■第6話 さよならマリちゃん -30- それからというもの萬次郎は、花火大会が終わった次の日のヤンキーのように、目的を失った虚ろな目をして、ただただボンヤリと暮らしていた。 「マンチロウサン、コレ、イツモノ、イツモノ」
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謎の黒い手帳。手帳に書かれた女の子に秘密の暗号を告げると、たちまち女の子はヤリたい放題に………
ヤリマンファイル 第5話
■第5話 黒い手帳の謎 -23- 変態旦那から、黒い手帳の秘密を何も聞き出せなかった萬次郎は、既に名前が2つしか残っていないその不思議な黒い手帳をぼんやりと眺めていた。 (あの奥さんの所に、月に一度のペースで男達が来て
もっと読むヤリマンファイル 第4話
■第4話 京香さん -16- 立て続けにヤリまくっていたせいで、いつしか黒い手帳の女の名前は、残す所あと3人となっていた。 たった半月の間に次々と美女達を喰いまくった萬次郎は、残り少なくなった3人の名前を見つめながら
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■第3話 マリちゃん -9- 黒い手帳に記されている女は、どう言うわけか全員が美人だった。 モデル顔負けのイイ女から、まるでアニメから飛び出て来たような美少女と、今まで萬次郎とはまったく縁のなかった美人達がズラリと勢
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■第2話 ゆいちゃん -6- 昨夜、坊主頭のヤクザに散々蹴りを入れられた脇を優しくさすりながら、萬次郎は6畳一間の寮の片隅で、煎餅布団にひっくり返りながら黒い手帳をパラパラと捲っていた。 息をする度に肺の肋骨辺りがズ
もっと読むヤリマンファイル 第1話
■第1話 あずみちゃん -1- 萬次郎は、歌舞伎町にあるブランドショップのショーケースの中を覗き込んでは、何度も何度もその値札に付いてる「0」を数え直した。 新宿の空は薄暗くなりかけ、次第にネオンが目立ち始めると、歌
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