指と玩具 第三話

第三話

「転校生の折笠聖夜君です。皆仲良くしてあげてね」
 俺は次の日には学園へ通っていた。
 この学園はもと女子校だったが数年前に共学となった。
 とはいっても圧倒的に女のほうが多く教師も女が大部分を占めていた。
 つまり玩具で溢れているというわけだ。
 幸い俺は二年と言うことなので、あと二年はここで遊べる。
 留年するのも面白いがな。
 受験も関係ない。時間はたっぷりある。
 今、俺の紹介をしたのはこのクラスの担任”吉沢 光”だ。
 優しそう・・と言うよりおっとりとしているな。
 出るところは出ているし、男子校ならきっとレイプされているだろう。
「これで2組の男子は9人ね」
 光がうれしそうに微笑んでいる。
(女は26人。この学校はお嬢さん学校だったらしいから上玉も多い)
 最高じゃないか。--うーむ。あのハゲうまいことやったもんだ。
「さ、聖夜君。自己紹介をして」
 光は俺にチョークを渡す。
(名前を書けと言うことか)
 俺は黒板に流暢な字で名前を書く。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
 勘違いするなよ?俺は学校なんざ行ってなかったが、本を読めばなんでも理解できる。
 字だって誰かのを覚えればいいことだ。
 ーこれは自慢だが、編入テストで俺は満点をたたき出している。
 此処が有名学園であるにもかかわらずにだ。
「おりかさ せいやです。分からないことだらけですが、よろしくお願いします」
 優しく微笑みながら堂々と偽名を名乗る。
 我ながらため息が出るほどの優等生っぷりだ。
 そして拍手が起こる。
「席はね。男子と女子で列が別れているの。だから聖夜君はこの列の一番後ろに座ってね」
 と、光があいている席を指さす。
 俺は、はいと言って席へと向かう。
 途中、転ばせようとでも思ったのか足を突き出すヤツがいたが。
(そんなことに引っかかるかボケ)
 なんでもないかのようにヒョイとかわす。

 そして、HRが終わりさっきのボケが。
 案の定俺に話しかけてきやがった。
 俺の机をダンと叩き絡みだす。
「折笠だったよな?仲良くしようぜ?なぁ?」
 他のやつらが遠まわしに見ているところを見ると・・・・。
(ひねくれているのはこいつ一人か)
「いいよ」
 にっこりと微笑んでやる。
 それが余計気に入らなかったのか声を荒げる。
「調子のんなよ!優等生!」
(なんだコイツ?)
「編入テストが良かったからって優等生面しやがって!」
 ちょっと待て。
(なんでこいつそんなこと知ってる?)
 とそこへ眼鏡をかけた女がやってくる。
「はいはい。ちょっとごめんねぇ。折笠君、学園案内してあげる。さ、いこっ」
 と半ば強引に俺を立たせて教室の外へと連れ出す。
「あ、おい!!」
 あのボケがなんか言ってるがじきに聞こえなくなった。
 教師に怒られながらも廊下をしばらく走り 。
 教室から離れたところで女が足を止める。
「初日早々ついてないね。あの馬鹿に目をつけられるなんて」
 少女がくすっと笑って言う。
 優等生だな。間違いない。
(ふむ。周りからも馬鹿と思われているのか)
「あいつね、実は此処の校長の息子なんだ。だから誰も下手に手がつけられなくて」
 続けて少女が言う。
「辺にプライド高いくせに頭悪くて。皆困ってるんだ」
(道理でテストのことを知っていたはずだ。そしてそこら辺をあのハゲにつつかれたわけか)
「あの、君は?」
「え、私?言ってなかったっけ?」
 またくすっと笑って言う。
「私は楠本 あずさって言うの。一応学級委員長よ」
「そうなんだ。助かったよありがとう」
 社交辞令を交わしてやるとあずさは照れたようだ。
 顔がみて分かるほど赤くなっている。
「どういたしまして。この休み時間は短いから、お昼休みにちゃんと案内してあげるね」
 と、また俺の手を引いて教室へ連れ帰る。

 教室へ戻ると、あのハゲの息子がこっちを睨んでいる。
 席に戻る途中にっこりと笑ってやった。
(さぞかし気にくわんだろう。ふふふ。我ながらサービス精神たっぷりだ)
 席に着くとすぐにチャイムが鳴った。

 ーそれにしてもなんだこの退屈さはー。
 科学の授業。
 教壇では化粧の濃い、豚(本当の意味でメス豚)と呼ぶに相応しい物体が熱弁を振るっている。
 時折、こっちのほうを向いて微笑みかける姿に吐き気を覚える。
 こんな豚が教師だなんて・・・。
 俺の生まれて初めての授業が・・・・。
(悪夢だ・・・)

 それから俺は授業をそつなくやり過ごした。
 これは後になって分かったことだが・・・・。
 このクラスの教師の割り当ては最悪だった。
 よぼよぼのジジイ、ごついおっさん、豚、ミイラetc…。
 唯一のたよりは光だけか・・・・・・。
(悪夢だ・・・・)

 やっと昼休み。
 心ではげっそりとしているが決して表面には出さない。
「折笠!ちょっと付き合えよ」
 またハゲJrか。
 コイツは休み時間のたびに俺に絡んでくる。
 ま、そのたびにあずさが助け舟をだしたのだが。
 あずさのほうを気づかれずにみると、他の女に囲まれていた。
 さっきの授業の分からなかったところを聞かれているらしい。
(一応学級委員長らしいしな。周りから頼られる存在なんだろう)
「悪いけど、この時間は楠本さんに学園を案内してもらうことになっているんだ。放課後でよければ付き合うよ」
「・・てめぇ!!それが一番気にくわな」
 と言いかけたところでクラスメートから逃れたあずさが助け舟を出す。

 また廊下を走った後。
「ごめんね。おそくなっちゃって」
 ゆっくりと足を止めあずさがすまなそうな顔をする。
「別に良かったんだけど。・・・ありがとう」
 おなじみの社交辞令に顔を赤らめる。
(ふふ。純情だな)
「あ、折笠君。ご飯は食べた?」
「ううん。今日はパンなんだ・・・よかったら食堂の場所教えてくれないかな?」
 お腹に手を当てて照れ笑いをする。
 本当は里香に作らせても良かったのだが、今日は学園を見て回ろうと思ったのだ。
「いいよ。今日は私もパンなんだ。いこっ」
 あずさはうれしそうに俺の手を引いて走り出す。

 食堂は混んでいたが俺は至福だった。
 ぎゅっぎゅっ。
 女にもみくちゃにされるならいい。
 しかも上玉ばかりなんだから言うことはない。
 さわさわ。
 事故に見せかけて、尻なんかも触ってやる。
 もちろん、触られた相手もあたった程度にしか思わないので気にしない。
(あああ・・・・良い・・・・)
 もみくちゃにされながら、しばらくはパンにしようと少年は決めた。

「はぁ、はぁ、はぁ。折笠君、パン・・・買えた?」
 手に袋を持ち、息を上げながらあずさが聞いてくる。
 俺は平気な顔で袋を持ち上げる。
「うん。ほら」
「すごいね・・・全然疲れてない・・」
(当たり前だ。むしろ心地いい)
「楠本さん、教室にいったん戻ろうか?」
「教室に?」
 不思議そうな顔をしているな。
「ご飯は教室で食べるんじゃないの?」
「・・ああ。そういうことね」
 もうすっかり息が整ったあずさは説明し始める。
「この学園は広いし、綺麗だからお昼ご飯なんかは、最低限の常識を守れば好きな場所で食べてもいいの。たとえば庭園とか、屋上とか、もちろん教室でも」
 ・・・そうらしいので俺はあずさの提案で外のベンチで食べることになった。
「それにしてもすごいよね、編入テストですごい成績だったんだって?」
「そんなことないよ。感が当たっただけ」
 俺はそういって”フルーツ・鯖・フランス”にかぶりつく。
「でも、授業でも問題をすらすら解いてたじゃない」
 あずさは”寿司パン”を袋から出す。
「前の学校でやったことがあったから」
 もちろん嘘だ。学校はこれが初めてだからな。
 教科書なんか流し読みで十分だ。
「前はどこの学校に行ってたの?」
「地方の名前も知らないような学校だよ・・・ところでそれ美味しい?」
 俺は話をそらしながら怪訝な顔で寿司パンをみる。
「折笠君こそ」
 あずさも”フルーツ・鯖・フランス”をありえないもののように見つめる。
 そして俺たちは笑い合った。

 それからまたあずさのガイドで学園を案内してもらった後。
 ・・・・・・・また退屈な授業が始まった。

 また同じように授業をこなす。
 ハゲJrは無視。
 どうやら最後の七時間目は光の国語の授業のようだ。
 表向きはまじめな顔をしているが俺は光の体をじろじろと眺めていた。
 肉付きがいい。こいつも着やせするタイプか。
(里香が戦女神なら光は聖母といったところか)
 チャイムが鳴ったが光は教室から出て行かない。
 (どうやら国語の授業とHRをつなげてやるらしいな)
 光が持ってきていたプリントやらなんやらが配られ最後に。
「折笠君、あとで私のところに来てね」
 と言って行ってしまった。

 さて、放課後か。
 そっそく光のところに行こうと廊下に出たところで後ろから呼び声がした。
「おい、折笠。約束だぞ付き合え!!」
 なんだ、堀江か(ハゲJrの苗字だ)
「あぁ。うんいいよ。で、どこに行けばいいのかな?」
 にこやかに、そして馬鹿にするように言ってやると堀江は。
 俺の腕を強引に掴み男子トイレへと連れ込む。
「ふざけんなよ!!てめえ何様のつもりだ!!」
 そう言って俺をトイレの奥へと押し込む。
「何様って何がだい?」
「いきなり転校してきて、楠本と乳繰り合ってんじゃねェ!!」
 ・・・・・・・・・・・・・・
 顔が真っ赤だ。
「っくく。っははっははは」
 指をさして大笑いしてやる。
「何が可笑しいんだよ!!」
「まだあずさのことを楠本なんて呼んでるくせにいっちょ前に嫉妬か?」
 俺の目は鋭く光っている。
(早く光を堕としに行きたいんだ。こいつにかまってられん)
「お、お前・・・・?」
 明らかな俺の変化に気づいたのか堀江は声の調子を下げる。
 俺は堀江のほうへ向かって足を進める。
「な、なんだよ・・く、来るなよ・・」
 すっと足を踏み込み堀江の頭をガシッと右手で掴み”親指”を差し込む。
 ずっずぶっ。
「・・・っが・・・あ・・」
 堀江の顔が一気に死人のようになる。
「お前は自分のクラスの科学の先生が好きだ。二十四時間化学の先生のことばかりを考えている。家に帰ったら疲れ果てるまでそいつを思い浮かべてオナニーだ」
「体力が残ってるときは見つからないようにオナニーしろ」
「そいつのことだけを考える。それがお前の幸せだ」
 そういって俺は指ごと手を離す。
 堀江は意識がないまま力なく崩れる。
―実は俺の指には一つ一つ微妙に違った能力がある。
 里香に使ったのは強制的に軽い催眠状態に落とすものだ。
 そして親指はそれの強化版みたいなものだ。
 誘導なんか必要ない。そのまま強く心に刻みつける。
 まぁ、強すぎてしばらく意識が戻らないのだが。
 早く堕とそうとするなら便利だ。
 もっとも、俺は誘導が大好きだから気に入った相手には”人指し指”をつかう。
 コイツはどうだっていいから”親指”だ。

 俺は個室を空けて。
 堀江の頭を掴み、体を片手で投げ入れる。
 振り返る時、べちょっと音がしたので見てみると。
 便器のふたが開いていて投げられた堀江のケツがちょうどはまっていた。
 とてつもなく情けない。だが、俺に牙を向けた罰だ。
(ま、しばらくしたら”意識”は戻るさ。くくく)
 キィと静かに扉を閉めて俺は光のもとへと向かう。

 職員室に行くと扉のガラスから光の姿がすぐに目に付いた。
「失礼します」
 職員室に入るとさっそく俺は光に声をかけにいく。
「先生。用事はなんですか?」
 俺に気がついた光が椅子ごと体をこっちに向ける。
「あら、折笠君・・ん~と・・・ちょっと待っててね。鍵を取ってくるわ」
 そういってキーロッカーからどこかの鍵を取り出す。
(鍵・・・?どこかに行くのか?)
「さ、いきましょう」
 にっこりと微笑んで光はついてくるように言う。
 移動中、廊下で 。
 光ととりとめのない会話をしながら歩いていくと。
 光はある部屋で足を止めた。
(生徒・・・・指導室・・?)
 さっきからがちゃがちゃとやっているが鍵は開く気配がない。
「おかしい・・・わねぇ・・」
 がちゃがちゃ
 がちゃがちゃ
 がちゃがちゃ
 ・・・・・
 ・・・・
 ・・・
 ・・
 ・
 ・
 ・
「鍵を間違えたのかしら・・・・」
 それでも光は飽きることなくガチャガチャやっている。
「先生・・回す方向逆なんじゃ・・」
 言われて初めて反対方向に回すと。
 がちゃり。
「あら本当!すごいわね折笠君!さすが」
 ・・・・・・・・・・・・・・・・。
 何だこの女のぼけっぷりは。
 まったくもって頭が痛くなってくるぜ。

 生徒指導室はわりと広かった。
「さ、席に座って」
 と鍵を内側から閉め、電気をつけると 。
 光は俺と小さく低いが高そうな机越しに座る。
「ここは完全防音になってるから心配しなくてもいいから」
(逆レイプか・・・・・・?)
「あのね、ある娘から折笠君が絡まれているって聞いたの。折笠君は今日この学園に来たばかりだし。私心配になって」
 何だそんなことか。くだらん。
(それにしても本気で心配している顔だな。ある娘というのはあずさだな。・・・・・・でも、もうそんな心配ないさ)
 くくっと心の中で笑い優等生らしく答える。
「大丈夫です先生。ありがとうございます」
 ついでに、お前が自分の逃げ場を自分で失くしてくれたことに礼を言おう。
「本当に・・・・だいじょうぶなのね・・?」
「ええ。・・それで話はそれだけですか?」
 少し考えてから光は続けた。
「ええ。もういいわ。でも、何かあったら絶対に言ってね。力になるから。・・・・・うん。じゃあ、もういいわ。ごめんね時間をとっちゃって」
 ーだがその時すでに俺は机の下で人差し指を突き出していた。
「先生・・・・・じゃあ」
 すっと目にも止まらない速さで光の額に指を差し込む。
「・・・・え・・・?」
 驚愕して光の目が大きく開かれたが、すぐにその目から意志が消える。
(ふふっ)
 俺は指ををずっと引き抜く。
「さて、とコイツも奴隷にしようとは思うが・・・どうやって堕とす・・かな」
 里香と同じでは芸がない。なにか・・・こう・・。
 じっと光の顔を見る。
「里香に負けず綺麗だが・・・おっとりした顔を妖艶な顔にするってのもいいな」
 ・・うむ。想像しただけで立ってくる。

「光・・・聞こえるか・・・?」
「・・・はい・・・・」
 よしよし。
「光は処女か?」
「ちがい・・・・・ま・・・す」
(男を知らなさそうな顔をしているのにな)
「何回くらいセックスをしたことがある?」
 しばらくしてから光が答える。
「二回・・・・です」
 唇の端から涎がたれてくる。
(二回か・・少ないな・・・)
 そのときふと俺の頭にあることわざが思い浮かんだ。
「三度目の・・・・正直」
 これだ!!。
「光、セックスは気持ちよかったか?」
 ぽたっぽたっと涎。
「痛・・・・かった・・・で・・す」
 光は少し悲しそうな顔をする。
 だが、それを聞くと俺は邪悪に微笑み。
 ・・・・・・さらに光の催眠の深度を深めた。

「光の好きな数字は?」
「・・・・6・・・」
 ちっ。
「違うな。光は3という数字が本当に気に入ってるんだろ」
「・・・・・・3・・・・・」
「3という数字が光は大好きだよね」
 首がコクンと揺れる。
 ・
 ・
 ・
 ・
 それから俺は光の服を脱がせて。
 とあることを光の心に深く刻んだ。
「3つ数えて手を叩くと目が覚めるよ」
 いち
 に 
 さん
 パンッ
 すると光がはっと目を覚ます。
「あ・・あれ・・私・・」
「先生。どうしたんですか?」
「あ、あぁ折笠君・・ごめんなさい・・・・・あっ!!」
 どうやら自分が服を着てないことに気がついたらしい。
「な、何!!折笠君っ!」
 おれはすかさず光の体を床に蹴り倒す。
 ドカッ!ドサッ。
「い、痛い!折笠君何を!!?」
 有無を言わせず俺は光の体に覆いかぶさり、光の足を自分のひざで押さえながら。
「あ~ぶち込むに決まっているでしょ?何言ってるんですか先生」
 と言いながら片手で硬くなった自分のモノを取り出す。
「っひ・・お。折笠君・・止めなさい!!」
 怯え、暴れだすが力が全く違いすぎる。
「すぐに良くなりますから。”すぐに”ね」
「やめ、止めてぇ!!」
「そうは言っても、”誰も来ませんし”」
 しばらく暴れる光とじゃれあい 。
 そして正上位のまま、光に俺のモノをぶち込む。
 ぐじゅぅ!。
「ぎひっ・痛いぃぃ!!!!・・痛っ!!いた・・・・いた・・?」
(くくく、戸惑ってやがる)
 突き上げてやるとすぐに光に変化が現れた。
 ぎゅぅ、ぶじゅう!。
「あはぁぁぁぁぁぁ!!!」
 ぴゅっと接合部から潮が噴出す。
(な、何・・気持ちひい・・あは・・)
「気持ちいいだろう?”三度目”のセックスだから」
 激しく突き上げながら聞いてやる。
「あはぁっ・・あんっうあっ・・気持ち・・いい!!」
「”三度目”のセックスは狂うくらい気持ちいいよな!”三度目の正直”だもんな!!」
「あぎっぃぃぃぃぃぃいい!!!!」
(気持ちいいぃ!!気持ちいいのぉ!!だって”三度目”だからぁ)
 これまで痛かったセックスも三度目の正直だ。三度目は狂うほど気持ちいい。
―そして・・・光は三度目のセックスの相手に生涯忠誠を誓う・・・・ずっと決めていたことだ―
 三度目の相手は自分の”主”になるんだ。だから光は従順なペットになるんだ。
 だって・・・ずっと昔から決めていたことだから。
 ご主人様とのセックスは気持ちいい。・・・・・当たり前だ。
 尽くすことが―――自らの悦びだ。
 そして光は”昔から誓っていた”ことを”思い出した”
「ああっ・・うんっ・・”ご主人様”ぁぁぁぁ!!」
 光の腰の動きが積極的になる。
(変化は上々っと)
「くく。上になれ」
「は、はい!」
 少年が仰向けになるとすぐに光は自分の秘所に少年のものをあてがった。
 そして”自分の意思”で一気に腰を落とす。
「あがあぁぁぁぁぁ!!」
「はっはっは。ぐちょぐちょだぞ?そんなに気持ちいいか!!」
 腕組みをしながら激しく腰を振る光にたずねる。
「は、はい・・・気持ち・・・い、いい・・ですっ!!」
 そして少年も上へ突き上げてやる。
 ガツン!ガツン!!。
「あはっ!がはっ!いい、いいぃ!」
「っつ・・出すぞ・・・」
「あふっ・・ああっだ、出して、出して!!!」
―膣の中に精液を出されるとその誓いは何があっても死ぬまで続く―
 ドクッ!ドクッ!。
「うぐっぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ぎぃぃぃ!」
・・そして最後の言葉が光に刻まれた・・・・。

 その後、少年は自分のモノを舐めさせ。
 床に飛び散った光の愛液を一滴残さず舐めとらせた。
 それは意外と時間がかかった。
 あまりに喜んだため、振った尻から愛液が次々に飛び散ったのだ。
 だが、少年は満足だった。
 光のおっとりした顔は消え、代わりに妖艶な笑みを浮かべていたから―

 完璧に後片付けをしてから少年は帰路についた。
「初日で一匹か・・・くくく」
 電車から薄暗い街を眺めながら、少年は小さく呟いた。

< つづく >

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