催眠術師 鋭次02 (11)(12)

第11話 間接ペロペロの刑 と 焦らし攻撃

「それでは、理恵に静かにしてもらうために、お仕置きをする」
 そう言うと、鋭次は、一郎に何やら耳打ちをした。一郎は、何かは分からなかったが、鋭次の言うことに従うことにした。一郎は、尚も、丹念にブラの内側をペロペロと舐めている。その様子を見て、理恵は声を出しかけたが、お仕置きが怖いので黙っていた。
「理恵には、”間接ペロペロの刑”を受けてもらう事にする」
 鋭次が、発した言葉は、残りの二人には分からなかった。しかし、内容はすぐにわかった。
 一郎から、ブラを受け取ると、鋭次は、二人に説明した。
「ここに、一郎がたっぶりと舐めたブラがある。これを・・・」
 そう言い、手を後ろで組んで立っている理恵のオッパイにブラのカップをピッタリとくっつけた。
「いやんっ!! 許してっ!!」
 オッパイに濡れた感触が伝わり、思わず声を出す。
「うるさいやつだ。静かにしろと言ったはずだ。お仕置きを増やされたいのか?」
「ごめんなさい。ご主人様。静かにします・・・」
「わかればいい。今、オッパイはどんなふうになっている。言ってみろ」
「はい、ご主人様。一郎様が、たくさん舐められたブラが、胸にくっついて、ペロペロと舐められているみたいです」
「なるほど、そうか。それでは、こうすれば、もっと感じるかな」
 鋭次は、ブラのカップを押さえている手で、胸を揉み始めた。理恵が、微かに声を出しかける。次に、乳首を摘み、クリクリといじる。
「あんっ。あんっ」
 鋭次の性感帯攻撃に思わず声が出る。
「静かにしろと言ったはずだ」
「ごめんなさい。ご主人様。でも・・・あんっ。あんっ」
 理恵は、今、乳首をペロペロされているような錯覚に陥っている。
「今、オッパイはどんな感じだ。言ってみろ」
 恥ずかしい感想を述べさせる。理恵は、お仕置きを増やされるのが嫌なので、すぐに返答した。
「はい、ご主人様。一郎様に、乳首を舐められているみたいです」
 一郎は、その言葉に、爆発しそうなくらい快感を覚えた。

 しばらくして、鋭次は、ブラのカップを理恵から外し、一郎に渡した。手を後ろで組んで立っている理恵のオッパイは、乳首が立っており、ツンと上を向いていた。乳首の先は、ほんのりと濡れていた。一郎も自分が舐めたような錯覚になっていた。
「一郎。ブラを舐めてやってくれないか」
 鋭次が、さりげなく言った。
「そのブラは、ついさっきまで、理恵のオッパイがピッタリとくっついていたよな。この辺が、確か、乳首がくっついていた所だったな」
 そう言いながら、ブラの内側の一点を指さす。一郎が、すぐさま、その辺りをペロペロと舐め始める。
「だめっ! 舐めないで・・・」
「静かにしろと言ったはずだ」
「ごめんなさい。ご主人様・・・」
「感想を言うんだ」
「はい、ご主人様。一郎様に、乳首を舐められているような気持ちです。とても恥ずかしいです・・・」
 それを聞いた一郎は、尚もペロペロを続けた。3分間くらい舐めていた。
「ブラがたっぷりと濡れているな。それでは、これを・・・」
 鋭次が、再び、一郎からブラを取り、理恵のオッパイにくっつけた。
「あんっ!! 変な気持ちになります・・・」
 その後も二回ほど、同じ事を繰り返され、理恵のパンティはうっすらと濡れかけていた。

「それでは、お洋服を着せてやるとするか」
 薄いクリアグリーン色のキャミソールを持ってきた鋭次を見て、理恵はやっと、オッパイへの苛めが終わるかと思い、ホッとした。しかし、終わりではなかった。
「お洋服を着せる前に、少し、楽しませてもらおうか」
 洋服をテーブルに置くと、鋭次は、理恵に近づいた。後ろで組んでいる手を横に下ろさせると、後ろから、抱きつき、両胸を鷲掴みにすると、ゆっくりと揉み始めた。まるで、抵抗してみろよと言わんばかりのいやらしい手つきで胸を揉んでいる。
「お前は、今、俺の着せ替え人形だ。着せ替えが終わるまで、抵抗する事は出来ないよな?」
「はい、ご主人様。理恵は、抵抗出来ない着せ替え人形です」
「こんな事をされても、抵抗出来ないよな?」
 理恵の両方の乳首を同時に、クリクリとする。
「はい・・・ああぁ・・・抵抗出来ません・・・あんっ!!」
 両方の乳首を同時にクリクリされるのは、理恵の性感帯の弱点の一つであった。それも、かなり上位の位置にある弱点であった。理恵は、鋭次の手を振り解きたいのを必死で堪えて、鋭次のされるがままになっていた。
「舐めるのも、OKだよな?」
「ご主人様の思いのままにして下さい・・・」
「ふっふっふ。可愛い着せ替え人形だな。俺が舐めるのをよーく見ておくんだ!!」
 そう言うと、理恵の前にまわり、オッパイをペロペロと舐め始めた。ゆっくりと、乳首のまわりを焦らすように舐めていく。もう片方の乳首は、指でいやらしくクリクリとされている。
「あぁ・・・ご主人様ぁ・・・」
「ふっふっふ。俺の”焦らし攻撃”に耐えられるかな?」
「ああ・・・そんなぁ・・・ご主人様に”焦らし攻撃”をされると理恵は・・・」
「ふっふっふ。楽しみだな」
 鋭次は楽しそうに笑っていたが、一郎は、鋭次が言う”焦らし攻撃”というのはどのようなものなのか、また、それにより理恵がどんな状態になるのか、しばらく静観する事にした。
「あぁ・・・ご主人様ぁ・・・お客様の前で”焦らし攻撃”はお許し・・・下さい・・・あぁん・・・」
 理恵が明らかに動揺しているのは、誰の目から見ても一目瞭然であった。
「ふっふっふ。こんな風にすると、どうかな?」
「ああ・・・ご主人様・・・変になりそうですぅ・・・」
 理恵は、身体を仰け反らせて、鋭次の”焦らし攻撃”に耐えていた。

 一郎はしばらく、見ていたが、内容的には強烈な方法を用いているようにも見えなかった。理恵が、どうしてこんなに感じているのかは、少し不思議であったが、
(性感帯のツボでも、知っているのだろうか)と思う程度であった。
 鋭次は、左右のオッパイを舐めて、乳首を優しくクリクリしている程度であった。
(こんな事で、”攻撃”と言えるのか?!)
 一郎は、つまらなさそうに見ていたが、あえて意見はしなかった。しかし、一郎にとっては、つまらない内容であっても、理恵にとっては、耐える事の出来ない攻撃になっているのであった。
 ペロペロ、クリクリとしているが、一点、統一して、実行されていない行為があった。それは、乳首を舐める行為だけをしていない事であった。指でクリクリと刺激を与え、乳首の近くをペロペロと舐めていたが、乳首自体を舐める行為はしなかった。
 これが、理恵にとって、最大の攻撃になっていた。
 理恵は、この様にされると『乳首を舐めて欲しくて堪らない状態』に追い込まれるのである。既に、理恵は、この”焦らし攻撃”により、堕ちる寸前にまで来ていた。
 しかし、自分からは、乳首を舐めて欲しいという事は、絶対に言えないのであった。
 鋭次のキーワードを聞くまでは、自分から言う事は出来なくされていた。理恵が、堕ちる寸前である事を確認し、鋭次は助け舟になるキーワードを言ってやった。
『どこか、舐めて欲しい所があるんじゃないのかい?』
 一郎は、理恵が、そんな質問に答えるはずがないと思っていたが、その考えは、あっさりと覆された。
 理恵は、”焦らし攻撃”により、完全に切羽詰まっていた。
 一郎がこの場にいる事などは気にせず、恥ずかしいおねだりをした。
「乳首を・・・」
 消え入るような声で、ぽつりと言った。
「よく聞こえないな。もう一度、はっきりと言うんだ」
 鋭次には、聞こえたが、わざと、もう一度言わせる。
「乳首を・・・乳首を舐めて下さい」
 今度は、この場にいる全員に聞こえる声で言った。一郎は、絶句していた。まさか、憧れの美少女が、こんな事を言うなんて!!
 鋭次の舌使いは、こんなにも女を狂わせるのかと、ただただ感心するしかなかった。
 しかし、これは仕組まれた行為である事など、一郎の知る由ではない。鋭次の陵辱は続く。
「ほほう。乳首を舐めて欲しいのか。お前は、俺の”焦らし攻撃”に負けてしまったみたいだな」
 鋭次が、楽しそうに言った。召し使いは、ご主人様の気分を良くするために、了承の返事をした。
「はい。ご主人様ぁ。理恵は、ご主人様の”焦らし攻撃”に負けてしまいました・・・どうか、乳首を舐めて下さい・・・」
 哀れな召し使いは、恥も外聞も無く、恥ずかしいおねだりをする。もう、いても立ってもいられない状態になっているのであった。
「そうか。そんなに、乳首を舐めて欲しいのか。いいだろう。ただし、条件がある」
「どんな条件ですか? 理恵に出来る事なら、なんでもいたします」
「ああ、簡単な事だよ。もうすぐ、デザートタイムだろ。理恵には、その時に、”デザートのお皿”になってもらって、俺にデザートを食べさせる。もちろん、一郎の前でだ。それが条件だよ」
「分かりました。その条件をお受けします。ですから、早く、乳首を舐めて下さい」
「よしよし、それでは、”理恵の恥ずかしいおねだり”を聞いてやろう」
 そうして、鋭次は、理恵が待ち望んで、ツンと立っている乳首を舐めてやることにした。理恵の身体が、ピクッとなり、ツーンとなって、身体を反り返らせる。そして、恍惚の表情を浮かべている。どうやら、クリクリされるのより、舐められる方が、激しく感じるようだ。
「いいー!! いいー!!」
 お客様に見られているのも気にせず、理恵は大きな声を出していた。パンティがうっすらと濡れ始めていた。もう少しで、理恵がイッてしまうというところで、鋭次はオッパイへの愛撫を終わらせた。

第12話 デザートのお皿

 時計の針が、3時を指した。リビングにあるカラクリ時計から、綺麗な音色のチャイムが流れた。可愛い人形が、クルクルとダンスをしている。
「理恵、デザートタイムの時間だ」
「はい、ご主人様」
「今日のデザートは、何かな? プリンかな? アイスクリームかな? この前は、確かプリンだったよな?
 アイスクリームは、身体が冷えてしまうから、お前が可哀そうだしな・・・」
 鋭次が、意味ありげな言葉を言う。
「ご主人様。本日は、ストロベリーヨーグルトでございます」
「そうか。それじゃあ、頂くとするか」
「はい、それでは、ただいま、ご用意を・・・」
 そうして、理恵は、リビングの隣りにあるキッチンに行き、デザートの準備をしに行った。すぐに戻ってきた理恵は、手にはヨーグルトと銀のスプーンを持っていた。ヨーグルトはスーパー等で市販されている普通のものだ。果肉のあまり入っていない、ヨーグルトを主体としたものであるが、さらさらした口当たりの、食べやすいヨーグルトだ。微かにストロベリーの色がついているだけだ。容量は、250CCと、少し多い気もするが、鋭次がゆっくりと食べるには、丁度いい量であった。
「ご主人様。それでは、テーブルの方へお願いいたします」
 鋭次達は、リビングの一角にあるダイニングテーブルの方に移動した。
 そのテーブルは、普通、椅子に座って食事をする時に使われるような高さがあり、高級な木目調のテーブルであったが、一郎は、そこに来た時、何か変な感じがした。
 テーブルクロスはしてあったが、それだけであった。家にもよるだろうが、普通、テーブルの上には何か、もう少し物があるはずである。小さな花瓶を立てているとか、箸置きやランチョンマット、グラス等、何かあるものである。しかし、このテーブルの上には、何も物が無い。
(このテーブルは、買ったばかりなのかな・・・)
 一郎は、軽くそんなふうに考えていた。しかし、変な所はまだあった。まず、椅子が無かった。もう一つ、テーブルが少し、細長い感じがした。いろんな疑問点はあったが、
 それらの一郎の疑問は、この後すぐに解明した。

「それでは、デザートを頂くとするか。まず、最初は、いつものように、口移しで食べさせてもらおうか」
「はい、ご主人様」
 そう言うと、理恵は、ヨーグルトを一口、スプーンですくうと、自分の口に含んだ。そして、少し舌を出し、ヨーグルトが舌の上に乗っているのを鋭次に見せる。
 そして、鋭次に抱き付くと、キスを待っているかのような甘い瞳で、鋭次を見つめるのだった。
 それに、答えるように、鋭次は、理恵の舌を舐めてやった。舌と舌を絡め、次第に二人は濃厚なキスを交わしていった。
 一郎は、羨ましい気持ちで見ていた。キスが終わると、鋭次は簡単に言った。
「もう一度だ」
「はい、ご主人様」
「もう一度だ」
「はい、ご主人様」
 その後、五回ほど、口移しで、ヨーグルトを食べた。その度に、二人は、濃厚なキスを交わしていた。

「それでは、ゆっくりと味わせてもらおうかな。さっきの約束は、覚えているな?」
「はい、ご主人様。理恵は、”デザートのお皿”になります」
「よろしい。それでは、テーブルに上がるんだ」
 理恵は、高さのある細長いテーブルの上に、上手に上がった。そして、上向きに寝て、”まな板の上の鯉”の状態になった。
「お皿の上に、デザートを少し、乗せてくれるかい」
「はい、ご主人様」
 そして、理恵は、ヨーグルトを一口、スプーンですくうと、自分の胸の上に、まんべんなく乗せた。左右のオッパイは、ストロベリーヨーグルトの甘い匂いがしていた。
 ヨーグルトを乗せるのが、終わる頃、鋭次がいやらしく言った。
「理恵が、俺に、舐め舐めして欲しい所に、ヨーグルトを乗せるんだよ!!」
「そんな・・・」
 理恵が、ヨーグルトを乗せ終わる頃に言われて、恥ずかしい声を上げた。今まで、何回か、デザートのお皿になったことがあるが、いつも、オッパイにデザートを乗せるように言われていたので、今回も、無意識のうちに、オッパイに乗せていたのである。
「そうか!! 理恵は、オッパイを舐め舐めして欲しいんだな!!」
「違います・・・ご主人様・・・」
「何が、違うんだ! 俺は、舐め舐めして欲しい所に乗せろと言ったはずだ!!」
 語気を強めて鋭次が言うと、理恵は、あっさりと観念した。
「ごめんなさい、ご主人様。理恵が、間違っていました。乳首を舐めて下さい。乳首を舐めて欲しくて、ヨーグルトを乗せました事を認めます・・・」
 恥ずかしい言葉を一気に言った。ここで、鋭次は、乳首という言葉が、二度も出てきていることに気づいた。
「そうか。俺は、オッパイだと思っていたんだが、本当は、乳首を舐めて欲しかったんだな」
 鋭次に、指摘され、理恵は顔が真っ赤になっていた。胸と言うつもりが、いつのまにか、乳首という言葉になっていた。先程、乳首を舐められていて、もう少しで、イクというところで、3時のチャイムが鳴り、中断された。無意識のうちに、また乳首を舐めて欲しいという感情があったのかもしれない。そんな自分の感情に気づき、理恵には、言い返す言葉が見つからなかった。

「それでは、デザートタイムの開始の言葉を言うんだ」
 鋭次が、言うと、理恵は、いつもの言葉を言った。
「はい、ご主人様。理恵は、今から、”デザートのお皿”です。お皿に乗ったデザートを舐め舐めして、ゆっくりとお召し上がり下さい。デザートを乗せてくだされば、どこを舐め舐めされても、理恵は抵抗いたしません。どこを舐め舐めされても・・・」
 そう言い、理恵は、鋭次にヨーグルトのカップと銀のスプーンを渡した。
「それじゃあ、頂くよ」
 鋭次は、少し立ちかけている理恵の乳首に乗っているヨーグルトを、チロチロと舐めてやった。理恵は、ピクッとなって、耐えるような表情をしていたが、乳首は完全にツンと、立っていた。鋭次に舐められるのを待っていたのだ。理恵の反応に満足した鋭次は、続いて、理恵の乳首を摘み、コリッと軽く噛んでやった。
「あんっ!! だめっ!!」
 テーブルの上の理恵の身体が反り返る。その後も、オッパイと乳首を責め続けていると、理恵が言った。
「ご主人様。もうデザートが、乗っていません。もう、舐め舐めしないで下さい・・・」
 感じながらも、お皿としての使命を忘れていないようだ。
「そうか、悪かった。それでは、こうすればいいんだな」
 しかし、鋭次は、その言葉に対応し、スプーンをヨーグルトのカップに漬けると、お皿の乳首の上に、ヨーグルトを一滴垂らした。理恵は、デザートを乗せられ、お皿としての使命の言葉を言った。
「あぁ・・・ご主人様。続いて、ゆっくりとお召し上がり下さい」
 唇、首筋、胸、おなか、腕、足、太股、ありとあらゆる所を舐められ、理恵のパンティは濡れ始めていた。

「おへそと太股に乗せたデザートを食べる時、これが、邪魔なんだよなー!」
 鋭次は、チェック柄のミニスカートをヒラヒラさせながら言った。
「理恵は、今、”デザートのお皿”だが、”着せ替え人形”の最中でもあったよな?」
 理恵に質問をする。
「はい、ご主人様。理恵は、今も、着せ替え人形です」
「このスカートも着せ替えてやるよ」
「そんな。濡れたお洋服とブラジャーだけのはずじゃ・・・」
「このスカートも濡れて汚れているから、着せ替えるてやるよ」
「そんな。スカートは濡れていません。あっ!!」
 スカートに薄いピンク色の白い液体が流れた。鋭次が、ヨーグルトを垂らしたのだ。
「ご主人様、ひどいです・・・」
「ごめんごめん。わざとじゃないんだよ」
 そう言うと、理恵の目を見つめながらキスをした。理恵の目がとろーんとなり、ご主人様の言葉を受け止めるようになった。そして、鋭次への怒りの気持ちは、完全に無くなり、”わざとじゃない”という事を受け止めるようになった。
「分かりました・・・ご主人様・・・」
 理恵は、文句が言えなくなっていた。
 一郎は、鋭次のキスには何か魔力か、約束事でもあるのか? と思う程度であった。
「それじゃあ、後で、新しい綺麗なスカートを履かせてあげるからね」
 そう言うと、鋭次は、スカートのホックを外し、ファスナーを下ろすと、理恵に腰を上げさせ、スカートを足元から抜き取った。理恵は、テーブルの上で、パンティ一枚の姿で、”デザートのお皿”として、舐められることになった。

「理恵は、さっき、濡れた下着は、着せ替えていいと言ったよな」
「はい、ご主人様。言いました・・・」
「それでは、パンティが濡れていたら、着せ替えていいんだよな?」
「そんなっ!!」
 理恵は、ドキッとして、大きな声を出してしまった。
「どうなんだ? 濡れていたら、着せ替えていいんだろ?」
 理恵には、一つの返事しか、出来なくなっていた。
「はい、ご主人様。その通りです・・・」
「そうか、わかればいいんだ。では、理恵に質問だ。今、お前のパンティは、濡れているか? どうなんだ? 答えるんだ!!」
 理恵は、困っていた。パンティは、少し濡れ始めていた。しかし、まだ、染みが出来る程ではなかった。鋭次にも、見えないはずだ。それに、濡れていると言ったら、脱がされるに決まっている。
 理恵は、嘘の答えを返答した。
「パンティは・・・濡れていません」
「そうか。それならいいんだ」
 だが、鋭次の反応は、あっさりとしたものだった。ホッとする理恵に、鋭次は続けて言った。
「パンティが濡れているのを見つけたら、着せ替えるからな」
 理恵は、これから、パンティを濡らさないように努めなければならない。濡れているのが見つかったら、同じ大学の人の前で、パンティを脱がされる事になる。それだけは、なんとしても、避けたかった。理恵には、重大な決心をする必要が出来てしまった。
 ヨーグルトのカップには、まだ、半分ぐらい残っていた。鋭次の愛撫は続いていた。
 両方の乳首を同時にクリクリする、太股の付け根のあたりをくすぐる、肩と首の中間あたりを舐める、耳の下に息を吹きかける。理恵は、気が変になりそうだった。重大な決心をさせられた後に、自分の性感帯の弱点ばかりを鋭次に責められているからだ。
 鋭次は、理恵に、”濡れ続ける愛撫”を行っていたのである。
 先日、理恵に、催眠術をかけて、自分の性感帯を白状させていた。普通なら、そんな質問に答えるはずがないが、強い催眠術をかけられ、理恵は次々と、鋭次の聞かれるがままに、性感帯を答えてしまっていた。鋭次は、その性感帯のリストを暗記して、理恵を愛撫していた。
 これが、”濡れ続ける愛撫”の正体である。
 そんな事を全く、覚えていない理恵は、必死で鋭次の愛撫に耐えていた。今では、愛撫をされる度に、トロトロと愛液がパンティに染みていくのが、理恵には分かっていた。パンティは、既に、たっぷりと濡れていた。
 鋭次が、そっとパンティに触れる。途端に、理恵が鋭次の手を離させようとする。
「パンティに触らないで下さい。ご主人様。パンティは、濡れていませんから・・・」
 理恵は、そう言うのが、精一杯であった。鋭次は、その場ではそれ以上は、触らない事にした。

< つづく >

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