(26) お別れのキス と 正直な女の子になるキス
梨華は、昨日の夜からずっと可愛がられ続けた。ビデオテープという弱みを握られているため、抵抗する気も失せて、じっとされるがままになって耐えていた。鋭次は、めちゃくちゃな事はせず、主に普通のセックスを行うぐらいであった。梨華にとっては、初めての体験であったが、鋭次のテクニックやリードが良く、とてもいい気持ちであった。セックスがこんなに気持ちのいいものだったのかと、教えられた気持ちであった。夜も一晩中、犯され続けるのかと思ったが、鋭次の腕枕に頭を乗せて、ゆっくりと眠ることが出来た。
そんな優しい鋭次に可愛がられ、鋭次への気持ちも、別のものに変わろうかという頃、時計は夕方近くを指していた。しかし、5時にはなっていなかった。
「とうとう夕方になっちゃったね」
鋭次は、スイートルームからの景色を眺めながら、梨華に言った。
「梨華との約束は、夕方の5時までだ。まだまだ可愛がってやりたいが、明日からまた、銀行で仕事だろうから、帰らせてあげるよ」
そして、金庫からセーターとスカートを持ってきた。その上に、新しいビニールの袋に入ったものを持っていた。
「ブラやパンティを切って、悪かったね。これは、このホテルで買ったものだよ」
鋭次は、昨日の事を謝り、梨華にビニール袋の中身を手渡した。それは、ブラとパンティであった。梨華が身に着けていたものと、似た感じのもので、ちょっと高級そうであるが、梨華の好みにあった綺麗な下着であった。
「これは・・・いいんですか?」
梨華は、鋭次の優しさに触れ、感謝した。これで、ノーパンノーブラで、街の中を帰らなくても済むのである。綺麗な下着を身に着け、セーターとスカートを履き、梨華は部屋に入ってきた時の姿に戻った。
「それじゃあ、とりあえず、お別れだね。次の土曜日にお金は持ってきて下さい。それでは、さようなら」
「失礼します」
梨華は、やっと解放されたと思い、黒いリュックを右肩にかけて、部屋を出ようとした。
しかし、ドアノブに手をかけた時に、梨華の動きに変化が訪れた。
梨華の目がとろーんとなり、リュックをドアノブにかけると、鋭次の方を見て、立ちすくんでいる。
「鋭次様ぁ・・・」
「どうしたんだい? ”可愛い梨華ちゃん人形”」
「鋭次様ぁ・・・お別れの・・・キスをして下さい・・・」
「お別れのキスねぇ・・・いいよ。”可愛い梨華ちゃん人形”」
「はいっ。ありがとうございますっ」
梨華は嬉しそうに、鋭次のいるベッドの所に戻ってきた。
梨華には、先に、後暗示催眠がかけてあり、帰る時にドアノブに手をかけると、
鋭次にお別れにキスをおねだりする様に、暗示をかけられていた。
そして、”可愛い梨華ちゃん人形”と言われる度に、鋭次とのセックスを望む催眠奴隷に
なっていくのであった。
「鋭次様っ。梨華に、お別れのキスをして下さいっ」
鋭次に抱きつき、キスのおねだりをする。
「”可愛い梨華ちゃん人形”だね!!」
梨華の腰に手を回し、梨華を抱き寄せる。梨華の目がとろーんとなり、鋭次のキスを受けるような仕草をする。
「俺のキスを受けると、”可愛い梨華ちゃん人形”は、それだけじゃ、いられなくなるよ。 それでも、いいのかい?」
「えっ? どういう事ですか?」
「俺のキスを受けると、”可愛い梨華ちゃん人形”は、可愛がって欲しくなるんだよ!!」
「そんな事・・・なりません!!」
「ほぉー、自身があるみたいだね。それじゃあ、お別れのキスをしてあげるよ!!」
梨華を抱きしめ、目をみつめながら、キスをした。ほんの短い時間のキスであったが、効果は如実に現れた。
(ああ・・・鋭次様に、可愛がってもらいたい・・・)
(鋭次様に・・・また・・・セックスして欲しい・・・)
梨華の心の中に、激しい衝動が込み上げてきた。
「どうしたんだい? ”可愛い梨華ちゃん人形?”」
「ああ・・・鋭次様ぁ・・・やっぱり・・・やっぱり・・・梨華を・・・」
そう言っている間にも、梨華の頬っぺに軽く優しいキスを繰り返す。
キスをされれば、される程、梨華の衝動は大きくなっていった。
「鋭次様ぁ・・・鋭次様ぁ・・・梨華を、梨華を可愛がって下さい・・・」
「ほらっ、俺の言った通りになっただろ?! ”可愛い梨華ちゃん人形”」
「ああ・・・はい・・・鋭次様の、おっしゃる通りでした・・・」
「それじゃあ、また、可愛がってやるよ。さあ、この服は脱がないとね」
そう言うと、セーターとスカートを脱ぐように命令した。
梨華は、命じられるままに、脱いでいき、あっという間に、下着姿になっていった。
「ベッドに上がるんだ」
「はい・・・鋭次様ぁ・・・」
可愛がられる事を望んでいる梨華は、鋭次に言われるままベッドに上がった。
「それじゃあ、可愛がってやるよ」
頬っぺに優しいキスを繰り返しながら、ブラジャーの上から、胸を愛撫する。
(鋭次様にキスをされる度に、とろけちゃう・・・もっと梨華を、可愛がって・・・)
ゆっくりと焦らす様に、ブラを脱がせながら、キスを繰り返す。
しかも、なかなか、胸の愛撫を行わないのである。梨華の要望は、MAXに近づいている。
時々、胸を軽く触られるだけで、敏感に反応するようになっていた。
そうこうしている内に、ブラジャーを脱がしてもらえた。ピンク色に染まった乳首は、今までにない敏感な反応を示すようになっていた。
ツンと立っている乳首に、優しいキスをして、続いて、ぺろっと舐めた。
「あんっ!!」
「どうしたんだい? ”可愛い梨華ちゃん人形?”」
「気持ちいいのぉ・・・とても気持ちいいのぉ・・・」
梨華は、まるで夢の中にいるかの如く、鋭次の愛撫を受けていた。
片方の乳首をペロペロ舐めながら、もう片方の乳首をクリクリと撫でる。
梨華の身体が弓なりになって、反り返る。
「あんっ!! いいっ!! いいっ!!」
梨華は、狂った様に、鋭次の愛撫を受けていた。
「お別れのキスで、こんなになるなんてな・・・」
鋭次が、呆れれたように、梨華に言った。しかし、もはや梨華には、鋭次の声が届いていないような状態であった。
仕方がないので、梨華を正気に戻すキーワードを発する。
しかし、それは、逆に、梨華を困らせる事になるのであった。
「俺があげたパンティを濡らさないようにな!!」
そう言われると、梨華の動きが少し、現実に戻りつつ、正気を取り戻してきた。
(せっかく鋭次様に頂いたパンティが濡れちゃう・・・)
(パンティを濡らさない様に、気をつけなくちゃ・・・)
梨華の心の中に、鋭次に貰ったパンティを濡らさないようにしなければいけないという想いが、支配するようになった。
そんな想いを知ってか、鋭次の愛撫は、エスカレートしていった。弱点の乳首を中心にペロペロ、クリクリを繰り返し、梨華を最後の状態に近づける。
その度に、梨華は、必死に耐える姿を見せていた。
(パンティを濡らさない様に、しなくちゃ・・・あんっ!!)
(ダメぇ・・・そんな事されたら・・・濡れちゃう・・・あんっ!!)
「お望みの、お別れのキスを続けてあげるよ!!」
そう言うと、ツンと立った乳首に、キスを繰り返し始めた。しかし、梨華は、抵抗する事が出来なくなっていた。そして、その様子を見せつけられたが、目を反らす事も出来ずに
弱点の愛撫を、実施され続けるのであった。
(ああ・・・そんな所にキスされたら・・・ダメぇ・・・)
(鋭次様にキスされると、とろけちゃう・・・濡れちゃう・・・)
(ああ・・・もう・・・ダメぇ・・・パンティが・・・)
梨華は切なさそうに、パンティの方に、目を移した。 しかし、その目を、鋭次に見られている事に気づき、梨華は真っ赤になった。
「俺があげたパンティは、どうなっているかな?」
ついに、気づかれてはならない事を言われ、梨華はどうしたらいいのか困惑していた。
「ちょっと、確認させてもらおうか!!」
「あっ!! 鋭次様っ。ダメっ!!」
梨華が抵抗する間も無く、鋭次の手は、ゆっくりとパンティを撫でていた。
梨華は、鋭次の確認行為により、恥ずかしさで、身体が動かなくなっていた。
「あーあ。こんなに濡れちゃって!!」
「・・・・・」
「せっかく、新しいパンティをあげたのに、こんなに濡らしちゃって!!」
「ごめん・・・なさい・・・」
「どうして、こんなに濡れちゃったのかな?」
「そっ、それは・・・」
梨華は、鋭次のキスで、こんなに濡れてしまったとは言えなかった。
「答えないんだったら、”正直な女の子になるキス”をしてあげようか?」
「”正直な女の子になるキス”って、一体・・・」
梨華は、少し不安になりながらも、鋭次に問い直した。
「俺が今から行うキスを受けると、梨華ちゃんは、俺の質問に何でも正直に告白する女の子になるよ!!」
「そんな事・・・なりません・・・」
そう言いながらも、梨華は、不安に襲われていた。さっきもそんな事を言っていて、キスをされると、鋭次の言う通りになっていた。今回もそうなってしまうのだろうか?
鋭次のキスには、何か魔力があるような感じがした。
梨華の不安を楽しむかのように、鋭次の行動は続く。
「それじゃあ、”正直な女の子になるキス”をして、確認しようかな?!」
「ダメぇ・・・」
梨華が、鋭次から離れようとするが、なぜか力が抜けて、動けなかった。
鋭次に瞳を見つめられると、梨華は、鋭次に吸い寄せられる様に、鋭次のキスを受ける体制になっていた。
『”可愛い梨華ちゃん人形”は、何でも正直に告白をする様になるよ!!』
そう言って、梨華の目を見つめながら、キスを行った。梨華の目がとろーんとなり、何か暗示にかかった様な気がした。
「じゃあ、梨華ちゃんに聞くよ。どうして、こんなに濡れちゃったのかな?」
「鋭次様に・・・お別れのキスをしていただいたからです」
(キャー!! どうして、こんな事、答えちゃうの!! 口が勝手に!!)
梨華の中で、驚くべき事態が起きていた。梨華の思っている事が、勝手に口に出てしまうのである。恥ずかしくて、言う事が出来ない事まで、言ってしまう。
「お別れのキスだけで、こんなになっちゃうんだ?」
「鋭次様のキスを受けると、鋭次様に可愛がって欲しくなりました」
「やっぱり、そうなっていたのか・・・」
「鋭次様にキスをされる度に・・・感じてしまいました・・・とろけてしまいました・・・」
(恥ずかしいっ!! お願いっ、これ以上、告白させないでっ!!)
「へぇ・・・とろけちゃうんだ!!」
鋭次が、嬉しそうに、梨華の告白を聞く。
「はい、鋭次様。特に、乳首にキスをされると、とても感じてしまいます」
「へぇ・・・そうなんだ!! こんな風に、キスをするといいんだね?」
そう言うと、乳首にチュッチュッとキスをして、ペロペロと舐めた。
「ああーーー!! いいーーー!! 気持ちいい・・・」
梨華は、感じるままに声を出していた。
「可愛い反応を示すじゃないか。もしかして、乳首は性感帯の弱点なのかな?」
(そんな質問はっ!!)
梨華の心の中で、禁断の質問に答えてはいけないと警告を鳴らす。
しかし、梨華の想いとは関係なく、口が勝手に答えてしまう!!
「はい・・・鋭次様。乳首は梨華の弱点です。乳首を触られたり、舐められたりするととても感じてしまいます。濡れてしまいます」
(ああ・・・言っちゃった・・・自分の弱点を・・・鋭次様に・・・言っちゃった)
(ああ・・・こんな事言ったら、また、可愛がられちゃう・・・)
「鋭次様ぁ・・・梨華の弱点を、たくさん可愛がって下さい・・・」
(ああ・・・そんなっ!! ダメっ!! ダメなのにっ!!)
「そうかい。それじゃあ、お望み通りにしてやるよ!!」
「ああーーー!! 気持ちいいーーー!!」
しばらく、鋭次の弱点責めが続いた。梨華が身に着けているパンティは、説明がつかない程に濡れていた。
「それでは、別の質問といこうか。どうしてこんなにパンティを濡らしているのかな? こんなにパンティを濡らしているという事は、俺に何かして欲しいのかな?」
梨華が返答し易いように、わざと、答えが出る質問をする。
「はい、鋭次様。鋭次様にまたセックスをして欲しくて、パンティを濡らしていました」
「ほぉーー。また、セックスをして欲しいのか?」
「はい、鋭次様ぁ。梨華とセックスして下さい」
(ああ・・・これ以上、言わせないで・・・もう・・・ダメぇ・・・)
「いいだろう。それじゃあ、パンティを脱がしてやる!!」
「はい、鋭次様ぁ。お願いします」
鋭次は、あっという間に、パンティを脱がした。
「それじゃあ、入れてやる!! ”可愛い梨華ちゃん人形”は、セックスが大好き
なのかな?」
「はい・・・鋭次様。梨華は、セックスが大好きです」
「”俺とのセックス”が大好きなんだろ?」
「はい、鋭次様っ!! 梨華は、”鋭次様とのセックス”が大好きですっ!!」
(分からない・・・どうして、こんな事を言っちゃうの・・・)
(私は、こんなに、エッチな女なの・・・)
「それじゃあ、梨華の大好きな事をしてやろう。足を開くんだっ!!」
「はいっ!! ああーーんっ!! いいーーー!!」
再び、梨華に、20センチ砲が、挿入された。
「ああーーー!! 気持ちいいーーー!! イッちゃうーー!!」
「ほらっ、これがいいのか?!」
「ああーーー!! いいっ!! いいですっ!! 鋭次様ぁーー!!」
「どんな風に、抜き差しすると、イクのかな? 正直に言ってみろ!!」
「ああーーー!! 鋭次様ーー!! 奥まで、奥まで、強く突いて下さい!!
ああーん!! あんっ!! ああっ!! いいですっ!! とてもいいですっ!!」
「お前の望み通りに、奥まで突いてやるよ!!」
「ああーん!! イッちゃう・・・イッちゃう・・・梨華をイカせて・・・」
(ああ・・・私は、何て事を言ってるの・・・口が勝手に・・・)
「ほらっ!! イケっ!! イケよっ!!」
「ああーーー!! イクーーー!!」
梨華は、歓喜の声を上げて、イッてしまった。
(27) お別れのキス、その2
「ふっふっふ。イッちゃったね!!」
「ああ・・・恥ずかしい・・・」
「梨華ちゃんの望み通りに、してやっただけだよ」
「ああ・・・言わないで・・・」
「まあ、いいだろう。それじゃあ、シャワーを浴びて、帰る用意をするんだ」
「はい・・・鋭次様」
しばらくして、シャワーを終え、バスタオル姿で、戻ってきた梨華に、鋭次は、新しいブラジャーとパンティを渡した。 先程の物と、色もデザインも同じであった。
「これは・・・」
梨華が、新しい下着を受け取り、どういう事なのかと鋭次に尋ねる。
「こういう事もあろうかと思って、予備に買っておいたんだよ」
「そうなんですか・・・」
梨華は、深く考えずに、鋭次の好意を受けることにした。
そして、新しい下着を身に着け、続いて、スカートとセーターを身に着けた。
「それじゃあ、今度こそ、お別れだね」
梨華に、お別れを促す挨拶をする。梨華は帰っていいものだと思い、部屋の出口の方へ歩み始めた。そして、ドアノブに掛けてあったリュックを取り、ドアノブに手をかけた。
その瞬間、再び、梨華の目がとろーんとなり、今、手に取ったリュックを再び、ドアノブにかけると、鋭次の方に近づいてきた。
後暗示催眠が、まだ解かれていなかったのである。
「鋭次様ぁ・・・」
甘えた声で、鋭次に抱きつくと、キスのおねだりを始めた。
「どうしたんだい? ”可愛い梨華ちゃん人形?” また、キスのおねだりかい?」
「はい、鋭次様ぁ。お別れの・・・お別れのキスをして下さい」
「いいだろう。キスを受けると、どうなるか分かっているな?」
「はい・・・鋭次様ぁ。鋭次様に可愛がって欲しくなります・・・」
「それじゃあ、お別れのキスをしてやるよ」
再び、キスを行うと、梨華は、最後までおねだりを続ける事になった。
2回のお別れ前の行為が終わり、やっと梨華は開放される事になった。
梨華は、2回にわたって、お別れのキスのおねだりをした事について、
あまりの恥ずかしさに、鋭次を見ることが出来ないくらいになっていた。
しかし、鋭次の呼びかけで、梨華は、最後のキスをする事になった。
「それでは、お別れの前の、最後のキスをさせてもらうよ」
鋭次は、梨華との別れを惜しむかのように、キスをすると言った。梨華にとっても、嫌な気持ちではなかった。梨華は、鋭次のキスを受けるように目を閉じて、キスを待った。
しかし、それは、梨華の思いとは別の意味のキスであった。
それは、鋭次の記憶操作のキスであった。鋭次がキスをしながら、指でポンポンとほっぺをつつく。梨華が、何だろうと思って、目を開ける。すると、鋭次の目が鋭く光った。
梨華の目がとろーんとなった。鋭次は、梨華の唇から離れた。そして、記憶操作の言葉を言い始めた。
『お前は、ビデオテープの事と銀行のお金を横領した事は、誰にも相談してはいけない。また、日記などにも、書いてはいけない。』
そう言って、再び、梨華の目を見ながら、強くキスをした。この瞬間、梨華には強い記憶が、擦り込まれた。
(私は、銀行のお金を横領してしまったんだわ・・・ なんて事をしてしまったの・・・ こんな事、とても誰にも相談出来ないわ。その上、鋭次様に知られている。そして、恥ずかしいビデオテープまで、握られている。100万円を払うまで、鋭次様にバラされないことを願うしかないんだわ・・・)
梨華の記憶には、このように擦り込まれた。
「今から行うキスにより、お前は正気に戻る」
そう言って、鋭次は梨華にキスをした。そして、唇を離すと、お別れのキスが終わったような表情をした。梨華は、1回しかキスをしたとしか覚えていない。
後は、淡々とビジネスの取り引きのごとく、鋭次が話し始めた。
「ビデオテープ代の100万円は、次の土曜日に、この部屋に持ってきて下さい。 その時に、ビデオテープをお渡ししましょう。それでは、さようなら」
「わかりました」
梨華も、返事をして、やっと解放されたという気持ちになった。
(あぁ・・・やっと、終わったのね・・・後は、100万円さえ払えば、もういいのね)
そう思いながら、部屋から立ち去った梨華であったが、このビデオテープの他に、実は、マスターテープがあることや、部屋のいろんな場所に設置された隠しビデオカメラがあり、この土日の行為の全てが撮影されている事など、梨華には気付きもしなかった・・・
< つづく >