魔法使いの小冒険 第八話

第8話

「よし、小僧。今日修行するのは、昨日の魔法とちょっとつながりがあるやつだ。
これには道具を使うから、大事に扱えよ。ほら、試しに作ってきたんだぜ。」

昼休みの教室で、ピンプルが僕に突き出してきたのは、
なんか板の上に竹トンボがくっつけられたみたいな、変な道具。
スゴロクとか、ボードゲームにでも使う、ルーレットみたいなものだったんだ。

「これ何?一体、何のために使うの?昨日の名刺とか、シャボン玉のストローとかなら持ち歩けるけど、
こんなの持ってウロウロするの、大変じゃない?」

ピンプルはちっちゃい体でその板を僕の前まで必死に押し出すと、
そのままヨッコラショって机の上に胡坐をかいて座っちゃった。
押し出した正方形の板には、別の板で作られた円盤が張り付いてる。
四方にはピンク魔法ってわかる、紋章が色々刻まれてるよ。

「テメエはいつもながら、わかってねえなあ。
わざわざこんな大掛かりな道具を使うってことは、それなりに他の魔法じゃ出来ないことが、
これなら出来るんだよ。名づけて『感情操作魔法、ピンプルの気分円盤』だ。
ほら、ここをよく見てみろ。テメエの名前が書いてあるだろ。
その下はなんて書いてある?」

「あ・・・、『草野知也。・・・魔法の修行を一生懸命したい』って書いてある。なんだこれ?」

「そんでもって、その竹とんぼの周りに円が張り付いてるだろ?これ。この円周が目盛りみたいになってる。
竹とんぼの赤く塗られてる方の羽はどこを指し示してる?」

だんだん僕にもわかってきたよ。これは手作りのメーターみたいなものなのかな?
そう言われると、これって方位磁針みたいに見えなくもない。赤く塗られてる羽が、
指し示してる針の方向ってわけね。

「えぇっとね、この針は、『微弱』ってところで止まってるよ。」

ピンプルは不敵に笑って、僕の手のところまで机の上を歩いてくると、思いっきり僕の肘を蹴飛ばしたんだ!

「それはな・・。お前の魔法の修行に対する懸命さが超微弱って意味だよボケッ!真面目にやったらんかい!」

肘の、すごく痛いところを蹴られて、僕は椅子から跳ね上がっちゃう。すっごくビリビリきたんだもん。

「いっ、痛いよー。ちゃんと真面目に聞いてるじゃないか。
・・・ったくもう。そんなスパルタやめてよ。今時流行んないってば。
今日こそは里美ちゃんとデートなんだ。修行もいいけど、早く終わらせちゃって、自由になりたいんだよ。」 

ピンプルは、またちょっと意地悪そうに笑う。嫌な小人だよ、本当に。

「いいか?こっからが凄いところよ。そんな現代っ子ちゃんでもだな。こうしちゃうと・・どうだ?」

ピンプルが板の上に乗っかって、竹とんぼの部分をクルクルと両手で押し始めたよ。
するとなんだろう?・・・急に僕の胸が熱くなってきたんだ。赤い針が180度近く回って、
『強』の表示のところまで来た時には、僕はもう、いてもたってもいられなくなっちゃった。
急にピンプルを両手で捕まえて、自分の顔の近くまで持ってきちゃったよ。

「し、師匠。俺、俺。ピンク魔法、もっともっと覚えたいっす!
もっと教えてください!俺、一流のピンク魔術師になって見せますからっ。」

「おっ、瞳の中に炎が見えるぞ。よしよし。しっかりオイラについてこい。
ピンク魔法界の星を目指そうじゃないか、ええオイ?」

僕はもう、感動で涙が濁流のようにこぼれてきちゃった。ピンプルを思いっきり抱きしめると、
まるで僕らの周りが炎上してるみたいに見えてきちゃったよ。

「うぉー!俺は今、最高に感動している。ピンプル!俺この魔法も必ずや極めてやるからねっ!」

「お、おぉ・・。いいけどよ・・。ちょっと目盛り回しすぎたかな・・・?」

板の上についてる、プレートに書かれてた言葉を消しちゃうと、
僕のさっきの妙な情熱は、あっさりフェードアウトしてくれたよ。
でも実際に自分で体験してみると、なかなか面白い道具なのかな?って実感できたね。

人の感情を動かすだけなら、他の魔法でも色々と出来るはずだけど、
こっちで微調整出来るってのが、このアイテムの魅力なのかな?
うーん、だんだん通な世界に入ってきましたねえ。

昼休みが終わって、化学の授業が始まったけど、僕は早くも化学なんかよりも、
ピンク魔法のお勉強でーす。

まず手始めはやっぱり、斜め前の方に座ってる里美ちゃん。横顔と後頭部しか見えないけど、
それでもやっぱり里美ちゃんは可愛いなあ。どこから見ても爽やかな美少女。
僕の自慢の彼女です。・・・うん、授業中だからって自分の彼女の顔がちゃんと見られないのは、
不公平だよね。円盤の上に貼り付けられてるプレートに、ペンでキュッキュッって書き込んでみる。
「秋島里美。彼氏に愛をアピールしたい。」って書いてみたよ。針が『0』からちょっとだけ動く。
『超微弱』って感じかな?うーんがっかり。里美ちゃんは僕にそんなにアピールしたくないのかな?
でも、やっぱり真面目な子だから、神聖な授業中にはそんなこと考えもしないってところなんだろうね。

ちょっと針を回しちゃおうか。
弱あたりまで持ってくと、里美ちゃんの体がピクっとして、ノートをとる手が止まったのが見えたよ。
きっとこのぐらいのレベルだと、心の中で一生懸命おさえてるんだね。
でも、もうちょっと強めちゃう。中ぐらいにすると、里美ちゃんがチラッとこっちを見たよ。
すぐに目をそらして、後ろの黒板でも見るような素振りをとったけど、僕には、ちゃーんとわかったもんね。
里美ちゃん、0.5秒ぐらいだったけど、僕とちゃんと目を合わせたよ。恋人同士のアイコンタクト。
しっかり頂きましたです。嬉しいからもっと強めちゃう。

佐竹先生が教科書にある、化学式の説明を読みあげながら教室の中を回ってる。
その目を盗んで、里美ちゃんは僕の方をしっかり振り返ると、恥ずかしそうに微笑んで、左目でウィンクしてくれちゃった。
コラコラ。大胆だな~。でも授業中だぞ!僕がちょっと厳しめの顔つきであしらうと、
里美ちゃんはシュンとして前を向きなおしちゃった。自分でも反省しているんだろうね。
そういう真面目さが可愛いから、もっと針を回しちゃう。『強』にしちゃった。耐えられるかなぁ?

あれあれ。里美ちゃんは『強』まで気持ちが高まっちゃうと、5秒も我慢できない子なんだね。
あからさまに僕の方を向くと、両手をブリっ子みたいに顔に寄せて、嬉しそうにパタパタ振り始めたよ。
しょうがなく僕が顔を上げると、目があった瞬間に派手に両手で投げキッス。
「チュパッ!」って音が、派手に教室に響いちゃった。

「秋島さん?どうかしたの?授業に集中してくださいね。」

佐竹先生が振り返って厳重注意!僕が慌てて里美ちゃんの心の針を0まで戻すと、
里美ちゃんも急にわれにかえって、慌てちゃった。

「ご、ごめんなさい。あの・・、違うんです・・・は、はい。気をつけます。」

珍しく、優等生の里美ちゃんが注意されちゃった。
彼女の変な行動のせいで、ちょっとクラスがザワザワしちゃったよ。
里美ちゃんはみんなの声が聞こえないかのように、ノートをとる振りして俯いてる。
でも何度も髪をいじる癖が出てて、恥ずかしさに耐えてるのがわかるよ。可愛いなあ。
いつもは投げキッスなんてこと絶対しないキャラだけに、今のはちょっとキましたねぇ。

「ねえ、里美って今、アンタに向けて投げキッスしなかった?あんた里美と付き合ってんの?
こないだ一緒に帰ったとか、里美がお弁当持ってきてたって聞いたことあるけど、
まさかあの一番人気の里美が草野なんかと、って思ってたんだ。でも今のって・・・。
噂は本当なの?」

隣の萩原がちょっかいかけてくる。うるさいなあ。萩原は顔はそこそこチャーミングなんだけど、
性格や雰囲気がギャルっぽくて鬱陶しいんだよね。こいつの気持ちもちょっとイジっちゃおうかな?

『萩原優。草野君のオチンチンをさすりたいです。』って書いたら、
針は思いっきり0に振れちゃう。そりゃそうか・・・。でもちょっとショックだなあ。
・・それでもジワジワと針を動かしていくと、萩原が左手を無意識のうちにこっち側にフラフラと・・・。
急にハっとしたみたいに、右手で左手をつかんで、机の上で抑えてる。
まだ『弱』なのに手が勝手に動いちゃうって、こいつはやっぱりダラシがない奴だね。
『中』ぐらいまで針を持ってくと、わざとらしく、左腕の肘で、消しゴムを机から落としちゃったよ。

「あれ、消しゴム落ちちゃった。どこだろ?ええっと、あ、ここじゃないよね。ゴメン草野。」

見逃しませんぞ!優ちゃんねえ・・・、隣の男子生徒の股間にちょうど消しゴムが落ちたりは、
しないでしょう、普通。こいつは消しゴムを手探りで探す振りをして、ちゃっかり僕の股間を
撫でていきましたよ、皆さん。女子高生だっていうのに、変態娘ですよね(変態は僕?ゴメンね)。

でもその気持ちをもう、抑えないでもいいぐらい、っていうか抑え切れないぐらいにしてあげよう!
針は一気に『強』にしちゃうぞぉっ!

「あれっ、やっぱり、消しゴム・・・このへんに。ゴメン、草野。ちょっと大人しくしてて。
ホントに消しゴム探してるだけなの。」

萩原が熱っぽい表情で僕の耳元でナイショ話をしてくるんだけど、
まるで耳に熱い吐息をふきかけられてるみたい。
ウェーブのかかった髪が僕の顔にサラサラかかると、僕もちょっとゾクッとしちゃうよ。
こいつ大人っぽい香水つけてるんだなあ。校則違反だぞ。
口元のホクロとか、こうやって間近で見ると結構セクシーだね。大人っぽいっていうか・・。
萩原があんまり大事そうに両手でさすりあげるもんだから、
僕の「管制塔」が戦闘モードになってきちゃったよ~。

「ちょ、ちょっと萩原。消しゴムだったら、僕の足元に落ちてるよ。」

「うんん。きっとさっき跳ねて、草野のズボンの中に入ったんだよ。
もうちょっとで見つかりそうだから、大人しくしててよ。お願いだから。」

「だ、駄目だってば、今授業中だぞ。そんなところ・・お、おい。ちゃんと床見てよ。
消しゴムあったよ。ほら、今拾えたし・・・。」

「もう、どうでもいいの!消しゴムなんてどうでもいいでしょ!私はアンタのオチンチンをこすりたいの!」

「は・ぎ・わ・ら・さんっ!」

真横で大きな声がして、僕らが振り返ると、そこには怒りに震える佐竹早苗先生が、立っていたんだ。
萩原はいつのまにか大きな声を出していて、僕が気がついたときには、クラス中がこっちに注目していたみたいだね。
うーん。ヤバい雰囲気・・・(僕のせい?)。

「あなた・・・、授業中に一体何してるの!
そんなことしたいんだったら、この教室から出ていきなさいっ。」

佐竹先生の大目玉。美人教師だけど厳しいのでも有名なんだよね。
萩原はこれ、やばいぞー。

「ち、違うんです。先生。私、消しゴム落として、探していただけなんです。」

萩原が目に涙を浮かべながら弁解する。佐竹先生に目をつけられたら怖―いことはみんな知ってるから、
もう必死だよね。

「あらそう・・・。それで、今、草野君が手に持っているのは、なあに?」

「わ・・・私の消しゴムです。」

「あなたの左手は何をしているの?」

「えっと・・・あの、その・・・。」

みんなの目が僕の股間に集まる。萩原の左手は、僕のアソコをしっかり握ったままになってました。
うーん。これはちょっと・・・弁解しようもないよね。
ちなみに左手の小指だけ立ってるのは、これ・・癖?いつもこうするの・・・?
萩原は徹底的に恥ずかしい状況でございますね。

「萩原さん・・。貴方、今日の放課後、職員室にいらっしゃいね。」

佐竹先生の冷たい視線を浴びて、萩原嬢ションボリだよ。
でもさっきのさすり方の手馴れっぷりはちょっと、お説教くらってもしょうがないかなって思ったね。
僕、勝手なこと言ってるかな?

「いいですか?皆さんちょっと最近タルんでいるんではないでしょうか。
さっきの秋島さんは、・・・まあ、いつもはちゃんとお勉強しているけれど、
今回は珍しく集中していなかったみたいですね。ま、たまにはこういうのは許すとしても、
今の萩原さんは論外です。皆さん、学生の本分っていうのをわかっていますか?」

あらら・・・。佐竹先生の全体説教が始まっちゃったよー。萩原のせいだ。(僕のせいかな?)
「皆さん、学生の本分は勉強です。さっきみたいに『チンポ』を握っていたのでは・・・。え?」

佐竹先生はお説教を中断。
自分がみんなの前で口にした言葉を、もう一度よく考えてるみたい。何かおかしい・・・そんな感触。
そうです。僕がさっそく先生の心の針を操作しはじめちゃったんだ。
『佐竹早苗。なんでもいいから下ネタを口にしたい。下品なこと言いたい。』
針は初めから『強』にしてあるよ。さすがにこれだと、先生もお説教続けられないでしょ?

「違うの。ちなみに今先生は『辛抱』っていったのよ。学生のうちはしっかり辛抱して、
勉学に励んで、夜はセック・・・。セッカクの休みでもお勉強を頑張るの。」

佐竹先生、頑張るね。さすがは教師、強い精神力で自分の気持ちを抑え込んでるみたいだね。
顔を真っ赤にしながらも、すました顔でお説教を続けようとしているみたい。
こうなると僕も意地になっちゃう。針をちょっとずつ『極強』に近づいていくよ。

「オ・・オマ・・・・オマモリを買いましょう、大学受験をする人は。
でも、うちの学園の大学にエスカレータで進学する子も、受験コースの子に負けないように、
一生懸命勉強しなきゃ・・・ダメよ。
オ・・・オマン・・・オマーン国は・・中東のアラビア半島にある国です。
首都はマスカット・・・。マスカクゾじゃないのよ・・・これは、地理のテストに役立つ話よ。
豆知識ですから、覚えておいてね。
・・・豆知識・・。英語で言うと、クリ・・、クリトリス・ノレッジかしら?うふふふふ。」

我慢のしすぎで精神の限界かな?先生の目がだいぶんイッちゃてるし、薄笑いまで浮かべてるよ。
太ももをツネったり叩いたりして、正気を保とうとしてるけど、もう限界超えつつあるみたい。
下ネタというか、エロ単語がボロボロこぼれてきちゃってて、
もうお説教どころか支離滅裂になっっちゃってる。
あんまり苦しませるのも可愛そうだから、一思いに針を『極強』の向こう、
レッドゾーンまで振り切ってあげよっか。それっ!

「うぅぅっ・・・あぁーっ、もう、どうでもいいのっ!オマ○コーッ!
先生のオマ○コ、ビラビラがちょっと変な色よ!紫っぽいっていうか、彼にも言われたの!」

先生が両手をグーにして、肘で脇を締めたまま、両手をブンブン振り回して、絶叫しちゃったよ。
それでもって、我慢できなくなって弾けちゃった後は、一度うずくまって頭を抱えると、
口を教科書で隠したまま、教室から逃げ出そうとしちゃう。

「・・・・うぅぅううう、なんでこんな・・・こと・・、今日は自習にしますっ。」

佐竹先生のプロ意識に拍手。一度レッドゾーンに突っ込んでも、すぐに正気を取り戻すんだね。
さすがは僕らの早苗先生。立派だよね。

「ちょっと、佐竹先生!今そっちのクラスから変な声聞こえたんだけど・・」

逃げ出そうとドアまで駆け寄った佐竹先生と、はちあわせしたのは、体育の穂積亜矢先生。
ショートカットでキリッとした、スポーツ系美女なんだよ。
今日は隣のクラスが保健の座学だったんだね。佐竹先生の絶叫を聞きつけて、飛んできたみたい。

佐竹先生と穂積先生は、学校を代表する美人教師の二人で、確か同い年で仲がいいらしいんだけど、、両方ともかなり気が強いんで、二人の言い合いを聞いてると、
仲がいいのか悪いのか、時々わかんなくなるぐらいだよ。

「早苗、大丈夫?さっきの声、あんたじゃないの?なんか顔色も悪いみたいだし、
どうかしちゃったんじゃないの?」

「ん?もう大丈夫。さっきのは聞かなかったことにして。何かの間違いだってば。」

佐竹先生がだいぶ落ち着いてきてるのは、僕が円盤の針を元に戻したからだよ。
だってせっかくうちの学校の女教師二枚看板が揃ったんだもん。
もうちょっといいもの見せてもらいたいよね。
穂積先生は、下は小豆色のジャージをはいてて、上は白いポロシャツ。首には笛をかけてる、
絵に描いたみたいな体育教師姿。
動きやすい服装からは、引き締まった足とか、重力無視しちゃってる胸とか、
健康的なナイスバディが透けて見えてきそうな感じだよ。
こうなったらお二人に、黒板の前で性教育を実践してもらっちゃうしかないでしょう!

『佐竹、穂積。みんなの前でオナニー見せたくてたまらない。』
書いちゃったよ。書いちゃいましたよ。
さっきの経験から、二人の精神力はなかなかのものだと予測できますから、
ここはお二人に敬意を表して、いきなり『強』からいかしていただきます。
さあ、どっちが長く我慢できるのかな?

「もうホント大丈夫だから、亜矢も授業に戻りなよ。・・・あっ・・」

「大丈夫?保健室言ったほうがいいかもしれないよ。あんたちょっと顔色悪いし・・・・ん?・・」

二人とも、ちょっと表情が曇ったよ。でもすぐに真顔に戻っちゃう。
やっぱりこのあたりの気持ちは抑え込んじゃうのかな。一気に『極強』に進めちゃおう。

「え?・・・あれ・・また・・やだぁ。」

「ん・・うんんん?なんだ、これ。」

あれあれ?お二人さんとも、立ったまま足をクロスさせて、太ももをすり合わせ始めてるよね?
どうかしたのかなあ・・・トイレでも行きたそうな仕種に見えるんだけど。

「あの・・、先生。どうしたんですか?私、保健室に行って岩田先生呼んできましょうか?」

「ちょ、ちょっと秋島さん。今は話しかけないで。・・ちょっとね・・、いっぱいいっぱいなの。」

優しい里美ちゃんが心配で手を上げても、二人はそれどころじゃないみたいだね。
この操作盤面白いなあ。僕が針を微調整すると、それに合わせて先生たちの心の強弱をつけられる。
これは新しい操りの楽しみかも。・・・なんというか、どんどん通好みの世界に入っていくね。

二人の反応を見てると、佐竹先生の方が辛そうかな。
すっかり内股になって、膝を切なそうにすりあわせながら、黒板のレールにもたれかかっちゃってる。
どうもさっき一度レッドゾーンに入っちゃって、タガがはずれちゃったから、
精神力が完全復活とはいかないのかもね。
まだ欲望をふんじばって抑え込んでる感じの穂積先生が一歩リードかな。

でも僕が一瞬だけ、指先で針をピョコンって弾いちゃうと、
それに合わせて二人の腰がピョコンって前に突き出ちゃう。体はオナニーしたくてしょうがないみたいだよ。
この、針の動きに忠実に連動してくれるのが面白いね。なんかアナログの楽しみって感じ。
ピョコン、ピョコンって断続的に針を振ると、二人の先生の体がビクン、ビクンって跳ね上がる。

「は・・はぁ。・・見せたい・・・。オナ・・・みんなに見てほしいよぅ」

肩で荒い息をしながら、佐竹先生がうわごとみたいに喋り始めたよ。
気がつくと針も『極強』。そろそろ限界かな。両手がスカートの裾のあたりで、何か掴もうとして
プルプルしてるもん。最後の葛藤の時だね。
よーし。早苗先生、出動!針もぐっと回しちゃう。

「あーん、もうっどうにでもしてぇー!もう無理!絶対無理!我慢できないーぃぃいっ!」

唖然とするクラスのみんなと同僚の先生の前で、佐竹先生はタイトスカートを、
裾が胸元に届くまで、思いっきり引っ張りあげちゃった。
止めようとする穂積先生を突き飛ばして教卓によじ登っちゃうと、パンストを、
両手が真横に伸びきるぐらいの勢いで引きちぎっちゃったよ。
よく見る間もないぐらいの速さでパンティーを脱ぎ捨てると、両足を限界まで開いちゃう。

「みんな、見なさい!先生オナニーするの。どうっ?これよっ!これがしたかったの。
これがすっごくしたかったの。もう我慢しないわよーぉぉお。絶対私のオナニーの邪魔させない!
みんなは注目してるのよ。はぁぁ、気持ちいいわーぁぁあ。」

先生が教卓の上ですっごい過激なオナニー始めちゃう。
腰をちょっと浮かして、右手でグチョグチョ音を立てちゃう。
なんかファミコン名人の連打みたいに右手の動きが早くなってくよ。光速オナニーだ!
先生のアソコを見るのは、こないだの『女性の体のお勉強』と合わせて二回目だね。
さっき自分で言ってたほど、アソコも変な色じゃないよ。密かなコンプレックスなのかな?

「ちょ、ちょっと。早苗っ。いい加減にしなさいよ!・・この、変態教師。さっきの絶叫といい、
あんた・・・欲求不満で頭おかしくなっちゃってんじゃ・・・ないの?」

さすがの穂積先生も限界が近づいてるかな?肩で息しながら、ヨロヨロと教卓に寄りかかったよ。
内股同士をかなりの勢いでこすりあってて、つきあがったジャージのお尻がそのたびにプリプリ左右に揺れてるね。
もう穂積先生が何したいのか、みんなにもバレてきてるよ。
男子はみんな佐竹先生のおっぴろげのアソコに釘付けだけど、女子の何人かは穂積先生を指差してる。

「うるさいなあ・・・はっ・・、ここは私の・・授業中・・なの。・・はぁぁっ・・。
どうしても・・・オナニー見せたいんだもん・・・。しょうがないでしょっ・・・く、くぅぅっ。」

「我慢しろよ・・。生徒が見てるんだぞ・・うっ・・・。
大体、自分一人だけが・・オナニーしたいなんて・・・思うなってば。ああんっ」

おぉっ!穂積先生が、自分からジャージのズボンをゆっくり下ろし始めたよ。
僕もエキサイトしてて、気がついたら針はレッドゾーン超えてる。
つまり一周ちゃってるんだ。さっき『微弱』の表示があったところには『極々強』って字が
浮き上がってる。レッドゾーンの先にいっちゃったんだね。
穂積亜矢君。君はよく頑張った。ここで出動しなさい!また針をグルんって回しちゃった。

「ふぅぅんんんっっ!」

穂積先生が突然、雷にでも打たれたみたいに跳ね上がって、気をつけの姿勢で直立しちゃった。
ジャージのズボンは重力にまかせてずるずる足元まで落ちてきて、水色のパンツが丸見えになっちゃう。
先生は2秒ぐらい、びっくりした表情で真正面を向いてたんだけど、突然足首のズボンを蹴り捨てて、
ダッシュで教室の後ろまで突進しちゃったよ。

どうしたんだろう?針を回しすぎて、先生おかしくなっちゃったのかな?
僕がちょっと不安に思いながら先生を見てたら、穂積先生は、
教室の後ろの隅にある掃除道具入れから、ホウキを一個取り出すと、
走って教卓まで、戻っていくよ。

「みんな!佐竹先生なんかより、私を見るのよ!ほらっ、これがオナニーよ。これが本物!
淫乱で過激な亜矢のオナニーだーっ!」

穂積先生は惜しげもなくパンツを放り投げちゃって、もうベタベタしてるアソコになんと、
ホウキの柄を突っ込んじゃった。ホウキを上下させながら、足を開いて自分の腰も上下させるから、
見る間にホウキの下まで恥ずかしい液がトロトロと垂れてきちゃった。
さすがは体育会系。ケモノみたいなド迫力オナニーだね。
さっきまですっごい我慢していたから、その反動でより過激になっちゃってるのかな。
穂積先生は天井を仰ぎながら、動物みたいな声を出してホウキをズッコンバッコンしちゃってる。

教卓の上に目をやると佐竹先生は、右手は相変わらず高速連打で白っぽい汁を前に飛ばしてるけど、
左手では上手に服を脱いでいってる。ボリュームのあるオッパイがこぼれ出ると、
自分の口を大きく開けて、カポッって左のオッパイに食らいついちゃった。
そのまま掃除機みたいに吸い上げてくよ。気持ちよさそうな顔。右手もまた少し動きが早くなってるね。

穂積先生も負けじとポロシャツを脱いじゃう。色気のないスポーツブラも強引に剥ぎ取っちゃった。
引き締まった健康的な裸が格好いいねえ。ホウキが時々アソコから外れちゃって、そのたびに
グポッ、グポッて、ものすごい音が出るよ。
両手を頭の上に組んで、短いホウキに腰を下ろしたり上げたり、なんだか筋トレみたいになってきちゃった。

二人の美人教師にここまでやらせておいて、生徒が傍観してるだけって訳にもいかないよね。
よーし。こうなったら・・・。
『草野以外の男子。大人しく見ていたい。女性はみんな黒板の前で、穂積先生の指揮で大オナニー大会がしたい。』
プレートを書き換えてみたよ。今先生二人の気持ちを同時に操作出来たんだから、
多分もっと大勢を操ることだって出来るよね。
ほら、案の定、ザワついていたはずの男子はみんな両手を膝の上において、
背筋を伸ばしたよい姿勢で、大人しく見学しているよ。
女の子たちは、机を飛び越えて、ものすごい勢いで教卓の周りに集合しちゃった。
あ、しまった。プレートを書き換えただけで、針は『極々強』のままだった。
意思の強い先生たちでもこの有様なんだから、そりゃ女の子たちは転がり込んで集合しちゃうよね。

クラスの女子が全員黒板の前に集合しちゃうと、さすがに狭くて、座り込んだりする隙間もないよ。
みんな気がはやってお互いに前面の場所を譲る気なんかないから、全員窮屈そうに体を斜めにして、
一列に並んじゃった。まるで今からラインダンスでも始まるみたいだね。

「ピッ!」

びっくりした。いつの間にか穂積先生、素っ裸だったのに首に笛だけぶら下げてるよ。

「ピーーー、ピッ!」

頭のいい里美ちゃんが穂積先生の意図をなんとなく汲み取ったみたい。
笛に合わせてスカートのホックを外してチャックを下ろすと、
綺麗にアイロンのかかってるスカートをファサッと床に落としちゃったよ。
みんな見よう見真似でおんなじように反応する。

「ピッ!」

今度は生徒たちの動きがピタッと揃ったね。全員パンツのゴムに両手で指をかける。
動きがキビキビしてて気持ちがいいね。
いつも体育で厳しくしてる、穂積先生の指導が無意識に生きてるんだね。

「ピッ、ピーーーーー。」

男子生徒がみんな予想(期待かな?)したとおり、今度の長い笛でみんなパンツを下ろしちゃった。
女子高生たちの恥ずかしい毛の品評会だね。アソコから白いヒモが出ちゃってる子が2、3人いる。

「ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ!」

全員、笛に合わせて、真剣な顔でオナニー始めちゃったよ。
気がつくと教卓の上では佐竹先生が直立しておんなじようにオナニーしてる。
模範演技のつもりかな?

穂積先生は笛のリズムをだんだん早めながら、自分のオッパイとアソコを弄り始めちゃう。
みんな手の動きが笛に煽られてどんどん早くなるけど、もう片方の手で、一生懸命上の服を脱いで、
穂積先生とおんなじ状態になろうとしているよ。
佐竹先生はもともとほぼ全裸だったから、嬉しそうに穂積先生の仕種を真似てるけど、
さっき吸い付きまくってたオッパイを触ると、オッパイ全体についてる涎が、
ピチャピチャ音をたてちゃってるね。

だんだん女の子たちがみんな声を出してあえぎ始めたよ。
もう穂積先生の動きを見て合わせたりする余裕もないみたい。
両手でアソコを弄くりまわしちゃってるね。とにかく笛の音についていくの精一杯。
学園のアイドルの里美ちゃんが、ガリ勉の菅井が、ギャルっぽい萩原も、気の強い松永も、
国見ちゃんも佐田っちも、みんなオッパイを揺らしてオナニーに没頭しちゃってるんだよ。

周りを見ると、男子はみんな手を行儀よく膝の上に置いたまま、この物凄い状況を見守ってるよ。
魔法の気分円盤のせいで、その手を違うところにおいて使いたいっていうような気持ちは
全く浮かばないみたいだね。楽しいな。この回転盤でみんなを操る僕は、
まるでクラブでお皿を回してみんなを上手に踊らせてるDJみたい。

「ピッ、ピッ、ピッ、ピピピピッ、・・ピピーーーーーーーーー!」

「あんんんん・・・、はぁうううっ!」

穂積先生がどんどん笛のペースを上げて、最後に一際大きな笛を鳴らすと、
みんな同時に絶頂に達しちゃったみたい。女の子たちがズルズルと倒れこんじゃう。
スペースがないから、みんなお互いの体の上に寝転んだりして、
まるで美少女の裸の盛り合わせみたいになっちゃった。

「ピピピッ!」

「はうっ」

先生が念のために最後の笛を鳴らすと、みんな最後の一滴を搾り出すみたいに、腰を振っちゃう。
即席にしてはすごい見ごたえのあるオナニー大会だったね。拍手しちゃう。

でも、クラスの女子たちと二人の先生の裸とオナニーシーンをここまで見せてもらったら、
もうここでは止まれないよね。こうなったら次々書いちゃう。
『この教室の女性。やらしくレズビアンプレイをしたい。』
書き込んで、針は『極強』ぐらいに戻しておこうかな。

女の子たちと先生たちは、今の余韻のままに、そばにいる子に相手構わずキスしはじめちゃった。
穂積先生が教卓に上ると、佐竹先生は嬉しそうにネットリしたキスを始めるよ。
二人とも、ディープなキスを交わしながら、お互いのオッパイをいじり始めてるね。

下では女子たちが絡み合いながらブチュブチュやってるね。
中には4人でお互い手をつないで輪を作って、真ん中でみんなの舌を絡めてる子たちもいるよ。
うーん。これはなかなかアートかもしれない(・・違うかな?)。

ここらで急に、針を『弱』に戻してみようか。ほらっ。
突然教卓の上の先生たちは、顔をしかめてお互いの体を引き離しちゃったよ、

「早苗!あんた何してんの!こんなところで裸に・・。私にあんなことして。」

「ちょ、・・・ちょっと何言ってんの?私の授業中に乗り込んできて、
裸になってキスしてきたのはあんたでしょ?こんなことになっちゃって・・・どうすんのよ!」

女子たちも悲鳴を上げ始めてる。先生たちは喧嘩始めちゃった。
これは可愛そうだから、また『極強』まで針を上げてあげちゃう。若干ゆっくりめでいいかな。

「ふざけないでよ。あんたが最初にはしたない言葉叫んでるから、心配してきてあげたんでしょ。
私が自分からあんたとレズるわけないじゃない。あんたのそんな・・・プルプルしてて、
おいしそうな・・唇に・・キスなんて。」

「私だってあんたとキスなんか、そんな優しく・・激しく舌を絡めたり・・・形のいい・・
オッパイを揉んだり・・・あぁ・・・、やっぱり・・・したい・・。」

思いっきり切なそうな顔しながら、二人が顔をゆっくり近づけていくよ。迷って迷って、
でも結局思いっきりディープキス。激しく情熱的にチチくり合っちゃう。
僕が二人の気分をここで動かしてるんだもん。どうしようもないよね。
幾多の葛藤を乗り越えて、教卓で熱い口づけを交わす全裸の二人は、
そのまま銅像にしてもいいぐらい、ロマンチックで絵になってるよ。
オヒネリあげたくなっちゃうぐらいだね。(ってオヤジっぽいかな?)

さて、ところで愛しの里美ちゃんはどうしてるのかな?
なんだか先生たちの熱い同性愛にあてられて、僕も里美ちゃんが恋しくなっちゃった。
黒板のあたりまで、気分円盤を持ったまま、歩いてく。

えぇっと、裸の女子ばっかりゴロゴロ抱き合って転がってるからわかんないな・・・。
里美ちゃん、里美ちゃんどこ行ったのかな~っと。
あ、いたいた、えぇっ、里美ちゃん何やってんのお?

ガーーーンッって、ショックの音が、まるで本当に聞こえたような気がしたよ。
僕の愛しの里美ちゃんは、萩原とシックスナインなんかしてたんだよ。
これからキスしようと思ってた里美ちゃんの可愛い舌が、萩原の股間を一生懸命舐めまわしちゃってるんだ!

「さ、里美ちゃん。僕というものがありながら、そんなことしてちゃ、駄目じゃない!
萩原のアソコなんて、どんなヤンキーがチンポ入れてたか、わかんないよ。
汚いから、そんなことしちゃ駄目!里美ちゃんは僕の彼女でしょっ。」

思わず自分でそうさせてたことも忘れて、僕は里美ちゃんを叱りつけたよ。
理不尽?男らしいって言ってよ。・・・駄目?

「ごめんなはい、くはのくん。でも、さとみはいま、こうひてはいの。ほっほいてひょうだい。」

大事なベロで萩原のお尻のあたりまで舐めながら、里美ちゃんが僕にこんなことを言ったんだ。
もう僕は、ヤキモチで頭がいっぱいになっちゃった。
他の子にも色んな悪戯はするけど、一番大切なのは里美ちゃんだもん。
その里美ちゃんに面と向かってこんなこと言われちゃうと、僕だって冷静ではいられないよね。
魔法使いを怒らすと、怖いんだぞー。よーし。

僕はプレートに、『草野君とエッチがしたい。くたくたになるまで、セックスをしまくりたい。』
って書いちゃったぞ。それでもって、針を何周もグルグルグルグル。
これで萩原のことなんか忘れちゃって、里美ちゃんは今日一日、僕とのエッチの虜だね。えへへ。

・・・っと思ったら、女子たちみんながレズ行為をやめて、僕の方を向いてることに気がついたんだ。
あ、ヤバい。そうか。この魔法の道具は、対象をちゃんと一回一回書かないといけないんだった。
この教室にいる女性っていうところを書き換えて・・・
って思ってたら、書き換える間も無く、僕はものすごいタックルをくらって、
床に倒されちゃった。目の前には穂積先生。あなたアマレスか、アメフトの選手ですか?

「ご、ごめんなさい、先生。ちょっと僕の大事な板が今あっちに飛んじゃったんで、
取ってきていいですか?すぐですから。それからお話を聞きますんで・・・。」

「先生って呼ばないで。亜矢って呼んで欲しいの。だって今日は私がクタクタになるまで、
あなたとセックスしまくるんだもん。そうよね?草野君?」

あ・・・駄目だ。目が完全にイっちゃってます。
どうしよう。誰か僕の気分円盤、取ってよー。

「先を越されたわ。亜矢の次は私よ。天国を見せてあ・げ・る。」

「駄目ですよ、先生。次は私です。だって私が草野君の彼女なんだもん。」

「私が一番付き合い長いと思うな。中学でも同じクラスだったし。」

「これだけ数がいるんだったら、あいうえお順にしません?」

いつの間にか、僕の両手両足が色んな子に押さえつけられてるよ。
何?どうなるの?

「ちょっと待ってよ。そんな、僕一日にそんな何回も無理だよ。みんな、一日交替にしない?
今日から1ヶ月ぐらいかけて、一日ずつ僕とさ・・・駄目?・・・駄目・・かな?」

ビリビリビリッ!

あ~れ~。おもむろに穂積先生に僕のシャツを破られちゃった。
先生、目が怖いです。だ、誰か~。裸の教師と同級生に犯されるよ~!

「おう、なんでい、ボウズ。面白いことになってんじゃねえか。」

そこで窓の方から聞こえてきたのは、いつもの皮肉っぽいシャガ声。
ピンプル、やっぱり来てくれたんだね。

「ピ、ピンプル。よかった。今までどこ行ってたんだよ。早く助けてよ。」

「オイラは学校の裏山で遊んでたんだぜ。お前こそ、何やってんだ、新しいプレイか?」

「ち、違うよ。さっきの気分円盤で調子に乗ってたら、みんながセックス狂になっちゃったんだ。
早く何とかしてよ~。」

僕が涙ぐんでも、ピンプルは知らん顔しちゃってる。
また窓の向こうに飛び降りようと、後ろ向いちゃった。

「知るかよ、そんなもん。自分の魔法の始末を自分でするってのも立派な修行のうちだ。
とりあえず今日は腰が折れるまで頑張ったらどうだ?」

「そ、そんな。」

ピンプルの意地悪~。このままじゃ、僕、一体どうなるの?
ピンプルを呼び止める間も無く、穂積先生の声が容赦なく僕に襲いかかってくる。

「いくわよ、草野君。私たちみんながクタクタになるまで、セックスしまくってもらいますからね!」

そんなぁ~。トホホホ・・。せめて、せめて・・やさしくしてください。・・・シクシク。
修行の道は辛いよ、ホント。

< 第9話へ続く >

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