幼なじみが中二病の催眠術師だが問題ない 後編

後編  ―――今朝、イオリは俺を起こしにこなかった。  まあ、当然だろう。ケンカしたとき(というか俺が一方的に腹を立てたとき)の朝は、いつもビクビクしながら玄関で俺を待つのがアイツのいつものパターンだからな。  そう、い

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幼なじみ

プロローグ  美波がいけないんだ。  そう思いながら俊は突っ立ったまま動かない、いや、動けなくなった美波を見ていた。  これからしなくちゃならないことを考えると身体がすこし震えた。 「服、脱がすよ」  俊がそう言うと美波

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