで、興味をひかれたらしく“あれ”は物を食した。
その物は“吸血鬼”と呼ばれ、人に深手を負わされ命からがら逃げ、ここに堕ちてきたのだと、吸収した知識から知った。
“あれ”は狂喜した。
その恨みや怨念、なによりその復讐心に。
そして“あれ”は直感的に、『これに意識を渡せばたいくつしなくてすむ』と気づき意識と力の全てをその吸血鬼に渡したのだった・・・・。
数ヶ月後のとある村。
グチュッ、グチュッ、グチュリッ、ズチュッ、ズチュッ、
「ふあうっ、あああうっ、うんんっ、ふあああん!!!」
その屋敷の奥から響くのは、蜜音と牝の嬌声だった。
『ふぅ、ようやっとここまで回復したか・・・。村五つ廻っても思ったより回復しないが、シスター襲って気づかれるよりはマシか・・・』
「お、おね、おねがい、あうっ、うぁああっ、どうか、わ、わたしにぃぃぃっ」
「んぅ~ん、どうかしたのか、お嬢さま、少々うるさくて食事に困るのだが・・・」
自らの牡棒で激しく擦りながら、男は後ろから首筋に噛み付き、血を啜っていた。
「あうっ、す、すみま、あっ、ひぁう」
「まぁ、いい。なんだ、言ってみなよ、お嬢さま」
「そ、それを挿れて・・・」
「10点だな。それとはなんだ?なにを、どこに、だれのを、どうやって、どうしてほしいのか、全々わからないな、ちゃんと言ってもらわないとやめてしまうかも・・・」
と、すこし離すと、
「イヤァァァァァッ、すみません!ちゃんといいますからぁ!」
「よぉし、じゃあ言ってみようか、お嬢さま」
「は、はいぃ。わ、私の、い、卑しい、し、しょ、処女マ○コに、あ、あなたのぉ、臭くて大きい、に、に、肉棒を・・・・・、イッ、イッ、いれてグチャグチャにかきまわしてくださぁぁぁぁぁぁぁぁいっ! ! ! ! ! ! ! ! 」
「よくいえました。さあ、ごほうびだっ!うけとれっ!」
ずぶっ、ずぶぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!
「いっ、あっ、はぁぁぁぁぁぁぁうっ!」
牡棒はみごとに貫通し、一瞬で少女を天空へと跳ばした。
「ハハッ、なんだ? 挿れただけでイッたのか? お嬢さまのくせにずいぶんと淫乱だな。そんなにいいのか?んんぅ?」
ズチュズチュ、ズリュ、ドジュッ、ドジュリッと、彼は腰の動かすスピードをあげた。
「ハヒィィィィッ、イ、イイでぇすぅ。もっとぉ、もっとぉ、くらはぁぁい」
すると彼は、体勢をいれかえ、対面座位になり、ゆっくりとしたストロークにきりかえてきた。
グチュウリ、ズリュリュリュッ、ズブゥリッ、
「ンアアアアッ、イ、イイ、それかんじちゃうぅぅぅぅッ、きもちいぃですぅ」
そして、紅に光る瞳と眼があった。
「もっと気持ちよくなりたいか?」
「はっ、はい・・・。なっ、なりたいです・・・」
「なら、私のことを第一におもえ。私につかえ、命令をきけば、より気持ちよくなることができるぞ」
同時に、深層意識に暗示を刻み込む。
「わかりました・・・。今日から私は・・・クリス・シュターナインは・・・ご主人さまの奴隷です。どうかよろしくおねがいします」
「よし、では刻印だ。私に血を吸われながらイけば、その誓いは、永遠にきえなくなる」
と、彼は腰に回転を加えつつ、激しくも長いストロークで堕とすために動き始めた。
グリュッ、グチュッ、ズブリュッ、ズチュリッ、ヌチュヌチュヌチュッ、
ズブリュッ、ズチュリッ、グチュッ、ヌチュヌチュヌチュッ、グリュッ、
「イギィィアァァァッ、も、もう、だめぇぇぇぇっ、イッチャゥゥゥゥッ、あふぅ、クアアアアアアアアンンンンッ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! 」
彼は血を吸い、同時に精を放つとともに、
『ちょうどいい下僕もできたことだ。そろそろ、行動を実行にうつすとするかな。 ふふっ、待っていろよ、“第十三聖炎(せいか)隊”め・・・』
と、復讐心を燃え上がらせるのだった。
< 第一幕 了 >