「行ってきまーす!」 玄関の扉を勢いよく開けて、僕は家を飛び出した。 今日は月曜日、新しい週の始まりだ。 土日の間はクラスメイトと顔を合わせる機会がなかった分、久しぶりに学校に行くのが待ち遠しい。 もちろん、ユウ
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もうじき登校する生徒たちでごった返すであろう往来の真ん中で、憧れの由梨ちゃんは。
その大きめの胸の先端にある可愛らしい飾りも、下半身のいやらしい襞も。
女の子が隠すべきところ全てを、まるで全世界に見せつけるかのように晒していた。
それなのに肝心の由梨ちゃんは、キョトンとした表情で自分の体を見下ろして聞き返してくる。
「ふぇ?何かおかしかった?『学校にはこの格好で行くのが常識』だから、『何もおかしくない』と思うんだけど……」