魔法使いコウタ 8.

8.約束破り

 恥ずかしい事に、私はとてもエッチな女の子だったみたいです。幼い頃から真面目な優等生と言われ、彼氏とデートしてもエッチするのが嫌いで上手くいかず、結局別れてしまったのが嘘みたい。小学生の弟耕太の魔法を使ったエッチなイタズラで性の快感に目覚めてしまった私は、どんどん気持ち良くなってしまい、今ではもう引き返せません。耕太の魔法で立派に育ったオチンチンを手や口で射精させてあげるイケない行為にも、凄まじい罪悪感を覚えながら興奮を抑え切れず、彼に念願のセックスをしてあげる日を密かに心待ちにしています。もちろん魔法の力に抵抗出来ず、仕方なく射精のお手伝いをやってるんですけど、女の子の本能が喜んでしまってるみたいでした。

 耕太に貰ったエッチな道具にもメロメロに感じてしまって病み付きになり、ローターを乳首とクリに貼って1日中楽しんでるのは立派な変態だと思います。静かな授業中に振動音を気にしながらローターを動かし、必死でバレないように絶頂してしまうスリルと興奮に夢中な有様でした。そしてもっと凄いのが、耕太の前でオナニーさせられて余りの気持ち良さで失神しちゃったバイブです。女の子にエッチな快感を与えるためのデザインやハイテクで動く機能の優秀さはハンパじゃありません。毎晩寝る時にアソコで野太い幹をくわえ込んで、グルグル回転する内蔵ボールの心地良さに耐えながらへし折らんばかりにギュウギュウ締め付けます。それに加えてクリとアナルを振動する小枝に責められるんですから、たちまち二度三度と極めてからようやく眠れる毎日でした。

 耕太は毎日魔法を仕掛けて来るわけではなく、大体週に2回帰宅して両親が帰るまでの間に、あの忌まわしい先生に書いてもらった魔法を読んで私を辱めるのでした。我が家の予定を知られてるようで、何だか耕太を手先に使い、先生が自分の変態願望を満たしているようにも思われました。でも魔法の効力は本物で絶対に逆らっても無駄。魔法発動のため弟の射精介助をすると言う、人として許されない行為の背徳感に責め苛まれながら、それが却ってアブない興奮を煽ってより一層エッチな魔法にメロメロになる悪循環でした。今では太いバイブを締め上げながら、それに負けないサイズの耕太のオチンチンを受け入れる日を夢見てしまう、困った姉なのでした。

 「ね、姉ちゃん、すっごくおしゃぶりが上手になったね。もう出ちゃうよ」

 その日、帰宅するなり玄関でズボンを下ろして来た耕太を、私は最速で抜いてあげようと精一杯のおもてなしで迎え撃ちました。耕太の前でしゃがみ込んだ両脚をガバッとM字に開き、彼の大好物である制服に白パンチラ、既に濡れててスケスケでクリトリスにローターを貼ったはしたない性器をモロに見せ付けます。この必殺の眺めで耕太はイマイチ萎れてるペニスでも、たちまちグングン大きく膨らませるんです。そして巨大化したオチンチンを口一杯に頬張ると同時に、乳首とクリのローターをオン。気合を入れてイキながら卑猥な水音を響かせるおしゃぶりで耕太をノックアウトし、巨大化したサイズにふさわしく小学生とは思えない大量精液をゴックンと飲んであげました。今耕太のレベルではそこまでやってあげないと魔法が発動しないんですけど、絶頂と同時に精子を飲んだ私の頭はジーンと甘美に痺れ切り、こんな恥ずかしい屈辱的な行為にすらはっきり歓びを覚えていました。

――これで次からは「スマタ」に変わるのね。今日はどんな魔法かしら?

 ネットで調べて「スマタ」の意味を知った私は、いよいよ耕太の念願のセックスに近付いて来たのを、まるで自分の念願でもあるかのように感じています。これから次のレベルに上がるエッチな魔法を耕太に掛けられるのも、今ではワクワクと楽しみにしてしまう、変態で淫乱な私がいました。ところが、その日耕太がノートから読み上げた魔法を聞いて、私のお花畑な頭はいっぺんに醒めてしまいました。

「お姉ちゃんは、ローターとバイブを、からだにつけて、1日中、いっぱいイキます」
「耕太。それは約束が違うでしょ。魔法は2人だけの時にしてくれるんじゃ」
「でも、もう言っちゃったもん。それに姉ちゃん、ロータ-着けて学校行ってるし。先生も、そんなの気にしないでいいって」
「耕太っ!」
「ほらほら、バイブ取って来るんでしょ」

 怒った声を出しても無駄でした。何しろ、私は立ち上がって自分の部屋に行こうとしたんですから。耕太が言った通りバイブを取って来るためなんでしょう。情けないことに、体が勝手に動いてしまってどうしようもありません。魔法の命令に逆らおうとして自分の無力さを思い知らされたのは久しぶりでした。

「姉ちゃん、ローションも取って来るんだよ」
「黙ってて!」
「お尻に入れる時あった方がいいって」

 あのロクでもない先生の入れ知恵らしいです。悔しいけど、私の体はそれを聞いて参考にしてしまうに違いありません。と言うより毎晩寝る前のバイブオナニーで、ローションが快感を増幅してくれる事はもうわかってました。「いっぱいイク」ためにローションは絶対必要でしょうし、私が従ってしまうのも目に見えています。

「これを使ってよ。先生からプレゼント」

 バイブとローションを持って戻った私に、耕太がくれたのは腰に巻くベルト。真ん中に留め金が付いており、すぐにピンと来た私はバイブを固定して装着に掛かります。パンツを脱ぎ捨て、性器とクリトリスにローションを塗り込めると、それだけで変な声が出そうでした。そして問題のアナルにもしっかりローションを使って迎え入れ態勢を整えます。すぐにスーッと浸透したローションはムズムズした痒みを誘発し、刻一刻と耐えがたくなって来て、悔しいけど、バイブを入れたくてたまらないのを否定する事は出来ませんでした。

「お尻から入れるといいんだって」

 これも先生の入れ知恵でしょうか。でも私は耕太に指示されてるつもりでそのアドバイスに従い、小枝をアナルに入れると想像以上の心地良さに呻いていました。

「ウウッ!」
「姉ちゃん、痛いの?」
「あ、当たり前でしょ!」
 
 精一杯強がって見せましたが、声が慄えてしまいます。私は、毎日入れてるうちにすっかり感じ易くなってしまったアナルを恨めしく思いましたが、耕太に見られてるのも刺激的で、もうどうにもなりません。初めこそ嫌悪感しか覚えなかったお尻の穴ですが、ローションを使ってヌルッと小枝を入れるのが良くなってしまうと、前より優秀な性感帯に育ってしまい、今や振動しようものならもう理性が吹き飛んでしまいます。私はお尻の良さにオロオロしながらも、そんな所で感じてるのを耕太に隠して、本体をおまんこにズブズブと埋めてしまい、最後にクリ責め突起までしっかりセットします。正直コレはヤバイです。ムズムズと刺激を欲しがってる部分にガッツリ当たってしまう感触だけで、イッテしまいそうでした。

「姉ちゃん、黒いのはいたらいいんじゃない? バイブが抜けないように」

 何でアンタに指図されないといけないのよ、と言う言葉を飲み込み、私は素直にハーフパンツをはきに自室まで戻りました。バイブをくわえてノーパンじゃ学校に行けるわけないし、バイブの大きさを考えれば耕太の言う通りなんです。それにしてもムズムズするローションを塗ってバイブを装着する感触は圧倒的で、反則だと思いました。まだ痛ければ対処出来るのかも知れませんが、ちっとも苦痛を感じないのが曲者で、私の危惧は部屋まで歩いた時現実のものになりました。抜け落ちそうになるバイブを食い締めながら脚を動かすとズリズリ擦れ、たちまちさざ波のような快感がわき起こって、超ヤバイんです。下手をするとイッテしまいそうで、歩きながらオナニーしてるようなものでした。自室でハーフパンツをはくと安定しバイブが抜ける心配はなくなりましたが、今度はキッチリと固定されたバイブが当たる箇所の刺激が強まって参りました。特にアナルの刺激が凄くて泣きたい気持ちです。

「姉ちゃん、おなかすいた」
「じゃあ、晩御飯作りましょう」
「僕、ローターとバイブ両方動くリモコンもらって来た。僕も又出すから、姉ちゃんもいっぱいイッテいいよ」
「….危なくないようにしてね」

 どっちみちそういう魔法を掛けられてる私に言えた言葉は、それが精一杯でした。耕太は、私が包丁や火を使っている時は避けてくれましたが、一寸気の抜ける時はすかさず仕掛けて来て、胸と腰をガクガク揺さぶった私は何度も極めてしまいました。魔法が掛かってるせいなんでしょうけど、耕太の前でこんなに感じてしまうなんて。彼も私が制服姿でエッチに悶えてしまうのに興奮し、さらにタップリ射精したようでした。

 でも今まではこの段階で終わってたんです。耕太は一緒に食事中もリモコン嬲りで私をイカせて楽しみ、両親が帰って来る前にそのリモコンを渡して来ました。後はバレないよう自分で気を付けて動かせと言うのです。魔法が効いてるから、私は絶対あり得ないヤバイ状況でもイッテしまおうとするに違いありません。親が帰ってから、そして学校での事を考えると、この魔法の恐ろしさに慄然とし気が遠くなりそうでしたが、同時に名状のし難い妖しい興奮で全身の淫らな血がざわめいて来たのもハッキリ自覚していました。こんなのに歓んでしまうのをどMって言うんでしょうか。

< 続く >

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