タクマ学校 その5

その5

小学生 佐久間ユウタ

「おっす、ユウタ。元気にしてた?」

 家に帰った僕は、玄関に見慣れないハイヒールをみつけました。リビングのドアを開けると、珍しく、理沙さんが来てました。理沙さんは、お母さんの妹で、雑誌の編集のお仕事をしています。

「お帰りなさい。学校どうだった?」

「ユウタ、クッキーいる? おいしいの買ってきてあげたんだから、感謝しなさいよ。」

 お母さんが紅茶を入れています。理沙さんは、クッキーをカジりながら、いつもの調子で僕の頭をクシャクシャって撫でました。

「理沙さん、なんでいるの?」

 僕があんまり状況がわからなくて訊くと、理沙さんはオーバーに驚きます。

「なによー、その言い方は。私がここにいちゃ駄目みたいじゃない。お姉さんショック。今日はね、結婚した友達が近くに新しく住むことになったっていうから、午後からお休みとって遊びに行ったの。お腹に赤ちゃんがいるんだけど、今日はちょっと調子悪かったみたいだから、早めに切り上げて、こっちに寄ることにしたの。でもユウタが嫌がるんなら、早めに帰っちゃうから、いいですよー。」

「え? ・・いや、別に、・・嫌じゃないよ。」

 理沙さんは、母さんとは正反対で、すごくハキハキした感じのキャリアウーマンだから、僕はいつも自分のペースで話すことが出来なくて、モタモタしちゃいます。

「何モゴモゴ言ってんの? 冗談だってば、もう。姉さんに似て、ユウタも本当おっとりしてるね。学校でイジメられたりしてない?」

「そんなことないわよね? ユウタこないだもお友達一杯おうちに遊びに来てたもんねぇ。」

 ニコニコしているお母さんが、首をちょっと傾げながら、フォローします。僕は理沙さんにからかわれてるのがわかって、顔が赤くなりました。何も言えずにうつむいて、自分の部屋に駆け上がってしまいました。僕は学校でもどこでも、誰かにからかわれると、言い返せなくて、いっつもこうやって逃げちゃうんです。でも、そんな僕も、最近はちょっとずつ強くなってきていると思います。ランドセルを下ろして、しばらく迷ったけれど、僕は机の棚に置いてあるメトロノームを両手に抱えると、またリビングに降りることにしました。理沙さんは、お母さんより4歳年下だから、28歳か9歳。お母さんと顔立ちは似てるけど、眉毛がキリっとしてて、アゴもしゅっと細くって、ヤリ手のビジネスウーマンっぽい雰囲気の美人です。性格はお母さんとは正反対で・・・。本当はいい人なのに、ちょっとだけ意地悪なところがあって、いつも僕をからかってくるから、今日は仕返ししてやるんです。

「あ、ユウタが戻ってきた。ほら、クッキー食べなよ。」

「理沙さん。クッキーよりね、学校で今流行ってる、リズム感を測るゲームがあるんだ。僕に勝てる?」

「なになに? ゲームだったらやるやる。近頃の子供はテレビゲームばっかりやってるのかと思ってたんだけど、そんなもん使うんだ。なんか面白そうじゃん。」

 前にタクマ君が僕に教えてくれた『ゲーム』を持ちかけると、理沙さんはすぐにノってきてくれました。お母さんは前にこの『ゲーム』に引っかかったことがあるのも忘れているから、面白そうに理沙さんと僕のやりとりを見守っています。

 最初は手拍子をしながら、次に僕の言葉通りに手を止めて、ゆっくりになってくるメトロノームが刻むリズムに、理沙さんは真剣に聞き入ってくれています。僕はタクマ君の言葉を一生懸命思い出しながら、理沙さんの呼吸に合わせて声をかけていきました。タクマ君の催眠術の秘訣の一つは、呼吸だそうです。呼吸のタイミングとこちらが話しかけていくタイミングを、注意深く調節しながら呼びかけていくと、どんな人でも被暗示性が凄く高まる瞬間があるんだそうです。僕はお母さん以外の人に催眠をかけるのは今回が初めてだったんで、緊張しながら理沙さんの表情を伺って話し続けていました。

 だんだん疲れてきたんでしょうか。理沙さんの瞬きが少しずつ増えてきて、ゆっくりになってきたような気がします。

「理沙さんはリズムに集中していくと、無駄な力が抜けて、どんどんリラックス出来ます。ほら瞼も重―くなってきましたよ。」

 頭よさそうな、理沙さんのいつもの鋭い表情が消えて、瞼が半分ぐらい閉じかかってます。

「ほら、くっついた。上の瞼と下の瞼が離れませんよ。でもとってもいい気持ちです。どんどん深―い集中状態に入ります。体の無駄な力は全部抜けちゃいますよ。ほら、頭も重たーい。」

 理沙さんが瞬きをした瞬間を見計らって、目を完全に閉じさせました。理沙さんは僕の言葉通りに、ガクリと頭が前に落ちて、俯いた状態になりました。テーブルの向こう側で、お母さんが同じ姿勢になっちゃてます。お母さんはもう簡単に落ちちゃうようになっています。僕はタクマ君の言ってた注意を思い出して、慎重に理沙さんの意識をどんどん深い催眠状態に落とすことにしました。理沙さんの顔の表情だけじゃなくて、体の色んな関節や、両手の指先にも注意をします。顔は催眠にかかったようなふりが出来るそうですけど、体全体の様子を見ていれば、どこかに緊張感を残している人と、弛緩しきっている人とは見分けがつくそうです。どこがどうなって、っていうところはまだタクマ君も説明出来ないそうですが、確かに僕にも、理沙さんの顔だけじゃなくて、腕のたれ方、膝の開き方、ちょっと痺れているように開いた手の指とかを見ていると、理沙さんの催眠が確実に深まっていくのがはっきりわかってきました。

 必要なかったかもしれないですけど、僕はタクマ君がお母さんに催眠をかけていった時と同じように、理沙さんの体の一部を硬直させたり、痒くさせたり、そこにないお花を見えるようにしたり、数字を忘れさせたり、一つ一つの初歩的な催眠を丁寧にかけていきました。最初のうちは、こういうステップを大事に踏んでいくことで、理沙さんの催眠を確実に深めることが出来ると思ったからです。あと、もし突然理沙さんが起きちゃったりしても、冗談ですむような暗示なら、安心だと思ったからです。でもすぐに、理沙さんはそんな心配がないぐらい、深い催眠状態に落ちてることが判りました。負けず嫌いの理沙さんは、『ゲーム』に勝とうとして、最初からすごい集中力で僕の言葉を受け入れていてくれたのかもしれないです。すぐに僕は、もっと思いきった暗示をかけていくことにしました。

「もう一度言いますよ。目を開けると、二人とも綺麗なビーチにいます。とっても気持ちよく目が覚めますよ、1、2、3!」

 いくつか暗示を植えつけて、両手を叩くと、理沙さんもお母さんも目を覚ましました。お母さんが、嬉しそうに立ち上がって、大きく伸びをしました。理沙さんは、まだ不思議そうに左右をキョロキョロしていますが、お母さんは黄緑色のワンピースをするすると脱いで行きました。

「理沙さん、あなたは今どこにいますか?」

「・・・海岸・・?」

「そうですよね。服の下に水着をちゃんと着てますよね。あなたはこれから何をするんですか?」

「服を脱いで・・うーん・・水着に? ・・なる」

 理沙さんはどうも腑に落ちないみたいに首をかしげて眉をひそめていましたけど、自分を納得させるみたいに僕の質問に答えながら、立ち上がって、水色の、シャツを脱いで、スーツのズボンも脱ぎました。レースでバラみたいな柄の、大人っぽい下着が出てきました。スタイルもいい理沙さんは、やっぱり格好いい女の人って感じがして、僕は体がカァっと熱くなりました。

「ちょ、ちょっと姉さん。水着まで脱いでどうすんのよ。」

 下着姿の理沙さんが、薄いピンクの下着も全部脱ごうとしているお母さんに駆け寄りました。お母さんは不思議そうに理沙さんを見ています。

「どうしてかしら? ここはヌーディストビーチでしょ? 理沙ちゃんも脱ぎなさいよ。」

「え? ・・そりゃーそうだけど・・、お姉ちゃん、性格変わってない? そんな・・そんな平気で外で裸になるような人じゃ・・」

 どうもお母さんに比べて、理沙さんがまだちょっと、反応が鈍いみたいです。

「理沙さん。ここはどこですか?」

 理沙さんは僕にきかれると、迷ってるようにちょっとの間、ためらっていたけど、ちゃんと答えてくれました。

「え・・その、ヌーディストビーチです。」

「ここにいるあなたたちは、どんな人たちなんですか?」

「私たちは、・・ヌ・・ヌーディストです。」

「そうです。僕の目をよーく見なさい。あなたたちはヌーディストです。裸を見せ合うのが大好きです。全裸になるんですよ。わかったら、ちゃんと自分の口で繰り返しましょう。」

「私たちはヌーディストです。裸を見せ合うのが大好きです。全裸になります。」

「まずは水着の上を脱いで、おっぱいを隠さず見せびらかしなさい。」

「はい。・・・まずは水着の上を脱いで、おっぱいを隠さず見せびらかします。」

 二人が呆然と立ち尽くして、僕の話を聞きながら、僕の言う通りの言葉を口にしていきました。さすがは姉妹。声がぴったり揃っていました。本当は心臓が爆発しそうに心配でドキドキだったんですけど、タクマ君に言われたとおり、自信たっぷりに暗示をかけたら、上手くいったみたいです。今度はお母さんだけじゃなくて、理沙さんも嬉しそうにブラジャーを脱ぎ捨てて、両腕を背中に回すと、背筋を伸ばして胸を突き出しておっぱいを見せつけてきました。お母さんと二人並ぶと、どっちも大きなおっぱいなんですけど、理沙さんの方がハリがあって固そうな感じがしました。真正面から見ると、二つの乳首が斜め外側の上の方を向いています。ウエストのあたりも、お母さんよりも締まっていて、よく運動をしてる感じがします。お母さんは太ってはいませんが、もっと柔らかくて、ちょっとだけポヨっとした体です。二人とも息子と甥の前で、パンツ一丁でおっぱいを突き出して嬉しそうに微笑んでいます。僕はまた体がボアァーって熱くなってきました。

「水着の下も脱いで、スッポンポンになりなさい。」

「はい。水着の下も脱いで、スッポンポンになります。」

 お母さんと理沙さんが、パンツを下ろしていくと、二人の毛が見えてきました。毛質は二人ともそっくりでした。前の詩織さんとか由利恵さんとかと比べると、ちょっと濃い方かもしれません。僕は二人に、海に入る前にラジオ体操をさせました。二人が両手を振っておっぱいを変形させるところとか、足を開いて、ちょっと僕の目線からアソコがはみ出してるのが見えるような姿勢になってるところとか、ピョンピョン飛び跳ねて、おっぱいもお尻もブルブル弾んでるところとかはとても面白かったので、何回もやり直してもらいました。海に入りました、と僕が言うと、二人はクロールやバタフライの手つきで、はしゃぎながら部屋をグルグル回りました。

「はい、お母さんも理沙さんも、十分泳ぎましたね。砂浜に上がって、お昼寝しましょう。でもあんまり日に焼けちゃうといけないんで、日焼け止めのクリームを、お互いの体に塗りあっこします。ほら、両手を出して。」

「はい。両手を出します。」

 僕はテーブルの上、紅茶のトレイにのってたハチミツの容器を持ってきて、二人の両手にたっぷりハチミツを出してあげました。二人はちょっとお互いを触りあうのが恥ずかしいみたいに、照れ笑いを浮かべながら、相手の体をベタベタとハチミツまみれにしていきます。

「あなたたちは全身が、すごーく敏感な性感帯です。我慢しようとしても、体を触れられると、感じまくってしまいます。」

「はい。私たちは、全身が凄く敏感な性感帯です。我慢しようとしても、体を触られると、感じ・・、感じまくって・・、し、しまいます。」

 長い文章だとさすがに最後まで声が揃わないかって思ったんですけど、どうも二人ともお互いの手に感じてしまって、声がうわずったり、息が切れたりしているみたいです。お互いの体を遠慮がちに撫で回しながら、息を荒くして堪えています。

「あっ・・お姉ちゃんそこは、・・そこっ・・駄目っ」

 全身ゆでダコみたいに赤くなってる理沙さんが、お母さんの両手が背中を撫でるたびに、感電したみたいに、跳ね上がります。

「でも・・あぁ・・日焼けしちゃうと・・はぁぁ・・大変だから、・・理沙ちゃんも我慢して。」

 お母さんも、理沙さんにお尻を撫で回されながら、目を潤ませて、全身から汗を浮かばせて悶えています。

「お姉ちゃん。・・優しく・・優しくしてぇ・・。」

 理沙さんとは思えないぐらい甘えた声を出して、お母さんにしがみつきました。二人とも声を出して喘ぎながら、抱き合って体を擦りつけあって、ハチミツをお互いのからだに擦り付け合っています。二人の股間を見たら、ハチミツとは違うものが、こすれあう二人の毛の間でニチャニチャと変な音を立てていました。二人はどっちからともなく倒れこんで、お互いの体を上下させながら、ハチミツを伸ばしています。裏返ったよく似た喘ぎ声が、だんだん早いリズムになってきます。僕のおチンチンが、痛いぐらい、大きくなってしまったのに気がつきました。

「お母さん、理沙さんから離れて、思う存分オナニーをしなさい。理沙さん。あなたの目の前に南の国のハンサムボーイがやってきました。素のエッチなあなたをさらけだして、セックスをしなさい。」

「はい。・・はぁ・・思う存分オナニー・・・します。」
「はい。あはぁ・・・素の・・エッチな、・・エッチな私をさらけだして、・・あぁ・・・セックスします。」

 肩で息をしながら、二人は僕の言ったことを繰り返すと、やっと密着させていた体を離して、それぞれの暗示にしたがいました。僕はてっきり、性欲丸出しにした理沙さんが強引に僕を誘惑してくると思って身構えていたんですけど、理沙さんは、思ったより頼りない表情で、はにかみながら僕の前にそろそろと近づいてきました。

「あ・・あのー、ハンサムボーイさん。私、・・いつもセックス怖いんですが、・・・今はセックスしなきゃいけなくて・・でも怖いから、優しくセックスしてください。」

 潤んだ目で俯きながら、内股気味に立ちすくんで、上目遣いに僕をチラチラと見てる理沙さんは、いつものハキハキとした、勝気なビジネスウーマンのイメージとは全然違っていました。素の自分をさらけだしてセックスするって暗示をかけたのは僕ですけど、こんな本性を暴いちゃうとは、思ってもみませんでした。

「いいですよ。怖くないですから、絨毯の・・じゃないや、砂浜の上に横になって、足を広げてください。」

「恥ずかしい・・理沙を大事にしてください。」

 理沙さんが、発情しながらも泣きそうな顔を両手で覆って隠しながら、言われたとおりにカエルみたいに両足を広げて、ドロドロにふやけたアソコを見せます。僕がアソコを広げて色々触りながら確かめてると、イヤイヤってふうに顔を隠したまま左右に振って恥ずかしがってます。まさかあの理沙さんがこんな風にセックスするなんて、親戚中の誰も想像もしないと思います。

「怖くしないでください。・・理沙を可愛がって・・・。ハンサムボーイさん、お願いします。」

 理沙さんの体を舐めると、ハチミツの味ですぐに胸焼けしそうになったんで、僕は理沙さんの顔を隠してる両手をどけさせて、女っぽさ全開で恥ずかしがってる理沙さんの顔をじっくり見てあげながら、おチンチンを理沙さんの温かいアソコに入れました。理沙さんのアソコは僕のおチンチンをスルっと受け入れてしまいました。中でぎゅっと包み込んでくれます。僕のおチンチンはまだ小さいし、女の人の経験も詩織さん1人しかないんですが、そんな僕のおチンチンにもちゃんと反応して、性感が高まってる理沙さんの顔が、快感でぐしゃぐしゃになっちゃいます。大笑いしてるのと大泣きしてるのの中間ぐらいのすごい表情で、僕が腰を前に突き出すたびに、細くて弱々しい喘ぎ声を出します。僕が隙を見せると理沙さんはすぐに、快感に狂ったような情けない顔を両手で隠そうとするので、暗示をかけて、両手をバンザイの形で絨毯に貼り付けてあげました。大股開きで両手も投げ出して、恥ずかしさでヒイヒイ鳴きながら、理沙さんは一回目のエクスタシーに達しました。荒くて深い呼吸をするたびに、理沙さんのおっぱいが揺れます。大きく充血した乳首も揺れます。僕はもっと理沙さんの中でおチンチンを締めつけていてもらいたかったんですが、自分で思ってたよりも早く、僕もイってしまいました。

 ふとお母さんを見ると、理沙さんと同じようにカエルみたいに両足を開いて、両手でアソコを弄くってました。絨毯に大きなシミが出来ちゃってます。

「あー、あー。ちょっと感じすぎだよ。本当にこの姉妹は、奥手なくせに、いざとなると乱れまくるんだね。」

 僕は自分の母親と叔母を、自分の妹をあやすみたいに言うと、すごく満足した気分になりました。暗示をかけて二人をハチミツ大好き人間に変身させると、お母さんと理沙さんは、お互いの体に塗りたくられたハチミツを舐めまわしました。僕は二人にさらに暗示をかけて、リビングのドアから一度部屋を出ると、音を立ててドアを開きなおして、二人に声をかけたました。

「僕もクッキー食べるよ! あれー? お母さんと理沙さん、そんな格好で何やってるの?」

 二人は急に正気に戻って、パニックなって悲鳴を上げながら、服を着ます。僕が下着を隠しちゃったので、ノーパン、ノーブラで服を着ちゃいます。ハチミツと唾だらけの体に、服がベットリと張り付くのも構わずに、僕の目から自分たちの体を隠そうと必死になっていました。

「ユウタ。いい子だから、ちょっとあっちに言っていてちょうだい。お願い。」

「ちょっと後向いててよ、ユウタ。これは何でもないんだよ。」

 二人がベタベタの体に服を着せるのに手間取りながら、一生懸命弁解を考えてるみたいですが、僕は許しません。二人が姉妹なのにレズってたことを認めさせて、そのことを秘密にしておいてあげるかわりに、僕からお仕置をすることにしました。二人はさっき僕が暗示をかけておいたとおり、今は正気になっているつもりでも、僕の言うことに抵抗できません。

「もうしないから、ユウタちゃん、お母さんたちを許して。」

「28にもなって、お仕置されるなんて・・・。ユウタ、絶対このこと誰にも言わないでよ。絶対だからね。」

 二人に両手を壁に付けさせると、足を開いてお尻を突き出させて、布団叩きでまたペンペン叩いてあげました。お母さんは僕のお仕置に体が慣れきっちゃってますが、理沙さんは、痛いのに快感も感じちゃうようになっている自分の体に、すごく混乱してるみたいでした。お母さんのワンピースの裾を捲り上げて、理沙さんのスーツのズボンも下ろして、まだハチミツでテカってる二人のお尻にも直接、ペンペンしてあげました。二人はだんだん大っぴらに喘ぎだして、最後はまたイっちゃいました。

 二人をまた催眠状態に戻すと、暗示をかけました。

「今日会ったことはあなたたちは忘れてしまいます。でも、心のどこかで、僕に重大な秘密を握られているということを憶えています。理沙さんは時々そのことが気になって、僕に会いにここに遊びに来ますし、お母さんはまた今日のことを夢に見てはエッチな気分になってしまいます。僕に恥ずかしい秘密を握られているということは、あなたたちにとって、とても心配で、とてもドキドキする、とても興奮することなのです。あなたたちはいつも心のどこかで、世界中であなたたちと僕しかしらない秘密のことを、特別に感じるんです。わかったら、後片付けを始めてください。」

 こうして、僕の理沙さんへの仕返しは、成功しました。いっつも僕をからかう理沙さんを自由自在に操ってやったということも嬉しかったです。でも、僕がそれ以上にすっごく満足したのは、僕を可愛がってるつもりで色々とからかってくる理沙さんに、実はセックスをする時になるとか弱い女の子のになっちゃう一面があることがわかったからでした。「理沙を可愛がって」とか、お願いしてくる泣きそうな顔を思い出したら、もう理沙さんの冗談にも余裕で答えられるような気がしたんです。

数学教師 森下早紀

 本来なら、教師である私が、体を張ってでも止めなければいけない状況だったと思います。私の受け持ちの生徒である藤堂陽子が、他のクラスの生徒を操ろうとしているなんて、絶対に許してはいけなかったのです。いつもの教師としての私なら、藤堂に手をあげてでも、止めようとしていたと思います。でもその時の私は、教師ではなく、一個の椅子だったので、藤堂のすることに何一つ手出しが出来ない状況でした。椅子である私は、放課後の教室で、全裸にオムツ姿で四つん這いという屈辱的な姿勢すら崩すことが出来ません。私の背中の上に腰掛けている藤堂は偉そうに足を組みながら、自分の目の前で呆然と立ち尽くす、保健委員の岡見綾子を値踏みするように見つめているようでした。綾子の切れ長の目には、いつもの利発そうな輝きがありません。ノーブルな顔立ちに締まりはなく、完全に普段の意識を失っているようでした。

「ふーん。アンタ結局、私たちがタバコ吸ってるのをこの森下にチクってたのは、保健委員って仕事のためなんかよりも、自分が生理的にタバコとか嫌いって理由だった訳ね。お嬢様育ちもいいけどさー。私らアンタや梢のチクリのおかげで、前まで随分この『脱糞早紀ちゃん』とかに絞られちゃってたんだけど、どうしてくれるわけ?」

「・・・わからないです。・・でも私、本当に煙とか・・苦手で、・・・本当に吸殻とか見るのが嫌だったし・・。この学校でそういうことしてる人がいるって思うだけで、・・・ちょっと汚い気がして・・。」

 かつての私と同じように、深い催眠状態に落とされて、何も隠し事を出来ないという暗示をかけられて尋問されている岡見綾子は、遠い目をしながら、自分の正直な気持ちを全て暴露していました。この子の保健委員としての熱心さが真面目な性格以上に、本人の潔癖症からきているということには、私もうすうす感づいてはいましたが、今ここで、藤堂にそれを明かしてしまうのは、絶対に危険なことでした。私はここ数週間で、藤堂に弄ばれた自分を思い出します。ストリーキング、教室での粗相、通学途中のバスの中での粗相、デパートのエスカレーターでの粗相、不良生徒たちとの乱交、路上での売春・・・。岡見たち将来ある学生に、同じような目にだけはあって欲しくない。絶対に岡見を助けなければ、と思うのですが、私は今、藤堂の暗示のせいでしゃべることも、自分の裸を隠すことも出来ず、人に座られることに絶対の幸せを感じている、一個の椅子になってしまっているので、どうしようもないのです。

「へー。お嬢様もここまで徹底してると尊敬しちゃうね。そんなに綾子ちゃんは清潔好きなんだ。」

 藤堂が、私の背中から離れます。立ち上がってゆっくりと岡見へ近づいていく藤堂・・・。私に一声でも言葉が出せたら、大声で岡見に逃げるようにいうのに。岡見を助けられるのに。岡見、あなたが目茶苦茶にされちゃう・・・、逃げて! って・・・。どうして私は、こんな惨めな椅子になってしまっているのでしょうか。

「綾子、このペンダントをもう一度よーく御覧なさい。中のキラキラ光る粒がどんどん大きくなって、あなたの視界一杯に広がる。頭の中がこのキラキラで一杯になってきたでしょ。今からあなたの嗜好をぶっ壊して作り変えてあげる。あなたは今日から、学校で一番不潔な女の子に生まれ変わるの。あなたはお風呂に入ったり、シャワーを浴びたりすることが生理的に受け付けられないの。いつも自分の体臭がプンプン匂ってないと、不安でしょうがないのよ。服だって下着だって、着替えたくない。臭-い自分でいないと、心が安定しないの。怖い世間からあなたを守ってくれるのは、自分の垢と汚れと体臭しかないのよ。それがなくなっちゃったら、あなたは気が狂いそうに怖い、そうでしょ?」

「い・・・嫌・・そんなの嫌・・・汚いのは・・」

 岡見の声が、体が、小刻みに震えています。彼女の精一杯の抵抗が、頭の中、体中を沸騰するお湯みたいに駆け巡っているのが、同じ経験をした私には手に取るように判ります。でも、彼女の目は、一秒もペンダントから離れることが出来ません。生徒がまた一人、人生を狂わされていく・・。私の胸の中も、岡見と同じように張り裂けそうな絶叫が暴れています。

「よーくこのペンダントを見なさい、綾子。私があなたの肩を叩くと、私の言葉があなたの脳の奥深くにまで染みこんでいく、一切抵抗出来ない。」

「あ・・あぁ・・・」

「嫌じゃないわ。不潔であることが、綾子の全てなの。綾子はトイレが終わってもトイレットペーパーも使わない。綾子は歯磨きもしない。腋毛の処理もしない。ボーボーに伸ばして、みんなに見てもらいなさい。あんたは誰かに軽蔑されたり、臭がられたりすることが、最高の快感なの。毎日そのことを思い出しながら、家でくっさいマンコをほじくりまわすの。毎日よ。綾子はすっかり生まれ変わったの。判ったわね。」

「あ・・あぁ・・・はい・・。綾子は不潔な女の子に・・生まれ変わりました。」

 私は見聞きしているのが耐えられずに、目を固くつむって、ふさぎこんでいました。積極的に学校の掃除や衛生管理にリーダーシップを取ってくれていた、育ちのいい美少女を、もう明日からは見ることが出来なくなってしまうのです。全部、藤堂をきつく叱った私のせいなのでしょうか。私は一体、どうしたらいいのでしょうか・・・。

私立聖蓮学園高等部 英語教師 川島恭子

 確かに授業をしてたはずだったのに、気がついた時には私は酷い格好になってました。私は上半身が裸同然の状態で、おどけた様子でで平泳ぎのような仕草をして、生徒たちの笑いをとっていたみたいです。私は真っ赤になって、体を隠しながらしゃがみこみます。クラス全員の笑い声の中、私だけどうしてこんなことになったのかわからずに、パニック状態です。リスニング用のカセットを再生したはずだったのに、流れてきたのは植木等の間の抜けたリズムでした。私は何かおかしいと思った前後で正気を失ってしまったのです。なぜか楽しくてしょうがなくなって、両手で踊りのポーズのようなものをとると、後はもう、歯止めも効かなくなって上着もシャツも剥ぎ取って踊りまくっていました。

 曲が突然途切れて私が正気に戻ったのは、どうやら転校生の柿本君がCDラジカセを停止させたからのようです。男子の拍手を浴びながら、柿本君がしゃがみこんだままの私に近づいてきました。

「ほらね。先生だろうと何だろうと、僕のウルトラ催眠にかかれば簡単に、オッパイ丸出しで踊っちゃうでしょ? 美人でイケてる川島先生だって、この通りお笑いキャラに大変身さ。」

「か、柿本君、何言ってるの?」

 喋りながらも私が教卓の裏に隠れようとした時に、柿本君が私に短く、「恭子のマッスルポーズ」と言いました。
 すると私の体が勝手に起き上がってしまい、生徒たちに向かって直立して、両手で力こぶを作って、満面の笑みになってしまいました。両足が肩幅まで開き、口も勝手に動いて、「マッスル!」と喋ってしまいます。必死で隠していた、裸同然の上半身もまた完全に晒されてしまいました。男子生徒も女子生徒も、みんな私の胸を見て笑っています。好色な目や品定めするような目から、自分の体を隠すことが全く出来ません。右腕にクリーム色のブラジャーが引っかかっているのがとてもミジメでした。

「何なの? 柿本君、これ、どーなってるのってば」

「ミツオ君特製の催眠スペシャルコースを先生にも楽しんでもらって、僕らも楽しもうってところですよ。先生、やっぱりオッパイ立派ですねー。後で僕のクラスメートたちに一杯パイずりしてもらおっかなー?」

「さ、催眠? これ、柿本君の仕業なの?」

「そうですよ。さっき先生がノリノリでスーダラ節踊っちゃったのも僕の技だよ。催眠にかかっちゃった先生は、僕が一言言うだけで、もうオッパイ丸出しどころか、生徒たちの前で全裸で踊っちゃったりもするんだよ。ほら、体が自由になりますが、・・恭子しゃんは、音に反応して踊りまくっちゃう、昔流行った玩具です。音が鳴り続ける限り、みんなの前で、裸踊りを続けちゃうんです。

「嫌、絶対そんなの嫌だってば。私もう学校来れなくなっちゃう。」

「ほら、パチン。」

 柿本君が両手を叩くと、不意に私の右手と左足が、ボタンを押された機械みたいに上にあがりました。もう一回彼が音を出すと、今度は逆の手足が上にあがります。彼が拍手をくり返す度に、交互に私の手足は跳ね回ってしまいます。

「曲が始まったら我慢できないですよ。嫌だと思っても体が勝手にリズムにのって踊り狂っちゃうんです。でも恭子しゃんにも裸踊りを楽しんでもらいます。みんなに笑われるのが嬉しくて、興奮しちゃいますよ。ほら、ミュージックスタート!」

 テクノっぽい、ノリのいい音楽が流れ始めた時には、もう私の体はクネリ始めていました。お尻を左右にプリプリとフリながら、両手を広げてリズムに合わせて上下させたり、モンキーダンスみたいにグーにしたり、体の前でくるくるしたり、笑顔のままでさらに恥ずかしい姿を教室中に晒し始めてしまいました。するとなぜか、これまで申し訳なさそうに笑っていた何人かの女子生徒も、立ちあがって、戸惑いながら踊り始めています。彼女たちも私と同じように柿本君に弄ばれているんでしょうか。私は教室の真中ぐらいまで歩いていって、時々胸を両手で隠したり見せつけたりしながら、テキパキとスカートを脱いでいきます。足元に落ちたスカートを足で跳ね上げると、今度は反転して黒板の方を向いて、お尻を振りながら、パンツを一気に下ろしていってしまいました。机に登って脱ぎながら踊っている女子生徒もいます。死にそうに恥ずかしい状況なのに、私はなぜか周りにもわかるぐらい興奮してしまって、感じまくってしまいました。

 笑い転げる生徒たちと、やらしい目つきで見つめる生徒たちの間を縫って、柿本君が私の横までやってきました。

「はい、ミュージックストップ。恭子しゃんは、下のおケケが結構濃いですね。今度は立ったままで深―い催眠状態に落ちていきましょうー・・」

 不意に意識が遠のいて、私はその場で何も考えられなくなって目を閉じてしまいました。それからどれぐらい時間が立ったのかはよく分かりませんが、目が覚めた時には、私はオッパイ怪獣パイゴンになっていました。オッパイ怪獣とは、転校生の柿本君の合図で本性を現すと、いつでもどんなところでも男の子たちを自慢のオッパイで攻撃する怪獣です。人目を憚らずに男の子たちの鼻やおチンチンを挟みこんで、しごきあげてやるのが私の本能なのです。男の子たちにオッパイを見てもらうだけでも嬉しいのですが、触ってもらったり、舐めてもらったりすると私は、本能の趣くままによがりまくって、発情した鳴き声を上げるのです。

 パイゴンの前には、教師の時の私が受け持っていた男子生徒たちがいて、不思議と嬉しそうに私のオッパイ攻撃のされるがままになってます。パイゴンが一生懸命オッパイでおチンチンを攻撃すると、獲物の子たちはまんまと、私の大好物のシロップを可愛いおチンチンから出してしまいます。私の両手のひらや胸元、時には顔に出してくれたこの子たちのシロップを、私は大喜びで舐め取るのです。それを見ている生徒たちはパイゴンの登場に喜んだり、軽蔑の悲鳴をあげたりしているみたいですが、私はこういう怪獣なので、自分のオッパイとおチンチンシロップ以外のことは全く気になりませんでした。

「玩具っていうより、可愛いペットが一人、僕のコレクションに加わっちゃったね。恭子しゃん、・・じゃなかった、パイゴン。いい子にしてたら、ちょくちょく遊んでやるかんね。陽子のコレクションには負けないぞ。なあパイゴン?」

 幸せ一杯でパイずりに夢中になっている私のお尻をペチペチ叩きながら、柿本君が言いましたので、私も「ボイーィィン」と鳴き声で返事をしました。

< つづく >

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