黒い階段 | E=MC^2

天使との取引　３章

３章　初体験　翌日の昼、ようやく俺は起床した。昨日は２時過ぎまで談笑をし続けていたので、この寝坊はしかたないだろう。　でもびっくりだ。まさか志乃さんに中学生の娘がいるとは。今は友達の家でテスト合宿なるものをしてるらし

２章　下準備「ただいま～」　玄関の扉を開けながらお決まりの言葉を言う。「おかえりなさい」　………なんだこの魅惑ボイスは？　玄関を確認。むっ、お客がいる。今日は土曜だしな。ということはこの声はお客さんのものか。

１章　実験「さて人間、外に来たがどうするんだ」　天使は俺の後ろについてくる・・・・・・飛びながら。「アナタの姿って・・・・・・」「モチロン周りは認識できないさ、俺は優秀だからな」　アレ、じゃぁ俺周りから見たら独

序章２　願い事「ほう(｀∀´)」　天使は黒い笑みを浮かべる。「他人の中身をか。面白いな人間よ。」　……なんだこの反応は(-“-;A 　なんかの地雷を踏んだのかっ！？とケンゴは焦るがそうではない。　純

序章　出会い　彼の名前は佐々木ケンゴ。様々な年代の人間が通う事で有名なある大学の２年生である。彼は話術に優れた頭の回るキレモノだった。そのおかげか彼には男女年齢問わず友人が多かった。　だが天は二物を与えない。　彼は