第4話・~窮鳥懐に入れば猟師も殺さず~
2023年4月。一人の男が難関私立大学に入学した。
身長は178。体系はやや筋肉質。顔は普通といったところか。
彼の名は結城龍正。
傍らに居る女性。龍正の側をがっちりキープしている。
身長は163。髪は美しい茶髪、雪のような綺麗な肌。
身体は均整の取れた体型で顔はかわいい系。スリーサイズ上から83、56、81。
龍正とは同じ学部の同じ学科だ。
その美人の名は黒田優嘉。
それから時は流れ1年後・・・
一人の女性が同大学に入学した。
身長は165。髪は肩まで伸びた美しい黒髪、優嘉に勝るとも劣らない白い肌。
顔は綺麗系。推定スリーサイズ上から86、59、84。
その美人の名は・・・・
2ヶ月後の6月・・・
1つ目の講義を終えた龍正が机に伏せて寝ている。
「2年になったけどあんま変わらないなぁ。優嘉とは違うクラスで良かったぜ。でも・・・学科全体で受ける講義の時は引っ付いてくるけど・・・」
龍正は優嘉と付き合っているので、ひがまれる事が多い。
(全く。誰のおかげであいつが美人になったと思ってんだよ。俺が作り上げたんだぞ)
そんなひがみに反論するのが実は優嘉だ。凄い勢いで相手をまくし立てる。
本人がそう言っているのだから、相手は反論のしようも無くなる。
そういうところは以前の性格の影響だろうか。
「今日は4時ごろ終わる日だな」
龍正が携帯をちらりと確認する。
現在2時・・・この日は大切な日となる・・・
龍正の講義の場所から遠く離れた教室・・・
鍵のかけられた教室。そこには3人の3年の女学生とさっきの美女が居た。
ただ・・・雰囲気は穏やかではない。
「い・・・一体なんですか?」
美女の声は震えている・・・すでにこういうパターンは嫌というほど味わった。
その美貌ゆえである。味方してくれる人でさえ、裏では陰口を叩いているのを嫌というほど見てきた。
知りながらも我慢する毎日・・・美女にとっては心から信頼している人は居ない。
「・・・てめぇムカつくんだよ!」
-ドッ-
いきなり美女は蹴り飛ばされた。
「けほっけほっ・・・私があなた達に何をしたって言うんですか!」
「あ?ちょっと美人だからっていい気になってんじゃねえぞっ!」
ちょっとどころの差ではないと思うが・・・そんな先輩は美女の首を持って締め上げる。
「く・・・苦し・・・」
美女は必死で抵抗する。だが予想以上に相手の力は強かった。
(こ・・・殺される・・・この人たちの目は本気だ・・・)
先輩の目に美女の均整の取れた身体が目に入った。
「・・・そうだ。おい皆!こいつ強姦しようぜ!」
「お、いいねぇ。こんなエロい身体してるんだからな」
「そのためにあるようなもんよね~」
首絞めから解放された美女の目に恐怖の色が移る。
「あなたたち・・・正気じゃないわ・・・・」
(性的な暴行は今まで受けた事が無い・・・違うわ。今までは必死で抵抗して逃れてきたのよ・・・)
「うるせぇ!」
美女は身体を押さえつけられる。
「痛いっ!」
そんな美女の声は無視され、服をはがれた。
美女は悲鳴を上げようとした。
「いっ、ん!?ん~~~~~~!?」
口にテープを張られ、声を上げられなくなった。
「ふんっ!こんなものまだ始まったうちにも入らないよ!」
恐怖に怯える美女の側では、先輩達が笑っていた。
4時・・・・
「やっと終わったか・・・さて、早いうちに帰るか」
龍正が急いでいるのには訳があった。しかし・・・
「りゅ~せ~君!」
優嘉が龍正の教室に飛び込んできた。
「げ!今日は別にいいだろ!お前は寮に帰れよ」
優嘉の腕が龍正を後ろから抱きしめる。
「だ~め!今日は君の家で・・・・エ」
「あ~皆まで言うな・・・ん?なんだあれ?どす黒い色の・・・バイブか?」
「エ?バイブ!?」
龍正が目をやった方では誰かの黒い携帯が振動していた・・・
「もうっ!バイブっていうから勘違いしたじゃ・・・・って居ない!?もう!!明日覚えてなさいよ!今日の分もいっぱいいっぱいやるんだから!」
龍正は優嘉から逃げていた。
「あぶねえあぶねえ・・・さすがにこの広い構内を探す気にはならんだろう。さて、向こうの出口から帰るか」
同時刻、そこから遠く離れた教室・・・
-バチッ-
「ん~~~っ!!!」
スタンガンで恥部に電流を流され、美女は失神した。
身体はすでにアザだらけだ。
「これで5回目だね。お~い。水掛けて」
「ハイヨ!」
別の先輩がバケツに汲んできた水をかける。
-ザバァッ-
「・・・んっ!!」
「さあお目覚めだよ」
まだまだ終わらない恐怖に、美女の目からは涙が頬を伝って零れ落ちた。
龍正は出口へと向かっていた・・・
「家で待ち伏せしてなければいいけどな」
以前優嘉が深夜まで待っていたことがあった。さすがに本人もつらかったようで、それ以来はもう諦めている。
ただ・・・・ひっきりなしに携帯にメールや着信が来る。今もそうだ。
『助けて・・・・誰か・・・・・あぁっ・・・』
突然龍正の頭の中に声が聴こえた。
「?何だ?」
龍正が周りを見てもそれらしき人影はどこにも居ない。
「気のせいか・・・」
しかし、
『ぅ・・・助けて・・・・』
『まただ・・・空耳じゃない。この声はどこから・・・』
龍正が頭の中でそう思うと、予想外の反応が返ってきた。
『え?何?・・・どうして男の人の声が・・・うぁ・・・』
聴こえた声が龍正に反応したのだ。
『はあ?何だこれは・・・頭の中に直接聞こえるような・・・・相当やばいな俺。早く帰ろう』
誰も居ないのに声が聴こえる。そして反応すると向こうに伝わる。
『ま、待って・・・助けて・・・・あぅっ・・・』
『またか・・・助けろったってどこに居るんだよ』
『え~っと・・・食堂がある棟の向かいの棟・・・4階・・・一番奥・・・』
『おいおい・・・食堂ったって幾つかあるだろう・・・』
『私新入生だからよくわから・・・あぁぁぁっっ~~~!!』
突然悲鳴が聴こえ、そのまま返事が来なかった。
『おい?・・・気絶したのか?・・・仕方ねぇな・・・』
龍正は軽く舌打ちすると、思い当たる場所へ走り出した。
龍正はとりあえず新入生が良く使う食堂から頼りに、それらしき所へ着いた。
ちょうど「コ」のような形をした棟だ。
(奥ってどっちの奥だ?左か?)
とりあえず左に向かってみる龍正。
すると奥の扉が開いてバケツを持った女生徒が出てきた。
反応した龍正はとっさに隠れる。
「全く人使い荒いよな・・・でもあんな美女をいたぶるなんて気持ちいいな・・・」
(まずい・・・こっちを通る・・・そうだ!「ライブラリー」発動!)
「わっ!」
龍正は女性の目の前に飛び出る。
「ひぃっ!?」
-ビクンッ-
-ドサッ--カラン-
バケツを転がし、女性が後ろに倒れた。
とりあえず女性を驚かせて気絶させたのだ。勿論、能力も併用して効果を何倍にもしたのだが。
(あの部屋で間違いない!)
龍正は足で扉を開けた。
目に入った光景は凄い物だった。一人の女性が強姦されていたようだ。
犯されている女性の身体はアザだらけでお尻にはバイブも刺さっており、意識も飛んでいるようだ。変なうめき声を出し続けている。
(敬吾・・・・)
龍正は弟のことを思い出していた・・・
龍正の右の拳に知らず知らず力が入る。
扉の開いた音に二人の先輩が反応する。
「水汲みご苦労さ・・・誰だお前っ!」
立っていたのは使いに出させた女ではなく男。
(げ!二人も居る!「ライブラリー」発動!3人!)
「あ、間違えました~」
龍正は白々しく帰ろうとする。
「待て。間違えるわけねえだろ。わざわざ誰も来ない場所を選んだんだぞ」
その声を聴いていた龍正は、ニヤリと笑った。
(この一瞬で十分だ!廃人と化せ!)
「うあっ!?!?!?!?!?・・・」
-ドサッ-
倒れた女性にもう1人の女性が駆け寄る。
「え!?どうしたのよ!?」
龍正は声の方を振り返って答える。
「発作かなんかですか!?とりあえず外に運びましょう!」
龍正の芝居をその先輩は見抜いていた。
「待ちなさい!水をくみに行った人はあんたがやったのね!だったらこれもあんたの仕業よね!」
(「ライブラリー」発動!)
「へえ。ちょっとは賢いんだね。そうだ。俺の奴隷にならない?」
「ふざけるんじゃないわよ!この女を先に・・・あっ!?!?!?!?・・・」
-ドサッ-
その先輩は軽く声を上げて倒れた。
龍正が首を鳴らしながら喋る。
「助け舟は出したぜ?そうだ・・・あの声の主・・・」
龍正は美女のもとへ駆け寄った。
「おい!お前!大丈夫か!?」
普段の龍正ならその均整の取れた裸体に見とれるだろうが、美女と敬吾と重ねている今はどうでも良かった。
とりあえず口のテープをはがす。
(アザだらけだ・・・酷い事しやがる・・・)
龍正は過去のトラウマから、つい先輩二人の全記憶を消去してしまった。
「っ・・・っ・・・・」
女性は声が出せないようだ。仕方ない。
(「ライブラリー」発動!3人!)
彼女は羽山麻衣というそうだ。
この美貌ゆえに今まで天国と地獄を味わってきたらしい。
主に地獄なのだが、人間不信でもあり、自虐性もある。
まるで能力に翻弄される俺みたいだ・・・
おっと、そろそろ声が戻ったようだな。
龍正は全裸の美女に上着を被せていた。
美女はその上着をぐっと身体にくっつけて喋り始めた。
「あなたが私を?・・・有難うございます。私は・・・」
「羽山麻衣・・・だろ?」
「あ、はい。さっきのやり取りを聞いてましたが、どうやらあなたには不思議な力があるようですね」
「でもお前の不思議な力のおかげで俺はここまで来た」
「エ?あなたの力じゃないんですか?」
「やはりその力・・・開花していないようだな。もう一度使ってみろよ」
「う~ん・・・」
「さっきの状況を思い返すんだ」
・・・・・
『これでどうです?』
「ああ、聴こえるぜ。やっぱりお前才能あるよ」
麻衣の図書館では、一冊の本が赤く光っていた。
(なんだ?あの光・・・)
しかしその本を確認している暇は無かった。
-スッ-
いつの間にか、麻衣の後ろにさっき気絶させた女が椅子を持ち上げて居たのだ。
「しまった!くそ!」
龍正は即座に麻衣へのライブラリーを解除する。
(「ライブラリー」発動!)
「しねぇぇっっ!!」
椅子を振り下ろす。
「えっ!?・・・」
麻衣が気付いて振り返る。
「がっ!?!?!?」
-ドサッ--ドスン-
最後の先輩も全記憶の本を燃やされて倒れた。
「間に合ったか・・・」
「こ、これもあなたの力なんですか?」
その様子をびっくりして見つめる麻衣であった。
龍正は、廃人と化した3人から上着や下着を剥ぎ取ろうとした・・・
そんな龍正を麻衣は申し訳なさそうに制する。
「あの、私・・・このままでいいです」
「え?・・・まあ自分を襲った奴のは嫌だろうけど・・・いいのか?全裸に俺の上着だけなんて・・・」
正直露出狂で捕まってしまうだろう。乳首も擦れて痛いだろうし、太ももを伝う愛液は隠せない。
それでも麻衣にとって、彼女らの下着をつける気にはなれなかった。
「は、はい・・・」
「じゃあ俺の家へ来るといい。ちゃんとした上着なら少しはあるだろう。男物だがな。それから手当てもしないとな」
「いいんですか?お手数おかけします」
麻衣は申し訳なさそうに頭を下げた。
龍正は更にトレーナーを脱ぐと、麻衣の腰に巻きつけた。
「う~ん・・・脚の怪我は隠せないな」
「いいですよ、本当に・・・」
麻衣はシャツ一枚の龍正の上半身を見つめていた。
ひょっとしたらそのときから龍正を・・・
18:10・・・龍正の家
龍正は麻衣にシャワーを貸すと、丁寧に傷の手当てまで買って出た。
その様子を黙って見つめる麻衣。
「しばらく居るといい。俺の能力で治癒の促進ぐらいは出来る」
「あの、何故あなたはここまでしてくれるんです?」
「ああ・・・俺には弟が居たんだ・・・死んじまったけどな・・・」
気がつけば龍正は自分の能力と人生について話していた・・・
「へ、失望しただろ?助けたのがこんな変人で」
「・・・そんなことないです!私は共感できます!龍正さんと私はその・・・似てるから」
「復讐に生きた俺にか?・・・龍正の正ってのは正義の正なんだ。だが正義ってのは必ずしも善ではない」
「・・・わかります。根っからの善だったら悪人に立ち向かえないってことですよね。きっと弱者に施しを与えるだけです」
「善と悪って言うのは相対する言葉だ。それは良し悪しだ。だが正義は違う。個人の道徳心や社会情勢によって大きく変わる。宗教もそうだな」
龍正の正義の話・・・麻衣は大きく賛同した。
唐突に麻衣が話を切り出した。
「その能力・・・使いませんか?」
「何?俺は慈善活動に興味は無い」
「まさか・・・自分の為に自分のやりたいことをするんですよ」
麻衣もまた、この世の中に救いを差し伸べる気は無いようだ。
「ほう・・・自分のやりたい事ねえ・・・」
(そういや俺のやりたい事って何だ?復讐か?金儲けか?・・・まあいずれ分かるだろう。今は慌てなくても良いか)
お互いの話をしているうちに9時を過ぎた。
「時間はいいのか?」
「はい・・・・アパート・・・ですから・・・」
(?何か様子がおかしい・・・俯いたまま上目遣いでちらちらと・・・)
「あ、あの・・・お邪魔でなければ・・・今晩泊めて下さい・・・もう遅いので・・・」
(これは優嘉の時と同じ・・・この感情は消した方がいいな・・・俺には望ましくない)
「なあ、俺たちは友達であって、俺はお前に性的な欲求は沸かないんだ。悪いが今日は帰ってくれ。変な期待をさせてしまったのは俺が悪かった。もう会わないだろう」
「!!・・・私の心・・読んだんですか?・・・でも・・・私は龍正さんと一緒に居たいんです・・・少しでも長く・・・」
しばし沈黙の時が流れる・・・
「どうだ?まだ俺のこと好きか?」
「え?あ、そういえばドキドキしてない・・・・・もしかして・・私の恋心を消したんですか?」
「ああ。俺はそんな関係を望んでいないからな」
「あなたの都合で私の恋心を消すなんて酷いです・・・私は全然迷惑してなかったのに!素敵な気持ちだと思ったのに!!・・・見損ないました!!」
麻衣が龍正を怒った顔で睨みつける。
「そう言われてもなあ?俺に好意を持っても絶対に実らんぞ?大体俺は・・・」
「・・・・あ・・・・」
しばらくすると麻衣は、顔を真っ赤にしてそわそわし始めた。
(?・・・おいおい・・・嘘だろ?)
「そう、この気持ちです・・・やっぱり好きになっちゃいました・・・能力で消しても直ぐに惚れちゃうみたいですよ?きっと私という存在自体が龍正さんを好きなんです。どうします?今度は記憶まで・・・消しちゃうんですか?・・・」
「・・・・・・記憶がある限り無理ってことか・・・仕方ない・・・だが満足したら帰ってくれ」
「は、はい!」
(何か優嘉の二の舞になりそう・・・ん?そういや優嘉はどうするんだ?このままじゃ殺されるぞ)
龍正の脳裏に、「私と一緒に死んでーっ!」と言いながら包丁を振り回す優嘉の姿が浮かんだ。
(・・・マジでありえそうだから怖いな・・・)
「りゅ、龍正さん!」
「うおっ!何だ!?」
「わ、私の初めてを貰って下さいっ!」
「何!?断る!」
「私が偶然龍正さんとテレパシーできたのだって・・・運命だと思いません?」
まじまじと龍正を見つめる瞳。さりげなく胸を見せ付けているようだ。
「・・・・・・お前・・・恋に落ちると超積極的なんだな・・・でも悪いが俺には彼女が居る。残念だったな」
「そうですか・・・・・・なら奪うまでですっ!いただきまーす!」
麻衣が即答した事で更に驚く龍正。
(なんだと~っ!)
-ドサッ-
龍正はベッドに押しやられた。
(じ、冗談じゃねえよ・・・ん?でも能力を直接使わずに俺に惚れた奴は初めてだな・・・)
「っておい!いきなりかよ!」
麻衣は裸になって龍正の下半身を脱がし、いきなり挿入しようとしていた。
「えっ?」
「前戯なしじゃあ痛いだろ。こっちに横になれ」
拒否されたのではないとわかった麻衣は、安堵の表情を見せた。
龍正は麻衣を下にして、胸を中心に全身を愛撫していく。
「ぅん・・・」
「お、ここか?」
龍正はへその下に下を這わす。まだところどころにアザがある。
そんな事にも構わず舌を這わす龍正に、麻衣の気持ちがますます高まる。
「ぁ・・・ん・・・」
胸を揉みながら乳首を指ではじく。
「ぁっ・・・・」
しばらく愛撫すると龍正は恥部に下を這わした。
「や、ゃぁ・・・・そんな・・・・汚い・・・」
「さっき綺麗にしなかったのか?」
「ぃじわるぅ・・・・はぁっ・・・ふぅん!・・・・」
「敏感なんだな?素質あるよお前。さっきの照れは芝居か?」
「ちがっ!・・・ほんっ!・・・とっ!・・・はじめてっ!」
「十分だな。挿れるぞ!痛みは能力で取る!」
「!だめっ!痛みは経験したいのっ!」
「・・・わかった・・・いくぞっ!」(でも少しだけ下げておくか)
-ズプッ-
違和感とともに、血が伝ってきた。
「~~~っ!!・・・はあっはあっ・・・」
「動くぞ」
-ズッズッ-
「あ・・・あ・・・あっ・・・」
数回繰り返すと締め付けが強くなった。
「ああっ!なんかくる!これが・・・・イクゥゥゥゥッ!!!」
-ビクッビクッ-
「うっ!」
-ドクンドクン-
龍正は外に出した。
すやすや眠る麻衣にベッドを占拠され、ソファで眠る龍正。
(なんか不思議な事になってきたな・・・俺のやりたい事か・・・)
「ぅ~ん・・・龍正さんは渡さない・・・・」
(そ、そうだった!優嘉にばれたら殺されるぞ・・・優嘉を消すか・・・麻衣を力で諦めさせるか・・・勿体無いが・・・)
龍正は眠りについた・・・
< つづく >