第4話
昼休み、僕はいつものように屋上手前の踊り場で藤野の弁当を食べている。おかずを食べ、ご飯を食べ、お茶を飲む。昔、習った三角食べってヤツだ。
え?藤野はどうしたって?すぐそばにいるよ。ほら、僕の目の前で壁に手を突いてこっちに尻を向けてる。そしてびしょびしょのまんこには僕のちんぽが挿入されている。二人とも腰は動かさない、食事中だからね。でも藤野の背中はプルプルしてきた。
「今日も美味しいよ。でも大丈夫か?そんな事まで『練習』して。無理しなくて良いんだぞ」
「だ、大丈夫。お弁当食べる時にピクニックシートも机もなかったら困るもんね」
「藤野は『練習』熱心だね。よっと…」
僕は椅子に座ったまま足を組み替える。ちなみにこの椅子は空き教室から持ってきたヤツだ。
「ふぁぁあん」
藤野が身悶える。当然だ。さっきからオアズケ状態のところに、足を組み替えて僕が体を揺らしたせいでちんぽが擦れるように動いたからね。びりびりきたんじゃないかな。
「藤野。お茶が波打ってるぞ。ホントに平気か?」
「へ、へーきだよ」
その背中には弁当とお茶が載せられている。今日は藤野の背中を机代わりにして弁当を食べてるんだ。こんな『練習』しても実際にやる機会は普通巡ってこないと思う。ピクニックシートがなくたって床に座り込めば良いだけの話だ。もちろんこんな馬鹿みたいな方法しかないと魔法で思い込ませているんだけどね。自分でやっといてアレだけどさ、この状態でちんぽを突っ込む理由がよくわかんないよね。藤野に聞いてみよう。
「机になるだけでも大変なんだから、ここまでしなくても良いんじゃない?」
そう言って腰を僅かに揺する。
「あん…だ、だって制服汚れちゃうからさ。机になる時は、裸の方が良いでしょ?そしたらさ、入れたくなるでしょ?」
何か登山家みたいな理由が返ってきた。こんな無茶な理屈でも通るなんて魔法って凄いな。
「まあ、もうちょっとで食べ終わるから頑張ってよ」
今日は何だか一口につき30回くらい噛み締めたい気分だ。
「う、うん。がん、ばる」
結局時間ギリギリまで粘ってゆっくりと食べた。食べ終わった後、殊更ゆっくりと弁当箱を片づけて焦らしまくった。片付けが全部終わった後、数分間思い切りピストンしてあげたら藤野はお漏らしみたいに潮をバシャバシャ吹いて喜んでくれた。ま、朝のお礼はこんな感じで充分だろ。
面倒な午後の授業も全部終わって放課後になった。帰り支度をしていると藤野がやってくる。
「菅原、今日なんだけどさ。あたし、ちょっと用事ができちゃって帰らなきゃなんだ。ごめんね」
おや?珍しいな。今日もてっきり『練習』に誘われるかと思ってたけど。用事って何だろ?聞いてみよう。
「あ、そうなの。今日は暇だったんだけど藤野に用事があるなら仕方ないね」
別に直接聞かなくても僕には魔法があるからね。僕は藤野にリンクすると耳を澄ませた。
(もう!せっかく菅原が暇なのに。お母さんてば今日に限って早く帰るから『久しぶりに一緒にお料理しましょ』だなんて…。でもでもお小遣いの日が近いからあんまり機嫌損ねたくないし…あ~ん、ホントは菅原と一緒にいたいのにぃ)
「今日はね、久しぶりにお母さんが早く帰るから。家族サービスってヤツ?」
考えている事と言ってる事に特に矛盾はないから嘘じゃない。もしかしたら魔法の効果が切れたのかと思ったけど考えすぎだったみたい。
「そっか。じゃあまた明日な」
「うん。ばいばい、菅原。また明日ね」
そう言うと藤野は小走りに教室を出ていった。
さて、暇になったけど僕はどうしようかな?
そういや、島村にまたエロい事してやるって約束したんだっけ。約束は守らないとね。この時間なら道場にいるだろ。
僕は鞄を持って立ち上がると道場へと向かった。
道場へ行くと一人で素振りをしている道着姿の島村がいた。気配を察知したのかこちらを振り向く。
「菅原じゃないか。ついに入部を決意してくれたか」
「そんな訳ないだろ。あれ?他の連中は?」
道場はシンと静まり返っている。いつもなら剣道部の連中とか島村のファンとかで一杯なのに。
「今日は部が休みだからな。私は自主練習だ」
「どんだけ真面目なんだ」
「いや、黄色い声援がない方が楽なんだよ」
なるほどね。まあ他の連中がいないなら僕にとっても都合が良い。靴を脱いで道場に上がると島村の方へ近付く。
「はは、じゃあ邪魔しちゃったかな?」
「いや、丁度良い。そろそろ休憩を挟もうと思っていたところだからな。気にするな」
島村は懐から手拭いを取り出して額の汗を拭う。道着姿のせいか、いつもより凛々しく見える。これを辱められると思うと何だか興奮してくる。
「ちょっと待っていろ」
傍らに竹刀を置くと島村は更衣室へ消えた。そして大きな水筒を持って出てくる。
「水筒の茶で良ければ飲むか?」
「お、気が利くね」
「私が飲みたかったからな。ついでだ」
蓋に注がれたお茶を受け取り、道場の壁にもたれて座った。すぐ横に島村も腰を下ろす。島村のヤツ、今朝はあんなに喘ぎまくっていたのに今はそんな空気が微塵もないな。上手くエロに持ち込めるかな?ちょっと心の声を聞いてみるか。
(いかんな。稽古に集中していた時は忘れていられたが、こうして菅原に会うと振り払った筈の雑念が沸々と…。し、しかしアレは女らしくなる為の修練であって、決してや、疚しい事ではない。きょ、今日は他に誰もいない訳だし、折角菅原が来てくれたんだ。数少ない機会を逃すよりは、そ、その思い切って菅原に頼んでみるか)
何だ、外面はこれでもかってくらい爽やかなのに、心の中では今朝の事ばかり考えているんじゃないか。島村ってむっつりスケベだったんだな。う~ん、意外な事実。しかしその事実を知り改めて島村を見ると、稽古で火照って上気した体が途端にいやらしく見えてきた。
「菅原、時間は大丈夫か?もし、その、何だ、差し迫った用事がないのであれば、ちょっと頼みがあるんだが…」
「何だよ、もったいぶって。今日は暇だから構わないよ。で、頼みって何?」
流石にさっきの心の声から考えて、道場の掃除を手伝ってくれなんて事ではないだろ。
「そ、そうか。その、す、菅原さえ良ければなんだが、け、今朝のつ、続きをお願いしたい」
きたきた!やっぱりね。でも恥ずかしがる島村が可愛いから、ちょっととぼけてやろう。
「今朝?何かやったっけ?いや~午後の授業、全部寝ててさっき起きたばかりだから記憶が曖昧でさ」
もちろん、ホントは全部覚えてる。あんな素晴らしい時間を忘れてなるものか!
「え?いや、あの、私のむ、むねを、その…女らしくなる為には繰り返した方が効果的だと菅原も」
「え、島村の胸?あ、何か思い出し掛けてきた。もうちょっと詳しく頼む」
「あ、う、わ、私の胸をさ、触って…」
「触る?こんな感じ?」
僕は隣にいる島村の胸にタッチする。
「ふぁぁ…ち、ちがう。ちょ、ちょくせつだ。ちょっとまて、いま、ぬ、ぬぐから…」
島村は道着の衿に手を掛けるとするりと前を肌蹴る。そこには可愛らしい島村の微乳が控えめに佇んでいる。
「思い出した!島村の可愛い乳首見たら思い出したよ。確かこうやって摘んだり」
「ひぃぁぁ…」
「撫でるように揉み上げたり」
「はぁん、ふぁぁ…」
「舐めたりしたんだよな」
「やぁぁぁ…う、うん。そう、だ。お、女らしくなる為に」
それはそうと気になる事がある。
「でも何でブラしてないの?」
愛撫を止めて質問した。
「はぁはぁ…け、今朝、菅原にしてもらってから乳首が凄く敏感になって、ブラが当たるだけで、辛くて、休み時間に、外したんだ」
マジか!?ずっとのーぶらですか?体の奥から感動がこみ上げてくる。万歳!微乳ノーブラ万歳!この感動を誰かに伝えたい!
僕は島村の微乳に向き直ると、すっと滑らかに指を構えた。そしてピアニストが美しい旋律を奏でるように、優しい指使いの中にも何処か激しい力強さを秘めているような、もどかしくもだが決して途切れる事のない、緩やかな流れを島村の胸に十本の指をフルに使って表現した。
「ひぃぁぁ…そ、そんなの、ん、んあああ…、ら、らめらぁ、しゅがわらぁ、きもち、いいぃ、よぉ…」
何処からか拍手が聞こえてくる。この微乳ノーブラに捧げた即興演奏は楽譜に書き起こされ世界中で演奏された。貧乳と蔑まれ泣いていた女性達が今は別の涙を流している。私達の小さな胸でもこんな大きな感動を与えられるんだって、私達は生きていても良いんだって。そして微乳は今、他の様々な乳と手を取り合って世界に愛と平和を広めている。そのきっかけとなったこの曲の作曲者である僕に今日、ノーブラ平和賞が贈られる。割れんばかりの拍手の中、僕はそれを受け取る。そして差し出される右手。
「タイチ・スガワラ。感動をありがとう」
握手に応えて、その手を握り返し微笑む僕に沢山のカメラのフラッシュが浴びせられる。そして更に大きくなる拍手と歓声。ワァァァァァ…。
「ふぁ、やぁ、あ、もう、らめ、あ、あぁぁぁぁ!!」
はっ!?島村の絶頂した声で我に返る。何だ?ノーブラ平和賞って?ていうか初めて僕のフルネームが出たな。
島村は壁にしどけなくもたれ掛かり目を伏せて荒く熱の籠もった息をしている。
「ごめん。島村、大丈夫か?」
両肩に手を置くとビクッとして島村が目を開く。そして目の前にいる僕を見つけるとゆっくり微笑んだ。
その表情で不覚にもキュンとする。いつも凛々しい島村がこんな女の子みたいな表情をするなんて…。
「…大丈夫だ。菅原の手があまりに気持ちよくてな、思わず気をやってしまった。…これが夢見心地というやつかな。まだ…胸の高鳴りが治まらない」
コイツ、素直に言いすぎじゃないか?今朝もそうだけど、自分のセリフが持つそこはかとないエロスに気付いてないんだ。そんな島村にはエロいお仕置きをしてやる。僕は魔法の準備を始める。
「何だって!?大変じゃないか!」
「え?どういう事だ?」
「多分、あまりに急激に女性ホルモンが分泌されたから体がビックリしてるんだよ。ドキドキが治まらないのはそのせい。このままじゃ『女らしくなる』前に島村のホルモン調節機能が壊れちまう」
「何だって!?そ、それは困る!」
外も中も島村は慌てている。僕はすかさずイメージを植え付ける。
『菅原ならきっと治療法を知っている筈だ。たとえどんな方法であろうと、菅原の治療を素直に受け入れよう。そうしなければ私は一生女らしくなれない』
「お願いだ、菅原。治療法を教えてくれ。このままじゃ、私は、私は…」
島村が目の前にいる僕の胸にしなだれ掛かってくる。いつもなら高い位置にあるその顔が見上げてくるのは、何だか新鮮だ。しかも上目遣いの目が涙で潤んでいる。大丈夫だって、僕が何とかしてやるから。エロい方法でね。
僕はできるだけ真面目な顔をして言った。
「治療法は、ある…けど、耐えられるか?今まで以上に恥ずかしい事をしなきゃならない。それでも島村は…」
「構うものか!私は、どうしても女らしくなりたいんだ。その為ならどんな事も耐えてみせる。途中で挫けたりなんかしない!だから、お願いだ。菅原、私に治療を…」
僕が言い切る前に島村は叫ぶ。効果はバツグンだ。
「わかった。そこまで言うならどこまでも協力してやる。大切な友達の為に僕も一肌脱ぐよ」
すがり泣く島村を壁にもたせ掛けると僕はベルトに手を掛ける。え?一肌脱ぐって、こういう意味じゃないの?
「女性ホルモンの急激な上昇に耐えられるようにするには、男性ホルモンを外部から摂取してバランスを取ってやれば良いんだ」
僕はズボンを下ろしてパンツに手を掛ける。だがそこで手を止める。
「…治療だとわかっていてもやっぱり恥ずかしいな」
すると島村が僕の手に自分の手を添えて言った。
「おまえばかりが恥ずかしがる事はない。私も手伝う。教えてくれ、私はどうすれば良い?」
涙はもう止まっている。島村の決意は固そうだ。そう、パンツの下にある僕のちんぽと同じくらいに。
「ありがとう、島村。じゃあそのままパンツを下ろしてくれ」
「わかった、こうだな。…うわっ!?」
島村が僕のちんぽを見て驚く。勃起したものを見るのは初めてなんだろう。しかし決意した島村はそれ以上恐れることなくしげしげとちんぽを眺める。
「これが、菅原の…せ、生殖器か。り、立派だな」
生殖器って、保健体育の教科書じゃないんだからさ。
「ちんぽだよ、言い直してみて。恥ずかしいだろうけどさ。そんな遠回しな言い方じゃ治療はできないよ」
「そ、そうか。治療の為、ひいては女らしくなる為だしな。よ、良し。ち、ちんぽ、だな。こ、これからはそう言うぞ。つ、次はどうすれば良いんだ?」
うわぁ、真面目な島村に卑猥な事言わせるのすげぇ興奮する。しかしまだまだこんなもんじゃ終わらせないぞ。
「じゃあちんぽを優しく握り締めてみて」
「ち、ちんぽを握れば良いんだな。こうか?」
島村の両手の中にそっとちんぽが納められた。その感触にちんぽが震える。
「す、菅原!ちんぽが動いたぞ!」
「島村の手が気持ちよかったんだ。僕のちんぽを気持ちよくする事が治療の第一歩なんだ。じゃあ今度は手の中でちんぽを滑らせるように動かしてみて」
「ふむ、こうか?」
島村が両手を動かしてちんぽを扱き始める。左右違う位置にある竹刀ダコがちょうど良いアクセントになって余計にキモチイイ。
「そうそう、その調子。あと先っぽが感じやすいから手で包むようにして刺激して」
「そうなのか?だったら…」
島村が握り方を変える。右手はそのまま動かしているが左手を先っぽに移した。
「こう…柄尻を握り込むような気持ちで。どうだ?」
左手にキュキュッと絶妙な力が加わる。ちょ、何?その巧みな技?竹刀とは違って柄尻が先端にあるから勝手が違うはずなのに、島村は巧みな応用力で僕のちんぽを握り込む。
「ちょ、ヤバい。それ、気持ちよすぎるって…」
そう漏らすと島村は嬉しそうに言った。
「そうか、気持ち良いか。ではこのまま一本取ってやろう」
ちょ、またそんな言い方!絶対わかってないくせに!でもそのセリフで余計に昂ってくる。ヤバい!マジで一本取られる!
「もう、駄目だ、げ、限界」
「ん?何がだ?」
凄まじい勢いで放たれた僕のザーメンは島村の手を通り抜け、ぽかんとした顔と肌蹴たままの胸に降り注いだ。ぶっかけ一本お見事!しばらくして島村が問い掛けてくる。
「な、何だ?菅原のちんぽから、白いモノが飛び出してきたぞ!?あ、私にも掛かってる」
やっぱりわかってなかったのか…。まあ良いや、気持ちよかったし。
「ザーメンだよ。気持ちよくなるとちんぽから出るんだ。これは男性ホルモンの固まりみたいなモンだからね。今の島村にとっては差し詰め治療薬ってところかな」
「ざーめん…か。言われてみれば少し鼓動が落ち着いたような…。しかしまだ平静とは言い難い。量が足りないのか?」
再びちんぽを握ろうとする島村を手で制して僕は言った。
「やっぱり外側から掛けただけじゃ効果が薄いか…。でもあの方法は島村には辛いし…」
「私なら大丈夫だ!気にせず教えてくれ」
「…わかった、教えるよ。外側からで効果が薄いなら、僕のちんぽを島村の中に突っ込んで内側からザーメンをぶっかけるんだ」
「え、それって…でも私、そ、その初めてだから」
ザーメン知らないくせにセックスは知っているのか。偏った性知識だなぁ。確かに治療の為と言い切れば島村は僕に処女を捧げるだろうけどさ。膣出しは何かとマズいし。
「そこは未来の旦那様に取っとけ」
まあ、未来の旦那様に渡す気は更々ないけどね。
「わ、わかった。え、でも、それじゃあどうやって治療するんだ?」
「この場合アナルセックスしかないな」
島村は処女のまま、アナル開発する。決めた。
「あなるって何だ?」
「尻の穴だよ」
「え、え、お、お尻に?き、汚くないか?」
「本来ならきちんと洗浄してからが望ましいけど、事は一刻を争うんだ。友達である島村の為だ、覚悟はできてる」
本音を言うと早くぶち込みたいだけだ。
「菅原…私の為にそこまで…。わかった、私も覚悟を決める!さあ、菅原!私のお尻の穴にちんぽを!」
すげぇ、島村が大声でアナルセックスを促してる。想像以上のエロスだ。
「そう気を張り詰めたら入るモノも入らないだろ?取り敢えず尻を出して四つん這いになってくれ」
普通なら入れないモノだ。今の僕らは変態以外の何者でもない。
「そうだな、私とした事が焦ってしまった。ちょっと待ってくれ」
てっきり袴を脱ぐのかと思っていたが、島村は袴の足を通す穴の片方に両足を入れてそのままパンツを脱いだ。袴の裾から今朝見たブラとお揃いの緑色のシンプルなパンツが出てきた。すると島村は四つん這いになり、裾を持ち上げてペロリと尻を出した。剥き卵みたいだ。
「急いでる時はこの方が早い。さあ、菅原」
僕はその尻にがぶり寄ると両手で撫で上げる。吸いつくような感触に期待が高まる。
「ふぁぁ…頼む、早くちんぽを…」
島村がおねだりしてくる。しかしアナル開発の道は険しい獣道だ。いきなり突っ込んだんじゃ血を見る事になる。
「その前によくほぐさないとな」
改めて島村の卵尻を観察する。その中央に鎮座する菊一文字。その下には丹念な胸への愛撫でとろけきったまんこがある。溢れんばかりの汁を指で掬い取りお菊さんになすりつけていく。そして同時に魔法を使ってドキドキを残したままリラックスさせる、ちょっとややこしいけど。ついでにアナルを性感帯だと思い込ませよう。
「す、菅原。また、鼓動が、速くなってきた。急いでくれ。ん、あ、やぁ…」
魔法の手助けもあってすんなり指が入るようになってきた。ジュポジュポとアナルに指を出し入れする。
「頑張れ!もう少しだ。」
指を捻ってみる。
「ひゃぁぁ…わ、わかった、くぅ、あ、んん」
二本指、三本指。数を増やしても痛がるどころか島村は喘ぎ声を強くするばかりだ。神聖なはずの道場で僕にアナルを弄られて感じまくってる。なんて背徳感だ。
「良し、これならいける。島村!今、助けるぞ!」
「きてぇぇ、私のおしりに、ちんぽつっこんでぇ!」
ズブリ。肉の輪が僕を阻むように締め付けてくる。だが僕は諦めない。腰に全身のバネを集中させ一気にねじ込む。
「んあああああ!!」
一際高い声を上げて島村は腕を折り、肘を床についたが、何度となく打ち込まれる僕のちんぽに屈服し、腕を前に投げ出し肩で快感を受け止める。
だが僕は止まれない、止まったら殺られる。本能的にそう感じた。喰いちぎるような締め付け、火のように熱く、何処までも底がないような肉の穴。こ、これがアナルセックス…。まんこに入れた時のような優しさは感じられない。激しく、ただひたすらに搾り取ろうとする貪欲さがそこにあった。
「すがわらぁ、らして、らしてぇ、ざーめん、わたしに、ちょうらぁい!!」
「くっ」
島村が叫んだ。同時にその意志に応えるようにアナルが蠢く。な、何だと!今までのは全力じゃなかったのか!?だ、駄目だ。アナルの最終形態の前では、とてもじゃないが耐えられない!
「出すぞ!島村のケツの穴に!ザーメンたっぷり出してやる!」
「きてぇ、きてぇ、ああああああ!!あつい!すがわらの、あついざーめん、どぷどぷきてる!わたしぃ、もぉ、らめ、らぁ…」
僕が最後の虚勢で吼えると、堰を切ったように島村にザーメンが流れ込んでいった。受け取った島村は始めの内は喜ぶかのように喘いでいたがやがて限界がきたのだろう。気を失ってしまった。括約筋が弛んだので僕は自分のちんぽをアナルから引きずり出した。僕の形をまだ覚えている開きっ放しのアナルから溢れたザーメンが流れ落ちる。その光景に僕はゴクリと唾を飲んだ。
僕は気絶したままの島村を全裸に剥くと備え付けのシャワー室に連れ込んだ。自分も素っ裸になって、自分と島村の体を洗った。僕のちんぽと島村のアナルは特に念入りに洗った。指でジュポジュポしてたら島村が目を覚ました。
「ん、私は…。そうか、あのまま気を失ってしまったのか。感謝する、菅原。お陰で鼓動も落ち着いたようだ」
「良かったな。これで安心して『女らしくなれる』ぞ」
そう言って僕はボディーソープでヌルヌルの手を島村の胸に這わせる。
「ふぁぁ…。あ、あれ?何故私は裸なんだ?うわ!?す、菅原も裸じゃないか!?え?ここは、シャワー室?あ、ちょ、ああん」
「二人とも酷い格好だったからな。洗ってさっぱりしようと思って」
「そ、そうか。ん、はぁぁ、て、手間を掛けさせてしまったな。すまない。と、ところで菅原、あ、ん、やぁぁ…」
「どした?」
「そ、その、また鼓動が速くなってきて、んん、た、頼めるか?」
島村は僕の指をアナルに導いて言った。
「任せとけ」
ボディーソープでニュルニュルしているアナルに僕は再びちんぽをねじ込んだ。
< つづく >