第37章 勝ち誇る旭さん
!? パーーン!
第6感に響く衝撃とともに頬を張られて一気に覚醒した。ぼんやりと目を開けると旭さんが俺の顔を覗き込んでいた。魔力を使いながら俺の頬を叩いて起こしたらしい。
「紫を可愛がってるから坊やも見てなさい」
俺が目を開けたのを確認して立ち上がる旭さん。豪奢な赤いカクテルドレスの中が視線に入った。染み一つ無い真っ白な太ももがピンクに染まり、そしてその根本が黒っぽく目に映った。
(旭さんって幾つくらいかな? 太めだけど色っぽいな)
旭さんの魔力のためか、一気に頭がハッキリしてきた。操られるままに上半身を起こし歩み去る旭さんの後ろ姿を見つめた。
紫さんが蹲っているところで止まった旭さんが俺を振り返って妖しく微笑んだ。
「さあ、紫。もう一度、今度は坊やに見て貰いましょうね」
紫さんがゆっくりと動きだし、旭さんのドレスの裾に頭を入れた。ドレスの生地に消されて音は聞こえないが、旭さんが色っぽく顎をあげて感じている顔を見せた。
頭をドレスの中に入れた全裸の紫さんは左手で胸を、右手で股間をまさぐり始めた。
旭さんのドレスの裾から紫さんの長い黒髪が見え、左手の指先で転がしている乳首は真っ赤に充血して飛び出し、股間からはくちゅくちゅという音と共に蜜が溢れ落ちた。
「ふふ、紫。坊やが紫のイヤらしい仕草をじっと見てるわよ」
旭さんが言葉と共に魔力で紫さんを嬲った。
紫さんの肌が恥じらいで赤く染まり、形の良い胸が、すらりとした太ももが震えた。
唯一自由になっている首から上を懸命に俺の視線からそらして紫さんがイッった。
背を精一杯反らし、激しく指をお○○こに出し入れしながらイき続ける紫さんの股間から大量の蜜が湧き出て太ももを伝って落ちた。
紫さんをイかせた旭さんの魔力が一段と強まり、旭さんと紫さんの二人をオーラが包み込んでいき、次第にオーラが大きく広がり俺も包み込んでいった。
「ああ、上手よ紫!」
「坊やの目の前でイくのはどんな気分なのかしら?」
紫さんの頭を太ももで挟みつけながら旭さんがイッった。うっとりと余韻を楽しんでいた旭さんの太ももから力が抜け、ずるずると紫さんが崩れ落ちた。
「紫!まだよ、もう一度」
旭さんが声をかけ、魔力も使ったが失神した紫さんは動かない。
旭さんの体を操る魔力は気を失っていると効かないのか?
「まだなのに!」
凄絶なまでに色気を振りまいた旭さんが自分を慰め始めた。左手に紫さんの神器を握り締め、右手を股間に伸ばしていった。
旭さんのむっちりとした白い太ももをショッキングピンクのマニキュアを乗せた爪先が滑り、豊かな漆黒の茂みへ到達した。
黒い恥毛をピンクの爪が掻き分け、白い愛液をまぶしていく。俺の視線に気づかない旭さんは何度もオナニーでイッった。
「もうこうなったら坊やでもいいわ!」
俺の存在を思い出した旭さんが紫さんを足蹴にしてどかし、俺を呼び寄せた。ふらふらと操られた俺は旭さんの前に跪いた。
そのままピンクにペディキュアされた爪先に恭しく口付け、足首まで垂れていた愛液に舌を伸ばして舐め取っていった。
魔力を得てから僕たちに傅かれて奉仕されることに慣れきっていた俺は屈辱と同時に倒錯感に苛まれた。
キツい酸味と舌先に絡む粘つく愛液を丹念に舐め、呑み込んだ。俺が足首からふくらはぎ、そして太ももへと舌を這わせていく間も旭さんの指が自分を慰め、愛液が伝い落ちてきた。イくたびに俺の頭を太ももで挟みつけられるが、なんとか太ももを舐め終えて旭さんのお○○こに舌を伸ばしていった。黒々とした恥毛は太く艶があり、そして量も多い。
口の中に入ってくる旭さんの恥毛に苦労しながらも恥毛の愛液をすすりこんだ。舌先で恥毛を掻き分けて意外にきれいなお○○こにも舌先を伸ばしていくと、
「くっ、もっと」
嫌悪感を露わにしながらも俺の頭は旭さんの股間に押し付けられ奉仕を続けさせられた。丹念にびらびらを舐め、大きなクリちゃんを舐め上げ、吸い取り、そして舌先を中に押し込んでいった。
舌先を入れると潮を吹いてイった旭さんが、何度もしつこく同じ愛撫を要求した。キツく締め付けて押し出そうとするのに逆らって数え切れないほど舌を使いつづけた。
「イ、イイ!」
潮を吹くお○○こに舌が押し出された。舌が疲れて尖らせる事もできなくなった俺は唇で吸いつくが舌が動かない。
じゅくじゅくと俺の口に愛液を吐き出した旭さんが俺の髪を掴んで舌を催促するがうまくできない。
「もっと、もっとよ。坊や」
いらついた旭さんが俺の体を操るが舌は痙攣するのみ、旭さんの恥毛が口の中で絡まり喉につかえた。
ゴフッ、ン、ンー
顔を押しつけられて苦しむ俺。無意識に体を折ってせき込み、酸素を貪った。
呼吸を整えていると再び旭さんが俺を操った。体を伸ばして床に横たわる。
明るい照明を見ながら必死に息をする俺に旭さんが跨って来た。
ズルッ、ズルッ
俺の鼻にお○○こを擦りつけられて俺はもだえ苦しんだ。俺が悶える動作が旭さんを刺激し、より強く擦りつけられた。
俺の鼻先を旭さんのクリちゃんがお○○こが這いまわり、愛液が鼻の穴に入って苦しい。激しくせき込む俺を押さえつけ、快感を追い求める旭さん。
「ん、後少し、もう少し」
イきかかった旭さんが俺の顔の上で尻を振りつづけ、俺はのたうち回り、なんとか旭さんはイった。
鼻を旭さんのお○○こで塞がれた俺は口で荒い呼吸を繰り返した。
「ふぅ、割と上手ね。坊やの癖に」
ドレスを頭から脱ぎ去った旭さんが魔力を強めてきた。俺の腕は勝手に旭さんの胸に伸び、優しく、時に強く旭さんの胸を愛撫する。
操られて動きまわる俺の手だが、旭さんのみっしりと重い胸の感触はしっかりと観じ取れた。失神するほど射精し、舌が痺れるほどクンニさせられたのに股間に血が集まってきた。
俺の腹にまたがっていた旭さんの腰が動き出し俺のズボンを愛液で汚していった。激しく腰を動かしながら胸を押しつけてくるので俺の手が旭さんの胸を掴んで体重を支え、旭さんの腰がより大きく動いていった。
勃起したペニスが盛り上がっている俺のズボンは俺が何回も漏らした精液と旭さんが垂れ流した愛液でぐしょぐしょに濡れてひどい状態だ。
ズボンの生地越しに固くなった旭さんのクリちゃんがペニスに擦りつけられて快感が増していく。凄みさえ感じるほど色っぽい表情の旭さんのオーラが濃密に俺と旭さんを包み込み、旭さんは狂ったように俺の上で腰を動かした。
「ん、んっ!イく!」
何回目だろう? 激しく上り詰めた旭さんがぐったりと俺に上半身を預けてきた。霞がかかったような目で俺を見つめつつも腰の動きは緩慢に続いていた。
旭さんと俺、そして旭さんの手の中の神器がシンクロするかのように魔力が調和していった。
「もう我慢できない。坊やの魔力も貰うわよ」
握りしめていた紫さんの神器を床に置いた旭さんが俺のズボンを脱がし始めた。チャックを下げられるとむっと栗の花の臭いが鼻についた。自分の臭いだが、あまりの臭いの強さにクラクラした。
しかし憑かれたような瞳の旭さんはズボンと一緒にトランクスも下げて俺の勃起したペニスを取りだした。
「これって大きいの? ねえ坊や」
ぐしょぐしょに精液にまみれたペニスを間近で眺めた旭さんが再び魔力を使った。
「うっ!」
「うわっ、汚い!」
魔力で強制された射精だが、快感は鋭く強い。天井に向かって勢いよく発射された精液が少し旭さんの顔にかかった。
大きく目を開けて射精の瞬間を見つめていた旭さんが頬に飛び散った精液を指先で拭った。
「変な臭い、とってもネバネバしてるし」
顔をしかめた旭さんだが、指先についた精液に舌を伸ばした。
「んっ、変な味。苦くて渋い」
精液の味が気に入らなかった旭さんは顔に付いた精液を指先で集めては俺の服に擦り付けていく。明るい栗色の髪に付いた精液も指先で何度も集め、臭いを嗅いでは顔をしかめ、俺の服で指先を拭う事を繰り返した。
右手の指で顔や髪についた精液を集めながら、旭さんの左手は自分の股間を慰めていた。
間近にそれを見た俺のペニスが力を取り戻すと旭さんが鼻で嗤った。
「まるで猿ね、坊や」
「ぐっ」
「きゃっ」
俺の服で指先を拭うとつま先でペニスの先端を弾いた。綺麗に伸ばされたつま先が鋭い痛みを亀頭に与えて俺は苦痛の悲鳴を上げた。先ほどの射精の鋭い快感にも似た苦痛に再び勢いよく射精が始まった。
意地悪く亀頭を狙って爪で弾いた旭さんの顔に勢いよく精液が飛び散った。
「この猿!汚いじゃないの」
口の中にも飛び込んだ精液を吐き出しながら旭さんが罵った。豊満な逞しいほどの身体で胸を張り、腰に手を当てた旭さんが女王のように俺を睨みながら見下ろした。
立ち上がり冷めた紅茶で口を漱ぎ、顔にかかった精液をテーブルの上のタオルで拭った。
喉奥まで飛び込んだ精液を紅茶で呑み込んでひたすら俺を罵った。
「ドレスにもかかっちゃったじゃない、この猿」
動物園の猿のように俺を歩き回らせながら旭さんは俺を罵り続けた。俺を罵りながらも左手で股間をまさぐり、右手は胸を押さえていた。
「!?」
30分ほど俺を罵りながらオナニーを続けていた旭さんが息を呑んだ。
口汚く罵られながら猿まねをさせられていた俺は旭さんを見つめた。
驚いたように俺を見つめる旭さんの視線と俺の視線がぶつかった。
< つづく >