帝国軍特別女子収容所 FILE 9

FILE 9

 くちゅり。
 殺風景な尋問室に、濡れた音が響く。
「んふ! んーっ! んーっ! んーっ!」
 シャルロットが必死に首を振って抗議してくる。
「俺に怒ってるのか? シャル」
「んーっ! んーっ! んーっ!」
 たぶんマリアに止めて欲しいと叫んでいたのだろうが、俺の言葉でこっちを猛烈に睨んできた。
――そうそう。怒りをぶつけるなら俺にな。
 快楽に酔ったマリアが娘の声で我に返ると、最初からやり直しになる。
「お前もマリアの娘なら、同じ淫乱の血が流れてるんだ。そろそろ諦めた方がいいぞ」
「んんっ! んーんっ! んーっ!」
「まぁ、そう言うな。血が流れてるのは確かだろ?」
 意味なんかわからないが、適当に会話を続ける。
「んーっ! んんーっ! んふっ、ん……」
 抗議を上げていたシャルロットが、急に目の色が怪しくなる。
「ああ、感じてるのね」
 マリアの濡れた声でつぶやいた。
「んっ、んっ、んーっ!」
 シャルロットの身体がビクンと硬直する。
「んふ…………」
 弛緩した表情が、官能に蕩けた。生まれて初めての絶頂を、味わったらしい。
「イッたのね……」
 眼を細めて満足そうにマリアが微笑んだ。
「まだ最初の1回じゃ、何がなんだかわからないだろ。慣れるまで続けてやれ」
「そうね。私も1度じゃ満足できないし」
「んんー、ん、んー」
 トロンとした表情のまま、ゆるゆる首を振って抗議するシャルロット。しかしそんなことお構いなく、マリアは愛撫を再開する。
「ほーら、だんだんほぐれてきたわ」
「処女なのに、感じるのが早いな、シャル。それでこそマリアの娘だ」
「んー、んーっ、んーっ」
 シャルロットは、俺のことを睨もうと眉を顰める。しかし、マリアの執拗な愛撫に、つい顔が蕩けてしまう。
「んー、んっ、んっ、んーっ!!」
 ビクンと再びシャルロットが硬直する。
「どうだ? 気持ちいいだろう?」
「ん、ん、んふ……」
 焦点の合っていない眼が、ふらふらと天井を見上げている。
「だんだんイクのが早くなってきたぞ。マリア、これの辺が限界かな?」
「いいえ。まだまだイケると思うわ。私がそうだったし」
 嬉しそうにマリアは手を動かし続ける。
「どうだ、シャル。自分が淫乱だと認めるか? 認めればイかせるのをやめてやる」
「んーっ、んっ、んっ」
 涙が浮かんだ眼で首を振る。だがその決意も、押し寄せる快楽に決壊寸前のはずだ。
 マリアは妖しい笑みをへばりつかせたまま、何かに浮かされたように愛撫を続けている。
「……んふっ、んー……んくぅ……」
 だんだん睨む時間と、蕩けた顔の時間が逆転してきた。
「どうした? 自分が淫乱だと認めたのか?」
「んーっ、んっ、んー……」
 俺の言葉には眉をしかめてくるが、それが全然長続きしない。
「そう、そういう風に動かして」
 マリアが愛撫をしながら、シャルロットの腰に手を回して支えた。無意識に快楽を求めて、シャルロットの腰が動いているのだ。
「いいわよ。ほら、気持ちいいでしょう?」
「んふ……ふー、ふー、んんっ!」
 またビクンと震えた。
「どぉお? どんどん凄くなるでしょう? ふふ。この味を知ったらもう元に戻れないのよ」
 完全に娘を『調教』するのに夢中になっている。シャルロットは健気に俺を睨もうとするのだが、すぐに首が仰け反ってしまい、天井を仰いでしまう。
「男のペニスを受け入れたら、もっと気持ちよくなるぞ」
「そうよ、シャル。中にみっちり埋まってる感じは最高よ」
 今でも俺のペニスは後ろからマリアを貫いたままだ。何も動かさなくても、時々舐め上げるように蠢動するのが気持ちいい。
「んー、んんー」
「抗議したそうだぞ。女の幸せはそこにはないって」
「シャル、あなたにもわかるわ。女はね。アソコに幸せがあるの」
「ちゃんと言葉を言ってやらないとわからないぞ。アソコじゃなくて、『おまんこ』と言ってやれ」
「え?」
「んー?」
 2人ともびっくりしたようだ。
「だってそうだろ?」
 俺は今まで動かしていなかった肉棒をグルリと回すように動かす。
「あうっ、あっ、あっ! ああっっ!!」
「どうだ? マリア、おまんこが気持ちいいだろ?」
「んはぁん、ああ、気持ちいいわ。おまんこ気持ちいい……」
 白い喉をのけぞらせて、マリアは悦楽を貪る。
「そうだろ? シャルにそれを教えてやれ」
 見上げると、シャルは恐ろしいものを見るような目で見ていた。
「ほら、シャルが信じられないものを見たって顔してるぞ」
「あはぁ、シャル。お、女はおまんこの生き物なの。んはぁ、おまんこさえあれば、幸せなのよぉ……」
「……」
 自分が尊敬してきた母親が、自分に淫らな言葉を投げかけている。それもこの上なく淫らな顔で。
 不意にシャルロットの目に涙が浮かび、ポロポロ流れた。
――む。あまり良くない。
「怖がるな、シャル。この味を知ると世界が変わるぞ」
 俺は言いながら激しくマリアを突き上げた。
――涙はまずい。娘の涙を見て、我に返るかもしれない。
「あっはぁっ!! んっはぁっ!! いいっっ!! いいわぁっっ!!」
 マリアが切羽詰った声で叫ぶ。
「自分だけで楽しむな。母親なんだからシャルにも感じさせてやれ」
「ああ、はい……。くああぁぁっっ!! シャ、シャル! か、感じて! いっぱい感じてぇっっ!!」
 マリアが激しく喘ぎながら、シャルの股間に顔を埋めて懸命に愛撫する。
「んーっ、んっ、んー!」
「んはぁっっ!! 気持ちいいっっ!! ああ、シャル! シャル! いいでしょうっ!? わたしもいいぃっっ!!」
「んっ、んー……」
 肢体をくねらせるマリアは、シャルロットの名前を言いながらもシャルロットを見ていない。
「あはぁっっ!! イクっ! イクぅっ!!」
 俺は腰を止めた。
「ああっ!! なんでっ!? 動いてっ!! 動いてぇっっ!!!」
「お前がイッてどうする? シャルをイかせなきゃ意味がないだろ?」
「そ、そんな……」
「ほら、わぁわぁ言ってないで、シャルを見ろ。もうイきそうだぞ?」
「んっ、んー、んっ」
 シャルロットは涙ぐんだ顔で、必死に首を振る。
「んはぁ、ご免なさい。私だけ気持ちよくなっちゃって。いっぱいイッて……」
マリアはシャルロットに優しげに微笑むが、自分がイきたくて仕方がないのだ。
シャルロットの秘部に指を突き入れ、激しい愛撫を開始する。
「イクの。イクのよ。ああ、あたしもイキたい。イキたい……」
シャルロットの表情に絶望の表情が浮かんだ。母親に裏切られた気持ちが沸いているのだろう。
しかしその悲しみの表情がすぐに蕩けた。今まで抵抗してきた疲れが、精神力を奪っている。
――壊すわけにはいかない。なんとか、快楽に逃げるように仕向けないと。
シャルロットの精神的ダメージは、最高潮に達しようとしている。ここからが腕の見せ所だ。
「マリア、今でもシャルを愛しているか?」
 俺はまたマリアを後ろから貫きながら、耳元に言う。
「もちろんよ。んはぁ、愛してるわ。シャル……」
 マリアはねっとりとした熱い息を吐きながら、シャルに語りかける。
「今も、そしてこらからもあたしは、シャルを愛してるから……」
「そうだ。お前のママは、お前の知ってるママと何にも変わらないんだぞ? 今だって、本当の女の喜びを教えてあげているだけなんだからな」
「そうよ、シャル。怖がらないで」
 俺の腰の動きに合わせて、ぬるぬるとマリアが腰を動かす。
「気持ちいいのが普通なんだ。誰でも女なら経験するもんなんだぞ?」
「ああ、そうよ。この快感を知らないなんて、人生の損失だわ」
「ん……、んん……」
 シャルロットの目が激しく泳ぎ始めている。もうすぐイクだろう。
「感じていいんだ、シャル。マリア、そうだろ? それが普通だよな?」
「ええ、そうよ。シャル、心配しないで。思いっきり感じていいの」
「シャルは何も悪くない」
「そう。あなたは何も悪くないわ。感じるのは普通のことなの。感じない人も世の中はいるのに、我慢しちゃ勿体無いわ」
 マリアが俺の言葉に合わせてシャルに囁く。もう俺の言いなりだ。
「ん……」
 ひくひくとシャルの身体が痙攣してきた。
「イクんだな? よし、マリアと一緒にイクんだ。そしてお前は生まれ変わる。1人の素晴らしい女にな」
 俺はそう言って、腰の動きにスパートをかけた。
「い、一緒にイキましょう。ああっ、イクわ、シャル! 一緒に! 一緒に!」
「んー! んー!」
「そうよ! 一緒にイクの! ああっ!! イクぅっっ!! イクわあぁっっ!!!」
「んんーっ!」
 ビクンとシャルの身体が跳ねた。俺も思いっきりマリアの中に放出する。
「ああああああああああああああああああああああ!!!!!」
 絶叫を上げて、マリアはシャルと一緒に高みに駆け上がった。

 失神してしまったシャルロットの拘束を解く。猿轡もはずしてやった。
「身体が快感を覚えてるうちに、男の味も覚えさせる」
「もう、ですか?」
 とろんとした顔で、悦楽の余韻にたゆっていたマリアが顔を上げる。
「今しかない。女の悦びは、自分が身を持って体験しなければ絶対に理解できないからな」
「ああ、その通りですわ」
 思い出したらしく、ブルッと肢体を振るわせるマリア。
「たぶん、怖がるはずだ。だから感じていいんだと、お前が説得する。できるか?」
「はい。やりますわ」
「快楽に身を任せても、シャルは何も変わらないと。お前の愛も今までどおり、いや今まで以上だとわからせる必要がある」
「わかってます」
 熱っぽい表情でマリアは頷いた。
――どこかに罪悪感があるはずだ。
 俺はマリアの表情を確認する。
 今は媚薬のせいもあって快楽に流されているが、それが覚めたときに「取り返しのつかない裏切りをした」と後悔することになる。その時1人でも多く『仲間』がいれば、罪悪感は薄くなる。快楽に身を任せたことを納得したいのは、マリアの方も同じなのだ。
「よし。始めよう」

 俺はシャルロットを椅子に座らせ、両足を俺の肩の上に乗せる窮屈な体勢にすると、ゆっくりと愛蜜の溢れた媚肉に肉棒を差し入れた。
 抵抗はあるが、さんざん愛撫したおかげでかなりほぐれている。
ずるずると中に押し入っていくと、やがて処女膜に当たった。
「ふっ!」
時間をかけず、一息で押し込む。
「痛! な、何?」
 ようやくシャルロットが目を覚ました。
「これから女の悦びを教えてやる」
「え? あ!」
 シャルロットは自分の状態に気がついた。もがこうとするが、身体の力が入らないらしい。
「いやっ! お母様! お母様!」
「大丈夫よ! すぐによくなるわ」
 暴れようするマリアを押さえつけるかのように、マリアが覆いかぶさる。
「お母様、あたし怖い! ああっ!! な、中に!」
 抵抗があったのは最初だけで、後はヌルリと入っていった。
「入ってる! お母様! お腹に入ってる!」
「大丈夫。私がいるわ。安心して」
「でも……、あ! 動かないで!」
 処女を捨てたばかりなのに、うねるように絡みついてくる。
――こりゃ物凄い名器になるぞ。
 しかし愛液が出ているとはいえ、快感より異物感の方が強いだろう。シャルロットの顔に悦楽の色はない。
「マリア、ちゃんと感じるように手伝ってやれ」
 そう言って俺はゆっくりと動き始めた。
「シャル、感じて……」
 マリアがまだまだ小ぶりの胸を、丁寧に愛撫する。 同時にシャルロットの股間にも手を伸ばし、既に堅く起立したクリトリスも愛撫する。
「くあっ! ダメっ!! お母様!!」
「いいのよ。もっと感じなさい。どんどん感じていいの」
 俺は手を伸ばしてマリアの尻に手を這わせた。すぐに誘うように突き上げて来る。
 むっちりとした尻を撫で回しながら、時々秘部にも指を這わすと、あっという間に愛液が滴り落ちるほど欲情した。
「んふぅん、感じるのよ。シャル……。くふっ、早く良くなって……」
「やめて! お母様! お、おかしくなっちゃう!」
「ほうら、いいでしょう? 母はあなたにもっと感じて欲しいの」
 マリアの顔は見えないが、声がやけに楽しげだ。自分も感じながら、どんどんシャルを追い詰めていく。
「あっ、あっ、ダメっ、ダメっ!」
「いいのよ! ほら! ここが良いんでしょう! ほら、ここも!」
「ああぁぁっっ!! 母さま! んくっ、イク! あたしイッちゃう!」
「イキなさい! さあイクのよっ!」
一定リズムで腰を動かしていたが、急に愛液が増えて動きがスムーズになった。直後にギュっと肉棒が締め上げられる。間髪入れずビクンとシャルロットの身体が跳ねた。
「おあああああああああぁぁぁぁぁぁぁ……………」
 初めて声を思いっきり出せる絶頂で、シャルロットは白目を剥いて失神した。

 失神と関係なく腰を動かし続ける。しかし今度は少し強弱をつけ、さらに最奥の子宮まで突き上げる。
「マリア、いじめちゃダメだ。シャルがかわいそうだろ?」
「ご、ごめんなさい。私ったら夢中になっちゃって……」
 恥じ入ったマリアが頭を垂れた。
「お前がいじめたら、シャルは誰も愛せる人がいなくなる。この世界に1人になっちゃうんだぞ? 父親をなくして寂しいのは何もお前だけじゃないんだ」
「そ、そうよね。私なんてことを……」
「シャルはもっとお前に甘えたいんだ。だが父親が死んで、自分が母を支えなければと、ずっと無理をしてる。マリア、お前はそれを気づいてたか? お前の愛を教えてやるんだ。そんなに無理することはない。子供は子供らしく、お前に甘えていいんだということをな」
「本当にその通りね。本当に私はなんてバカだったのかしら。ごめんなさい、シャル……」
 マリアが愛おしそうにシャルロットの頬を撫でる。
 適当に話を作っただけだが、おそらくそう外れてないだろう。年齢を経た貴族と、たおやかな母親。そんな家庭環境であれだけ気の強い娘が育つとは思えない。シャルロットはどっかで無理をしてるのだ。
「……くはっ! あっ、あっ、奥! 奥がぁぁっっ!!」
 目覚めたシャルロットが悲鳴を上げた。マリアは手を伸ばして、シャルロットのクリトリスを愛撫する。
 俺はマリアをシャルロットと間に入らせ、直接俺の姿がシャルロットに見えないようにした。シャルロットの見たい相手は俺でなく、マリアだからだ。
「だ、ダメっ!! お、お母様っ!! おかしくなっちゃうっ!! いやっ! やめて!!」
「いいのよ、シャル。どんどんイッていいの。そして、もっともっと私に甘えてちょうだい。そうすれば私と同じになるもの」
 この上ないほど慈愛に満ちた表情で、マリアはシャルロットに軽いキスをした。引き込まれるような微笑に、シャルロットがつり込まれる。
「か、母様と、お、同じ? くはっ」
 涙を流しながら、シャルロットがマリアを見上げる。マリアの方は俺の愛撫に腰をくねらせている。
「そうよ。私も気持ちよくて……いえ、お父様がいない分、私があなたを愛してあげる」
「母様……」
「もういいの。私ったらダメね。お父様が亡くなって悲しいのは私だけじゃないのに、あなたに無理させて」
 俺は腰の動きと、マリアの動きを連動させる。そしてマリアの耳元に口を寄せて囁いた。
「シャルを愛してると言え」
「ああ、シャル。愛してるわ」
「もっとだ!」
 俺は腰の動きにスパートをかけた。同時にマリアの秘部に突き入れた指をグイグイ動かす。
「いいっ! 愛してるわ、シャル! 誰よりも愛してる!」
「んくっ、本当に? はぁ、お母様、私のこと愛してる? んあっ」
「そうよ! ずっと愛してるわ!」
「マリア! 今の方がわかり合えただろっ?」
「ああ、その通りよ! こんなにシャルのことを愛してるなんて! ああっ! またイクっ!!」
「か、母様っ!! あ、あたしも愛してる! 本当に愛してるっ!」
 シャロットの膣奥がうねり始めた。まだ処女を散らしたばかりなのに、信じられないことだ。
――これが血というやつか!
 急速に射精感が高まる。きゅっとマリアのクリトリスをつまんでやった。
「くあっ! あっはぁ、イキそうよ。い、一緒にい、イキましょう!」
「一緒に? 母様と、いいい、一緒にぃっ!?」
「そうよ! あっあっ! イクっ! イクっ! シャル! シャル! 一緒に!」
「母様っっ!! スゴイのがっ! スゴイのが来るっ!」
 痙攣のように肉奥が震え始めた。
「くっ! イクぞ!」
「イク! 母様っ! 私、また! またぁっ!! イク! イクらあぁぁっっっ!!!」
「んはああぁぁぁっっっっ!!! 気持ちいいぃぃぃっっっ!!!」
「ひはらあああぁぁぁっっっっ!!!」
 どくどくどく!
 マリアとシャルロットは、見事に呼吸を合わせて、同時にイッた。特にシャルを舌を垂らして半眼のまま、これ以上ないほどだらしない顔で絶頂する。俺はたっぷりとその蜜壷に精液を注ぎこんだ。
「あっは……」
 イッた時のまま、悦楽に溺れきった表情で余韻に浸るシャルロット。そんな彼女を、マリアが慈しむように身体を撫でてキスをする。
「嬉しいわ。シャルと一緒にイけて……」
「はあぁん……お母様ぁ……」
 その顔には既に、嫌悪の表情も恐怖も消えていた。ただひたすらに快楽に溺れた顔がある。マリアの方もゆらゆらと身体を揺らして快感に溺れているのがわかった。
 俺はできるだけ多幸感が長引くよう、ゆるゆると二人への愛撫を続ける。
「はあぁぁん、ひき、きもひいいでしょう? シャル……」
「ひゅごいのが……、へひ……。ヒャル、もう溶けれ……」
「いいのよぉぉうぅぅぅ。もっろもっろ、きもひち良く、くふっ、なってええぇぇぇ……」
「はふ、もっろぉぉぉ?」
「そうよおぉぉぉ。もっろもっろ、スゴイのよおぉぉぉぉ……」
 蕩けた表情が、くにゃりと歪んだ。どうやら笑ったらしい。
「もっろ……、ふごいの……、ほひぃ……」
「あはぁぁん。いいわあぁぁ。わらひもほひぃぃぃぃ……」
 ついに立っていられなくなったマリアが床にへたり込む。俺はゆっくりとシャルロットの中から肉棒を抜いた。秘口がコポリと音を立てる。
「マリア、尻をついたまま、こっちに向けて足を広げろ」
「はぁ、はひぃぃぃ……」
 言われるがままこちらに向き直り、マリアは足を大きく開いた。欲情しきって、悦楽の桃色に染まった肢体が晒される。さすがの重力に勝てずに垂れ気味だが、その爆乳と言うべき胸は圧倒的な迫力だ。
「どこに欲しいんだ? マリア」
「ここおぉぉぉ。ここにほひぃぃぃ」
 マリアはこれでもかと足を開いたまま、媚肉を両手で開く。真っ赤に爛れた肉壷から、後から後から白濁した愛液が糸を引いて垂れていく。清楚だった顔は悦楽に完全に溶かされて、ろれつも全然回ってない。
「ここじゃないだろう? ちゃんと言わないと……」
「あひぃぃっ、ごめんなしゃい! おまんほ、おまんほでしゅ! おまんほに入れてぇっっ!!」
「シャル、お前も欲しいか?」
「ほひぃでふぅぅぅ。もっろほひぃぃぃ……」
 崩れ落ちそうに椅子に座るシャルロットも同じ状態だった。初めて知る快楽の海に溺れきり、母親も一緒という安心感が理性を完全に奪っている。あの強気な顔が、蕩けた笑みを浮かべたままひたすら喘いでいるのは、ちょっと感動的だった。
「どこに入れて欲しい?」
「んひぃぃ、ほほにぃぃぃ、ほほにいれへぇぇぇ……」
「不合格だ。マリアにだけ入れるかな」
「ら、らめえぇぇ……、おま、おまんこおぉぉぉ、おまんこにぃぃぃ……」
 涙を流しながら、シャルロットも負けじと足を広げて、まだ俺の精液が垂れる媚肉を割り開いた。
――よし。完璧だ。
 俺は満足感いっぱいでうなづく。
 シャルロットの身体はまだまだ発育途上である。ようやく出るところが出て、引っ込むところが引っ込み始めた感じだ。胸も手のひらサイズに少し余るくらいだが、全てはこれからだろう。あの肉棒を掴んで離さない淫肉のうねりは、男殺しとして末恐ろしい未来を予感させる。
「よし。二人ともいい挨拶だぞ。次からその挨拶をすれば、ちゃんと入れてやるからな」
「はひぃぃぃ……」
「あああ、あいしゃつぅぅぅ……」

 仰向けのマリアにシャルロットを重ね、二人の媚肉をこすれるようにする。すると硬くとがったクリトリスが互いにこすれて、二人は腰をうねらせて快感を貪った。
「母ひゃまぁぁぁ……、きもちいいぃぃぃ……、きもちいいぃぃぃ……」
「もうイクうぅぅっっ!!! もうイクわぁぁぁっっっ!!!」
 その二人の媚肉の間に肉棒を突き入れ、腰を動かす。時々どちらかの蜜壷に入ってしまうと、それだけで二人はあっさり絶頂した。
「あっひっ!! ひク! またひク! ひクひクひクひクひクひクひク……」
「いひぃぃぃっっっ!! 降りゃれないいぃぃっっ!!! おりりゃれないのぉぉぉっっ!!!!」
「はひ、ふぐイっひゃう、ほら、ふぐ。イひ……」
「ひあわへーっっっ!!! わらし、ひあわへーっっっ!!! あひゃあああああああっっっっ!!!!!」
 二人ともコントロールもなく、ひたすら快楽を飲み込んだ。俺は二人に囁き続け、快感をさらに煽り続けた。
「マリア、お前は俺のものだ。そうだな? 今日から俺がお前の主人だ!」
「しょうれすぅぅぅっっっ!!! わらしはご主人様のものれしゅぅぅぅっっっ!!!」
「よしっ! もっと感じさせてやる!」
「あああ、ずるい! あたしもぉっ!」
「シャル、お前も俺のものになるか?」
「なる! なりますっ! ならせてくだひゃいっ!!」
「よし、今日からもお前も俺のものだ! ご主人様と呼べ!」
「うれひいぃぃっっっ!!! あたし今日かりゃご主人様のものぉぉっっ!!!」
 俺は二人から肉棒を引き抜き、顔にもって言った。
「よし二人にかけるぞ! 口を開け!」
「あああああ、かけてえぇぇっっ!!!」
「あたしも、ほひぃぃっっ!!!」
 グチャグチャな二人の顔に、俺は盛大に精液を放った。
「あひゃああああああっっっ!!!」
「まら、イくわああぁぁぁっっっ!!!」

「3、2、1……。さあもう俺の声しか聞こえない」
 マリアに催眠術を掛けた後、シャルロットにはマリアに催眠術を掛けさせる。と言っても、教えたとおりに復唱させるだけだ。
 だが依存度の高まったシャルロットは、マリアの言葉にはまるで抵抗もなく落ちていった。
 やはり親近感が高い者の催眠術の掛かり方は比べ物にならない。
「よし、俺にもう一度挨拶してみろ」
「はい」
「ふぁい」
 二人は蕩けた笑みを浮かべると、床に寝転がりM字に開脚した。そして両手で媚肉を引っ張って開く。小陰唇も大陰唇も見事に開ききり、奥までくっきり見えた。
「ご主人様、この牝奴隷のぐちゃぐちゃに蕩けたマンコに、硬くて太いおちんちんを入れてください」
「ごしゅじんひゃま、メスどれいのイヤラシイおまんこに、熱くてトロけた精子をたっぷり注ぎ込んでくりゃさい」
「いいぞ。よくできた、二人とも」
 俺は二人を合図あるまで眠らせて、二人の時間を止めると、尋問室に鍵をかけて出た。

 思った以上にうまくいったので、二人を明日のエミリアの仕上げに使えそうである。
 だが、レジスタンスの情報を教えるかどうかということになると、まだわからない点が多い。

< つづく >

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