MC占い2

<留美の場合>

「感謝の気持ちを持って丁寧に舐めてください。僕が気持ち良くなればなるほど良い精液が出て、良い除霊ができますからね」
 俺の視線の先では美人OLの真央が熱心に俺の体を舐め回している。
 真央を俺のMC占いで手に入れて一週間がたとうとしている。
 この一週間の間でMC・催眠を深化させたので、真央は完全に俺の言うことを聞くようになっている。
 真央は俺の言うことは全て正しく、俺の命令は絶対だと思うのだ。
「激しくやれば良いというものではありません。それでは下品です。真央さんはそんな下品な女性ではないはずです。上品さを忘れずに。唇も使って。手も遊ばせていてはいけません。全身を使ってください」
 真央は頭が良いので俺の指導をすぐに吸収して高級ソープ嬢なみのテクニックになっている。
 仕事でやっているわけではなくて自らの奉仕したい気持ちに従っているので、風俗のどこか冷めた感じが全くない。感情がこもっている。
 俺はただ寝転がって、時たま指示するだけで良い。男としてこんなに幸せなことは無いだろう。
 MCバンザイ。長年の研究の成果に心の底から満足だ。
 真央は一心不乱に俺の体を舐めている。まるで何かに取り付かれているようだ。
「真央さん、美味しいですか?」
「んふぅ。美味しいです。ぴちゃ。先生に御奉仕できてとても幸せです。くちゅ。ぴちゃ」
「そろそろ男根に取り掛かりましょう。その男根があるからこそ良い占いが出来るんです。たくさん精液が出るようにがんばってください」
「はいっ」
 真央が嬉しそうに返事をして、俺の股間に顔を寄せる。
 まずはペロペロとチンコを舐める。
「男根に奉仕する時は、これが体の中に入ってくることを想像しながら口を使うんです。そうすれば自然と体の準備ができて、最高の除霊ができますから」
 ペロペロ、チュッチュッ、ペロペロ、チュウチュウ、レロー、チロチロチロチロ……。
 真央に最初はカリから下を責めるように言ってある。
 じれったい感じがとってもいい。精液が体の奥で渦を巻き始める。これ以上は我慢が辛い。
「では咥えてみましょう」
「はい」
 真央がすかさずチンコを咥えた。
「んふ、んっ、んっ、んん、んぅ、おいひぃです……」
「僕の男根は運気が良いですから、とても美味しいんです」
 真央の舌が先端をほじるように動いた。
「そ、そう。舌使いが大切ですよ。唇で肉棒をしごくようにして。そうです。手も使って竿を優しくしごいて」
 真央の口の中で舌がチンコに巻き付きついたかと思うと、縫い目のところを舌先でくすぐったりする。
 フェラテクはこの一週間でかなり上達している。どこへ出しても誰に見せても自慢できるテクだ。(俺以外にはやらせないけど)
 かなりやばくなってきた。今日はどうしよう。このまま口へ出すか。それとも、中出しをきめるか。
 やっぱり中出しだ。口内射精はいつでもできる。生理の時は中に出せないから、できるときは中出しだ。
「そろそろ真央さんの体の準備ができたか調べてみましょう」
 真央にお尻を俺の方へ向けさせる。
 見ただけで愛液が溢れて垂れているのが分かる。
 真央が挿入をせがむようにお尻をくねらせている。
 調べるために指を入れてみる。
 何の抵抗もなく指がズブズブと飲み込まれていく。
「ふあああああぁーー……」
 真央が背中を仰け反らせながらあえぎ声を出す。その中には嬉しさが溢れている。
 真央の中は熱く、ヌルヌルで準備万端だ。
「準備はいいみたいですね。では、入れてみましょうか」
 それを聞いた真央は返事もしないで俺を跨ぎ、チンコを左手で掴んだ。そして入口にあてがうと、ゆっくり腰を降ろしていく。
 先端にくちゅっという感触がした後、チンコが温かい粘膜に包まれていく。
「あん、あ、あ、あ、あぁ、ああぁ……」
 真央の感度は最高まで上げられている。入れるだけで気が遠くなるほど感じているはずだ。
 快感で眉間に皺ができている。背中を丸めてかすかに体を震わせている。
 そして、真央のお尻が俺の腰に当たり、チンコは根元まで飲み込まれた。
 ここで俺はちょっとイタズラ心を出して、乳首を両手で摘んでみた。
「はああああぁー……。だめぇー。そこはだめです。力がー……。動けない……」
「自分だけ気持ち良くなったらダメですよ。ほら動いてください」
「そ、それは」
 そう言いながら真央は俺の胸に手を置き、ゆっくりと腰を上下に動かし始めた。
「う、う、んんっ、はぁ、ん、ん、ん、はぁー」
 真央は息を止めて何回か動くと息を吐き出す。それを何回も繰り返す。
「自分の一番感じる所へ男根が当たるように腰を動かすんです。感じるということは、そこに刺激が必要ということなんです。マッサージで凝ってる所ほど痛いのと同じですからね」
「はぁん、できない。そんなの、できません」
 そう言いながらも真央は自分の内側の壁へぶつけるように動く。
「あん、あん、あん、あん、あん、あ、あ、無理、もう無理、あん、あ、動けない」
 真央がもう耐えられないというギリギリの感じの声を出す。
「止まったらダメです。がんばって。もっと動いて。お腹に力を入れて我慢して」
「はいっ」
 真央の中がきゅんっと締まる。
(おぉ、イイ)
 童貞卒業一週間の俺にはきつい刺激だ。気持ち良すぎて背中からうなじがゾクゾク、チリチリする。
 チンコを持っていかれそうだ。
「もうちょっと。もうちょっとで出そうです。それまでがんばって」
「は、はいっ。でも、早く」
 俺はゴールに向けて下から腰を突き上げる。
 真央の動きと俺の動きが合って、チンコがすごくこすれる。頭の中が白くなる。
 体中がピリピリ痺れる。腰の辺りがゾワゾワする。射精の前兆だ。
「出る。出ます。除霊しますっ」
「早くっ。早くして」
 真央も限界みたいだ。声に全然余裕が無い。
 最後に俺はがむしゃらに腰を突きまくった。チンコの先が真央の奥にガンガン当たって、おかしくなりそうなくらい気持ち良い。
 俺は本当の最後にチンコを目一杯押し込んだ。
 そこで俺は限界を超えた。
「出るぅー。おおおお、お、おぉー……」
 びゅくっ、びゅくびゅく、精液がチンコを通っていく。最高。中出しは何回やっても気持ちいい。
 おしっこした後みたいにブルブルっと体が震えた。
 真央はというと俺の上に突っ伏して、ヒクヒク震えている。
 無事にイケたみたいだ。
 真央が落ち着いたところで、お掃除フェラをしてお湯で湿らせたタオルで体を拭いてもらう。
 お掃除のフェラのくすぐったい感じは良いし、体を拭いてもらうのは王様気分で最高に気分がいい。

 全部が終わったところで、俺は気だるい感じに包まれながら、セックスの余韻を楽しでいた。
 真央は俺に腕枕されながら、俺の横で添い寝している。俺の貧相な体をさわさわと撫で、脚を俺へ絡み付けている。
「先生に占いをしてもらってから、全部が上手くいくんです。ストレスが無くなって体の調子がいいし、お化粧の乗りもいいし、ご飯も美味しいし、仕事も順調なんです。占ってもらって本当に良かったです。とっても感謝してます」
 真央がうっとりした口調で話す。
「占いの素晴らしさを分かってもらえて、僕も嬉しいです」
 そりゃ毎日これだけセックスで感じまくったらストレスなんか消えてなくなるだろう。
 ストレスが無くなれば大抵のことは上手くいくものだ。
 真央には暗示を埋め込んである。
 俺とのセックスが終わり家へ帰って一人になると、俺の事を思い出して体が軽く疼く。だけどオナニーはしない。一人でエッチな事をするのは悪いことだと思い込ませている。
 俺の事を考えながら、セックスの疲れでぐっすりと眠る。
 翌朝仕事が始まると、凄い集中力を出してどんどん片付けていく。俺と一緒にいる時間を増やすために、仕事を早く終わらせて少しでも早く退社するのだ。
 そして、俺の所へ来て二人きりなると、とたんに発情するのだ。そして、たかぶった感情を爆発させるように濃厚なセックスをする。
 それだけで真央の日常は充実したものになっている。
 MCの力というか、人間の潜在能力というものは不思議で偉大だ。
「ところで真央さん。そろそろ二番目の会員を探そうと思ってるんですが、誰かいい人を知りませんか」
 真央の動きが止まる。
 何か考えている。
 別に真央に飽きた訳ではない。ちょっとした理由がある。
 子供ができたら面倒なので真央にはピルを飲ませている。
 それで念のためにピルについて調べて、俺はへぇーと思った。ピルを飲むと四週間の内、一週間は生理みたいに出血するのだ。
 血だらけのセックスはかんべんだ。となると一週間も中出しできない。フェラで我慢すれば良いかと思うけど、中出しの気持ち良さを知った今では難しい。
 そこで急遽二人目の女を手に入れることにしたのだ。
「真央さんの占いの回数を減らそうというんじゃありません。真央さんの占いをしてもまだ僕には余裕があるので、僕の占いをもっと他の人にも知ってもらいたいと思って。どうせなら真央さんの知り合いのほうがいいかなと思うんです」
 真央は今の充実した生活が変わってしまうかもと思ったのだろう。
「それから、真央さんに僕の占いを勉強してもらおうと思うんです。そうすれば、もっとたくさんの人に占いの良さを知ってもらえます。まだ誰にも教えてないんです。真央さんは僕の一番弟子になります。とりあえず教えるのは真央さんだけです。特別です」
 人間は特別という言葉に弱い。女性は特にそうだ。
「それに占いは一対一でやるより、二人でやったほうがもっと良く当たるんです。病気の時、お医者さん一人に見てもらうより二人に見てもらったほうが納得するのと同じです。セカンドオピニオンですね。それに三人のほうが、もっと気持ち良くなって除霊の効果も上がるんですよ」
 女性一人に責められるより、二人に責めてもらったほうが俺の快感が大きくなり、精液もたくさん出るだろう。
 というより、真央が生理の時の交代要員を確保したいことと、せっかくだから色々な女の人とエッチをしたい気持ちのほうが強い。
「分かりました」
 真央がしばらく考えてから答えた。
「じゃあ、真央さんの知り合いで若い女の人を紹介してください。僕の占いは女性ほど良く当たるんです。特に可愛くて若いほど当たります」

 真央には二つの条件を出した。
 一つは若くて可愛い女性だということ、もう一つは独身なこと。
 人妻という響きに惹かれるものがあるけど、面倒なことになるのはイヤだ。人妻を狙うのはもう少しMCに慣れてからだ。
 翌日真央が一人の女性の名前を出した。
 小河原《おがわら》留美、二十歳。
 真央の話によると、今年真央の会社へ短大卒で入った新入社員で受付で働いている。
 とてもカワイイ、良い子らしい。
 俺はその言い方を聞いてちょっと不安を感じた。
 女性、特に若い女の人が『あの子、カワイイ』という時のカワイイは、男が考える可愛いと違うことがある。
 女の人のカワイイは、性格が良いとか、見た目が幼いとか、背が低いとか、顔に重点を置いてないことが多い。
 特に『あの子はイイ子だよ』という場合は、完全に性格オンリーの評価で、見た目を完全に無視してる。逆に見た目が悪い場合のほうが多いくらいだ。
 留美もそのパターンかもしれないと思ったけど、ダメなら適当に占いだけしてリリースすれば良いかと思って、真央へゴーサインを出した。
 まずは留美の詳しい情報を集めさせた。
 するとどうやって集めたのか、かなり詳しい情報を持ってきた。
 留美は実家から通ってる、いいとこのお嬢さんでコネ入社。
 二人姉妹の長女で妹は高校生。両親が厳しくて女子高から短大に進学。料理、洋裁、ピアノが得意でお茶、お花を習っている。短期語学留学の経験があって英会話もできるそうだ。さらに中学校の家庭科と幼稚園の先生の資格まで持っている。
 聞きなれない古風な苗字に、大人しそうな名前だと思っていたけどここまでとは。
 これがお見合いの釣書ならパーフェクトな内容だ。小説の中にしか出てこない空想上の人物設定のような人間が実際に居ることに驚いた。
 真央が良い子だと言うのもうなずける。
 最初は期待してなかったけど、俺は少しワクワクしてきた。

 そして、ある土曜日の昼過ぎ、俺が待つ真央の部屋へ留美がやってきた。
 俺は留美を一目見て衝撃を受けた。
 留美は、既に絶滅したと思われている昭和の大和撫子のたたずまいをしていた。
 漆黒のショートヘアは適度なボリュームがあって、やや内向きにカールしている。
 顔はとても小さい。派手な作りじゃないし、抑えたナチュラルメイクのせいもあり、とても大人しく見える。でも、細すぎない自然な感じの眉も良いし、小さめの鼻と口も良い。なにより瞳がキレイだ。初めての所へ来て緊張しているのかキョロキョロしているが、澄んだ目をしている。
 髪型やお化粧を変えればもっと綺麗になる気がする。
 正直顔だけなら真央より俺の好みだ。
 背は低くて160センチ無い。150ちょっとだろう。
 ただ残念なことに胸がほとんど無い。全体の雰囲気に合っていると言えばそうだけど、かすかな膨らみしか分からない。これは本人も気にしているに違いない。それに胸だけじゃなくて全体に華奢な感じだ。
 服は地味目だけど高そうなジャケットに膝上のスカート。育ちの良さが滲み出ている。
 全体の雰囲気としてちょっとロリが入っていて、まだ高校生に見える。無理すれば中学生でも通用する。
 これはイイ。すっごくイイ。
 男から見ても女から見ても可愛い数少ない女の人だ。女性というより、女の子というほうがしっくりくる。
 男が言うところの可愛いが6、女が言う可愛いが3、動物の子供のようなカワイイが1、それに微量の小動物系虐めてオーラが混ざっている。
 女子高の教室の片隅で詩集を読んでそうなイメージだ。
 正直見た目には期待してなかった。だけど留美は期待以上どころか、良い意味で期待を大きく裏切っている。
 二人目の獲物でこんなハイレベルの女の子が引っかかるとは、俺の運は強い。俺は本当に良い運気を持ってるんじゃないかと思いそうだ。
 このいかにも真面目な、エッチなことなど何も知らない様子の女の子を思い通りにできるかと思うと頭に血が昇ってくる。
 俺は心の中で真央へ親指を立てた。

 テーブルを挟んで俺の反対側に真央と留美が座っている。
 テーブルにはリラックスさせるためにハーブティが置かれている。
「今日は来てくれてありがとうございます。占いの練習台になってくれる人が居なくて困ってたんです。とても助かります」
「いえ、そんな、先輩のお願いですし」
 声も雰囲気どおり可愛い。しゃべり方も控えめでイイ。変に甘ったるくないのはしっかりした性格だからか。
「先生の占いはすっごく当たるから。留美も絶対驚くと思うよ」
 真央がナイスなアシストをしてくれる。
 きっと、ここへ連れてくるにあたり、俺の事を占いの名人だとか、占ってもらって凄く調子が良いとか、色々説明してくれているはずだ。
「それじゃあ、早速占いを始めましょうか。まずは手相からいきます。右利きなら右手を出してください」
 留美がおずおずと右手を出した。
 まだ緊張しているのか、動作が固い。
 留美の手は小さくて綺麗だ。指はほっそりしていて、親指の付け根はぷにぷにしている。ピアノをしているだけに指を大事にしているのだろう。
「手相には三本の基本線があります。生命線、頭脳線、感情線の三本です……」
 真央のときと同じように説明しながら手をじっくりと観察する。
 手荒れはまったく無いし、爪は綺麗に手入れされていてネイルアートは無い。爪の長さは普通の女性よりは短めだ。
 ピアノを弾く人はこうなのだろうか。クラシックの趣味が全く無い俺には分からない。
 俺はパソコンに表示される手相の情報をしゃべりながらパソコンに留美の外見を入力していく。

顔:92点、真面目系、地味系
化粧:ナチュラル
眉:ナチュラル
口紅:普通、ピンク系
髪型:ストレート、ショート、黒
体型:75点
身長:155cm(推定)
体重:42Kg(推定)
3サイズ:78A-55-82(推定)
服装:ジャケット、スカート、普通、グレー、ストッキング無し
靴:ローファー、普通、茶
健康状態:良好(推定)
手:手荒れなし
爪:手入れ良し、ネイルアート無し、マニキュア無し

「真央さんに聞いてるかもしれないですけど、僕の占いは昔からの色々な占いを組み合わせて、それに科学的な統計を取り入れて結果を出します。今からいくつか質問しますので答えてください」
「はい」
「では、生年月日と生まれた時間と場所を教えてください」
「生まれたのは19XX年1月13日の午後二時十三分、東京です」
 手相で俺のインチキ占いを少しは信用してくれたのか、話し方から固さが取れてきた。
 正確な時間を知ってるのは真央が事前に調べさせたのだろう。
 1月生まれということは、まだ誕生日が来ていないので二十歳ということになる。
 そんなことを考えている間にもパソコンの画面には占い結果が表示されている。
「生年月日からすると留美さんは四柱推命で言うと年柱が己巳(つちのとみ)、月柱が丁丑(ひのとうし)、日柱が戊寅(つちのえとら)、時柱が己未(つちのとひつじ)。西洋占星術だと太陽が山羊座、月が獅子座、水星が山羊座、金星が水瓶座、火星が射手座、木星が蟹座、土星が山羊座。星座占いだと山羊座。カバラだと誕生数が6になります。これからいくと……」
 俺の流れるような説明を聞いて、留美はポカーン状態になっている。真央のときと同じだ。
 理解されなくても良いのだ。人間は情報が多いほど正しいと思い込む習性がある。
 今の時点では俺の事を占いに詳しい人だと思ってくれればそれで良い。
「ここまでは昔の占いを組み合わせたもので、僕の独自の占いはここからなんです。今からパソコンの画面に色々な質問が出ますから、どんどんクリックして答えてください。ポイントは悩まず気軽に答えることです。その方が正しい結果が出ます。それじゃあ始めますよ」
 俺はパソコンの画面を留美へ向けて、マウスを渡した。
 留美がえっ、どうしようと慌てている。そして急いでマウスを握り、画面を見つめた。
 画面には早くも最初の質問が出ている
『あなたは女性ですか? はい-いいえ』
 留美が『はい』をクリックする。
 そうして、留美はどんどん質問に答えていった。

 十分ほどで、留美は百問近くの質問に答え終わった。
 ちょっと疲れたようだ。
 俺はパソコンを自分の方へ向けなおし、さっそく解析を始めた。
 ほんの数秒で留美の占い結果、というか性格判断が表示された。
「留美さんは長女ということで常に良い子で居なければならず、がんばりすぎの面が有ります。そんな生真面目すぎる自分が自慢でもあり不満でもあります。それは、自分の体に対する不満にもつながっています。真面目な自分には地味な外見で良いと思う気持ちと、年相応の大人の女性として見てもらいたいという気持ち。男性経験が無いことは良いことだという気持ちと、周りの人間と同じように男性と付き合ってみたい、自分は取り残されているという気持ちが葛藤しています。他に、妹が可愛い反面、自由に生きている妹をねたましく思っています。そういった感情から妹に対して複雑な感情を持っています。このように留美さんはいくつかの相反する感情がありコンプレックスの原因になっています。現在は生来の大人しい性格から押さえつけられていますが、いつか爆発する危険があります……」
 留美が驚いた顔をしている。なぜ、そこまで分かるのという顔だ。
 俺としては当然なんだけど、初めての人間にとっては驚きだろう。
 ただでさえ当たるのに、今回は真央からの事前情報もあった。これで当たらないほうがおかしい。
 これがMC占いの良い点だ。一人仲間を作ると、後は芋づる式に占いを当てやすくなる。事前に対象者の情報を集めるホットリーディングというインチキ占いの手法だ。これでこの後の催眠誘導がぐっとやりやすくなる。
 横では真央が自分の手柄みたいに勝ち誇った顔をしている。
 そして、俺にとってラッキーなことに、留美に付き合っている男は居ないらしい。しかも男性経験は極端に少ないようだ。処女かもしれない。
 もし留美が処女なら真央の大手柄だ。処女を自分色に染める。なんと楽しい響きだろう。
 嫁にするなら留美みたいな女が一番良いのかもしれない。
 絶対浮気しそうにないし、控えめで男を立てる。それでいて芯が強くしっかりしている。胸が小さい事を除けば、顔も頭も良いし、性格も良いし、親は金持ちだし、言うこと無し。良き妻、良き母親になりそうだ。
 本当に処女なら嫁の第一候補にしよう。
 留美の母親を味方に付けたら結婚も夢ではない。
 そうなると俺は婿養子ということになる。俺の家は由緒正しき一般庶民の家だから養子でもかまわない。
 俺は少しの間、妄想に浸ってしまった。

 休憩のため、入れなおしたハーブティを三人で飲んだ。弛緩の時だ。
 留美の俺を見る目が変わっている。
 最初は不審といわないまでも、信頼はされていなかった。それが今は俺の事を尊敬の眼差しで見ている。
 これで安心して次のステップへ進めるというものだ。
「ここまでは僕の占いの序盤です。次からが僕の占いの真髄なんです。それでは次の占いへ進みましょう。次はゲーム形式です」
 真央のときにも使った集中ゲームを準備した。
 真央の時のデータを元に集中と弛緩のリズムを微調整してある。最初はゆっくりしたペースだけど、後半に行くに連れてペースが急上昇するようになっている。
 早速ゲームが始まった。
 留美は優等生らしく集中力が素晴らしい。リズム感も良い。でもゲームをあまりやっていないのか反射神経が足りない。そのため、真央のときよりスコアが低い。
「なかなかの集中力です。でも、もっと集中力を高めていきましょう。集中力はその人の将来性と大きな関係があるんです。占いの大切な調査項目です」
 留美を励ましながらゲームを続けさせる。
 そして、ゲームが半分くらい進んだところで真央を参加させた。
「真央さん。休憩の時には留美さんの肩を揉んであげてください」
 真央には簡単なマッサージを教えてある。俺を揉ませるためだけど、こんな時にも役に立つ。
 男の俺に触られるより女の真央のほうが抵抗が少ないだろう。
「留美さん、休憩の時にはリラックスしてください。集中とリラックスの落差が重要なんです」
 そう、催眠状態へ堕とすには落差が重要だ。
「集中した後のリラックスは気持ちが良いでしょ。どんどん気持ち良くなっていきますよ。占いは気持ち良いんです」
 俺は途中からマッサージを真央と交代した。留美はそれに気付かない。
 マッサージしながら少しずつ留美の体を揺らす。
 そうしてどんどん催眠状態へ追い込んでいく。
 そして、ゲームの終わりを待たずに、留美は催眠状態に入った。真央以上のかかりやすさだ、
 性格の良い留美は催眠にかかりやすいのだろう。きっとあまり人を疑わないのだ。
「留美さん。今はとても気持ち良い状態ですね。占いはとても気持ち良いものです。もっと続けて欲しいですね。続けて欲しかったらうなずいてください」
 留美が目をつむったまま、ゆっくりと軽くうなずいた。
「いいですよー。占いを続けますからね。一緒にもっと気持ち良くなりましょう」
 俺はほくそえみながら、留美をどんどん深く堕としていった。

 前回の真央のときは最初商店街で占いを始めたので途中で移動が入った。
 今回は最初から真央の部屋なので中断無しで続けられる。これも、MC占いのちょっとした利点だ。
 俺は三十分近くかけて、留美を深い催眠の底へ堕とした。誰も邪魔しないので簡単だ。二人目ともなると俺の手際も良くなっている。
 留美には占いが絶対だという暗示を埋め込む。占いだと言うと断れなくした。留美の中で俺の占いが命の次くらい重要になっている。
 そして、エッチの感度を上げる。占いで体を触られると、もの凄く感じてしまうのだ。
「留美さん。今から幾つか質問します。占いのために必要ですから正直に答えてください」
「はい」
 留美がほとんど聞こえない小さい声で答えた。
「あなたは男性と付き合ったことは有りますか?」
「ありません」
 うん、まあ、そうだろう。ここまでの占いの結果で十分予想できた。問題は次だ。
「あなたはセックスの経験がありますか?」
「あ……」
 留美が言いかけて止まる。心理的抵抗が大きいみたいだ。
「この質問も占いには非常に大切です。正確な占いには必要な質問なんです。恥ずかしいことはありませんよ。秘密は守られます。ここにいるのは女性の真央さんと占い師の僕だけです。占い師は決して秘密をしゃべりません。いいですね。もう一度聞きます。あなたはセックスの経験がありますか?」
「……あり……ません」
 留美が言いよどみながら答えた。
 これは凄い。二人目にして早くも処女に当たった。この乱れた現代で凄いことだ。
 これは真央にご褒美をやらないといけない。グッジョブと叫びながら真央を抱きしめてやりたい気分だ。
「あなたはオナニーをしますか。するならどのくらいの頻度でしますか?」
「……月に一回くらい……」
 するんだ。この童顔の女の子でもオナニーするんだ。
 俺は倒錯した気持ちになってきた。
 これだけ聞けば十分だ。あとは留美の処女をもらって、俺の女にすれば完成だ。
「質問はこれで終わりです。今から数を数えたら留美さんは少しずつ目を覚まします。目を覚ましたら、心も体もとてもすっきりしています。僕の占いにはヒーリング効果があるからです。そして、留美さんは僕の占いが大好きになります。もっと、占って欲しくなります。その為には恥ずかしいことも我慢しなければいけません。我慢しないと大好きで気持ち良い占いが終わってしまいます。では数えますよ。ゼロになったら目を覚まします。三…………、だんだん目が覚めてきますよ。二…………、もうすぐ目が覚めます。一…………、目が覚めますよー。ゼロ…………」
 留美がゆっくり目を開いた。
 熟睡した後の気持ちの良い目覚めという感じだ。
「すっきりして気持ち良いでしょう」
「はい」
 留美はゆっくり大きく息を吸い込んだ。
「では占いを続けます。ここからは体を使った占いです。その前に、ちょっと暑いですね。ジャケットを脱ぎましょう」
 そう言いながら俺は上着を脱いだ。
 それを見て、留美もつられてジャケットを脱いだ。
 やっぱり胸はほとんど無い。ブラウスの胸はかすかにしか膨らんでいない。
「まだまだ暑いですね。ブラウスも脱いじゃいましょう。ここにいるのは真央さんと占い師の僕だけです。恥ずかしいことはありません。占いのために必要なんです」
 俺はさっさとシャツを脱いだ。
 留美はためらいながらボタンを外し、ブラウスを脱いだ。
 恥ずかしいのか胸を両手で隠している。手の端から白いブラがチラッと見えている。
 その手をどかせてブラを見てみたいけど焦る必要は無い。あとで好きなだけ見られるのだ。
「ついでにスカートも脱いでリラックスしましょう。占いにはリラックスがとても大事なんです」
 俺は勢い良くズボンを脱いだ。
 だが留美の手は止まっている。スカートは心理的に抵抗が大きいのだ。
「留美さん、スカートで体を締め付けていてはリラックスすることができません。それに占いにはその人の全てを知る必要が有ります。全てを知ることで正しい占いができて、正しい方向を示すことが出来るんです」
 道徳心の高い留美には正しいという言葉が効くはずだ。真面目な人間には正しい事をしないといけない強迫観念が少なからずある。
 俺の少しきつめの言い方で、留美の手が動く。
 ゆっくりとファスナーを降ろし、ホックを外し、スカートを下げていく。
 なんかもの凄く高級なストリップを見ているみたいだ。(見たこと無いけど)
 チンコに凄い勢いで血液が流れ込んでいく。あっという間にガチガチになってしまった。
 いくら真央で女性に慣れたといっても、しょせん何週間か前まで童貞だった俺だ。それに、真央とは違う女性で新鮮味が全然違う。
 留美は片手で胸を、もう片方の手で股間を隠している。恥ずかしさから体に力が入っている。
 華奢な体なのに太ももの付け根や腰は意外とムチっとしている。ウエストのくびれは少なくて下腹部がかすかに出ているところに子供っぽさを残している。
 細いのにあまり痩せてる感じがしないのは、元々かなり骨が細いところへ絶妙に脂肪が付いているからだろう。それで華奢なのに柔らかそうな体付きになっている。
 俺にロリの趣味は無いけど、すっごく興奮してしまう。
「はい、いいですよ。これは占いですから恥ずかしいことはありません。手相を見るときに、手を出すのと同じことです。僕の占いは全身を使うので、邪魔な服を脱いでもらっただけです。占いにはリラックスが必要ですよ。深呼吸して、体から力を抜いてください」
 留美が言われた通りに何度も深呼吸をした。

「さて、まずは唇占いです。僕の唇を使って、留美さんの唇を占います。唇は人間の器官の中でも神経密度が高く敏感な部分です。そのため、詳しい占いをすることができるんです。真央さんも勉強のためによく見ておいてください」
 俺は有無を言わさず留美の顔を両手で挟み少し傾けた。そして、躊躇なくキスをした。
 ひぃっという感じで留美の体が固まる。目も唇も固く閉じられている。エロ漫画で弱みを握られたヒロインが嫌いな男に無理矢理唇を奪われる状況みたいな感じだ。
 そんなのお構い無しに俺は留美の唇を堪能する。
 柔らかくて適度な弾力がある。真央より新鮮な感じがする。
 そういえばキスの経験があるか聞くのを忘れていた。男と付き合ったことが無いのだから、ファーストキスのはずだ。そう考えると、俺はさらに興奮してしまった。
 留美の唇を挟み、はむはむ、もぐもぐと味わい、舌で舐めまわす。
 美味しい。キスって美味しくて気持ちいいんだ。俺は再確認した。
 ここしばらく真央とのただれた関係で、ときめきを忘れていた。
 留美が相手だと、こっちまで童貞に戻った気分になる。
「ベロも占いますから口を開けて」
 唇がわずかに緩んだ。
 すかさずそこへ舌を捻じ込む。そして、留美の口の中を荒らしまわる。
「ん、んっ、んっ、んっ、んっ」
 たまらず留美が鼻から声を出す。その声が俺をさらに興奮させる。
「ベロを出して」
 そう言うとおずおずと舌が伸びてきた。それに俺の舌を絡めまくる。
 唇を隙間無くくっつけて、無茶苦茶に舌を動かす。それだけでは足らなくて、留美の体をギュッと抱きしめた。
 華奢なのに柔らかい。やっぱり女の子だ。
「んーんー、んぅー、んー……」
 留美がじたばたしても俺の蹂躙は止まらない。
 口の中を舐めまくり、舌を絡め、舌を吸う。それを何度も繰り返して、ようやく俺は落ち着いた。
 我ながら興奮しすぎだ。ほんの少しだけ反省した。もうちょっと冷静にならないとつまらないミスをおかしてしまう。
 腕を緩めると、留美はくたぁとして大きな息を繰り返した。
「では次に真央さん、彼女の唇を占ってみて」
 留美が驚いた顔で俺の顔を見た。
「これは占いです。女同士でも変なことはありません。真央さんは僕の一番弟子です。安心して占ってもらってください」
 真央はひるむ留美の顔を持つと自分へ向けてキスをした。
 俺とは違って優しいキスだ。
 しかし、優しいけど濃厚だ。最初から舌を入れてねっとり絡めている。
 やらしい。とってもやらしい。見ているこっちが恥ずかしくなってくる。
 俺のチンコは一刻も早く留美の中へ入りたくてウズウズしている。
 真央はたっぷり時間をかけてキスをしてから唇を離した。
「どうでした」
「柔らかくて、美味しいです。キスのやり方がまだぎこちなくて、男性経験は無さそうです」
 真央が赤らんだ顔で答えた。
「良い占いです。でも、少し足りないですね。留美さんのキスは新鮮で男をドキドキさせてくれます。敏感な反応は男の人に自信を与えて幸せにしてくれます。留美さんと付き合う人は自分に自信を持てて前向きに生きていけるでしょう。留美さんは男を幸せにする運気を持っています」
 それを聞いた留美はどういう反応をして良いのか分からず、うつむき加減にもじもじしている。
「さあ、次はおっぱい占いです。真央さん、ブラを外してあげてください」
 留美がとっさに両手で胸を守る。
「留美さん、これは占いです。両手を下に降ろして、気を付けをしてください」
 留美の手が下がった。恥ずかしさで顔を赤く染めて背けている。
 真央がすかさずブラを外し、留美の胸があらわになった。
(かわいい……)
 俺はそう思った。
 確かに小さい。貧乳だ。でも、小さいけど形は良い。なだらかなお椀型でとてもきれいだ。頂上には小さい乳輪に薄茶色の乳首がぽつんと付いている。乳輪にブツブツは無いし、乳首に変な皺は無い。新鮮でみずみずしい。そして、乳首は硬くなっているように見える。
 真央のおっぱいも綺麗だけど、留美と比べると初々しさでは見劣りしてしまう。
 俺はじっくりと目で犯した。
 留美はプルプルと体を震わせている。
 そっと乳首に触れる。
「はぁっ」
 留美からかすかに声が漏れた。これだけで感じている。
 乳首は硬くしこっている。俺はコリコリの乳首を指先でこすったり、クリクリとこねて遊んだ。
 留美は口をしっかり閉じて声が出るのを我慢している。
 その姿がいじらしくて、もっと虐めたくなってくる。
 俺は両方の乳首を指先でピンピン弾く。バネが入ってるみたいに乳首がはずむ。
 人差し指が疲れたら中指、中指が疲れたら薬指と指を順番に使って乳首を弾く。こんなに楽しいことは、なかなかやめられない。
 俺は飽きるまで続けた。
 終わる頃には留美は大きく肩で息をしていた。

 指の次に、俺は片方の乳首を咥えて、反対側の乳房を揉んだ。
「はんぅー」
 突然の刺激に留美が大きな声を出す。
 美味しい。留美は乳首まで美味しい。乳首のコリコリの食感が楽しい。
 おっぱいは揉むというより指でつまむ感じだ。揉みがいは無いけど、柔らかさはOKだ。
 反応が初々しい。これは真央には無い特徴だ。
 俺は左右の乳首を交互に咥えて留美を悶えさせた。
 留美は体をピクンピクン震わせている。
「ん、ん、んっ、うん、う、うう……、あっ、あん……」
 留美は声を我慢しているが我慢しきれていない。吐息に似たあえぎ声が波のように大きくなったり小さくなったりする。それがまた可愛らしくて新鮮でたまらない。
 満足するまで乳首をしゃぶってから真央と交代した。
 真央は俺の貪るようなやり方と違って優しい愛撫だ。女同士でツボが分かるのだろう。
 唇の間から舌が伸びてねっとりと乳首を転がすのが見える。それがまた、たまらなくエロい。
 真央をこの場に呼んでおいて本当に良かったと思う。これは想定外のエロさだ。
 真央も左右の乳首の間を何度も往復して、留美を悶えさせた。
「真央さんの占い結果は?」
「可愛くて綺麗な胸です。特に先っぽなんか子供みたいでとっても可愛いです。ロリータの趣味がある人にはたまらないと思います」
「いい占いですね。でも僕の占いはちょっと違います。僕の占いではですね……」
 俺はもったいぶって話し始めた。
「留美さんは胸の小ささを気にしています。そして、自分に女性らしさが足りず、早く大人の女性になりたいと悩んでいます。でも、そんな事を悩む必要はありません。胸は赤ちゃんができれば自然と大きくなってお乳が出るようになりますし、年を取れば嫌でも大人の体になります。ほとんどの人は若さを保つのに悩んでいるんです。子供っぽいというのは若さを保っているということで自慢して良いことです。それに胸で一番大切なのは感度。感じやすさです。その点、留美さんの胸は最高です。ほらちょっと触るだけでとても感じてるでしょ」
 俺が乳首を軽くいじると留美は口を大きく開けてあえいだ。
「胸で二番目に大切なのは美しさです。留美さんの胸は控えめですが、とっても美しいです。綺麗なお椀型だし、乳首と乳輪の色の薄さは最高です。人に自慢して良い美しさです。真央さん、今度は二人一緒に占ってみましょう」
 留美を床に寝かせて、真央と俺は同時に乳首を咥えた。
「あはんぅー……」
 留美が一際大きな声を出した。体が反り返り、胸を前へ突き出している。
「真央さん、自分がされて気持ち良かったのを思い出してやってください」
「ふぁい」
 真央が乳首を咥えたまま返事をする。
 それから二人がかりの乳首責めに留美は感じまくった。
 処女らしい敏感な反応で、体が跳ねまくる。
「真央さん、手を遊ばせてたらダメです」
 真央の手が留美の体を這い回る。
 俺の手はさっきから、留美のスベスベの太ももを触りまくっている。留美の肌はスベスベだ。真央より一段上の滑らかさに、これが二十歳の肌だと感激してしまう。
 俺は心ゆくまで乳首を堪能してから真央に聞いた。
「真央さん、どうですか」
「先生のおっしゃるとおり、形も色も綺麗だし、感度も凄く敏感です。うらやましいです」
「そうですね。真央さんの胸も感度は良いですから安心してください。では、次の性器占いに行きましょう」
 二人が離れると留美はぐったりして動かない。
「では、真央さん。留美さんを脱がせてあげてください」
「はい」
 留美はショーツを脱がされても反抗しない。あえぎ疲れて動けないみたいだ。
 留美は真央によって全裸にされ、両脚を少し開かされた。
 俺は顔を近づけて性器をじっくり見せてもらう。

 毛は薄めだ。毛質は細めで縮れが少ない。こんな所まで控えめな感じがしている。
 お手入れをして無いので性器の両側にも少し毛が生えている。でも、薄いのでそれほど気にならない。
 恥丘から大陰唇にかけてふっくらしてて、ぷにぷに感がある。
 処女らしく性器は口を閉じている。
 俺は指で広げてじっくりと観察した。
 割れ目は小さくて子供みたいだ。小陰唇の色素沈着はほとんど無くて、ちょっとだけはみ出している。クリは皮をかぶっていて小さめ。いじらしいという言葉がぴったりだ。
 親のしつけが良いのか恥垢は全く無い。多分、子供の頃から大切なところはいつも綺麗にしておきなさいと言われていたのだろう。
 俺はためらうことなく口をつけた。
「あっ、いやぁー……」
 それまでぐったりしていた留美が大きな声を出して暴れた。
 本気で感じてるみたいで、愛液がトロトロ流れ出てくる。
 留美のエッチな汁は粘り気が少な目で、味は塩気が多く酸味と苦味は少ない。真央より舐めやすい味だ。
「イヤ、イヤ、イヤ、イヤ」
 留美が泣きそうな声を出している。
 だけどなぜか途中から急に留美の声が変わった。
「んふぅ、んっ、んっ、んん、んぅー……」
 何かに口を塞がれたみたいな声だ。
 何事かと思って顔を上げると真央がキスして口を塞ぎ、胸を揉んでいる。
 俺は何も言ってないのに、何と見事なフォロー。『真央、ナイス』と心の中で褒めてあげた。
 上半身の心配が無くなったので俺は飽きるまで舐めまくった。
 留美の太ももをがっしり抱えて逃げられないようにして、膣口、小陰唇、尿道口、クリトリスと丁寧にしつこく舌を使う。
 その間、留美は何度も体をビクビクさせていた。数回イッたに違いない。
 留美の反応も楽しいけど、太ももも俺を喜ばせてくれる。
 手触り良し。弾力良し。頬に太ももの内側の柔らかい所が当たってプニプニするのも良い。全体に華奢で幼い感じなのに太ももだけはしっかり大人の女だ。
 舌が疲れるまで舐め続けて俺はようやく満足した。十分以上舐めてたと思う。
「では真央さん占ってください」
 真央と交代だ。
 真央がクンニしている間、俺は留美の上半身を責める
 キスして、首筋を舐め、乳首を弾き、咥え、乳房を揉む。
 体がピクンピクン跳ねて、反応が楽しい。いくら舐めても舐め足りない。首も乳首も美味しい。一日中でも舐めていたい。
 舐めながら合間に留美へ声を掛ける。
「留美さん、これは占いですから感じてもいいんです。恥ずかしいことはありません。感じるというのはとても良いことです。もっといっぱい感じてください。感じるところを見るのも占いには大切なんです」
 留美からの返事は無い。あん、あんと控えめにあえいでいるだけだ。
「もっと感情を表に出して。隠さないで。感情を隠すことが留美さんのストレスの原因になっています。もっと自分の気持ちに正直になってください。気持ち良かったら、いっぱい声を出していいんです。自分を解放して」
「あっ、あ、あ、あ、あん、あん、あん、あん、あんぅ、う、う、うっ……」
 少し声が出てくる。
「気持ち良いでしょ。僕の占いは気持ちいいんです。もっと、もっと気持ち良くなります。留美さんの体は感じやすいんです。占いを続けると、もっと、もっと感じます。気持ちいいですか?」
「は、はい……。い、いい……」
 留美の返事の声はかすれている。あえぎすぎで喉がかれてるのだ。

 しばらくたって真央が顔を上げた。
「真央さん、どうですか」
「綺麗で小さな性器です。それと男性経験はまだありません」
「そうですね。でも、もう一歩踏み込んで占いましょう。体と性器の小ささから、留美さんの中はかなり狭いと思われます。狭いのはセックスの時に男の人がとても気持ち良いということです。それに感度もとても良い。男の人は留美さんの体に満足するでしょう。すなわち、セックスをすれば男女関係はうまくいきやすいということです」
「先生、質問があります。処女の場合、除霊は必要ないんですか」
 真央が手を上げて俺に聞いた。
「良い質問です。結論から言うと処女でも除霊は必要です。女性の体は生理が始まるとセックスをしても良いわけです。歴史を遡れば遡るほど、性交開始年齢は低くなります。平安時代などは十代前半で結婚してました。そして、セックスすることで精液と男性ホルモンを取り入れます。それに刺激されて体が女性らしく変化するわけです。留美さんの場合、生理が始まって何年もセックスしてないから男性ホルモンが極端に不足しています。それが、留美さんの体つきがまだ子供っぽい原因の一つです。だから、男性ホルモンの補給が必要なわけです。もちろん、誰の物でも良いというわけではありません。良い精液じゃないとダメです。それに体の中に溜まった悪い物を清めるためにも除霊が必要です。人間は生きているだけで体の中に悪い物が少しずつ溜まってしまうんです」
「分かりました」
「留美さんには男性ホルモンが足りず、体の中に悪い物が一杯溜まってます。では真央さん、どうしたら良いと思いますか」
「先生の精液を飲めば良いと思います」
「じゃあ、真央さん精液の飲み方の見本を見せてもらえますか」
「はい。留美、よく見ててね」
 真央が嬉しそうに返事した。
 真央は俺のニットトランクスを降ろして、チンコを手に取った。
「こうやって、男根様に一生懸命お願いするの」
 そうして喜んでペニスを舐める姿を留美へ見せる。両手は俺の太ももを掴んでいる。典型的な仁王立ちフェラだ。
「丁寧に愛情を込めてご奉仕するのよ。そうすればたくさん精液が出て、良い除霊になるの」
 留美がぼんやりした目で真央のやり方を見ている。まだクンニの衝撃から回復していないみたいだ。
 真央はすぐにフェラへ没頭した。
 留美へ見せることなんか忘れてしまっている。
 チンコを一通り舐め終わると、深いストロークでフェラを始めた。
「お、お、おっ、真央さん、ストップ。ダメです。飲むのは留美さんなんだから、やりすぎたら」
 俺は慌てて真央を止めた。かなり興奮している俺は、あやうく漏らしそうだった。
「次は留美さんです。さあ起きてください」
 そう言っても留美は体に力が入らず一人では起きられない。真央に支えられてなんとか正座した。
 俺は脚を開いてチンコの高さを調節した。チンコがちょうど留美の口の高さにきている。
「留美さん、口を開けて。男根で留美さんの口の中を占います。それから除霊と男性ホルモンの補給をします」
 留美が少しだけ口を開けたので、俺はチンコをゆっくりと捻じ込んだ。
「んっ」
 亀頭が留美の口の中へ収まった。留美の小さい口が大きく開かれている。少し苦しそうだ。
「歯を当てたらダメですよ。男根が怪我してしまいます。それで、舌で舐めるんです」
 留美の舌が控えめにチロチロと縫い目の所から先端にかけて当たる。
 処女にフェラさせる興奮で、つたない舌の動きが快感に変わる。俺は初めてフェラしてもらった時みたいに感動していた。
「もっと舌を動かして。全体に舌を絡めるようにして。舌から力を抜いて優しく絡ませて。そう、いいです。その調子です」
 気持ちいい。若い子にフェラさせるのはたまらん。俺はおっさんみたいなことを考えていた。
「留美さんの口の中は温かくてとても気持ち良いです。それに留美さんには男の人を喜ばせる才能が有ります。相手さえ選べば、男性関係はきっと上手くいきます」
 今日はまだ一回も出していないので俺は早くも精液があがってきた。一回出さないことには、興奮して仕方が無い。
 唇の締め方も舌の使い方もなってない。でもそのもどかしさが俺を興奮させる。
「留美さん、唇を締めて、舌を動かして」
 ショートヘアの小さい頭をつかんで、イラマチオ気味に腰を突き入れる。留美がむせないようにチンコの半分しか入れないが、それでも苦しそうだ。
 俺の興奮はピークに達した。
 処女相手に我慢する必要は無い。早く出してあげたほうが留美のためだ。
「留美さん、口の中へ精液を出しますからね。こぼしたらダメですよ」
「出る瞬間に息を止めるの」
 真央が横からアドバイスする。
 気持ち良くて、興奮しすぎて、これ以上耐えられない。
「で、出ますっ」
 言うと同時に精液が噴き出していく。
 びゅくびゅくびゅくびゅくびゅくー、びゅるびゅるびゅるびゅるびゅる……。
 今日一発目のドロドロの精液が留美の口の中へ飛び出し、溜まっていく。
 処女の口の中へ出す背徳感で頭が痺れる。
「吸って、吸って、吸って。全部吸って。出なくなるまで、吸って」
 留美が口をすぼめて健気にチンコを吸う。なんていじらしい。
 俺は少し感動しながら、快感で体がぶるるるっと震えた。
 最後の一滴まで出し尽くして、残り汁も全部留美に吸わせてから俺はチンコを抜いた。
 精液がこぼれそうになり、留美が慌てて口を閉じた。
「留美さん、出したらダメですよ。全部飲むんです。最初は飲みにくいですが、良薬は口に苦しです。すぐに慣れて美味しく感じるようになります」
「一度に飲むとむせるから、少しずつ飲むの」
 真央の経験による的確なアドバイスだ。
 言われた通りに留美が苦しそうな、とまどうような、変な顔をしながら精液を飲んでいく。
 喉が動くのを見ると精液を飲ませてる実感が湧いてくる。凄い満足感だ。これだけでも留美を占った甲斐があったと思う。

 精液を飲み終わった留美を真央が洗面所へ連れていき、口をゆすがせうがいをさせた。
 俺はベッドの上で寝転がり、戻ってくるのを、まだかなまだかなと待っていた。
「もう一度除霊してもらうために、先生に気持ち良くなってもらうの。私の真似をして」
 真央がそう言って俺の体へ口を付けた。
 留美はそれを黙ってみているだけだ。処女には敷居が高いのだろう。
「ほら、これも占いの一部なの。先生に気持ち良くなっていただかないと、次の占いができないでしょ」
 真央の催促で、ようやく留美が口を付けた。
 正直、俺は一回出したくらいでは興奮が治まらず、チンコは九割方勃起している。そのままでも挿入できるけど、せっかくの処女に全身リップさせるというチャンスを逃す手は無い。
 俺は二人がかりの口での愛撫を堪能した。真央一人にはよくやってもらっているけど、二人同時はイイ。二倍以上の気持ち良さだ。特にダブル乳首やダブル太もも舐めは効く。
 俺のチンコはすぐにフル勃起状態に回復した。
 留美は一生懸命に舌を使っている。心の底から真面目な女の子だ。けなげに、いじらしく俺の体をペロペロ舐めている。捨てられた子犬みたいな必死さがある。
 それを見ているだけで、俺の征服欲は満たされていく。
「女性は生理が始まったらセックスをしたほうが良いんです。ただ相手は僕みたいに良い運気の持ち主じゃないとダメです。悪い運気の男だと逆効果になります」
 留美は黙々と真央はのめりこむように俺を愛撫している。
 口だけではなくて四本の手が俺の体をさわさわと這い回っている。もう、気持ち良くて、くすぐったくてたまらない。
「人間は何もしなくても空気や食べ物から悪い物を取り込んで体の中に溜め込んでしまうんです。だから定期的に除霊しないといけません。そうしないとどんどん運気が下がり悪い方向へ進んでしまいます。昔の人はそれを知っていたから若いうちに結婚してセックスしていたんです。今の世の中で中学生で結婚というわけにはいきません。だからせめて若いうちに特定の男性を決めてセックスしたほうが良いんです。処女のほうが良いというのは占いの考えでは間違っているんです」
 俺は処女は良くないというのを切々と訴える。
「もっと、先生を気持ち良くしなくちゃ。唇も舌も手も脚も胸も全部使うの」
 真央が蕩けた顔で俺へ胸をこすりつけながら留美へ言う。
 真央は俺の助手と言う立場に陶酔しているみたいだ。俺が何も言わなくても的確に行動する。元々頭が良いのだ。状況に応じて自分で考えて動いてくれる。美人で頭が良くて俺の言うことを何でも聞いてくれる最高の助手だ。
 留美は真央の指示に素直に従っている。そのささやかな胸を俺の体へ押し付けている。
 胸の柔らかさはちょっとしか感じないけど、処女のがんばる姿に俺は興奮すると同時に熱いものを感じる。
「二人とも、もういいですよ。では留美さん、最後に性器へ男根を挿入して除霊をすると同時に性器占いをします」
 留美の動きが止まった。恐れからひるんでいる。
 ここが正念場だ。留美に納得させないといけない。
「体の中に悪い物が溜まってるんですから除霊は体の内側からやらないと効果がありません。それにこれは占いでもあるんです。体の中で一番敏感な男根を使って一番敏感な性器を調べる。これは当たり前の事で、一番正確に占うことができます。セックスではなくて、除霊であり、占いなんです」
 留美は黙っているが、まだ躊躇している。留美にとって処女はそれほど重要なものなのだ。
 だからこそ二十歳にもなって処女を守っているのだろう。
「除霊しないとどんどん運勢が悪くなっていきます。留美さんに色々悩みがあるのは、体の中に悪い物が溜まっているせいです。そのために悪いほう、悪いほうへと考えてしまっています。除霊して、それを取り除くと良い方向へ考えを変えることができて、運気が上がっていきます。それに男性ホルモンを取らないと留美さんがなりたい大人の女になれません。子供のままでいいんですか」
「で、でも……」
「除霊は口からと性器からの両方からしたほうが効果が高いんです。口からだけだと半分の効果しかありません。留美さんは素質があります。素質はありますが、まだそれを活かせきれていません。とても感じやすいので大丈夫です。ほとんど痛くありません。それに今からやるのは占いです。痛い占いなんて聞いたこと無いでしょ。占いだから痛くありません。安心してください」
 よこから真央が割り込んでくる。
「セックスしたら綺麗になるっていうでしょ。あれは本当なの。それに私は先生に除霊してもらってるおかげで悩みなんか無くなったし、体調はいいし、仕事はうまくいくし、良いことばかりよ。留美もやって頂きなさい。絶対後悔しないから。それに先生の占いはすっごく気持ち良いの。留美も驚くと思う。私も最初の時は感動したもの」
 真央が絶好の援護射撃をしてくれる。これぞMC占いのメリットだ。
「分かりましたか。いいですね」
「…………はい……」
 少しの間の後、ようやく留美が返事した。

 留美の脚を大きく開いて、俺はその間に陣取った。
 何を思うのか留美は目を閉じてじっとしている。
「留美さん、力を抜いて。痛くないから。すぐに気持ち良くなります。誰でも経験することです。留美さんは遅いくらいです。大きく深呼吸して。そう、続けて」
 留美がぎこちなく深呼吸を繰り返す。破瓜の恐怖からか緊張している。
 その息を吐くタイミングに合わせて、俺はチンコを押し込んだ。
 留美が息を飲む。まだ亀頭が入りかけてるだけだけど、痛みに対する本能からか逃げようとする。
 頭では痛くないはずだけど、体が無意識に痛みを感じてるのかもしれない。
「痛くないですよ。占いは気持ちいいんです。はい、深呼吸して、そう……」
 留美の中をこじ開けるようにして、さらにチンコを入れた。
 でも、すぐに、行き止まりにぶつかった。
 これが処女膜か。
 チンコの先っぽしか入って無いけど、留美の中が狭いのが良く分かる。亀頭がきゅうきゅうに締め付けられている。
 俺は留美の上へ体を倒し、しっかりと抱きしめた。
「残りは一気に行きます。僕の体につかまって。大丈夫だから」
 留美が泣きそうな顔をしながら俺にしがみついた。
「いくよ」
 俺は声を掛けて、思い切り腰を突き出した。
「んっ」
 その瞬間、何かが破れる感触とともに、チンコが留美の中へ潜りこんだ。
 チンコが根元まで埋まり、一番奥に行き当たる。
(やった!)
 処女膜を破った。留美の処女を奪った。俺は初めての経験に感動した。
 留美を自分の物にした実感が沸々と湧いてくる。
 留美の中は狭い。それに初めてだけに固い。無理矢理挿入した感が強い。締め付けられるというより肉壁がチンコを押し出そうとギュウギュウ攻めてくる感じだ。
 真央の中とはかなり違う。人によってこんなに違うんだと俺はしみじみ思った。
「全部入りました。これで大人の女になりました。入ってるの分かりますか」
「はい」
 留美が涙を浮かべた目で俺を見た。色々な感情が溢れて涙がこぼれそうになっている。
「痛くない? 大丈夫?」
 留美がうなずく。
「じゃあ、動きますね」
 念のためゆっくりチンコを出し入れする。処女膜の残りらしきものがカリに引っかかって何だか気持ちいい。
 俺は快感に包まれながら腰を動かした。
 抜く時も入れる時も亀頭がすごく虐められる。チンコの先から頭まで痺れっぱなしだ。
 一回出してなかったら、すぐに射精してしまっただろう。
「留美さんの中はとっても気持ち良いです。男の人を気持ち良くするいい性器です。留美さんと付き合う男はとても幸せです」
「う、う、ん、ん、ん、ん、ん……」
 留美は俺の動きに合わせて鼻から声を出している。
 早くもチンコで感じてきているみたいだ。
「留美さんはどんどん気持ち良くなります。突かれれば突かれるほど感じます。僕のペニスで占うと今まで経験したことが無いくらい感じます。人生で一番感じます」
「んっ、あっ、あ、あ、あ、あん、あん、あん、あぁ、はぁ、あぁん……」
「もっと、くっついて。キスしましょう」
 俺と留美はお互いにしっかり抱き合いながらキスをした。
 唇をぴったりくっつけたまま、お互いに舌を吸い合う。恋人も真っ青の超濃厚なキスだ。
「んんんん、んふぅ、んふぅー、ふうううぅー、ふぅーん……」
 留美の鼻息がエロい。誰に教えられたわけでもない天然のエロさだ。
 留美の手が俺の首にかかり、顔を引き寄せられる。
 俺は舌を通して唾液を流し込んでやる。留美がそれをコクンコクンと飲み込む。
 いつの間にか留美の腰が下から俺を迎え撃つように動いている。
 俺も最大スピードで腰を突き入れる。
 チンコがゴリゴリこすられる。先っぽがガンガン一番奥に当たる。快感で全身にピリピリ電流が流れる。頭の中はチンコをこすることで一杯だ。
 留美の中もキュッ、キュッと締まり始めた。
 ただでさえ狭いのに、さらにきつくなり、俺のチンコは持っていかれそうだ。
(気持ちいい。すごい。もっと。もっとこすりたい。もっと突きたい。もっと奥へぶつけたい)
 俺は猿のように腰を動かした。もうそのことしか考えていない。
 気持ち良すぎて何も考えられない。
 このままだと、すぐに射精してしまう。でも、気持ち良すぎて止められない。
「あん、あん、あぁ、あっ、はぁ、はぁん、んぅ、んん、んふぅ、ふぅん、あぁ……」
 留美も声を出して感じている。とても初めてとは思えない感じぶりだ。もう全く痛みは無いみたいだ。
「すごいよ。すっごく気持ちいい。最高だよ。最高に気持ちいい」
 俺は叫ばすにはいられなかった。
 精液がすぐそこまで上がってきている。
 まだ終わりたくない。もうちょっと。俺は歯を食いしばって、全身に力を入れて耐える。
 そして全力で留美を突き続ける。
「あぁ、出そう。もうすぐ出そう。お、お、出るよー。出るからねー」
「あん、は、はい」
 気持ち良さのあまりに、俺は占いとか相手が初めてだとか完全に忘れていた。射精のことしか考えていない。
 ただひたすら腰を突き入れて、もっと気持ち良くなろうとする。
「締めて。オマンコ締めてっ。お腹とお尻に力を入れてオマンコ締めて」
「ん、ん、んん、んんんんぅー……」
 留美の中が一段と締まった。
(ダメだっ。出るぅー)
 そこが俺の限界だった。
「出すよ。一杯出すから。中で受け止めてっ。おおっ、おおおおお、うっ、んっ、んんんんふぅー……」
 俺はうめきながら渾身の射精を放った。
 留美が安全日か確認していない。どうでも良かった。妊娠してもいい。いや、孕ませてやると思った。
 びゅくん、びゅくびゅくっ、びゅく、びゅるびゅるびゅるびゅるー……。
 精液が噴き出して留美の中を精液で満たしていく。
(凄い。凄い出る……)
 びゅるる、びゅるる、びゅるるるるー、ぶしゅるるるるー、びゅるっ、びゅるっ、ぴゅるるっ、ぴゅる……。
 二回目なのに一回目の倍以上出る。射精量の自己記録を大幅に更新している。
 俺は少しでも奥へ出そうとチンコを目一杯押し付ける。
 それに対応して少しでも絞り取ろうと留美のオマンコがきゅうきゅう締まる。
「お、お、おおぉ……」
 タンクが空になるまで出した。しばらくは何をどうやっても出ないと感じるくらい出した。出しすぎてお腹にぽっかり穴が開いたような感覚だ。
 俺は力尽きて留美の上へ倒れ込んだ。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……。出たの分かった?」
「はい……。お腹に……、広がってます……」
 留美がかすかにうなずいた。

 最後の一滴まで出し尽くした後も、しばらくチンコを入れたままで余韻を味わった。
 そして、何度か出し入れして射精後のチンコのこすれる感覚を楽しむ。
 それから後ろ髪を引かれる思いでチンコを抜いた。いつまでも入れていたい最高の性器だ。
 留美の股間から赤い物がかすかに混ざった精液がとぷとぷと溢れてきた。

 真央が留美の後始末をしている。
 留美はぼんやりとしてされるがままだ。
 留美は全身が汗ばみ、肌がしっとりしている。汗で濡れた可愛いおでこに髪の毛が何本か張り付いている。
 俺は留美に添い寝して頭を撫でながら言った。
「全ての占いが終わりました。それで、占いの結果が出ました。留美さんに一番ぴったりの男性は、驚くことに僕でした。偶然ですがセックスの相性が最高です。とても気持ち良かったでしょう。初めてであんなに感じたのが証拠です。あなたは僕と付き合うと最高に幸せな人生を送ることができます。僕以上に相性の良い人はめったに居ません。一生現れないかもしれません」
 もちろん俺以上に相性の良い男は現れない。
 もし現れるとしたら、それは留美以上に彼女としてふさわしい女性が俺の前に現れたときだ。
 それまでは留美に俺の彼女になってもらおう。
「留美さん、分かりましたか。僕と付き合いますか?」
「はい……」
 留美が弱々しく目を開いて、うなずいた。
「じゃあ、今から僕と留美さんは恋人同士です。これからは留美と呼ぶね。二人は恋人同士だから隠し事はダメだよ。何でも正直に答えてね」
「はい」
「気持ち良かった?」
「……良かったです」
 留美が恥ずかしそうに言う。
「僕の占いは気持ちいいんだよ。次はもっと気持ち良くなるから。留美はたくさん除霊して男性ホルモンを取らないといけない。今までやってなかった分を取り戻そう。じゃあ、もう一回除霊をやるからね」
 そう言って、俺は留美へ覆いかぶさり、おっぱいへ吸い付いた。

< 続く >

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