─Interlude ~NG集1~─
『prologue』から『2nd Connection』までのお遊びです。よければこれで楽しんでください。
◇◆◇ NG1『ぷろろーぐ』より ◇◆◇
「おっちゃーん、これなにー?」
普段から親しくさせて貰っている店主を呼び出し、その物体の詳細を尋ねる。
「んー? どれだぃ? ……おぉ、これはたしか……」
「確か?」
何か特別な機器なのだろうか?
好奇心と期待で心がいっぱいになる。
「……なんだっけなぁ?」
「おいおい頼むぜ……」
お約束のパターンにツッコむ気も起きない……
「ちょっと待ってろ……確か説明書っぽいのがここらに……」
ごそごそとカウンター下を漁るおっちゃん。
そんなとこにしまうなよ……間違って捨てたらどうすんだって……
「……お、あったあった。 ……ん~? なんだこれは……っ!!!!」
「どうした? 汚くて読めないとか?」
「げぇ! 汚ねぇっ! このトマト腐ってやがる……!!」
「……………………」
『はいカットぉ!!』(監督)
◇◆◇ NG2『第二接続』より ◇◆◇
「──ま、これの力は本物ってワケか」
これならば俺のしたいことができるだろう。
まずはこの人気のない家に温もりがほしいな……
「もちろん淫乱な温もりだけどね☆」
誰に言うでもなく、一人ぼやいてみる。
やはり自分以外誰もいない家ってのは寂しいもんだ。
「さぁてと……メイド勧誘(無理矢理)でもしてくるかな」
「──というわけでメイド喫茶へ来てみました」
『勝手なことしないでください』(ディレクター)
「ごめんなさい……」
◇◆◇ NG3 また『第二接続』より ◇◆◇
「それで? 君の名前は?」
「もうっ……わたしは1年C組の加藤美奈。アナタは西山聖司でしょ」
「そうだよ、なんで知ってるんだ?」
「アナタ、いろんな意味で有名だもの」
「そうかそうか、きっと一年生の間でこう言われてるんだろ?」
『ねぇねぇ知ってる? 二年生に西山聖司っていうすっごくカッコイイ先輩がいるんだって!』
『知ってる知ってる! クールでいいよねぇ!』
『あぁもう!! かっこいいなぁ……! あたし、告白しようかな』
『ダメよ! わたしが告白するのよ!』
『いや、私よ!!』
『あの人は私にこそふさわしいわ!』
『えぇい! こうなったらツンデレ度で勝負よ!!!』
「──というワケで一番ツンデレな君が、俺への告白権を得た、ということだな?」
「まりゅっ、ま、まるっきり………………すみません」
「まぁまぁ、次は大丈夫だよ」
「うぅ……よけいに気になるぅー」
◇◆◇ NG4 また『第二接続』より ◇◆◇
そのまま顔を美奈のアソコに近づけ、一舐めした。
「あぁ、き、汚いからやめてよ……ご主人さまにそんなところ……」
「汚くないさ。おいしいよ、美奈のココ」
「ばっ……! な、なな、何言ってんのよ! そんなこと……はあぁ!!」
美奈のクリトリスを舌で剥き、こねくりまわしてやった。
甘酸っぱい、女の子特有の匂いが充満する。
「じゅ、ぴちゃ……んん、うまい」
「あぁ、んっ、っはぁ、気持ちいいよぉ……ん、なんでっ、……っぁあ、こんなに気持ちっ、っふぅ、ああぁ、いいのっ……っぁ」
美奈は快楽のままに腰を俺の顔に押しつけ、俺は欲望のままに顔を美奈のアソコに押しつけた。
──ぷしゅっ。
「ずずっ……げふぉっ! ごほっ……!!」
「あぁ! ご、ごめんなさい……あまりに気持ちよくて……」
「い、いきなり吹くなよ……」
「だって…………気持ちよかったんだもん」
『はーい、一回服着てくださーい。シーン14、リテイクいきまーす』(ディレクター)
「「はーい」」
< 終 >