「凄ーい!本当にひろしさん物知りですね」
「いや!そんな事は無いよ」
「それに話しもおもしろいし。会社でもよく言われないですか」
「そうでもないけどね」
本当に馬鹿な男だわ。もうかれこれ30分もしゃべり続けているんですから。
「ねぇ!電話だけだとお互い分からない事もあるしさ。折角知り合えたんだし今から会おうよ」
やっと本題にきたわ。なかなか言うきっかけがつくれなくて随分苦労したってところね。
「え~!今からですか」
「今日都合悪いんだったら明日でもいいけど午前と午後どっちがいい」
ほうら強引にきた!誰が会うもんですか!逃げようっと。
「う~ん明日ひょっとしたら用事入るかもしれないから朝にでも連絡するね」
「君が携帯代使う事ないよ!こっちから連絡するから番号教えてくれる」
誰が教えるもんですか!
「ごめんなさい。携帯の番号昔悪用された事があるから・・・・・・・・アドだったらいいよ」
「そっか信用してもらえないか」
誰が信用するもんですか。ここで「いやそんな事ないんだけど」なんて言ったら駄目なのよね。
「アドは○○○○@××××.ne.jpだから正樹さんは?」
「う~ん!アド教えて悪用された事があるから」
「あはは!じゃあ駄目なの」
「嘘!嘘!僕のアドはね・・・・・・・・・・だからとりあえず明日10時頃メール入れるね」
「うん待ってます」
待ってるわけないのにね。
「じゃあ明日」
「明日」
ピッ!
簡単なもんですね。これで今の人は30分しゃべってるから5千円ほど払ってるわけです。
そうです私の仕事はテレホンクラブのさくらです。
出来るだけお客さんとしゃべりお金を使わし決して会わずにさよならってやつです。
うちみたいなとこがあるから真面目な業者さんは迷惑でしょうね。
皆さんもうちの業者のようなところにはひっかからないように十分気をつけて健全な使い方をしてくださいね。
さっ!それでは次の人が待っていますので・・・・・・・・・
「もしもし」
20代後半てとこかな?
「もしもし」
「初めまして」
ありきたりね。
「初めまして」
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
どうしたのかしら?
「あっ!ごめんなさい。実は私こういうのは初めてなもんで何をしゃべっていいか分からないんです」
何?こいつ。笑っちゃうわ。
「私も初めてなんですよ。どんなのか興味あってかけたんですけど」
「そうなんですか。なんか緊張しますね」
「私も」
一生していなさい。
「実は」
「はい?」
「実は私作家志望になる為勉強してるんですよ」
「作家ですか!凄~い!頭いいんですね」
急に何言い出すのかしら!頭悪そう。
「いえ!凄くないですよ。作家と言っても童話などが中心なんです」
「素敵じゃないですか。尊敬しちゃう」
童話作家がこんな電話してていいのかしら?
「尊敬なんてとんでもないです。三流作家ですから。・・・・・そうだ!なんなら私の作品一回聞いてもらえます?」
「童話をですか?」
「はい!それで批評していただきたいんですが」
「今ですか?」
「はい!嫌じゃなかったらですけど」
黙って聞いてるだけで時間かせいでくれるんだから嫌なわけないじゃない。
「うわぁ!ぜひ聞きたいな~」
「じゃあ照れるけど。え~・・・・・え~・・・・・・え~」
どうしたのこの人?いったい何よ?
「ごめんなさい。どうも緊張してしまいまして」
「そうですね。私も緊張しますね。でもぜひ聞きたいな~」
「・・・・・・・・・・・分かりました。頑張ってみます。じゃあ!緊張を解く為深呼吸したいんですがいいですか?」
深呼吸!ホントふきだしそうになったわ。初心者と言うのは嘘じゃないみたいね。
「深呼吸ですか」
「ええ!深呼吸です。これをやると心が落ち着いてきて身体も楽になるんです」
「楽しい方ですね。じゃあどうぞやってください」
スーハースーハー
まさか深呼吸なんかする人がいるとは思わなかったわ。まっ!時間さえ稼げればいいんだけど。
「あ~すっきりした。だいぶ落ち着いてきました。では早速聞いてくださいね」
「はーい」
あほらしい。でも時間稼げそうだし楽なカモだわ。
「え~『希望の光』・・・・え~・・・・・・え~」
今度は何よ!
「どうしたの?」
「あっ!ごめんなさい。実は聞いてもらう方も緊張してるとそれが不思議と伝わるんですよね」
緊張なんかしてないわよ。
「そうなんだ!ごめんなさいね」
「あなたが謝ることないですよ!でもですね誠に申し訳ないですがあなたも深呼吸してリラックスしてもらえればありがたいんですがいいでしょうか?」
ばかみたい!私もするの?
「うん!分かった。じゃあ!スーハースーハー」
「あの~!気を悪くしたらごめんなさいね。実はそんな深呼吸のやり方では緊張ほぐれないと思うんですよ」
何?それ?こいつ本当に頭おかしいんだわ。でもこういう人が最近増えてきたと思いませんか?
「ごめんなさい。どうすればいいか分からないんで」
「そうだよね。なかなかコツがいるからね」
そんなもんいるわけないでしょ!電話じゃなかったら大声出して助けを呼んでいるところだわ。
「え~とね。まず鼻からゆっくり息を吸って!ゆっくりゆっくりだよ。はい!肺に空気がいっぱい入ったところで口からゆっくりと吐いて!これもゆっくりゆっくりだよ」
いろいろ注文がうるさいわね。
すーーはーーーすーーはーーーすーーはーーー
「次は鼻から吸った空気を再び鼻から出します。はい!ゆっくり吸って・・・・・・吐いて・・・・・・吸って・・・・・吐いて」
すーーーはーーーすーーーはーーー
「今遠くの方で小さな光が見えます」
・・・・・・・・・・光?
「その光はだんだんあなたに近づいてきます。・・・・・・もちろんそれにともない光はだんだん大きくなってきます」
・・・・・・・・・・大きく・・・・
「その光は全然眩しくありません。それどころか凄ーく温かくて近づくにつれ心が凄ーく落ち着いてきます。そう!凄ーく落ち着く!凄ーく!凄ーく!」
・・・・・・・・・・・・・・
「その光は希望の光です」
・・・・・・・・・・希望の光?
「とっても幸せにしてくれる光です。その光はあなたが願うとおりますます近づいて来ますよ。ほうら!さらにさらに近づいてきます」
近・・・づ・・・・い・・・て
「10メートル前まで来ました。9メートル前、8メートル、7、6,5・・・・・・・・ほうら!光はあなたの目の前。手の届く位置まで来ました」
ひ・・・・か・・・・・・り・・・・・・
「その光はあなたのお腹から入って身体全体に広がりますよ。とっても温かい!とっても気持ち良い」
温かい・・・・・・・気持ち良い・・・・・・・・・
「右足がぽかぽかしてきましたね。とっても心地良いです。右足の力がす~と抜けてきます。完全に力が抜けてとっても楽~になります。次は左足が・・・・・お腹が・・・・・・・右腕が・・・・・・・左腕が・・・・・・・・・肩が・・・・・・・・・目からも緊張感がなくなります。だら~んとします。だら~んと。口からも・・・・・・・」
右足から力が抜けていく・・・・・・左足・・・・・・・お腹・・・・・・・・・右腕・・・・・・・・・左腕・・・・・・・・肩・・・・・・・・・
「完全に身体から力が抜けてとってもとっても気持ち良いですよ」
気・・・持・・・ち・・・良・・・い・・・
「次にその光はあなたの身体から出てふたたび遠くに離れていきます。ほうら!あなたの身体から光りが出てきました。・・・・・・・・完全に出ました。・・・・・・・さらに離れていきます。・・・・1メートル、2メートル。3,4,5あなたはもっと深いところに沈んでいきます。6,7,8・・・・・・」
「あなたの周りは今なんにもありません。でも全然怖くありません。それどころかゆったりした気分ななってます。それはもちろん私の声が聞こえるからです」
怖くない・・・・・・・・・凄く落ち着く・・・・・
「あなたにとって私の声はとっても心地良いものです。だから質問には正直に答えてしまいます。3つ数えると必ずそうなります。3.2.1。はい」
心地良い。・・・・・正直に答える・・・・・絶対に・・・・・
「あなたは今日初めてテレホンクラブに電話をかけましたか?」
「いいえ」
「やっぱりね!・・・・・・・ではあなたは出会いを求めて電話をかけたんですか?」
「いいえ」
「話し相手がほしかったのですか?」
「いいえ」
「ではいったいなんでしょう?正直に答えてください。とっても気持ちよくなれますよ」
・・・・・・・・気持ちよく・・・・
「さくらです」
「さくら?」
「テレクラの会社に勤めていまして男性と話しをするアルバイト」
「ふ~ん!じゃあ、気にいった人がいれば会ったりするの?」
「絶対会わない。電話でなるべく長く話して金額をつりあげる」
「そうですか!なるほどね。では今からあなたにとってとっても大事な事を言いますのでようく聞くのですよ」
・・・・・・・大事な事・・・・・・・・・聞かなきゃ
「あなたはとっても仕事熱心です。ですからさくらのお仕事も完璧にやらないと気がすみません」
・・・・・・・とっても仕事熱心・・・・・・・・完璧
「テレホンクラブはあなたも知ってるとおり男女の出会いの手助けをするとこです。ですからさくらのあなたは当然今話している私と会わなければいけません。今から私が数を3つ数えます。するとあなたはとっても気分良く目覚める事が出来ます。そしてあなたは必ず私と会う約束をします。仕事熱心なあなたは必ずそうします」
・・・・・・・テレホンクラブ・・・・・・・・・・・出会いの場・・・・・・・・・・・・・私はさくら・・・・・・・・・・絶対会わなければ・・・・・・・・・・
「3!・・・・2!・・・・1!はい!」
あれ?私いったい・・・・・・・・・・
「これでこの話しは終わりです。どうでした?つまらない話しで悪いんですけど」
しまったわ!全然聞いてないわ!知らない間に寝てしまってたみたい。
「やっぱり駄目ですか?」
「いいえ!そんな事ないわ。とってもおもしろかったわ」
絶対つまらない話しだわ。
「本当ですか!とっても嬉しいです。聞いてくれてありがとうございました。それではそろそろ電話切りますね」
えっ!いけない
「ちょっと待って!」
「えっ!なんですか?」
危なかった!もう少しで電話切られるところだったわ。
「実はですね今から私と会っていただきたいんですけど」
「今からですか?」
「都合悪かったら明日でもいいんですけど」
「いや、今別に用事ないからいいですけど・・・・・・・」
『けど』って何よ!
「何か気になる事でも?」
「あなたの名前も知らないのに会うのはどうかなと思って」
な~んだ!そんな事ね。
「あっ!ごめんなさい。私平山加奈子です」
「加奈子さんですか!かわいらしい名前ですね。私は真壁徹と言います」
「真壁さんですね。では場所は何処がいいかしら?」
「え~と!@@@のビルは分かりますか?」
「駅前のところですよね」
「そうです。そこの前で7時というのはどうでしょうか?」
「後2時間ですね。いいですよ。では私の携帯は090@@@@@@@ですから絶対かけてきてくださいね」
「分かりました。では楽しみに待ってます」
「はい!では7時に」
ふ~!また一人カモがかかったてところね。
後は7時に待ち合わせるだけ。
私の事をひどい女と思う人は多いでしょうね。でもこれは私のお仕事なんです。
【2時間後@@@ビル前】
「もう7時よね。なんで来ないのかしら?すっぽかされたらどうしたらいいの?さくら失格になっちゃう」
早く携帯鳴って!鳴って!お願い鳴って!
♪ピ~ンパランパーラン
来たわ!良かった。
「はい!平山ですが」
「さきほどはどうも。真壁です。遅れてすいません」
「いいんですよ。そんなに待ってませんので。何時頃こちらに来られますか?」
「いや!実はですねもう着いているんですが平山さんが分からないんですよ」
何を言ってるのよ!一番の美人を探せばいいだけじゃない。
「そうですか。ではどうしましょ」
「では携帯を持ってない方の手を上に上げてもらえます」
本当に世話が焼けるわね。でもお仕事!お仕事!
「はい!こうですか?」
「あっ!分かりました。今から向かいます」
近づいてくる人は・・・・・?
あっ!あの人ね。あれが真壁さんね。
「どうも!初めまして!真壁と言います」
「平山です」
会ったからこれでさくらの仕事は完了ね。
「ではまた」
「あっ!ちょっと待ってください」
いったい何よ。
「実はこれなんですが」
「えっ?」
「ようく見てください。ようく・・・・・・するとだんだん頭が後ろに引っ張られる感覚がしますよ。す~と!す~と!・・・・ほうら!もうまぶたは開けてられない。とっても気持ちの良い世界にいます」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「さすがに2回目はかかりやすいな。・・・・ようく聞いてください。あなたは今日さくらのお仕事をやりに来たのですね」
・・・・・・・・・・さくら・・・・・・・・仕事・・・・・・・・・・・やりに来た・・・・・
「さくらのお仕事は実は相手と会ってからが大事です」
・・・・・・・・相手と会ってからが大事・・・・・・・・
「相手に喜んでもらうため要求される事はなんでも聞かなければいけません。なんでもです」
・・・・・・・・なんでも・・・・・・・・
「それがさくらのお仕事なんですから当然そうするべきだという事をあなたは知ってます」
・・・・・・・・それ・・・・お仕事・・・・さくら・・・・当然・・・・
「3つ数えるとあなたは目がさめます。でも今の事は全部憶えていて絶対に実行します。3!2!1!はい!」
「会ったばっかりなのにもう帰るんですか?もっとお話したいんですけど」
帰るわけないじゃない。さくらだから全部あなたの言う事を聞くんだから。
「私もいろいろお話ししたいです。どこ行きましょうか?」
「えっ!本当ですか。じゃあ!お腹空いたので夕食にしたいんですが実は恥ずかしながら今月ピンチでお金ないんですよ。おごっていただけませんか?」
お仕事だからおごるにきまってるじゃない。
「いいですよ。遠慮なさらずなんでも言ってくださいね」
「すいません!一回行きたいところがあったんでそこに行きたいんでお願いします」
【レストラン内】
うわぁ!普段なら絶対入らないところね。でも今日はお仕事ですから・・・・
「さすがに美味しいですね」
「ええ!遠慮なさらずどんどん食べてください」
「はい!虚ろな操られ目に見られながらこんなご馳走食べられるなんて幸せです」
なんの事かしら?
「えっ?」
「いえいえ!なんでもないです。加奈子さんは彼氏とかはいるんですか?」
答えなきゃ。
「いいえ!今はフリーですよ」
「へ~そんな美人なのにね。じゃあ今身体の火照りは自分で慰めているんですね」
「えっ?」
なんて事聞くの。
「あっ!ごめん。そんな事言えないよね。聞きたいんだけど・・・・・・・・・」
あっ!いけない。私とした事が。お仕事!お仕事!
「はい!火照った時は自分で慰めています」
「週何回ぐらい?」
「4回くらいです」
「結構やっているんだね。じゃあ!今も身体火照ってしょうがないでしょ」
「そんな事はないですよ」
当たり前でしょ。
「ふ~ん。ではこの目見て。そう!そう!じーと見て!じーとだよ。するとだんだんまぶたが重くなります。ほらず~んとず~んと重くなるよ。ず~んとず~んと」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あなたは今さくらのお仕事をしていてとっても幸せです」
・・・・さくら・・・・・幸せ・・・・
「もちろん最後までやりとげないと気が修まりません」
・・・・最後までやりとげる・・・・・気が修まる。
「あなたは仕事でやっているんですから遊び感覚では絶対駄目ですよね」
・・・・仕事・・・・・遊びではない・・・・・
「お客さんに精一杯つくし満足していただかなければいけません。その為にもお客さんの言う事は素直に肯定しましょう。3つ数えると目が覚めますが必ずそうします」
・・・・満足・・・・素直・・・・肯定・・・・
「3!2!1!はい!」
あれ?また私ぼうとしていたみたい。いけない!いけない!
「加奈子さん身体火照ってないんだ。残念だな」
いけない!満足していただかなければ。
「ごめんなさい。嘘ついていました。本当はさっきからおまんこ濡れ濡れ状態で身体が火照ってしょうがないです」
「あっ!やっぱりそうなんだ!加奈子さん嘘ついてひどいや」
「ごめんなさいね。実はさっきからおまんこが熱くて!熱くて」
「わぁ!凄いや。加奈子さんと会って本当に良かった」
あぁ良かった。凄く喜んでいるようだわ。
「そんな火照っているんなら。早くSEXがしたくてしょうがないでしょ」
「えっ?何を言ってるの」
セ、セックス!
「『えっ!』じゃないでしょ。しょうがないな。ではもう一回これ見て。はいだんだんまぶたが重くなるよ。あなたが知っている凄ーく気持ちのいい世界に入ります。ほらず~とず~と」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お仕事は最後までやらなければいけません」
・・・・仕事・・・・最後まで・・・・・
「さくらのお仕事は電話で話して会ってSEXする。当然の事ですよね」
・・・・さくら・・・・電話・・・・会う・・・・SEX・・・・当然
「仕事だからプライベートなSEXとは全然違います」
・・・・プライベート・・・・全然違う・・・・
「仕事でやるんだからなんの抵抗もないですよね。おもいっきり乱れて相手を喜ばしてやりましょう」
・・・・仕事・・・・抵抗なし・・・・・乱れ・・・・・喜ばす
「3つ数えると目が覚めますが必ずそうします。3!2!1!はい!」
あっ!いけない。お仕事!お仕事!
「なんてね!実はさっきから早くSEXがしたくてしょうがないの」
「あっ!また一杯くわされた!加奈子さんひどいや」
「うふふ!当たり前でしょ。SEXなしには帰さないから」
プライベートなSEXじゃないもーん。
「えっ!SEXしないと帰してくれないんですか」
当然じゃない。さくらなんだから。
「しょうがないな。今日は疲れてるんですが特別ですよ」
やった!ひっかかったわ。何が『疲れている』よ。おもいっきり乱れて満足さしてやるんだから。
「本当!嬉しい!そうと決まれば早くホテルに行きましょ」
「加奈子さんにはかなわないな」
騙されているとも知らず馬鹿な男ね。
でも皆さん他人事じゃないですよ。
私のようなさくらには十分気をつけてくださいね。
【30分後ラブホテルの一室】
「すいません。ホテル代までおごっていただいて」
『すいません』だってすっかり騙されているわ。
「いいんですよ。疲れているのに我が儘聞いてもらうんですから当然ですよ。そんな事言ってないで早く始めましょ。身体が火照って火照ってどうしようもないわ」
「ごめんなさい。では早速」
ぶちゅっ・・・・・・ちろちろ・・・・・・ちゅぱちゅぱ
「んふうん・・・・・んん!ん!ん!・・・・・んんんんっん・・・あん」
キスなんかして!完全にこの人騙されているわ。
えっ!今度はおっぱいまで揉んでるわ!傑作ね!・・・・・・・あ~ん!それにしても気持ち良い。
「は~ん!見てあそこもうびちょびちょよ」
「わぁ!凄い。加奈子さん本当にSEXが好きなんですね」
仕事だもん。
「ええ!大好きよ。あなたのは・・・・・・・・あっ!やっぱりこんなに立っちゃっている」
うふっ!びんびんじゃない。やりたくてしょうがないってところね。ようしフェラチオして喜ばしてあげようっと。
ぱくっ!・・・・んふっんふっんふっ!
「あっ!加奈子さん!そんな事」
うふふ!本当に傑作ね。私がおちんちんにしゃぶりつくとは思わなかったんでしょうね。ようし!もっとやらしくしてやろうっと。
「あっ!その上目使いぞくぞくします」
うふふ!左手もよく見なさい。やらしい手つきで慰めているでしょ。
「ああ!そんな事やったら出ちゃいます」
出ちゃいなさい!やらしい表情でいっぱい飲んであげるわ。
「ああ!」
どびゅっ・・・・どくどく・・・・・・ごくごく
「ああ!やらしい。加奈子さん凄くやらしい」
そうよ。私の淫乱な姿を見てもっと興奮しなさい。
「美味しいわ。これが好き!これが大好き」
「こんなに加奈子さんが淫乱だったなんて」
うふっ!驚くのは今からよ。もっと乱れてあげるわ。
「今度は加奈子が気持ちよくなる番よ。早く私の身体の火照りを鎮めて」
ちろちろちろ・・・・・もみもみ・・・・・くりくり
「あん!気持ち良い!痺れちゃう」
おっぱい揉んで嘗めて歯をたてているわ。頭が真っ白になりそうなくらい気持ち良い。
「もっともっと・・・あんっ!」
凄い!凄い!こんなに私を気持ちよくさすなんて!
ようし背中に爪痕残してやるんだから。
「あっ!加奈子さん!いいです。凄く興奮します」
私もおっぱい嘗めてやるんだから
「ああ!私おっぱい凄く感じるんですよ」
やった!ビンゴだわ!凄く!喜んでいるわ。早く『気持ち良い!我慢出来ない』て言いなさい。
「良いです。気持ち良いです。早く加奈子さんの中に入れたいです」
ほうら見なさい!疲れていても関係ないわ。私の中で出すまで離さないんだから。
「私も我慢出来ない。徹さんのがほしい!加奈子の中でいっぱい出して~」
「加奈子~」
ずぼっ!・・・・・ぎりぎりぎり
「あぁぁぁん!あっっあっ!あっ!・・・・・いい!いい!とろけちゃう」
「ああ!加奈子はなんて淫乱なんだ。そんなによだれをいっぱいたらして自分から腰をふってるじゃないか」
「あん!だって私SEXが大好きだもん。もっともっと気持ちよくさして」
「どこが気持ち良いの大声で言ってみて」
「お、お、おまんこです。加奈子がおまんこ凄くきもちいい!」
「淫乱!凄く淫乱だ!」
ぎしぎしぎしぎしぎしぎし
「ああぁぁぁあぁん!あん!あん!あん!・・・・・死んじゃうよ!加奈子死んじゃう」
「いきたいのか!いきたいのか」
「いきたい!いきたい!いく!いく!・・・・・あぁぁぁあぁぁあぁぁぁぁぁん」
どゆー・・・・どくどく・・・・・・ぴくっぴくっ
「加奈子~」
「はぁはぁはぁはぁ・・・・・・・・・あ~気持ちよかった」
「加奈子今日はとっても気持ちよかったよ」
「私も」
「なんて言うのかな。今凄く充実感があるよ」
やった!満足してもらったわ。私はさくらなのに!SEXまでして可哀想な人!
【2日後】
正直私の事ひどい女と思うでしょ。
でも世の中は善と悪とで成り立っているのよ。
えっ!今の世の中悪しかないですって。
それはひねくれ過ぎよ。
ともかく私のような女には用心してね。
でないとこの人のように私のカモになるだけよ。
「じゃあ!加奈子さん7時に駅ビルエレベータ前で待ってます」
< 終 >