第16章 新人獲得のご褒美
恋人を裏切ってしまったショックと経験したことのない快感の余韻に浸る彩さんをおいて俺は部屋に戻る。自分で風呂の用意をして長湯する。世話されることに慣れてしまって身体や髪を自分で洗うのが面倒だ。後で入り直すことにしてひたすら湯につかる。
(祖父は肌を交える事で僕にできると言っていたが、最初は中出ししなかったメイドたちも僕にできた。そして和夏とのセックスを見せ付けながら顔射した絵里さんやドリンクに混ぜて精液を飲ませた彩さんも僕になった)
祖父から教わったのとは範囲というか効果の発動条件が違う。彩さんにしたように飲み物に混ぜれば男性であっても僕にできそうである。ホモっ気はない俺には貴重な方法であろう(飲まされるよりはマシだが、男に俺の精液を飲ませるのも気分的は嫌だが)。
そんな事を考えてから風呂を出ると携帯が鳴りつづけているのが聞こえた。慌てて出ると公子さんからの携帯からだ。
「成樹様。メイドの面接が終わりました」
「土曜日なのにお疲れ様」
「用事が早く終わったとの事でしたが」
「昼寝してからのんびり長湯してた」
「今から屋敷に連れていって説明しながら成樹様も2名の候補に会ってください」
「公子さんが決めちゃっていいよ」
(公子さんにメイド3人、深雪さんに美奈子先生に和夏、彩さんも僕にしたし)
「成樹様にお仕えするのですから、成樹様が気に入らないと」
「じゃあ着替えて待ってる」
「見た目も性格も良い二人ですから」
「期待しちゃうよ」
「私もご褒美期待してます」
そんな会話が終わって30分ほどで公子さんが二人を連れて帰宅する。屋敷の前に止まったタクシーから降りる三人を部屋から眺める。俺が見ているのに気付いた公子さんは二人に気付かれないように小さく手を振る。すぐに俺の応接間に連れてこられた二人と挨拶しながらも観察する。年齢とかは後で履歴書を見ないとわからないが二人とも若そうだ。大柄で明るい茶髪に緩いパーマをかけている三好皐月さん、背は普通だが細身でおとなしそうで黒髪を肩の辺りで綺麗に切り揃えているのが筒井七瀬さん。二人とも整った顔だちでスタイルも良い。簡単に顔通しを済ませると仕事内容の説明を兼ねて屋敷内を案内する。メイドの仕事なのでリーダーの未帆さんに任せて公子さんは残る。
「どうです?二人とも顔もスタイルも性格もいいでしょう」
「性格は挨拶しただけではわからないし、顔はともかくスタイルは服の上からじゃわからないよ」
「性格は良さそうですし、スタイルはご自分でお確かめ下さい」
「いいの?」
「今日はどちらで浮気なさったか存じ上げませんが、成樹様は浮気なご主人様ですから」
「いやその」
「二人とも定職を探していて困っていますし、成樹様の従順なメイドになりますよ」
「案内を未帆さんに任せていいの?」
「ご褒美を頂かないといけませんから」
「屋敷を一回りしたって1時間もかからないでしょ?」
「メイド服の採寸とかも未帆さんにお願いしてありますから」
「用意万端だね」
「こちらも用意万端です」
そう言って俺の手をスーツのスカートの中に導く。外出していたのでパンストとショーツを穿いている。二人でいるときはノーパンに生脚なのでナイロンのパンストの感触に興奮する。
「公子さんの下着って久しぶり」
「成樹様がショーツは穿くなとおっしゃったのに」
「そうだけどさ。これはこれで興奮するから」
「成樹様には全てをお見せしても下着を見られるのは恥ずかしいです」
「うんうん、恥じらうところが可愛らしいよ」
「今日も恥ずかしいこといっぱいしてくださいね」
「らじゃー」
会話を打ちきってパンストの感触を楽しむことに専念する。すべすべしたナイロン越しにレースをあしらったショーツを触る。タイトスカートの中を覗くと肌色のパンストに白いショーツが見えるのがいやらしい。
スカートの中を覗くのも楽しいが、好き勝手に下着をいじるのも楽しい。毎日の通学の車内ではスーツ姿の公子さんのフェラを堪能しているが、屋敷ではすぐに脱がせてしまうというか公子さんが脱いでしまう。望ちゃんとのセーラー服プレイに興奮したことを思い出して今日はスーツを脱がさいないでベッドにひっぱりあげる。
「きゃっ」
可愛い悲鳴を上げる公子さん。膝下丈のタイトスカートを捲り上げるとパンストを脱ごうとする公子さん。
「あ、もうちょっとパンストのまま触りたい」
「え?」
「いつも生脚だからパンストって興奮する」
「もう、今日は時間が無いのに」
そう言いながらも素直にお尻を俺に向ける公子さん。
「あの、靴は脱いでもいいですか?」
「今日はね、今度靴も履いたままってのも試そうよ」
「はあ、えっちな成樹様」
「エッチな事好きでしょ」
「知りません」
そう言いながらもお尻を振るのが公子さんらしい。パンストの合わせ目のラインを指先でなぞりながら片方の手ですべすべした太ももを撫でる。俺は楽しいが公子さんはもどかしそうにお尻を揺らしている。
「あの、時間が無いので」
「んー、残念だなー」
「今度成樹様が好きそうな服を用意しておきますから」
「約束だよ!」
「急に厨学生っぽくならないでください」
「パンストは僕が脱がせるぅ~」
「もう」
腰に手をかけてお尻から脱がして太ももの途中で止める。すでにショーツは重く濡れているのでパンストの股間の部分をさわるとじっとり。
「パンストまで濡れてる」
「そんなこと」
「パンツ履いたまま入れるよ」
「え?」
ショーツの股布をずらしてきれいに剃ってあるお○○こと薄茶色の肛門を見る。ナイロンのパンストは水分を吸い取らないせいか肛門まで愛液で濡れて光っている。公子さんは両方使えるので右手でアナル、左手でクリちゃんをつついて
「どっちがいい?」
「あの、今日は仕事で出ていましたのでお尻は準備が」
「そう言われるとこっちを使いたくなるなー
「成樹様が汚れてしまいますから」
「僕のために面接してくれたんだから諦めるか」
「はい、前の方は準備できていますから」
「いつでも準備できてるのうな」
「成樹様と二人きりになるだけで」
「んー、可愛いよ。公子さん」
「思い切り可愛がってください」
「よしよし」
誕生日が来て25歳になり俺より11歳年上になった公子さんだが、一生懸命俺に尽くしてくれる可愛い秘書だ。ご褒美にじらさずに一気に奥まで入れて腰を使う。ショーツをはかせたままでずらして入れるとペニスの横にショーツが当たるのも気持ちいい。
ブラウスの背中に透けるブラや腰にたくし上げたタイトスカートもそそる。僕たちの中でも一番感じやすい公子さんなのでテクも使わずにひたすら腰を振るだけで感じてくれる。
「イイ、いいです。成樹様」
「随分感じやすくなったね」
「だって、成樹様が」
「ここはツルツルで子供みたいなのに」
「あん、それも成樹様が」
「顔はきれいなお姉さまなのにおっぱいも可愛いし」
「ひどいです。きゃっ」
ブラウスの上から小さいおっぱいを鷲掴みにして大きく硬くなった乳首を探り当てて揉み立てる。
「その癖感度はすごいよ」
「あん、強い。そうなんですか?」
「うん。公子さんが一番感じやすいみたい」
「な、成樹様を一番愛してますから」
「ありがとう」
「い、い、イキそう。捨てないでくださいね」
「大丈夫だよ。君子さんとするのが一番回数多いし」
「も、もう他の方のことは…」
「でも、今日のメイドさんも公子さんが選んだんだよ」
「だって、成樹様のために」
「二人がいいメイドになるといいね」
「も、もう駄目です。そろそろ下さい」
「少し早いけど、いいか」
「はい、下さい」
公子さんのリクエストに答えて我慢せずに射精しながら腰を動かし続ける。
「い、イイ。っくぅ」
射精してからもピストンを続けたので愛液交じりの精液が太ももに垂れてくる。名残惜しそうに締め付けてくるお○○こから抜くとぽっかりと開いた穴からどろっとパンストに垂れる。パンストに垂れた精液がいやらしい。愛液まみれのペニスを君子さんの太ももになすりつけてから素早くパンストを履かせてしまう。
「あん、べとべとする」
「どうせ公子さんのでべとべとだから」
「でも」
「僕のは気持ち悪い?」
「そんなこと無いです」
「だったら今日の仕事が終わるまでそのままね」
「それは…」
「ずっと僕を感じられてうれしいでしょ?」
「でも…」
「それより後始末は?」
「はい、申し訳ございません」
後始末をしている間はそれに夢中だったが、終わるとべとべとするストッキングやショーツの感触にお尻をもぞもぞさせる。
「もう打ち止め。未帆さんも終わるだろうし」
「あのシャワーを」
「ん?公子さんがきれいにしてくれたから大丈夫。食堂でお茶しようか」
「え、その」
公子さんにはかまわずに内線で未帆さんを呼び出して食堂で新人メイドも一緒にお茶する事を伝える。部屋着を手早く着て公子さんを強引に食堂に連れて行っておいしい午後のお茶を頂いた。
毎日厨房で手作りされるケーキのおいしさに新人メイドの二人も驚いている。緊張している二人に未帆さんがにこやかに話しかける
「ここに勤めれば家賃は只だし毎日美味しいデザートも食べられるし」
公子さんも上品に紅茶を飲みながら
「二人とも可愛くてスタイルもいいからメイド服も似合うと思うわ」
「いえ、私なんか」
筒井七瀬さんが顔を伏せる。巨乳の未帆とスリムな公子さんはある意味女性の理想の体型の理想の両端ではある。俺から見ても細身でスタイルが良く見えるのだが胸を強調するデザインのメイド服が似合う未帆さんときっちりとスーツを着こなしている公子さんを見て気後れしているようだ。
「メイドのお仕事だけど、きちんと正社員としての雇用だし、健康保険や労災なんかもしっかりしているのよ」
わが屋敷の管理は熊野グループとは独立した熊野不動産管理株式会社という会社組織になっていて、社長が加藤さんで公子さんは取締役人事部長とか言う肩書きである。
「私はぜひお世話になりたいです」
明るく答えるのが三好皐月さん。化粧っ気はないが整った顔立ちでシンプルなブラウスにスカートという服装が似合っている。未帆さんほどではないがブラウスを盛り上げる胸は大きくてわが屋敷のメイド服が似合いそうだ。
「二人とも綺麗だし、ぜひ来て欲しいな」
咲絵さん譲りの演技力でさわやかに俺が言い、魅了の魔力を添える。二人とも俺より年上なのだが厨学生の女の子のように赤くなる。
「この屋敷は成樹様だけが住んでいて、後は女性ばかりだから楽しいわよ」
未帆さんがミルクレープをお代わりしながら言うと
「他に神崎さんという大学生と小笠原さんという甲校生が住み込んでメイドをしているんだけど、二人とも昼間は学校に行ってしまうから昼間の仕事は千葉さん一人にお願いしているの。お二人が来てくれると千葉さんも楽になるしお休みも取りやすくなるわ」
未帆さんと公子さんの勧誘に加えて俺の魅了の魔力が功を奏して筒井さんも
「あの、私もお世話になります」
そう言って頭を下げる。
「良かった。二人ともなるべく早く引越ししてきてね。荷物が多いなら相談してね」
ご褒美を前払いしてある公子さんが安心したように微笑む。
「未帆さんも二人が慣れるまでは大変でしょうけど、自分が楽になるからしばらく辛抱してね」
「任せてください。年の近い人が入ってくれて嬉しいわ」
「じゃあ公子さん。二人を送ってあげて」
「はい。成樹様」
三好さんと筒井さんが公子さんに促されて俺に話しかける
「私、三好皐月。元気が取り柄の21歳です。よろしくお願いしますご主人様」
「あー、僕メイド萌えしないからご主人様って呼ぶのは勘弁して」
「三好さん。私たちは成樹様と呼んでますから三好さんも筒井さんもそのようにお願いしますね」
「はい。成樹様」
自分で言うとおりに元気に答えた三好さんに続いて筒井さんが話しかける
「私は筒井七瀬と申します。不束者ですが一生懸命働きますのでよろしくお願いします」
「こちらこそよろしく、筒井さん。でもお嫁入りじゃないんだから不束者ってのはちょっと」
「ごめんなさい」
「緊張しなくていいですよ。仕事のことは未帆さんに、その他は公子さんが優しく教えてくれるから。いや公子さんは厳しくかもしれないけど」
「成樹様!」
「ね!」
緊張していた三好さんと筒井さんもこの雰囲気に安心して微笑む。
頭を下げてから公子さんに連れられて部屋を出る二人を見送る。ほっそりして見えた筒井さんだが、後姿の腰の辺りは色気がたっぷりあるのを確認する。
「成樹様」
「え?何?未帆さん」
「よだれが垂らしそうですよ」
「え、そんなことは」
「私も成樹様のメイドだって忘れちゃ嫌ですよ」
澄ました顔で紅茶を飲んでいた未帆さんのオレンジのルージュが妖しく動いて俺に投げキッスしてきた。
(た、体力は大丈夫かな?)
< つづく >