家庭教師 ビジット

ビジット

 日曜日の朝、涼子は朝早くから起き、部屋の掃除を入念に行っていた。涼子は一也の言った通りに電話線のローゼットの周りの家具をずらした。
 そこもきれいに掃除し準備は万端だった。
「これでよしと」そう呟きながら涼子は、時計に目をやった。
 約束の時間にはまだ1時間以上あった。だが、昨日の躾が涼子の深層心理に働いてより丁寧に慎重に準備を行うのであった。
 一方、紀子は何時もの様に身支度を整え、家から出かけようとしていた。昨日は一也や涼子が来ていたので部屋が汚れたとまでは行かないが掃除はする必要があった。
 紀子も朝早く起き、朝から掃除と洗濯を済ませ、今一ごごちついたところであった。紀子も時計に目をやった。
「あら、そろそろいい時間ね」そうつぶやくと紀子は自宅マンションから約束の駅へと向かった。
 駅につきホームで待っていると電車がやってきた。2、3本の電車が来たであろうか。しばらく待っているとやがて一也の乗る電車が到着した。
「先生、お待たせしました」一也は紀子に気がつきこう挨拶した。
「おはよう、一也君。ちょうどいい時間だわね。行きましょうか」紀子は一也を連れて到着したばかりの電車に乗り込んだ。
 しばらくして、涼子の自宅の最寄り駅に着いた。
 僕は紀子とたわいの無い世間話をして一緒に涼子の家に向かった。
 涼子の家は高級住宅街の一角にあった。紀子は呼び鈴を押し、待った。しばらくするとお手伝いさんが出てきた。
 紀子はそのおばさんとは面識があるようで軽く会釈をしてから涼子の家に招き入れられた。僕は紀子の後に続いて歩いていった。
 玄関を入ると高級そうな調度品が自然とそこに納まりいかにも金持ちというゴージャス観をかもしだしていた。
 お手伝いさんは、一也と紀子を応接室に通すと「少々お待ちください」というメッセージを残し応接室から出て行った。
 応接室も豪華で座っているソファーも硬すぎずかと言ってふわふわのやわらかさもあり、適度に硬いソファーで僕はあまりこういった所に慣れていないのでちょっと落ち着かない感じがした。
 一方、紀子は流石医者の娘だけあり、豪華さに気圧される様子も無く落ち着いて座っていた。
 やがて涼子が応接室に入ってきた。
「お待たせ、紀子、一也君」あいかわらずのテンションで涼子は応接室へとやってきた。
「お邪魔します」僕は涼子の家の調度品の豪華さに圧倒されつつ、話を始めた。
 さっきとは別のお手伝いさんがお茶を運んできてしばらくくつろいで話をしていた。
「涼子さんの家って本当に大きいですね。僕びっくりしてしまいました。これを見ると本当に僕って庶民だなぁって思いますよ」
 僕は本当にそう思い、お世辞でもなく本心からそう言った。
「ありがとう、でも生まれてからずっとこうだったから気にしたこともなかったわ。そうまじまじと言われるとそうかなって思うけれど」
 これは嫌味でもなんでもなく本心なんだろう。僕は素直にそう受け止め別世界の住人の涼子をそういうものだと認識しはじめた。
「こんなに広いところに何人で住んでいるんですか?」僕はそれとなく気になったので聞いた。
「今日は休みだからそんなに多くはいないわよ。父と母、それと兄と妹が一人づついるわ。
 今日は両親も兄も妹も出かけていてこの家にいるのは、お手伝いの千代と恵子だけ。
 この二人は住み込みだから、休日もいるけど原則休日は休み。今日は私がいるから働いているけれど、いなければ出かけたり身の回りのことをしたりしていると思うわ。
 普段は通いでお手伝いがあと3人来ているの。だから平日の方が人数は多いんじゃない」涼子はこう答えた。
「そうか、今日はあまり人がいないんだ。でもあのおばさん千代さんだっけと恵子さんがいるとあまり派手には遊べないな」俺はそんな風に考えながら今日の計画を微調整するため考えていた。
 やがておおよその考えがまとまると僕は時間が過ぎてきたので本題に入ることにした。
「じゃぁ、そろそろ涼子さんの部屋に行ってパソコンを見てみましょう」僕がそう言うと、
 涼子は「そうね。ここでお茶していても始まらないわね。それじゃ私の部屋に行きましょう」と答えて立ち上がった。
 僕は紀子と一緒に涼子の後ろについて歩いていった。涼子の家は外観同様中も広く、高級ホテルのようだった。
 長い廊下にもシャンデリアが飾ってあり、一般人の僕がこの場にいるのが何か場違いな気がしてしょうがなかった。
 とは言え、今回の家庭訪問は僕が考えて企画したものであったが、涼子の自宅が僕の予想をはるかに上回っていたので正直多少びびってもいた。
 いろいろな考えが浮かんでは消え浮かんでは消え、僕はあれこれ考えながら涼子の部屋に向かって歩いていった。
 涼子の部屋は2階の奥側だった。ここからさっきの応接間まで歩いて2、3分掛かった。この部屋だと多少の遊びは大丈夫だと思うが、一応念のためしばらくは様子を見ることに決めた。
「さぁ、ここよ。どうぞ」涼子は僕と紀子を部屋へ招きいれた。
 流石は女の子の部屋というか涼子らしい部屋だった。ブランドを着たモデルのポスターが少し張ってあり木の机、イスは座りごごちの良さそうなリクライニングチェア。
 壁にはクローゼットでタンスなどの家具は部屋の中にはなく、窓から少し離れた所にベッドがあった。
 その横にはホテルの調度品の様なソファーとテーブル机にはノートパソコン。無駄なものがなく、まるでどこかのモデルルームの様な住んでいる人間の生活感が感じられない空間だった。
「何もないでしょう。私、ごちゃごちゃあるの嫌いだから」そう涼子は言った。
 なるほど、確かに何にもないな。読みかけの雑誌やお菓子なんかも置いていない。
「涼子さん、この部屋は普段使っていない部屋ですか?」僕は大真面目に聞いた。
「え?何?おかしいかなぁ?」涼子は以外な感じで質問に質問で答えた。
「いや、おかしいわけじゃなくってなんて言うか・・・。その、生活感のないというか、あまりにきれいすぎると言うか、まるで雑誌に載っているモデルルームみたいな感じがするんで、ちょっと」
「ま、涼子、あなた褒められているのよ。一也君こんなおしゃれな部屋は初めてですって」
 紀子が助け舟を出してくれた。ま、一般の庶民の僕にとってお手伝いさんのいるお屋敷っていうのは皆目縁の無いところで何か非常に違和感あった。
 そんな話をしているとドアをノックする音が聞こえた。
「失礼します」「どうぞ」涼子は答えた。お手伝いさんがお茶を持ってきてくれたのだ。
「ありがとう。また用事が出来たら呼ぶから下がって良いわよ。今日はお休みなんだからゆっくりしていいわよ」
 涼子はそう言った。「はい、お嬢様、ありがとうございます。何か御用の際はお電話でお申し付けください」
「わかったわ。ありがとう」涼子がそう言うとお手伝いさんは、「失礼します」と言い部屋から出て行った。
 僕は涼子の部屋のクローゼットに目をやりちょっと困った。
 これはちょっと反則だ。この電話普通の回線じゃないじゃん。いわゆるビジネスホンタイプで8芯タイプじゃない。
「涼子さん、これの電話回線だめだよ。もう少し詳しく見てみるけど新しく回線引いたほうがいいかも」
 僕はぼそっとそう言った。
「え?どういう事?うちの電話はボロくてだめってことなの?」涼子はショックを受けた様子で聞き返した。
「そうじゃなくって、通常の家庭用の電話じゃなくってビジネスホンいわゆる会社とかで使うタイプだから・・・。
 言ってしまえば良すぎるんです」
「え、それじゃ、インターネットだめってこと?」
「今のままだとそう言う事になります」
「いっその事、ADSL引きません?」
「ADSL?」「そうADSL」「それ何?」
「電話回線ですが、インターネットをしやすい様に回線が工夫されている電話回線の事です。
 これだったら定額でインターネット繋ぎ放題でモデムより高速で通信できます」
「つまり、画像や大量のデータを短い時間で取り込めるって事です」
「それいいわね。すぐできるの?」
「僕じゃ無理です。まず、N○Tに申し込んで回線の新設工事を行わなければいけません。
 それにここの電話番号でADSLが使えるか問い合わせをする必要があります」
「それじゃ手続きを教えてくれる?ちょっとまってね。メモをとるから」
 僕はそれから涼子にN○TへのADSLの回線申請の仕方や、工事の段取りなどを教えた。
 一介の高校生の僕がなぜADSLに関して詳しかったかと言うとひそかに自宅の通信環境をADSLに移行しようかと画策していたので、いろいろ調べていたりしたのだった。
 だから相当詳しい。ひょっとするとN○Tの受付サービスのおばちゃんより詳しいかもしれない。
 僕は涼子に申請の注意点等詳しく話した。涼子はそれをメモりところどころ質問を交えながら理解していった。
「それじゃ、もう大丈夫ですね」「ええ、たぶん大丈夫だと思うけれど、詳しい状況とかはメールで報告するね」
「そうですね。大学のメールで僕のメールアドレスにメールしてくれれば助かります」
「じゃぁ、一也君申し訳ないけど、ここにメールアドレスを書いてくれる?」
「はい、それじゃここに」僕は自分のメールアドレスを涼子に書いて渡した。
「そうだ、先生もまだアドレス知りませんでしたよね。先生も何かあったらメール教えますから送ってください」
 僕は、紀子にもメールアドレスを教えた。
「涼子さん、工事の日程なんかが決まったらメールで教えてくださいね」
「分かったわ。当面大学のメールアドレスだけど、送るわね」
「一応念のために聞きますけど、大学のメールって個人個人1人1つづつのメールアドレスを持っているんですよね?」
「え、どういう意味?」
「えーっと、つまりメールの内容は自分宛にしか見れないのか、それとも複数人で共有しているのかって事なんですが」
「ああ、そういう事。多分、個人個人別々よ。紀子のアドレスと私のアドレスって別だものね。学生番号がついているから
 たぶん別だわね」
「なるほど。そうですか」
 僕は納得した。
 さて、今日やることはこれで一応片付いた。気になるのはお手伝いさんだが、
 この様子じゃしばらくこないな。それに使用人のいる所はここから離れているし、少し遊ぶか。
「あなたたちは僕の催眠のとりこ」二人はすぐに催眠状態になりその場に固まった。
「わたしは、あなたの催眠のとりこです」まず、紀子がそう言って、その後すぐに、涼子もこう言った。
「わたしは、あなたの催眠のとりこです」
「涼子、お手伝いさん達は電話で呼ばないと来ないと思うけれど、お手伝いさんのいる所とここは、どれぐらい離れているんだい?」
「はい、ご主人様。うちのお手伝いは、屋敷の台所か控え室にいると思います。普段の休憩はそこにいると思うのでこの部屋からは歩いて2、3分かかると思います」
「それじゃぁ、お前たちをかわいがっている声とかは聞こえないかな」
「はい、大丈夫だと思います」
「うん、わかった。でも今日は一応用心の為に気をつけながら楽しもう」
「はい、ご主人様」紀子と涼子は二人声を揃えて答えた。
 どんな命令を受けるか期待しているそんな表情で俺を見つめていた。
「今日は、二人とも服を着たままでかわいがってあげよう。さぁ、涼子この机に両手をついて、それから紀子俺の息子にご奉仕してくれ」
「はい、ご主人様」二人は言われるままに、俺の命令に従った。
 俺は、紀子にフェラ○オをさせながら、涼子のおっぱいを服の上からもんだ。涼子のブラウスの胸の隙間から手を入れ、しごくように揉みだした。
 涼子は最初は身をくねるようにしていたが、感じて来たらしく声を曇らせながら唇をかんだ。
 乳首はこりこりに成っており、ブラジャーをちょっとだけずらしブラジャーの中に手を突っ込んで乳首を弄んだ。
 涼子には感じても決して声を出すなと命令していたので、がまんしながら声を出さないでいた。
 もちろん、涼子の股間は既に十分すぎるほど潤っていた。涼子のオッパイをさんざん弄んだ後、今度は紀子の方を確認した。
 紀子も俺に奉仕しているとものすごい快感があり、調教と催眠で俺の行うあらゆる行為がこの2人の雌奴隷にとっては、無常の喜びであり、凄まじい快感となっている。
「紀子俺がイスに座るから、その上から入れてもいいぞ」
 そう言うと俺はイスに座った。「ありがとうございます、ご主人様」そう言いながら紀子はスカートの中のパンティだけを脱ぎ、俺の方にゆっくり近づき腰掛て、
「失礼します」そう言って自分の秘所を俺の息子に突き刺した。
「ああ、くっ」そう言って紀子はとても幸せな表情をした。
「さぁ、自分で動いていいぞ」俺は紀子にそう言うと「ありがとうございます。ご主人様」と言いながら自分で腰を振り始めた。
 俺は紀子のブラウスの上から紀子の胸を揉みはじめた。
「うん、うん」と小声で悶えながらも声を出せずにいるが、この状況も紀子にとっても、傍でお預けをくっている涼子にとっても自分の自由にならない状況、拘束されたり、身悶えたい状況も全て快感に変わっているので、いたぶられても、ほっておかれてもどちらでも快感が得られるという状況になっている。
 俺は紀子のブラウスをスカートから引っ張り出し、ブラウスの下から手を入れてブラジャーの下から手を入れて乳首をはさむようにした。
 そして胸をもんだり、乳首を弄んだりし、紀子の中で果てた。
 俺がいくと同時に紀子もいった。紀子はいってしばらくしてのろのろと俺の上から降りた。
「申し訳ございません。ご主人様、あまりに気持ち良くてあの、ご主人様の上から降りることが出来ませんでした」
 紀子は、着衣の乱れも気にせずその場に正座して、額を床に擦り付けるように土下座した。
「いいよ、紀子。ちょっと違ったすシュチュエーションでなかなか良かったよ。僕も気持ちよかった」
 そう言うと紀子は顔を上げた。俺は微笑んで紀子に言った。
「さぁ、立って俺にキスしてそして服の乱れを直しなさい」
「はい、ご主人様」紀子はめいっぱいの笑顔で立ち上がり俺にキスをしてきた。
 俺は、紀子に褒美のキッスをした。
「さて、涼子。このまま後ろからかわいがってやるよ」
 俺はそう言うと涼子のスカートをたすき上げてぐしょぐしょに濡れているパンティを脱がしだした。
「さぁ、涼子いくよ」そう言うと「ああ、ご主人様。ありがとうございます」と蕩けるような声を出して涼子は俺にかわいがられるのを待った。
 涼子のアソコはすぐに俺を迎え入れ、俺の息子を暖かく包み込んでいった。
 俺は無造作に腰を振り、涼子の腰に手を添えて前後に激しくゆすぶった。そしておもむろに涼子の胸に手を入れまた揉み砕くようにおっぱいを愛撫した。
 そして、やがて紀子同様、涼子の中で果てた。涼子も両手を机の上に置いたまま俺が果てるのとほぼ同時に果てて両手を机についたまま、倒れこむように机の上に倒れこんだ。
 俺は、息子を涼子のアソコから抜き出すとそのままイスに座り込んだ。
 俺は目で紀子に合図した。
 それを横で見ていた紀子は、俺の息子にしゃぶりつききれいにした。
「ありがとう、紀子」「いいえ、ご主人様。当然のことですわ」紀子はそう真顔で答えた。
 俺は時計を見てこう言った。
「あぁ、もうこんな時間か。そろそろ終わりにするか」俺は、ふぅと一息ついてふたりの頭の上に手を置いてこう言った。
「さぁ、二人とも眠りなさい」二人はすぐに催眠状態になりその場に固まった。
 紀子と涼子で小一時間ほど遊んだので、俺は二人を普段の紀子と涼子に戻すことにした。
「二人とも衣服を整えて。涼子汚れた下着を履き替えなさい。それから、紀子に新しい下着を貸してやって」
「はい、ご主人様」涼子はそう言うと紀子に新しい下着を渡した。
 紀子は汚れた下着を脱ぎ、新しい下着に履き替えると自分のバッグからナイロン袋を取り出してしまった。
「涼子、お前の汚れた物も紀子に渡しなさい。紀子、一緒にきれいにしておきなさい」
「はい、ご主人様」紀子は、涼子の脱いだ下着も同じ袋に入れて自分のバッグにしまいこんだ。
「さぁ二人ともよくお聞き、下着を新しいものに着替えたけれど、これは君たちが最初から着ていた下着だ。
 だから、不思議でもなんでもないよ。そして、ずっと僕は電話の回線を調べたりしていた。君たちはその横でおしゃべりしながらパソコンを触ったり僕の作業を見ていた。
 いいね。それを何時ものように覚えておきなさい」
「はい、私はご主人様が一生懸命電話回線を調べていたのを覚えています。催眠からさめた後でもその事を覚えています」
 そう紀子が言った。涼子も同様に俺が言った暗示の指示を確認した。
「さぁ、僕が3つ数を数えると催眠から目覚めて何時もの二人に戻ります。ひとつ、2つ、3つ、はい」
「さて、すっかりお邪魔したから、帰ろうか」
「え、もうこんな時間?」涼子は時計に目をやってそう言った。
「一也君、ありがとう。本当にありがとうね。明日にでもこのメモ通りにN○Tに申し込んでみるね」
「そうしてください。あまりお役には立てなかったみたいですけど」
「そんなことないよ。だってあれほど一生懸命やってくれたから、それにばっちりメモも書いてあるし、大丈夫」
「それじゃ、日程とか決まったらメールで教えてください」
「先生、僕は帰りますが、先生はどうされます?」
「そうね。私も一緒に帰るわ。一也君、一緒に帰りましょう」
「そう、紀子。そうね、それじゃまた明日、学校で」
「それじゃ、涼子さん、どうもお邪魔しました」
「いいえ、こちらこそ、一也君本当にありがとうね」
 そう言って僕と紀子は、涼子の家を後にした。

< 続く >

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