逆レイプ

 オレ惠美(えみ)と、遥(はるか)と美姫(みき)は、公校2年生。同じガッコで仲好しこよしの不良で通っている。「オレ」って言ってるけど、もちろん女だ。
 今日は、近所の本屋で万引きでもしようと寄ったんだ。だけど見るからに童貞くさい坊主がいたから『逆レイプ』を楽しもうと拉致ってきたところ。
 聞いた話だけど、男が女を襲うと強姦(レイプ)罪になるけど、女が男を襲っても強姦罪にならないんだそうだ。

★★★★★★★★★★★★

「へへ、この坊や、けっこう良いの持ってんじゃン」
 いち早く、獲物を裸にひん剥いて、獲物の『男の子』を弄んでいるのは美姫。美姫はからだが小さく、私服の時は小学生に間違われた事もある。制服を着ていても、年相応に見られる事は少ない。
 噂では、上級生の「妹にしたい女の子」ナンバー1だそうだ。ちなみに投票した上級生は男子より女子の方が多かったらしい。
 美姫が獲物を弄っている間に、オレと遥は獲物の手足をベットに縛り付け終わった。獲物の名前は『北見 史朗』(きたみ しろう)。さっき見た学生証で、オレ達の3歳下、厨学2年だと分かっている。

「坊や、童貞かなぁ? お姉さん達が、優しぃく筆下ろししてあげるよぉ」
 どこが優しいのか分からないが、獲物の乳首を舐めているのは遥。遥は一番背が高いが、胸もお尻も小さく、スレンダー美人だ。ちなみに、こいつは両刀使い。こいつの本性を知らない下級生の女から、たまにラブレターなんゾを靴箱に入れられている。
 オレも何度か経験したが、こいつのレズテクニックは凄い。こいつに夢中になる女の心境は少しは分かるつもりだ。
 オレは遥だけでなく、美姫とも何度かレズったことがある。もちろん、遥は美姫ともレズったし、オレ達三人で3Pも楽しんだ。そう言う意味では、三人とも両刀使いかも。

≪惠美、自慢のアソコを北見に見せるんだ。アソコを見られると、とっても興奮する。気持ち良くなれる≫
・・・どこかから声が聞こえる。誰かいるのか? いや、ここにはオレ達しかいない。
・・・これは『妖精さん』の声だ。セックスする時にはいつも聞こえる。この声に従えば、とても気持ち良くなれるのをオレは知っている。

「女の子の『女の子』って見たことある? こんなんだよぉ」
 獲物の顔を跨いで、オレはスカートをまくって自慢の「女の子」を見せ付けてやった。オレのアソコは「パイパン」だ。剃っているわけじゃなく天然もの。指で広げてないと一本の筋にしか見えず、一見すると小学生でも通るくらいだ。
 遥や美姫のモノも使いこんでいるくせにピンクでキレイだし、手入れする必要もないくらい毛も薄いが、一番キレイなのはオレのだと自負している。
 ちなみに、胸が一番大きいのもオレだ。三人とも遊んでいるくせに、乳首はピンクだ。しかも小さく見栄えが良い。

≪遥、惠美のアソコを見えやすいように広げよう。そして、惠美の中に指を入れるんだ。遥の指は性感帯だ。惠美の中は気持ち良い。遥も気持ち良くなれる。惠美も遥の指で感じる事ができる≫
・・・妖精さんはオレだけじゃなく、遥や美姫にも話し掛ける事がある。彼女らも妖精さんの声の通りに動くから、彼女らにも聞こえているんだろう。

「中まで見える?」
 声を掛けたのは遥。後ろから遥がオレのアソコに手を回し指で大きく広げて、見えやすくしている。広げる時に、小さく『ぬちゃ』と音が聞こえた気がした。
「あっ、坊やの『男の子』大きくなったよ」
 後ろから、嬉しそうな美姫の声が聞こえた。オレのアソコを見て、坊やが興奮していると思うと、オレは嬉しくなった。

「ここが、『男の子』が入る穴。分かるかな。なか、温かくて気持ち良いんだよ」
 遥が器用にオレの割れ目を広げたまま、左右の薬指を膣に刺しこんできた。声も湿った感じだ。
 穴を広げたり、奥に刺し込んだり、オレの中を動き回る2本の指から快感を得ると同時に、坊やの目がオレのアソコを凝視しているのを感じて、ますます濡れてくる。
・・・くちゅ、くちゅ・・・。
 遥の指が抜き差しされるたび、オレのアソコからエッチな音が響く。

≪遥、北見にクリトリスを教えてあげよう。どこが気持ち良いのか教えてあげよう≫
・・・ほら、遥、妖精さんの命令だよ。オレのを弄って。

「ほら、これがクリちゃん。クリトリス。女の子のおちんちんだよ。女の子の弱点だからよーっく覚えていてね」
 性教育の教官になったつもりか、それとも優しいお姉さんのつもりなのか、遥はオレのアソコを使って、どうやれば女の子が感じるのか、坊やに教えている。
「・・・っん、そこ気持ち良い・・・」
 薬指で膣の中を責めながら、親指でクリちゃんも弄っている。遥の指は、手の大きさに比べて長いからできる技だ。しかも他の指で、割れ目全体を開けているのだから、器用さは特筆ものだ。この器用さがレズテクニックのうまさだと思う。好きこそモノの上手なれって事なのか。

≪美姫、フェラがしたくなる。裸になってフェラすれば気持ち良い≫
≪北見のモノはとても美味しい。他の男のモノとは比べ物にならないくらい美味しい。オナニーしながらフェラすれば、気持ち良くなる≫

「う、なんだか、こいつの美味しいよぉ」
 美姫の声で振りかえったら、いつの間にか美姫は制服のブラウスを脱いで上はブラジャーだけになっている。美味しそうに坊やの『男の子』に左手を添え舌を這わせている。右手はスカートの中に消え、艶かしく動かしているのが分かる。
「へへ、ごめん。先にもらってるよ」
 オレ達の視線に気づいたのか、桜色に色づいた顔を上げて謝った。良く見ると美姫のショーツはベットの脇に落ちている。
「でも、こいつのホントに美味しいよ。なんか癖になりそ」
 そう言って、スカートから出してきた右手は明かに濡れている。右手についた自分の愛液を『男の子』に擦り付け、可愛い口に含んだ。レズテクニック全体では遥の方が上だが、口を使った愛撫だけなら美姫の方がうまい。美姫の唇が柔らかいのと、舌の使い方がうまいせいだろう。
 オレも美姫にクンニされた事があるが、フェラの快感はもっと凄いだろうと羨ましく思う。美姫の唇を見るたびに、オレの体に『男の子』が付いてないのを残念に思う。

≪惠美、北見にクンニしてもらおう。北見のクンニは素晴らしい。気持ち良い≫

「坊や、舐めて」
 美姫のフェラを見て、オレも辛抱できなくなった。オレがゆっくり腰を下ろしていくと、遥も気を利かせてオレのスカートを持ち上げてくれる。オレは坊やに体重をかけないように両手をベットについて、四つん這いになった。
 坊やが舌で、恐る恐ると言う感じでオレの『女の子』全体を舐めてくれる。
(・・・気持ち良い・・・)
 オレの素直な感想だ。遥や美姫の舌に比べ、大きく力強く感じる。女じゃなく男の舌だと思うだけでこんなに気持ち良いのか? いや、この坊やだから気持ち良いような気がする。

≪遥、惠美の服を脱がしてあげよう。遥も裸になるんだ。裸になれば、もっと気持ち良くなれる。遥も惠美もキレイな裸を見せれば、興奮してくる≫

・・・しゅるしゅる・・・。

 遥は手早くオレのブラウスとブラジャーを脱がしてくれる。オレの服を脱がし終えた遥は、自分も生まれたままの姿になった。
 生まれたままの姿を坊やに見せる。それだけで興奮する。
 キレイだ。自分で言うのもおかしいが、三人ともスタイルが良い。さすがにモデル並とは言わないが、厨学生特有の子供でもない大人でもない危うい美しさがある。
 あれ、厨学生? オカシイな、オレ達は公校生だったよな。そうだ、オレ達は公校生だ。『今日は』公校生だ。

≪遥、北見の胸に跨って、おっぱいを惠美の背中に、アソコは北見の胸に擦り付けよう。おっぱいもアソコも気持ち良くなる。そして、惠美のアソコを広げて、北見の舌を入れ易いようにしよう≫

「・・・ほら『女の子』の中にも、舌突っ込んであげて・・・」
 遥は坊やの胸を跨ぐようにし、オレの後ろから抱き着いている。オレのお尻に遥の柔らかいおなかの感触がある。オレの胸を片手で揉みし抱きながら、もう片手はオレの『女の子』を押し広げ、坊やの舌が入りやすいようにしている。
 微妙に遥の下半身がうごめいている。たぶん、自分の『女の子』を坊やにこすり付けているのだろう。背中にあたる遥のおっぱいが気持ち良い。固くなっている先っぽも、オレの背中を心地よく刺激してくる。

≪惠美、北見の舌がアソコに入ってくると、気持ち良くなる。逝ってしまうほど気持ちが良い。北見の舌はとても気持ち良い≫

「ひゃう」
 坊やの舌がオレの中に入ってきた瞬間、声を上げてしまった。軽く逝ってしまったかも知れない。
「坊やの舌も、気持ち良いよ。美姫」
 美姫が坊やの『男の子』が美味しいと言ったように、坊やの舌も気持ち良い。偶然、拉致ったこの坊やは、拾い物かも知れない。
 いつの間にか遥の指はクリに移っている。でも、遥の指より、坊やの舌の方が気持ち良い。

≪美姫、もう辛抱できないだろ。北見とのセックスは気持ち良い。早く、コンドームをつけてセックスしたくなる。美姫は、北見とセックスすればすぐに気持ち良くなれる。何度でも気持ち良くなれる≫

「あたし、我慢できない。最初にもらって良い?」
 後ろから美姫の切羽詰った声がする。四つん這いのまま振りかえると、美姫は坊やの『男の子』に避妊具を被せている。
 オレ達の答えを待たず、美姫は坊やに跨った。
「あっ、はんっ、あー!!」
 わずか2,3回ストロークしただけで、美姫は逝った。今まで、何度も美姫のセックスを見てきたが、こんなに早く達したのは初めてだ。
「・・・んっ、あん・・・凄い、なんかこの子の気持ち良い・・・んっ・・気持ち良い、気持ち良いよ・・・」
 快感から復活した美姫は、再び腰を振りながら、独り言のように繰り返す。
・・・ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ・・・。
 美姫のアソコからは、本気を示す濡れた音が漏れる。美姫の声と共に、ベットが揺れる。その動きで、坊やの舌が微妙に抜き差しされ気持ち良い。

≪美姫、気持ち良ければ、遥にも気持ち良さを分けてあげよう。遥の性感帯は背中だ。背中にキスしてあげれば遥は喜ぶ。遥が気持ち良くなれば、美姫ももっと気持ち良くなれる≫
≪遥、美姫にキスされている背中が気持ち良くなる。遥の背中は性感帯だ。遥の指も性感帯だ。指を惠美の中で動かせば、もっと気持ち良くなれる≫
≪惠美、北見のクンニは気持ち良い。遥の指も気持ち良い。気持ち良い。どんどん気持ち良くなる≫
・・・妖精さんが矢継ぎ早に、指示してくれる。三人相手に妖精さんも大変だ。

「・・・うっ、あ・・あん、すご、い・・・ちゅ・・・あっ・・」
 美姫の喘ぎの中に、何かにキスしている湿った音が混じる。
「ひゃ」
 短く叫んだのは遥だ。遥がこんな声を上げるのは、性感帯を責められた時だ。遥は背中とわき腹が弱い。以前オレと美姫で、遥の背中とわき腹に舌を這わせて、いぢめた経験がある。態勢を考えたら、美姫が遥の背中を可愛い舌で舐めているのだろう。
「・・・んっ・・んっ、あん・・・そこ、ダメ・・・良い・・・」
 今度の声はオレ。遥の指がオレの奥深くに刺さるのと入れ替わりに、坊やの舌がオレのクリを舌で舐っているのだ。舌だけでなく、唇で強く吸ったり、歯で優しく甘噛みしたりしている。忘れた頃に、遥の指と一緒に膣も責めてくる。
 遥もベットの揺れに合わせて、指を浅く深く刺しこんで、オレを中から楽しませてくれる。
 美姫が「ちゅ」と鳴らせば、遥が「ひゃ」と答える。それと一緒に、遥がオレの中に指を奥深く刺しこんでくれ気持ち良い。快感の三重奏だ。

≪美姫、もうすぐ、逝ってしまうよ。北見とのセックスは気持ち良い。北見が逝くと同時に逝ってしまう。北見が逝くと美姫も逝く。今まで感じた事がないくらい気持ち良く逝く事ができる≫

「逝きそう・・・うん、あっ、やっ、もう、まだ・・・うん、逝く・・・あう、あーん」
 逝ったのは美姫。美姫が逝く瞬間、坊やが強くオレのクリを吸ったから、坊やも逝ったのだろう。美姫は大きく顎を突き出し、目はうつろだ。体は下半身を中心に痙攣している。

≪北見のセックスは最高だ。他の男なんかと比べ物にならない。もう、北見以外の男とのセックスは考えられない≫
≪美姫、さあ、北見にフェラしよう。北見の精液の味を確かめよう。とても美味しい。精液を舐めるだけで逝ってしまうよ。もう、北見の精液なしでは生きていけない≫

「やっぱ、良いよ。この子の。美味しいし、とっても気持ち良い」
 オレ達に話し掛けているのか、独り言なのか。痙攣が止んだ頃、のそのそ動きながら体をずらして、コンドームを被せたままの『男の子』に舌を這わせる。自分の愛液を拭い取るのだろう。
 一通り自分の愛液を舐め取った後コンドームを取ると、ちょっと力を失った精液まみれの『男の子』を美味しそうに頬張る。
「・・・はぅん・・・」
 舐めているだけでも軽く逝ったようで、体が小さく痙攣した。美姫にフェラされて、すぐに『男の子』は臨戦態勢に戻った。

≪遥、次は遥がセックスを楽しむ番だ。北見とのセックスは素晴らしい。まさに天国だ。このセックスを味わえば、他の男とのセックスは苦痛でしかない。さあ、コンドームを付けて北見に跨ろう≫

「次、わたしね」
 美姫を押しのけ、今度は遥がコンドームを付けて跨った。押しのけられた美姫は、体に力が入らないのか、ふにゃふにゃだ。幸せそうな顔で呆けて、坊やの足首を抱きかかえるように寝転がっている。それでも『女の子』を坊やの太ももに押しつけている。
「・・・あっ、ふん、あっつ、くぅ、あっ・・・」
 息継ぎなのか喘ぎなのか、湿った吐息をあげ遥が腰を上下させる。遥が動くたび、ベットと坊やの体が揺れる。
 その揺れに合わせ、美姫も小さな声を上げ、坊やに押し付けている腰を微妙にぴくぴくさせている。いつの間にか、坊やの足の指を口にしている。フェラしているつもりなのだろう。

≪惠美、北見の口を味わおう。北見とのキスは気持ち良い。キスだけで逝けるほど気持ち良い。北見の唾液はとても美味しい≫

 オレは坊やから降り、坊やの口にむさぼりついた。体は坊やの頭と腕を抱くように、『女の子』を坊やに擦り付けるように。
「うっ、うーん」
 一瞬で逝ってしまった。遥でなく、オレがだ。もちろん軽くだが逝ったのは確かだ。
(・・・甘い、美味しい・・・)
 坊やの唾液は甘く、とても美味しい。今まで味わった事のない感動に包まれた。

≪遥、北見とのセックスは気持ち良いだろ。今まで感じた事がないほど、気持ち良い。何度でも逝ける。逝けば逝くほど気持ち良くなる≫

「・・・ふん、あっ、ふん・・・やっ、ふっ・・あっ・・・」
「すごい、気持ち良い。美味しいよぉ」
 喘いでいるのは遥。たまに小さく逝っているようだ。独り言を言っているのはオレ。美姫は相変わらず、腰をぴくぴく震わせながら、足の指をフェラしている。三者三様に坊やから快楽をむさぼっている。

≪遥、北見が逝くと遥も昇りつめる。今までで最高の快感だ。北見とのセックスは最高だ。もう北見以外とのセックスは考えられない。北見が逝くと同時に遥も逝ける。最高の気分で逝ける≫

「・・・はう、はっ、はーん・・・」
 体を硬直させて、遥が昇りつめた。硬直が解けると、そのまま体を前に倒し坊やに覆い被さった。オレは危うく下敷きになりかけたが何とか逃げる事ができた。
「凄い。お前の凄いよ」
 うなされるように、坊やの顔にキスを繰り返す。美姫同様に、遥もこの坊やにハマッタようだ。

≪惠美、最後は惠美の番だ。北見とのセックスは最高だ。今日は安全日、精液は残らず子宮に浴びたい。子宮に精液がかかれば最高の気分だ≫

 しばらくして満足したのか、遥は『男の子』を譲ってくれた。でも体を横にずらしただけで、相変わらず坊やの顔を抱きしめ舐めまくっている。

 坊やの『男の子』からコンドームを外しながら、フェラしたい誘惑と必死に戦った。
(・・・もったいない・・・)
 今日、オレは安全日。精液にまみれた『男の子』をそのまま『女の子』に迎えたい。
 ちょっと惜しい気がするが、コンドームの中の精液を手に垂らし、手で『男の子』を可愛がった。
・・・ぬちゅ、ぬちゅ、ぬちゅ・・・。
 オレの手も性感帯になったようだ。『男の子』の熱とぬるぬる感が気持ち良い。坊やも、ぬるぬる感が気持ち良いのだろう、『男の子』はすぐに硬くなった。

≪手についた精液を舐めよう。とても美味しい。手を舐めたら、いよいよ北見とのセックスだ。コンドームがないから、気持ち良い。生の感覚は素晴らしい、美姫よりも、遥よりも、もっともっと気持ち良くなれる≫
≪挿入しただけで、天国の気分だ。挿入しただけで逝ってしまう。人生最高の気分だ≫

 名残惜しいが、硬くなった『男の子』から手を離し、舐めてみた。
(・・・おいしい・・・)
 まさに甘露だ。今まで味わった男の味の中で比べる物がないほど、おいしい。一気に手についた精液を全て舐め取って、一気に坊やを『女の子』の中に迎え入れた。

「ひーん」
 情けない声を上げて、オレは逝ってしまった。凄い。今までの人生の全ての快感を一気に注ぎ込まれたような凄まじい快感だ。いや、それ以上かもしれない。
「・・・あっ、あっ、あっ・・・」
 絶え間なく声が漏れる。自分でも膣がひくひく蠢いているのが分かる。体も下半身だけでなく全身がびくびく痙攣している。涎も流れているかも知れない。
(・・・すごい、すごいよー・・・)
 腰を動かしていないのに『女の子』が、ずっと快感を脳に送り続けてくる。

≪さあ、腰が動く。腰が動くたび逝く。逝くたびに、もっと気持ち良くなる。気持ち良いから、もっと腰が動く。自分じゃ止められない≫

 逝っている最中にも関わらず、憑りつかれたようにオレは腰を動かしだした。
「・・・はっはっ、すごい・・・やん、気持ち良い、すごい・・・」
 昇りつめたかと思うと、ストロークすれば更にその上へと昇っていく。天国?それとも地獄?
・・・ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ・・・。
 坊やは腰を動かしていない。オレだけが動いている。なのに、こんなに凄いとは。この快感を100点とすれば、今までのセックスは1点にも満たない。この瞬間に死んでも、オレは未練を残さないだろう。
・・・ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ・・・。
「・・・あっ、ひっ・・・ふん、はん・・・」
 余りの快感に声も満足に出せない。目が開いているはずなのに、何も見えない。頭の中にピンクの霧がかかっている。霧の合間に、フラッシュが光る。でも、腰だけは動いている。

「・・・あん、だめ・・・んっ・・・も、もう、許して・・・」
 快感と苦痛は紙一重だ。もうこれ以上堪えられないと、許しを請う言葉が口からでる。坊やは動かず、自分だけが動いているにも関わらず。

≪惠美、もうすぐ北見が逝く。北見の精液が惠美の子宮に染み渡る。今までの人生で一番の快感だ。惠美の子宮は北見だけの物になる。一生、北見から離れられない≫

「・・・ひゅ、ひゅ・・・あ~~~~・・・」
 坊やの『男の子』から熱いものが迸るのを感じると同時に、凄まじい勢いで達した。
(・・・すごい、こんなの初めて・・・)
 短い間だが、失神していたようだ。気付けば、坊やの上に崩れ落ちていた。遥はオレの頭を優しく撫でてくれている。美姫もオレの背中に優しくキスをしている。
(・・・もう、この子から離れられない・・・)
 世の中にこんな快感があるのか。

≪惠美、遥に北見の精液を飲ませてあげよう。惠美の愛液と一緒に飲ませてあげよう。そうすれば、遥も北見の虜になる≫
≪遥、さあ、惠美のアソコから北見の精液を舐め取ろう。北見の精液の味を楽しむんだ。とても美味しい。もう、北見の精液なしでは生きていけない≫

「・・・うっ、うん・・・」
 快感の余韻に酔う体を動かして、『女の子』から『男の子』を抜いた。キュポンと音がしたような気がした。
「・・・飲んで・・・」
 まだ坊やの精液を味わっていない遥に、膝立ちになり『女の子』を差し出した。美姫は『男の子』を口に含んでいる。
・・・ぺちゃ、ぺちゃ、ぺちゃ・・・。
 遥がオレの中から、坊やが出した赤ちゃんの素を吸い出している。

「美味しいでしょ」
「うん、とっても」
 問い掛けたのはオレ。答えたのは遥。遥は一段と熱心に舌を動かした。遥も美姫も、精液の味に酔っているのが分かる。甘露だ。一度味わえば、他の男のなんて考えられない。一生忘れられない味だ。
 これと『男の子』を味わえるなら、何でもできる。もし奴隷になれと言われれば、喜んでなるだろう。

≪さあ、三人とも・・・眠れ・・・深く深く眠れ≫

 ・・・。オレ達は、妖精さんの言う通り眠りについた。

★★★★★★★★★★★★

≪三人とも良く聞いて。今から、三つ数えると、あなた達はいつもの自分に戻ります。いつもの真面目で明るく、元気な厨学生に戻ります。一つ・・・二つ・・・三つ、はい!≫

 妖精さんの声で、生れ変った。今までの記憶が戻った。そう、私たち三人は、厨学2年生。公校生の不良なんかじゃない。

≪いつもの自分に戻りました。あなた達は厨学生。学校でも優等生に近い真面目な生徒。でも、催眠にかかっているとは言え、あなた達は大好きな北見君を三人でレイプしてしまいました。とても恥ずかしい事です≫

 なんで、あんな事しちゃったんだろう・・・。泣きたくなるくらい恥ずかしくなる。

≪恥ずかしいだけじゃなく、警察にも掴まってしまいます。それ以上に恐ろしいのは、北見君に嫌われる事です。あなた達三人は、北見君に嫌われるのが一番怖いのですから≫

 北見君に嫌われる。そう考えるだけで、地獄に落とされる気分。怖い。怖い・・・。体が恐怖で硬くなる。

≪でも、大丈夫。今から、あなた達三人と北見君に魔法をかけてあげます。魔法がかかれば、今日、催眠にかかっている間の記憶が全て消え去ります。良かったですね。もう、北見君に嫌われる心配はなくなります。嬉しいでしょう≫

 良かった。一気に体から力が抜ける。嬉しい・・・。

≪この魔法には副作用があります。この魔法をかければ、あなた達三人はこれから一生、北見君以外を愛せなくなります。北見君以外の男性を好きになることはできません。でも、これは問題ないですね。だって今までだって、あなた達は北見君が好きだったのですから≫

 うん。全然、構わない。私たちは、北見君のことが好き。今までも、これからも。

≪この魔法は、三人同時にかかります。もし、誰か一人の魔法が解ければ、三人とも解けてしまいます。もしも魔法が解けてしまったら、三人とも警察に掴まってしまいます。北見君にも嫌われてしまいます。魔法が解けるというのは、今日の催眠にかかっている時の記憶が戻る事です。だから、記憶を取り戻してはいけません。自分一人が記憶を取り戻せば、他の二人にまで被害を与えるのですから。分かりましたね。今日の催眠にかかっている時の記憶は全て忘れなければダメなのです≫

 はい・・・。

≪では、魔法をかけます。三つ数えれば魔法がかかります。一つ・・・二つ・・・三つ。はい! さあ、今、何の魔法にかかったのか思い出せません。思い出せなくても、魔法の副作用は、確実にあなた達三人に効いています。魔法の副作用は、あなた達三人に作用しています≫

 ・・・。

≪さあ、もう一度、深く、深く眠りましょう≫

 ・・・。

★★★★★★★★★★★★

「今から10数えると、三人とも催眠から覚めます。催眠から気持ち良く目覚めます。一つ・・・二つ・・・三つ・・・意識が少しハッキリしてきた・・・四つ・・・五つ・・・徐々に手足に力が戻ってきた・・・六つ・・・七つ・・・意識はもうハッキリしてます・・・八つ・・・手足に力が行き渡っている・・・九つ・・・次で完全に催眠が解ける、気持ち良く目覚めます・・・十。はい(パン)。三人とも催眠から覚めました」
 手を叩いた大きな音で、私達は催眠から覚めた。

「まだ、体を休めていて良いよ」
 北見君の優しい声が聞こえる。
「さあ、ゆっくり体に力を入れて、伸びをして・・・首も、ゆっくり左右に振って」
「「「・・・うーーん・・・」」」
 北見君の言う通りに、首を振ると、左に遥、右に美姫がいるのが分かった。二人も、私と同じように寝そべりながら、伸びをしているのが見える。思わず目が合い、笑みがこぼれる。

 私たち三人・・・惠美、遥、美姫・・・は、今、厨学二年生。クラスの中でも仲の良い、親友と言う関係。
 今日は、クラスメートの北見君の家に遊びに来ている。北見君はクラスで人気者。毎日のように、入れ替わり立ち代り、クラスの誰かが北見君の家に来ている。
 北見君が人気なのは、彼の特技が『催眠術』だから。彼に『催眠術』をかけてもらうのが、今、私たちの学校で流行っている。私たちのクラスだけでなく、隣りのクラスや上級生・下級生の中にも、彼のところに来てる人が居る。それに、不思議なのが頻繁に通っているのは皆、美人なこと・・・。
 彼の催眠術は安全。なぜなら、彼は紳士的で優しい。今だって、私たちの膝には、タオルケットが掛けられている。ちょっとくらい動いても、スカートの中身が見えないようにしている彼の心使い。

「どう、どこか痛いところとかない?」
「うん」「ないよ」「大丈夫」
 三者三様に異常がない事を伝える。毎回の事だけど、北見君の催眠術でおかしくなった子なんて聞いた事がない。
「じゃあ、ゆっくり体、起こして・・・一応、肩とかも回して」
 北見君がいろいろと、どうしろ、ああしろと言ってくるが、これは皆、私たちの体を気遣っての事。

 今日は何の催眠術をかけてもらったのか覚えてないけど、そんな些細な事、何も気にならない。
 私たちは、北見君のそばにいられただけで、幸せなのだから・・・。

★★★★★★★★★★★★

「それじゃ、明日、学校で・・・バイバイ」
 小一時間くらい北見君と話しをして帰宅する。北見君と別れると、私はもちろん、遥、美姫も、ちょっと寂しい気分になる。私たち三人は北見君の事が好き。

「ねぇ、やっぱり濡れちゃってる?」
「「・・・うん・・・」」
 小さな声で、聞いてきたのは遥。私と美姫は、赤くなって答える。もちろん、遥も真っ赤。
「これって、三人とも、北見君に惚れてるって証拠だよねぇ」
 赤くなっているのをごまかすように、美姫が言う。
 私たちはライバルなんだけど、相手を蹴落として誰か一人だけ北見君に選んで欲しいなんて思っていない。北見君が許してくれるなら、三人とも恋人にしてもらいたい。

「今日、勇気でなくて言えなかったけど、明日こそ言おうね。『三人まとめて、恋人にして下さい』って・・・」

< 終わり >

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