第26章 魔力の修行1、未帆さんと
ラブホから直接登校した俺は授業が終わるとまっすぐに帰宅する。迎えに来た公子さんや彩さんの様子が変わらないことで魔力への安心感を新たにする。
外泊は勉強のためと公子さんが皆に知らせていたために特に問題なく迎えられる。いったんは魔力に対する自信を失ったためか僕(しもべ)たちに優しく振舞う。早く帰ったので夕食までに時間がある。当番の未帆さんが俺の着替えを手伝い学生服をハンガーにかける。クローゼットに学生服を仕舞おうとした未帆さんがポケットの中身に気づいて俺に手渡す。
「あの、ポケットにこれが」
「ああ、忘れてた」
「果たし状って書いてありますけど」
「困ったねー」
「成樹様って喧嘩強いんですか?」
「さっぱり」
「大丈夫ですか?」
「殴り合いするって訳でもないらしいから」
「そうですか」
それでも心配そうな未帆さんだが、まずは自分以外に魔力を継承した人間がいることを祖父に報告して相談しなければならない。
「ちょっと伊豆に電話するから」
「はい、それでは下がっておりますので」
未帆さんが出て行くと祖父に電話をかける。すでに夕食を済ませた祖父を呼び出してもらい旭さんのことを報告する。
「熊野の家以外にも魔力を継承した一族がいて、会ったんだけど」
「何?わしは知らんぞ」
「熊野の家に伝わったのがは3種の神器のうちの一つの心を操る力だって」
「・・・続けてくれ」
「会ったのは木曽旭さんっていう女性でお爺さんのことも知ってるみたいだった」
「木曽・・・」
「旭さんは体を操る魔力を持ってるって」
「本当か」
「魔力に慣れてるからって、完全に魔力で敵わなかった」
「調べさせよう。結果が出たらこちらから連絡する」
やはり祖父自身が魔力の継承時に充分な情報を得ていなかったので役に立つ情報はなかった。とりあえず旭さんから攻撃を仕掛けてくることはなさそうなので祖父の調査を待つことにする。その間にできることは少しでも魔力に慣れていくことしかないだろう。
ほとんど何も知らずに魔力を継承した祖父も使っていくうちに慣れてきて、俺に魔力を譲り渡すこともできるようになったように、ひたすら魔力を使っていく以外に方法は思いつかない。屋敷の女性たちをはじめとして、僕(しもべ)にするときには魔力を使ったが、僕になってからはほとんど魔力を使っていない。RPGではないが少しでも経験を積んでレベルアップしなければならない。既に僕となっている相手にも魔力を使っていこう。
「未帆さん、電話終わったからコーヒー持ってきて」
「はい、すぐにお持ちします」
内線で頼むと未帆さんは言葉どおりにすぐにコーヒーを持ってきた。
「すぐにお風呂はいるから、用意して」
「はい、成樹様」
既に僕になっているメイドとは一緒に風呂に入り、身体や髪を洗ってもらうのが習慣になっている。嬉しそうに風呂の用意をする未帆さんが持ってきたコーヒーを飲む。風呂の用意といってもボタンを押すだけなのですぐに未帆さんが居間に戻ってくる。
メイドの中では最初に僕にした未帆さんだが、巨乳によるサービスに満足しているのでフェラだけで口の中に射精したこともないし、アナルもやっていない。魔力で操る練習にその2点を行うことにする。
「スイッチを入れましたので20分ほどお待ちください」
「ああ、その前に」
「はい。成樹様」
メイド服を脱いで自慢の巨乳を出そうとする未帆さんを止める。
「食事前だから、フェラだけでいいよ」
「は、はい」
少し残念そうに俺の股間に跪いてチャックを上げる。体育の授業こそなかったが一日過ごしたペニスにすぐに舌を伸ばして舐めるのが愛しい。しかし魔力に慣れてレベルアップするためには優しくしていられない。
「遅くとも夕食までには口だけで射精させてね」
「は、はい」
巨乳を使う前や、終わってからの後始末くらいしかフェラをさせていない未帆さんが緊張する。舌と顔の動きが同時にできないというか舌の動かし方がヘタである。
「できれば夕食前に汗は流したいから急いでね」
「ふぁい」
「できなかったらお仕置きだよ」
未帆さんが一生懸命顔を動かす。相変わらず舌が遊んでいるので射精には遠そうだ。
「舌で先っぽを舐め回さないと駄目だよ」
くちゅくちゅ
「舌を動かしながら顔も動かさないと駄目」
くちゅ、ぬちゃ
「舌に集中すると顔が遅くなってるよ」
くちゅ、ぬちゃっ、くちゅ、ぬちゃっ
一通り教えるとコーヒーを飲みながらTVを眺める。股間からは音が続いているがまだまだ余裕がある。下の動きが単調なので射精するまでは高まらずに適度な快感が続く。
15分ほどで疲れた未帆さんの動きが遅くなる。俺が頭を掴んで催促すると顔と舌の動きが早くなる。25分経つと舌の動きは完全に止まってゆっくりと顔を動かすだけになる。
「もういいや」
「・・・」
未帆さんの顔を掴んで股間から引き離す。口が疲れきった未帆さんはしゃべることもできずに涙を浮かべて俺に頭を下げている。
「シャワー浴びるから」
なんとか閉まりきらない口から垂れたよだれを拭いた未帆さんが風呂についてくる。俯いたままタオルを持って俺がシャワーを浴びるのを待っている。簡単に汗を流した俺がシャワーを終えると黙ってタオルを使い、着替えを手伝う。
「続きはご飯食べてからね」
「はい、申し訳ありませんでした」
ようやく口が利けるようになった未帆さんと食堂に向かう。いつも通り望ちゃんが賑やかに話しながらの食事が終わると黙って俺についてくる。
「お風呂、少し温めですが」
「ああ、すぐに入る」
未帆さんに部屋着を脱がしてもらって湯船につかる。未帆さんもすぐに脱いでやってきてマットの上に正座して俺の指示を待つ。俺が上がると黙って俺の髪を洗い始める。丹念に指の腹で頭皮をマッサージするようにして泡立てながら背中に巨乳を押し付けてくる。
「さっきのお仕置きどうする?」
未帆さんの指が止まる。
「成樹様のお好きなようにしてください」
ここで魔力に慣れるために、そして自分の魔力を確かめるために新たなパターンを試してみる。息を止めて魔力を高める。そして未帆さん自身の意思を書き換えてみる。俺の言葉を待ちながらシャンプーを再開した未帆さんの指が再び止まる。そして俺の耳元で未帆さんが恥ずかしそうにささやく。
「あの、よろしければ」
「ん?」
第6感を信じれば未帆さんの意思は書き換えられた筈だ。止めていた息を吐き出しながら未帆さんの言葉を待つ。
「未帆のお尻をどうぞ」
「いいの?痛いし恥ずかしいよ」
ここで魔力を止める。書き換えた意思がどうなるのか?
「・・・恥ずかしいです。でも」
言葉を切った未帆さんがシャワーでシャンプーを洗い流す。脱衣所からタオルを持ってきて髪を拭き、俺の前に来てはっきりと言う。一度書き換えた意志はそのまま定着するようだ。
「未帆は成樹様にファーストキスも処女も差し上げられませんでしたから」
「僕に出会う前だから気にしてないけど」
「恥ずかしいですけれども、口でするのも、おっぱいでするのも成樹様が初めてじゃないですから、せめてお尻でするのは成樹様が最初、そして最後にしたいです」
「後悔しない?」
「はい」
「でもお尻って準備がいるし、いきなり入れられるほうが珍しいんだけど」
「成樹様は経験あるんですか」
「うん」
「浣腸すればいいんでしょうか?」
「それだけじゃないよ、ローションとかもあったほうがいいし」
「部屋に戻れば浣腸があります」
「今日はいいよ、その代わり」
「その代わり?」
「未帆さん毛が濃くてお尻の周りまで生えてるから剃っちゃおう」
「え!」
「剃りながらローションの代わりにソープ使って指で慣らせるし」
「恥ずかしいです」
「嫌ならいいけど」
「・・・いえ、お願いします」
マットに四つん這いになりお尻を突き出す未帆さん。公子さんのを剃るときに苦労したのでT字ではない剃刀を買ってある。剃刀とソープを用意して未帆さんのお尻を自分で掴んで開かせる。
「恥ずかしいです」
ふるふるとお尻が震える。お尻の奥の茶色いすぼまりも恥ずかしさと緊張に震えている。
「動くと危ないからね」
「はい、ひゃっ!」
液体ソープを垂らすと未帆さんが悲鳴を上げる。
「あ、ごめんなさい。続けてください」
液体ソープを肛門の周りに伸ばして塗りこめる。
「あ、あ、くすぐったい」
お尻を振って未帆さんが悶える。巨乳もぶるんぶるんと揺れるのが見える。垂れていく液体ソープを掬って肛門に指を入れる。
「や、あ、あ」
「続けるよ。どうしても辛かったら言って」
「は、あ、はい」
液体ソープを継ぎ足して指を出し入れする。肛門をぎゅっと締める動きも、揺れ動く巨乳も楽しい、お○○こからは透明な愛液が溢れてくる。右手の人差し指で肛門を出し入れしながら左手の人差し指にも液体ソープを掬ってクリちゃんを撫で回す。
「あ、そんな」
お尻を振りたて、巨乳を揺らす未帆さん。絶景である。クリちゃんを撫でると肛門がぎゅっと締まるのだが、クリちゃんから指が離れると肛門が緩む。右手と左手の動きをシンクロさせるとスムーズになってくる。
「あ、あ、気持ち、気持ちいいです」
まだ肛門は指1本がスムーズに動くようになっただけだが、俺のペニスが元気になってしまう。右手の人差し指を根元まで入れて出し入れしながら左手の人差し指の代わりにペニスをお○○こに入れる。
「あ、な、成樹様!」
「お尻をいじられながらってどう?」
「あ、あ、恥ずかしい。けど気持ちいいです」
「剃る前に1回出すから」
「あ、はい」
右手の人差し指を入れたままペニスをお○○こにあてがってゆっくりと入れる。
ぬちゃー
「い、あー」
糸を引くような音を立てながらペニスが呑み込まれていく。以前の締まりが悪かった訳ではないが、緊張してキツくなったお○○この感触が目新しい。大きなお尻に俺の下腹部がぴったりとくっつく。俺が動く前から未帆さんの子宮口がつんつんとペニスの先を刺激する。お尻に入れた人差し指を動かすとお○○こがうごめき、子宮口がペニスの先に痛いほど当たる。
「あ、いや」
未帆さんのお尻が揺れる、大きなおっぱいも揺れている。『いや』と言いながらも指を締め付け、ペニスも締め付けながら腰が動いている。
「あ、あ、あん」
俺が動く前に未帆さんの腰が動き始める。お尻の中で指を動かすと面白いように未帆さんがもだえて腰を振りながら締めつけてくる。お尻も馴染んできて人差し指をスムーズに根元まで呑み込んでいく。中指も加えてお尻を責めると未帆さんが狂ったように締め付けながら腰を振る。
「い、い、イク」
ずぽっずぽっ
「いい、いい、イキます」
ずぽっずぽっずぽっずぽっ
激しく何度もイキながらも腰を振りつづける。
「も、もう。成樹様も」
未帆さんの小麦色のお尻を抱えて俺も動き出す。ふと同じように小麦色の肌の絵里を思い出して欲情が募る。旭さんに負けた屈辱感を晴らすかのように腰を打ち付ける。
ばすっばすっ
「あ、強い。もっと」
感情の高ぶるままに腰を動かしていくと、あっという間に射精感が高まってくる。亀頭を子宮口に押しつけながら射精する。
「あ、あん、出てます」
未帆さんは充分な快感を得たようだが、旭さんの件を引きずる俺は心が晴れない。小麦色の未帆さんのお尻を見ていると、同じように小麦色だった絵里を思い出して落ち込む。射精してすっきりした分落ち込みも大きい。ひくひくと締め付けて余韻を楽しんでいた未帆さんがゆっくりと体を動かして向きを変えてペニスを舐め始める。精一杯舌を伸ばして舐め取っては呑み込んでいく。全部舐め取った未帆さんがぱっくりとペニスを頬張って最後の一滴まで吸い取ってくれる。
苛立ちを誤魔化すように未帆さんの頭を撫でると嬉しそうにお尻を振る。
「ありがとう。もういいよ」
ちゅぽん
音を立ててペニスから口を離した未帆さんが上目遣いで見上げる。
「じゃあ、剃るよ」
「はい・・・お願いします」
再び四つん這いのお尻を俺に向ける。たっぷりと中出しした精液が充血して開いたお○○こから流れ落ちている。絵里に中出ししたのを美奈子に呑ませ、美奈子に中出ししたのを絵里に呑ませた記憶が蘇る。魔力で僕にする貴重な俺の精液がもったいない気がする。
・・・もったいない
何となく頭の中でリフレインをする言葉。気持ちを切り替えて未帆さんのお尻に向かい合う。
「動くと危ないからね」
「はい」
自分でお尻を広げた未帆さんの肛門の周りに改めて液体ソープを塗り込め、溢れ落ちる愛液で泡立てる。
「あ、あ」
お尻を振って悶える未帆さん。大きなお尻が、見事な巨乳が揺れる。俺の指に合わせて悶え動く。なし崩しに2回戦に突入したくなるが堪えて告げる。
「もう動いちゃ駄目だよ」
「は、はい」
しっかりと自分でお尻を広げたままじっとしている未帆さんの肛門の周りの毛を剃っていく。厨学生の俺は剃るほど髭が生えるわけもなく、剃刀を使うのは初めてだ。慎重に怪我をさせないように剃っていく。肛門の皺のすぐそばに生えている毛は難しかったが何とか剃り終える。
「はい、きれいになったよ」
俺が告げると全身の緊張を解いた未帆さんが真っ赤になっている。
「ありがとうございました。とても恥ずかしかった」
恨むような、媚びるような目つきで礼を言うと俺の背中を流し始める。たっぷりと石けんをまぶした巨乳が俺の背中を這い回る。いつもよりも大きく、固くなった乳首の感触が心地いい。背中を洗い終えたのでマットの上に横たわると未帆さんの巨乳が全身を這い回る。最後にパイずりで射精させようとする時にも乳首は乳輪ごと大きく勃起している。
「未帆さんが上になって入れて」
「はい!成樹様」
「未帆さんの好きなように動いて」
「はい」
急いで俺の体の泡をシャワーで洗い流した未帆さんが跨ってくる。俺の体は綺麗にしたが自分の後始末はしていなかったので簡単に呑み込んでいく。
にゅるん!
「あ」
俺がにやにやと揺れる巨乳に眼を細めているのも気にならない様子で腰を振り立てる。魔力で性感を高めるとすぐに連続してイク。
「あ、イク。成樹様」
「ま、また」
「来て、きて」
連続する絶頂に倒れ込んできた未帆さんの巨乳を支えながら操る。絶頂に達した未帆さんを操ってひたすら腰を動かすように操ってみる。
「も、もう」
「こ、腰が止まらない」
俺に巨乳を掴まれながら腰を振り続け、何回もイク。涙を流しながらもイキ続ける未帆さんには悪いが、心を操ることで体も操れることがわかった。未帆さんの腰を掴み、倒れかかってきた巨乳に顔を埋めて射精する。
「ひぃー」
射精を受け止めた未帆さんが失神してしまう。失神してしまうと俺の魔力は効をなさない。未帆さんを抱き留めて頭を撫でる。失神してぐったりしているのにお○○こはきつく俺のペニスを締め付けて押し出す。
しばらくして意識を取り戻した未帆さんが俺の上から降りようとするが力が入らない。
「ごめんなさい。気持ちが良すぎて力が入りません」
「そんなに良かった?」
「ちゃんとイッったのに、腰が止まらなくて・・・何回もイキました」
「すごかったよ」
「ごめんなさい。自分だけ気持ちよくなって」
「僕も気持ちよかったから」
「ありがとうございます」
何とか俺の上から降りた未帆さんだがぺたりと座り込んでしまう。体のあちこちに石けんの泡が残り、股間からは精液と愛液が溢れてひどい状態だ。俺がシャワーで泡と愛液を洗い流してやる。
「申し訳ありません。成樹様にやっていただくなんて」
「いつも未帆さんにやってもらってるから」
一通り洗い流した未帆さんを抱えて湯船に入る。
「あ、重くないですか?」
「いいから、のんびり体を休めて」
「はい、ありがとうございます」
疲れ切った未帆さんを労って長湯をして回復を待つ。温めのお湯にしばらく入っていると未帆さんが元気を取り戻す。
「もう大丈夫です」
「じゃあ上がろうか」
「はい」
未帆さんに甲斐甲斐しく世話されながら本日の収穫を思い起こす。意識の書き換えも上手くできたし、書き換えた意識はそのまま定着した。失神するまでは心を操ることで体も操れた。失神してしまうと俺の魔力は使えないこともわかった。
「じゃあお休み」
「お休みなさい。成樹様」
疲れは残っているようだが満ち足りた表情の未帆さんを見送って眠りにつく。
(明日からはもっと色々試してみよう)
< つづく >