3種の神器 第1章

第1章 用意された初体験

 いきなり魔力を受け継いで呆然としている俺だったが、家の中を案内され使用人達を紹介され、夕方から開かれる俺が熊野家の後継者であることをお披露目するパーティーに出席させられた。
 呆然としたままウニクロから上質なブレザーに着替えさせられ、「笑って、頷いていればいい」とだけ伝えられてパーティーへ
 内輪のパーティーと言われていたが、小さな体育館なみの広さの大広間には丸テーブルがいくつも並べられ、大勢の大人が待ち構えていた。
 熊野グループの主だった会社の社長やメインバンクや幹事証券会社の担当役員はそれぞれ秘書を連れ、熊野グループのCMに出ている芸能人は社長とマネージャーを伴っていた。
 俺は加藤さんと川村さんが案内するままに各テーブルを回り、お偉いさん方から挨拶と祝福を受け、本人と秘書から名刺を受け取った。
 最後に行ったテーブルは熊野グループのイメージCMに出演している中堅女優の楠咲絵(くすのきさきえ)さんがいるテーブルだ。
 咲絵さんは劇団上がりの演技力と大柄でグラマーな体と華やかな美貌が魅力で、馬鹿っぽい童顔巨乳よりも奇麗なお姉様を好む俺は大ファンである。
 毎年祖父から貰う小遣いで咲絵さんのカレンダーを買って部屋に飾っている。
「初めまして、今日はおめでとうございます」
「ありがとうございます。実は楠さんのファンでしてお会いできてとても嬉しいです」
「ふふふ、知ってますよ。熊野会長が孫がファンだからとおっしゃって私をCMに起用していただいたんです」
「え!」
 驚いて色々聞こうとする俺に咲絵さんは色っぽい含み笑いをするだけ、川村さんに促されてしぶしぶ俺は自分のテーブルについた。
 何人もの祝辞を聞き流しながら給仕される料理を平らげるとパーティーは終わり、俺は加藤さんとメイドに自室にと用意された部屋に案内された。
 ドアを空けると(俺専用の!)応接間、奥に(俺専用の!)居間、そのまた奥に(俺専用の!)書斎、そのまた奥に(俺専用の!)寝室で広々としたバス&トイレ付きである。
 各部屋にはPHSを利用した内線電話が用意され、書斎には新品のデスクトップPCが光回線付きで用意されていた。
 加藤さんに各部屋の設備や内線の使い方を教わり、何かあったら加藤さんの内線にかけて希望を言うように言われた。
 お手伝いしますとメイドさんが言うのを断り、俺は着慣れないブレザーを自分の服に着替え、トイレを済ますと携帯のバッテリが残り少なくなっていることに気づいた。内線PHSで加藤さんに相談するとFOMAの充電器を届けてくれるとの返事。
 PCを立ち上げ、知り合いの掲示板やブログを巡回しているとドアがノックされた。
「どうぞ」
「失礼します。充電器をお届けにあがりました」
 と言って、入って来たのは。。。この家のメイド服とは違うコスプレ風のメイド服に身を包んだ楠咲絵さんだった。
 絶句する俺に含み笑いしたまま充電器を手渡した咲絵さんは
「どうぞこちらへ」
 と、奥に連れて行く。寝室に入るとそのままバスルームへ行きバスタブに湯を張り始める。
「用意ができるまでに携帯を充電してください」
 生返事をして俺は書斎に戻り、携帯を充電器にセットしPCをシャットダウンしてから寝室に戻る。
 バスルームから咲絵さんが戻ると俺の前に立ち、メイドのポケットからリボンを取り出すと自分の髪に止めて、ほほ笑みながら言った。
「私がお爺様からのプレゼントです」
「!!!」
 絶句する俺の首に手を回し、伸び上がるようにキスしてから
「これがファーストキスだったら嬉しいな」
 もちろんファーストキスです。硬直している俺に
「熊野グループをそして熊野家を継ぐご褒美が私よ」
 そう言って、メイド服の裾をつまんで頭を下げて続ける
「どうぞ楠咲絵メイド風味を召し上がれ」
 そのままスカートを持ち上げて、ガーターに黒のショーツを見せつけ、スカートを下げるとブラウスのボタンを外してDカップの美乳を包む黒いブラジャーを見せつける。
「ごくっ」
 無意識にツバを飲んだ俺に
「好きなところを触っていいのよ」
 色々と疑問点はあったのだが、Dカップの美乳の谷間を見た途端に俺の俺は咲絵さんに抱き着いていた。
 Dカップの胸をブラジャーの上から揉み、ブラジャーをしていてもはっきりその位置が確認できる乳首をつまむ。
「はい、どうぞ」
 咲絵さんがブラジャーを上にずらす、28歳とは思えない張りのある美乳の頂点に薄茶色の乳首、小さめの乳輪。しばらく見取れてから美乳を裾から揉み上げるようにしながら乳首に吸い付く。
 舌先で転がすようにしたり、吸ったり、軽く噛んだり、胸全体を唇で舌で楽しむ。
 両手で胸を真ん中に寄せて顔を埋めてると、
「そろそろベッドで」
 咲絵さんはメイド服も下着も全部脱いでベッドに横たわる。股間は両手で隠していたが後ろに回してゆっくりと脚を開いた。
「ご覧くださいませ、ご主人様」
 俺はベッドに飛び乗ると、咲絵さんの股間を見つめた。むっちりとした太ももの間に生まれて初めて見る実物の女性器があった。
「見るの始めて?」
「ネットで見たことはあるけど」
「やらしいご主人様」
 言いながらも、脚は広げたまま
 黒く小判型の恥毛、濃いめかな?お○○こははみ出しは少なく、中は濃いピンク。そっと触るとじっとり濡れている。
「あんなにおっぱいいじめるから」
 おー、ホントに女性って濡れるんだ。感心しながらお○○この上部にあるクリトリスを探し当てる。
「あ、強い。そこは敏感だからもっと優しく」
 指導を受けながら、優しくクリちゃんを責め立てる。すこしずつお○○こがめくれ上がり、しずくが垂れてきた。
「最初はすぐに終わっちゃって楽しめないから、お口でね」
 咲絵さんは服をきたまま(靴も脱いでいなかった)の俺の服を脱がし、俺を寝かせるとペニスをぺろっと嘗めてから
「若いから何回もできるから我慢しなくていいのよ」
 と言って、舌先で亀頭を嘗め回しながら少しずつペニスを飲み込んで行く。
 オナニーとは桁違いに気持ちいい!。くすぐったさと恥ずかしさとが入り交じりながらどんどん気持ち良くなり、あっと言う間に咲絵さんの口の中に射精してしまった。
 「んー」
 ペニスを口に含んだまま何か言いつつも、咲絵さんの舌はペニスを全体を嘗め続け、尿道に残った精液まで吸い取るように吸引する。射精後の脱力感が残っているのに続けて刺激され、恥ずかしながら俺は悲鳴を上げてしまった。
 ぽんっと音を立ててペニスから口を話した咲絵さんはしばらく飲みにくそうにしながらも音を立てて精液を全部飲み込み
「さすが若いわねー。すごい量と粘っこさ」
 パールピンクの唇を嘗めながら
「今度は自慢の美乳でサービスしてあげる」
 と言うと、両手で美乳を寄せた谷間にペニスを挟んで動かす。体全体を上下させたり、左右の胸を交互に上下させたり。憧れの美人女優のサービスに再び元気を取り戻したペニスを確認すると
「さあ、いよいよ記念すべき童貞卒業ね。最初は入れにくいから私が上から入れるわね」
 嬉しそうに俺にまたがり、ペニスに手を沿えるとゆっくり腰を降ろした。
 開き切ったお○○こに亀頭が包まれ、ぬるっとした感触にペニスが包まれていく。息を止めていた咲絵さんがゆっくりと息を吐き出すと
「これがセックスよ。記念すべき第一回だからじっくり味わってね」
 と言いつつ、ゆっくりと腰をグラインドさせる。
 さきほどのフェラチオとはまた違う快感にもだえてしまう、ペニス全体を粘膜がうごめくように心地よく刺激する。
 抜けそうになるくらいなったところから一気に飲み込まれる時の亀頭の快感、ペニス全体を心地よく締め付けながらも亀頭にツンツン当たる何かが気持ち良い。咲絵さんも「あ、あ、あ」と言いながら腰を上下させている。
 咲絵さんが目を閉じて頬を上気させながら腰を動かすと、美乳が左右交互に揺れている。手を伸ばして下から支えるように揉み立てたり、乳房の動きを止めるように乳首をつまんだりすると
「あ、いや、いい」
 と咲絵さんの声が変わって来た。亀頭の先に当たる感触も強く硬くなり、ペニスの締め付けも強くなって来た。。。と思ったら美乳を思い切り揉みながら我慢できずに咲絵さんの中に思い切り出してしまった。
 。。。ひょっとして中出しだから妊娠するかも
 焦る俺に、しばらく息を整えていた咲絵さんは
「上手ねー。もう少しで私の方がいっちゃうところだったわ」
「あのー、思い切り中出ししちゃったんですけど」
「そんな心配は大丈夫。ちゃんと避妊してます」
 そうですか。一安心。
「ちょっとこのまま休ませて」
 咲絵さんはペニスをいれたまま、俺の胸に顔を埋めてじっとしている。咲絵さんはじっとしているのだが、お○○こはペニスを絞るようにむにゅむにゅ動いている。さきほどのフェラの時とは違い、今度は心地よい。お○○この感触を味わいながら童貞卒業の感動を噛み締める。
「では抜きますね」
 ぬるっと引き抜かれる時の感触も気持ちいい。これに慣れちゃうとオナニーじゃ満足できないかも。
 咲絵さんは枕元のティッシュで股間を押さえると思い出したようにメイド口調に戻り
「それでは後始末させていただきます」
 と言って、ペニスをきれいに口で掃除してくれた。「それではお風呂に」
 裸を見せあってセックスまでしたのに何か恥ずかしいが、一緒にバスルームへ。咲絵さんが俺にシャワーをかけてから、手早く自分の体もも洗い流してうがいする。。
「大サービスです。ご主人様」
 と言いながら、バスタブに腰掛けて股を開いてたっぷりと注いだ俺の精液が零れるの充分に見せてくれた。
 そしてシャワーをお○○こに当てて精液を洗い流すと今度は俺にバスタブに腰掛けるように言って、自分は俺の股間にひざまずきねっとりとフェラしてから
「さっきは中途半端だったから、今度はこうやって」
 バスルーム備え付けの液体石鹸を美乳全体にたっぷりと塗り広げ、俺のペニスを挟み込んで体全体を使って刺激する。ぴん!と立った乳首が心地よく下腹部にあたり、石鹸で滑りが良くなったせいでさっきより気持ちが良い。が連続して射精したせいもありしばらくは美乳に挟まれる感触とビジュアルを楽しんだ。
「んー、やっぱりDカップだとパイズリは駄目か」
「いや、充分気持ちいいです」
「ふふ、ありがとう。これ結構疲れるのよね。一緒に暖まりましょ」
 二人が充分に入れる大きなバスタブに体を寄せ合って入り、あらためて美乳を心いくまで揉みまくり、お○○こに指を入れたりクリちゃんを触ったり存分楽しんだ。
「また出したくなっちゃった」
「はーい、ご主人様」
 咲絵さんはにっこり笑うと、洗い場にマットを敷いて
「今度はご主人様がリードする練習ですよ」
 横たわって足を開く。あらためて咲絵さんのグラマラスなボディを鑑賞する。
 きれいなストレートの黒髪。アーモンド形のパッチリとした目。すっきりと通った鼻筋とセクシーな唇。なで肩の下にDカップの美乳、そして充分にくびれたウエストから脂の乗ったヒップ。そして肉付きの良い長い脚。
 あらためて美人女優のすばらしい肉体を惚れ惚れと眺めてから、ペニスをお○○こに宛がおうとすると
「お風呂で愛液が流れちゃいましたから、最初から入れるのは無理ですよ。まずは優しく愛撫してかわいがって下さい」
 残念ながらすぐには入れてはいけないようだ。
 半開きの咲絵さんの唇にキスすると、舌を絡ませあいディープキスを続ける。咲絵さんの手が俺の手を胸に導き、美乳をゆっくりと揉み上げ、乳輪を指先でなぞり乳首をつまむ。やがて咲絵さんに促され舌で美乳を堪能する。
(キスしておっぱいなら次はお○○こだよな)
 舌で乳首を弄びながら指先でお○○こをなぞるようにすると既にねっとりした感触が伝わってきた。人差し指と中指でお○○こを割り開きそっと中指をお○○この中に入れてみる。中は充分に濡れていたので人差し指も入れてスライドしてみる。
(3本は無理そう)
 お○○この中で指を曲げて膣の感触を指先で楽しんでから、びしょびしょになった指先でクリちゃんを周囲から攻める。
「あ、い、上手」
 お褒めの言葉に調子に乗って、そっと摘んだりつんつんつついたりしてると咲絵さんの腕が俺の頭を抱き寄せDカップの美乳に押し付け、足を絡めてくる。
「そろそろ下もいい?」
 我ながら間抜けな質問だが、咲絵さんはこっくり頷いて俺の頭を解放し再び脚を開く。
 ベッドで見たときよりも大きく開いたお○○こは、濃いピンクから深紅色に色づいてクリちゃんも大きくなって莢からちょっぴり顔を出している。
 ペニスをお○○こに入れたいのをぐっと我慢し、咲絵さんの股間に顔を埋めて舌先でクリちゃんを攻める。フェラされたように先っぽをつんつんつついたり、舌を回転させるようにしてクリちゃんを舐めまくる。
「い、い、上手」
 咲絵さんは喘ぎっぱなしで、太ももに頭を挟まれて苦しい。顔を上げながら呼吸して舌を尖らせてお○○この中に入れてみる。酸味の強い愛液を味わいながらそのままクリちゃんまで一気に舐め上げると
「もう充分、入れて」
 そう仰っても脚で頭が固定されたままなんですが。
 仕方がないので?舌を尖らせて膣に差し込み、そのままクリちゃんを舐め回し、息継ぎしながらクリちゃんごと啜るように空気を吸い込む。
「駄目、駄目」
 俺の頭を締め上げる咲絵さんの脚の力は強まる一方で、言葉とは裏腹に咲絵さんの手は俺の頭を股間に押し付ける。そして。。。
「あん、あ、あー!!!」
 咲絵さんはいったようだ。舌先を押し出すように膣が締まり、俺の顎に愛液がしたたかに吹き付けられた。耳が痛くなるほど俺の頭を締め上げていた脚の力も徐々に抜けて、ゆっくりと長く息を吐き出した。
「いっちゃった。さっきまで童貞だったのに。。。お姉さんちょっとショックかも」
 中出しや飲んでもらうのも良いが、いかせるってのも充実感あるなー。
 それはそうと、さっきからオアズケ!なんですが。
「私だけいっちゃってごめんなさいね。あらためてご主人様がリードする練習です。まずは基本の正常位。」
 脚をM字に開いて誘う。俺はいきり立ったペニスをいきなり奥まで挿入してピストンを始めるがスムーズに動けない。
「膝の裏を抱えるようにして」
 言われた通りに咲絵さんのお尻を持ち上げるようにすると動きやすくなり、スピードアップ!
「いきなり激しいと駄目よ。最初はゆっくり、角度を変えたり、入れたまま回すみたいにしたりして」
「そう上手。今度は抜ける手前で浅くしてみて」
「あ、いい。そして時々奥まで突いて」
 悶える咲絵さんにレクチャーされながら、女性の扱い方を教わる。
「まだ我慢できる?一回抜いて」
 射精したい欲求もあるが、女性を感じさせる喜びに目覚めた俺は素直に従う。
 咲絵さんは四つん這いになり、股を少し広げてこちらを向いて
「これがバック。女の子は恥ずかしいから最初からは駄目だけど」
 美乳にばかり見とれていたが、お尻も負けず劣らず魅力的だ。お○○こから溢れた愛液が茶色い肛門まで垂れ、とてもいやらしい。
「咲絵さんにも肛門あるんだね」
「馬鹿、だから恥ずかしいの。それより早く」
 お尻をを揺すって催促すると下向きになって大きく見える美乳も揺れる。
 俺はペニスの角度を指で調整しながら慎重に入れ、揺れる美乳を背後から鷲掴みにしてピストンを開始する。
「女の子は耳とか首筋とか背中も感じるから」
 耳と首筋はなんとか舐められたが、背中は無理そうだ。
「後はお尻を強く。。。」
 咲絵さんはさっきいったばかりでレクチャーが喘ぎ声で途切れがちになる。お尻を強くとのリクエストにまずは尻たぶの表面を優しく撫で回し、溢れた愛液を人差し指先で掬うとそっと肛門に入れる。
「駄目ぇぇぇ」
 いきなり咲絵さんは反り返り、激しくペニスを締め付ける。堪らず中に盛大に出してしまう。咲絵さんはぐっと反り返ってまま、膣だけがぐにゅぐにゅ動いてペニスを刺激し、同じように肛門が俺の人差し指を締め付ける。。
 へたっと崩れ落ちてうつ伏せのお尻だけ持ち上げて俺と繋がっている体勢になると深呼吸を繰り返し、膣も思い出したように蠢く。3回目を盛大に出したばかりなのにペニスは再び元気になる、というか元気なままだ。咲絵さんが心配だが俺の本能が性欲が再びピストンを開始する。
「や、駄目。駄目」
「だって、気持ち良くて止まらないよ」
 咲絵は「駄目」しか言わなくなっているが、ペニスを締め付ける快感に腰が止まらない。入れたままの指が奥に入るとペニスへの締め付けが強くなり咲絵さんのよがり声が高くなるのが面白くてペニスの動きに合わせて人差し指も動かす。「駄目」が「らめ」に変わってくると肛門が柔らかくなってきたので中指も加えて2本で出し入れにする。
 咲絵さんはもう声も出ないで短く「ひ、ひ」と俺のピストンに合わせて呼吸するだけになった頃俺は射精した。さすがにほとんど出るものは無かったが。
 やっとピストンから開放された咲絵さんは、ずるずると伸びてしまい、自然とペニスと指が咲絵さんの中から解放される。その度に「あ」と言っていたが、失神したように動かなくなる。心配して息がしやすいように仰向けにすると体に力が入らないのか脚が蛙のように開いたままだ。
 呼吸を確認し、心臓が動いていることを確認すると大丈夫なようなので乳首を摘んでみるが反応は無く、寝息のような規則正しい呼吸のままである。
 とりあえず様子を見ることにして、シャワーを温めに調節して自分の全身特に股間を洗い流してから、咲絵さんも注意深く洗い流す。
 股間は俺の2回分の精液と咲絵さんの愛液でひどい状態だったのでシャワーで念入りに洗い流し、膣の中も強めにしたシャワーの水流できれいにする。
 そろそろ心配になった頃、咲絵さんはぱっちり目を開けてきょろきょろ辺りを見回し、俺に気づくと真っ赤になって
「感じすぎて死んじゃうかと思った。ひどいです」
「だって気持ちよさそうだったから」
「急にお尻の穴に指を入れるんだもん」
「だって強くお尻をって言うから」
「それはお尻を強く掴んでって言ったの」
「えー?」
「もう」
 恥じらいと怒りで顔が真っ赤だけど、美人は恥らっても怒っても美人だ。
「バックの次は対面座位って予定だったけど、もう体力の限界。ごめんなさい」
「あ、無理しなくても。俺は充分気持ちよかったし」
「何回したっけ?」
「咲絵さんの口で一回、咲江さんが上で一回、バックで二回です」
「四回!さすが若いわねー。喉がカラカラ」
 咲絵さんはシャワーを冷水に切り替えて飲んでやっと落ち着いたようだ
「ごめんなさい。少しお風呂で休むから先に出ていて」
 咲絵さんのヌードを鑑賞できないのは辛いが、疲れきった様子におとなしく寝室に戻る。
 しばらくしてバスタオルを巻き付けただけという姿で戻って来ると、俺の首に腕を回してディープキスして
「お疲れ様。もうクタクタ。満足してくれた?」
「はい、でももう一回くらい頑張れるかも」
「えー!四回も出したのに」
「咲絵さんが疲れてるならいいです」
「そう言われると辛いわね」
「じゃあ、我慢します」
「でもね、ご主人様に女を教えるってのが今日の私の役目なのよね」
「そうなの?」
「うん、お爺さまに頼まれて。。。これは喋っちゃいけない約束だから聞かなかったことにしてね」
「はい」
「じゃあ、私の体力回復を兼ねてお喋りしながら色々教えるわね」
「質問してもいいですか?」
「私のことは秘密なの。」
「そうなんだ」
「それでは最初はキスからね」
 そうやって、キスから始まって、服の脱がし方(ブラジャーを外すのに手間取ってはいけないらしい)、おっぱいの感じるポイントと愛撫の方法、その他の性感帯を順番に何回も練習した。敏感な乳首やクリちゃんは痛くしないように優しく。
 その時々にどんな台詞を言ったらいいのか、決して言ってはいけない台詞とか。
 アダルトビデオのように指を膣に入れてピストンしてもあまり感じないけど、指を曲げて膣壁を指先でこするのは感じるポイントが云々。
 そんな実技指導付きの講義を続けると、ペニスは元気になり咲絵さんも濡れてきた。
 首筋から背中を舌で愛撫する練習をしながらペニスを太ももやお尻に擦りつけてペニスの完全復活をアピールするが、咲絵さんは気づかない振りである。背中を舐めながらおっぱいを強弱をつけて揉み回し、時々乳首を攻撃して咲絵さんをその気にさせようとするが咲絵さんはしぶとい。
 我慢も限界に近づいたし、風呂場で肛門がウィークポイントであることは把握済なのでしたたる咲絵さんの愛液を指先で掬い、おもむろに突き立てる。
「嫌!駄目!」
 全身を強ばらせて拒否する咲絵さん
「ここに入れてみたい」
「駄目!そこは汚いしセックスするところじゃないから」
「アナルセックスでしょ、ホモはここでしか出来ないし」
「駄目なの!」
「もう出さないと止まらないよ」
「普通に、普通にならいいから」
 必死に俺から逃げようとするのを、しっかり捕まえる。
「あのね!あのね!対面座位がまだだからそれにしましょう。お願い」
 アナルセックスにも興味はあったが、美人女優の必死のお願いに負けてしまう俺。
「じゃあお願い」
 肛門から指を抜いて催促すると、気が変わらないうちにと俺に胡座をかかせて跨ってきた。
 にゅるん!咲絵さんはペニスに手を添えて角度を調整してすぐにくわえ込む。
「すごい、5回目なのにこんなに硬い」
「うう、気持ちいいです」
「対面座位はね、向かい合うからお互いに愛撫しやすいの」
 なるほど、目の前に顔だから少し屈めばキスも出来るし、おっぱいもお尻も自由にできる。俺はディープキスしながら左手でおっぱいを撫でつつ、右手でクリちゃんをこすってみる。咲絵さんも充分に高まっているようで、俺の愛撫に反応して体が跳ねる。
 両手でおっぱいを鷲掴みにして咲絵さんの体を上下させたり、お尻を持ち上げるようにして浅く、たまに深く抜き差しする。咲絵さんは俺の肩に掴まって倒れないようにして俺のなすがままに悶えている。
 さすがに短時間に四回射精したので長続きする。咲絵さんは途中から感じまくって喘ぎ声も切れ切れでお○○こが強烈にペニスを締め付けてくる。そろそろ射精したいような、もっと咲絵さんを感じさせて苛めたいような感じのまま咲絵さんを揺さぶり続けたが、ちょっと意地悪な気持ちになりいきなり人差し指と中指を肛門にねじ込んだ。
「!!!」
 声にならない悲鳴を上げて咲絵さんは全身を反り返らせ、痛みを感じるくらいペニスを締め付ける。ほとんど精液は出ないが俺も充分に快感を得てピストンを終える。
 肩から手を離して後ろに倒れてしまった咲絵さんからゆっくりペニスを抜き取ると、ほとんど精液は出ていないはずなのに白濁した愛液が溢れてきて膣口がヒクついている。
 グラマラスな割りには軽い咲絵さんを抱き抱えてバスルームに運び、ぐったりして扱いづらい咲絵さんをボディソープとシャワーで洗いベッドに寝かしつけてから苦労してタオルでふき取った。
 穏やかな寝息をしている咲絵さんに布団をかけ、改めて自分一人でゆっくり風呂に入ってから咲絵さんの隣にもぐりこむ。。
(おやすみ、とても楽しかったよ。いじめてごめんね)
 小さく口を開けて寝ている咲絵さんにキスすると、咲絵さんが優しくほほ笑んだような気がした。

< つづく >

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